19日の土曜日、横浜でアダプテッドエアロビックのシンポジュウムがあるので行ってきました。
今年で4回目。そこで知り合ったのが盲導犬ローズ女の子。人懐っこくて可愛い
ローズのご主人さまがアダプテッドエアロビックを習っていて、ローズはご主人のお伴で待っていました。
ローズにとってはお仕事中。
シンポジュウムのスケジュールの中でアダプテッドエアロビックのレッスン生の日ごろの練習の
成果を見せてもらった。
演技が終わるとローズはご主人の方をジーと見つめて、迎えに行く機会を待っている。
しっかり訓練を受け立派に仕事をしているローズとご主人の関係は、強い信頼関係で結ばれていると
ローズのご主人はおしゃっていた。 そして、恋人のような関係だって・・
シンポジュウムが行われた場所は毎年同じで、新横浜駅から徒歩10分のところにある「横浜ラポール」という障害者スポーツ施設です。
ラポールというのは福祉用語で「信頼」と言う意味です。
ラポールがある所は、労災病院・リハビリセンターそしてスポーツ医科学研究所もある。すばらしいところです。
すぐ近くには日産スタジアムがあります。
さて、ラポールという所には、メインアリーナ・サブアリーナ、プール、4レーンのボーリング場、卓球
バスケット、トレーニングルームなど障害者が汗を流し、コミュニケーションを図る公共の場となっている。
私たちが普通にスポーツクラブに通うのと同じです。 多くの人が利用しています。
体がとても不自由で家族やヘルパーさんに介助してもらっている人、白杖をつかって歩行している人。
車いすで自走している人。どの人も当たり前のように普通に出かけてきてラポールを利用している。
ローズのご主人は交通事故で目にガラスの破片が入り、何回も手術をしたうえ失明したとの事で
目が見えない。
かんとうさんっていう森田健作さんに似た素敵な人です。
エアロのほかにマラソンもしている。毎日ラポールに来て10キロ走っているんですって。
どうやって走っているかと言うと、施設の天井に円周が出来るように綱があって、それにつかまって
走れるのだそうです。
いいな~って思います。 岐阜県にも欲を言えば可児にそんな施設が出来ないかな。
って言うより作りたい。
みんなが当たり前に暮らせている。そして横浜の人たちは暖かい。思いやりがいっぱいな町です。
始めは助けがないとできないだろうけど、
サポートしてくれる人がいて、わんちゃんがいて
そうゆう施設があって、どこにいてもできる社会になるといいね
ならないとね。
障害者だけでなく、ひとり親家庭の方も、やむなく路上に暮らす人も、学校へ行きにくくなった子も、職をなくしてしまった人も。
福祉は限りなく課題がありますね。