オコジョ、チャート・レビュー

洋楽チャートの感想や予想を長々と述べます。速報性はありません。

チャート・レビューと定期更新ストップの話

2022-05-28 | チャート・レビュー (US)

 

名前しか知らなかったけど、

アメリカの長寿トーク番組『エレンの部屋』が終わると聞いて、YouTube を見だした。

外国の俳優とかまったく詳しくないから音楽ゲストの回を見るしかないんだけど、

意外とトーク以外の面白い企画もあったりして、

ネイティブ英語を聞き取れない自分にとっては助かる。

 


 

↓参考(集計期間:5月13日~5月19日)

  title artist move   title artist move
1 First Class Jack Harlow 11 Father Time Kendrick Lamar, Sampha NEW
2 As It Was Harry Styles 12 Heat Waves Glass Animals
3 N95 Kendrick Lamar NEW 13 Rich Spirit Kendrick Lamar NEW
4 Wait For U Future, Drake, Tems 14 Me Porto Bonito Bad Bunny, Chencho Corleone
5 Die Hard Kendrick Lamar. Blxst, Amanda Reifer NEW 15 Moscow Mule Bad Bunny
6 You Proof Morgan Wallen NEW 16 We Cry Together Kendrick Lamar, Taylour Paige NEW
7 Silent Hill Kendrick Lamar, Kodak Black NEW 17 Enemy Imagine Dragons × J.I.D.
8 United In Grief Kendrick Lamar NEW 18 Titi Me Pregunto Bad Bunny
9 About Damn Time Lizzo 19 Worldwide Steppers Kendrick Lamar NEW
10 Big Energy Latto 20 Count Me Out Kendrick Lamar NEW

 

 はい、今回手抜きです...。見にくかったらすみません、上の表は参考までに、という形で...。

(コメント)

> さすがのケンドリック・ラマー様!結果としては、Top10に4曲、Top20に9曲を同時ランクインさせたことになります。前作『ダム』(2017) のリリース時は、Top10に2曲、Top20に5曲が同時ランクインしていたので、案の定でしたが同時ランクイン曲数の記録は更新されました。先々週はフューチャー、先週はバッド・バニーが同様のチャート・アクションを起こしましたが、直感的には今回のラマーのアクションが最大のような気がします。"Humble" みたいなちょっとポップな楽曲がこの中からヒットしてくれると嬉しいですね。

 

> よく考えたら、この次の週はハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』がリリースされる週なので、「大量初登場アクション」は4週連続になるかもしれません。ハリー・スタイルズはフィジカル・セールスも強いですが、ヒップホップ系アーティスト以外では珍しくストリーミングも強いからです。ただ、フューチャーらよりは(ストリーミングが)弱いと思われるので、アクションが起きたとしてもここ3週よりは小規模なものが予想されます。4週連続...っていうと、もう例年のクリスマス・シーズン並みに荒れが続くことになりそう。

 

> 1位をキープできたジャック・ハーロウ関連で、白人ラッパーが増えてきたとはいえ最近は彼以外全然目立ってない気がします。2017~2018年には、Gイージーやマシン・ガン・ケリー(MGK)、ポスト・マローン、リル・ディッキー等がヒットを飛ばし、白人ラッパーって意外と多いんだなあと感じていましたが、GイージーとMGKはロックの方に行ってしまいましたし、ポスト・マローンも黄金期が終わってしまいました。リル・ディッキーに至ってはコメディアンでもあるため、2020年以降音源のリリースがありません。やはり米ヒップホップ・シーンの第一線は、黒人ラッパーが中心になっているといえるでしょう。あ、それが嫌とか、そういう話じゃないです、紛らわしかったらごめんなさい。💦

 

> バッド・バニーの残りが気になる...。ちょっと否定的な気持ちなので注意しますが、それにしてもグローバル・チャートの方はすごかった!先週の話ですが、グローバル・チャートではTop10中7曲をバッド・バニーの新曲が占める事態に。そして今週もまだTop10に4曲残っています。グローバル・チャートはラテンが強いという特徴があり、それを知っていたので驚きは薄かったですが、客観的に見て 7/10 の占有はすごいことですよね...。彼のアメリカ大陸での人気がよく分かるチャート・アクションでした。

 

> またも地味にモーガン・ウォーレンがTop10入り!数えるとTop10入りは4曲目になります。彼は2018年のデビュー・シングル "Up Down feat. フロリダ・ジョージア・ライン" から今に至るまでのすべてのシングルがヒットしており、アルバムのリリース枚数が1枚以下の新人以外ではこのようなアーティストはなかなかいません。1年に出すシングルが1~2枚とシングルの総数が少ないという理由もありますが、最初の最初から売れ、そしてそれが続いているのはモーガンさんがスター的な性質を持っているからかも。ただ、とりあえずこの曲はシングルではないと思います。

 

> (#17の話)うーん...分かんなかった。主人公が女性ということからも "Radioactive"(2012) のMVを思い出した "Enemy" のMV、うまく理解できなかった気がします。単純に「私も強くなりたい」なのか、それとももっと複雑で仲間との人間関係や住環境にも悩み・問題があるのか...。主人公が苦しんでいたのはどういうことだったのか、分からなかったのは自分の感性の問題だけでなく、「リーグ・オブ・レジェンド」のアニメを見てなかったからかもしれません。ともかく、イマドラのアニメ化や J.I.D. の演出はかっこよくて良かったです!🐉

 

アルバム・チャート・レビュー(一瞬)

 フローレンス・アンド・ザ・マシーンとザ・ブラック・キーズが無事にTop10入り達成!同じ週にアルバムが出ていたとは知りませんでしたが、どちらもけっこう前から知っていたバンドなので新アルバムのTop10入りは嬉しいです。特にザ・ブラック・キーズは一番有名な "Lonely Boy"(2012) が好きでMVもよく覚えています、一人の男性が定点カメラに向かってダンスをするだけのある意味革新的なMVですね。2019年の『レッツ・ロック』時代も好きで、シングル "Hi / Lo"、"Eagle Birds"、"Go" すべて好印象です。今作『ドロップアウト・ブギー』からも "Wild Child" という先行シングルがヒットしていて、聴きながらチャートの上昇を応援中!総合チャートには入れなそうですが、ロック・チャートではいい成績を残してほしいですね。

 


 

忙しくなってきたので、定期更新をストップします。

時間と気持ちの余裕に応じて何か投稿するかもしれませんが、更新頻度はかなり落ちます。

まあ、もっと内容の少ない記事にすればいい話ですが、

それだと自分の欲求が完全に満たされないので...。

 読んでくださった方、ありがとうございました。これからもほどほどに頑張ります。 



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