■韓国映画「戦場のメロディ」 予告
2016年の韓国映画
朝鮮戦争が、すべてを奪った。
しかし子供たちは、歌で戦いつづけた・・・。
朝鮮戦争の最中に誕生し、戦場や軍の病院などの慰問公演に始まり
休戦後はアメリカへ、その後日本から東南アジア、ヨーロッパにまで
公演を行ったという実在の児童合唱団がモデル。
「王は愛する」、「名もなき野良犬の輪舞」のイム・シワンが主人公を熱演。
戦闘アクションから涙を誘う繊細な感情表現まで、
より一層深みを増した演技力で観る者を魅了する。
ピアノ演奏や指揮者にも挑戦している。
メガホンをとるのは、『優しい嘘』『ワンドゥギ』など、
心に傷を抱えた人々を繊細な感性で描きあげる事に定評があるイ・ハン監督。
児童合唱団に選ばれた約30名の子役たちは、4ヵ月にわたる特訓を行い、
美しいコーラスを披露する。
(Webより抜粋)
■韓国映画「戦場のメロディ」
イム・シワンさんの映画だったので、「ワンライン/5人の詐欺師たち」
に続いて観ました。
朝鮮戦争に絡む作品は、ドラマ「ロードナンバーワン」、映画「高地戦」
「オペレーションクロマイト」、「JSA」、「戦火の中へ」などを観ましたが、
この映画は戦闘シーンが繰り広げられるような今までに観た作品とは
またひと味違った映画でした。
子供が盗みを働いたり、悪どい大人たちが行き場のない子供たちを
利用するシーンには心が痛みました。
親を亡くした兄妹が、健気に生きて行く姿も涙が出ます。
サンヨルが転属先の戦争孤児を救うために「児童合唱団」を作りますが、
評判となり、各地の戦地へ慰問公演に行くことになってしまいます。
危険と隣り合わせの中で、笑顔で歌う子供たちの姿が何とも言えません。
それにしても、イム・シワンさんはどんなキャラクターを演じても
いいなと感じてしまいます。
とても良い映画でした。
■STORY
朝鮮戦争まっただ中の1952年。
愛する家族も戦友も失ったハン・サンヨル少尉(イム・シワン)は、
失意のまま最前線から釜山に転属。
そこで彼を待ち受けていた任務は、戦争孤児たちの世話だった。
サンヨルは、孤独に苦しむ子供たちを救うため「児童合唱団」を
作ることを決意する。
チンピラの悪事に利用されていた少年少女も集め、
ボランティアのジュミとともに歌を教え始める。
初めはぎこちなかった歌声にリズムと和音が生まれ、
子供たちに笑顔が戻ってきた頃、戦地での慰問公演が決まる。
だが、その行き先は、死と隣り合わせの最前線だった…。
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