全国的に雪で、雪が少ないと言われる釧路も昨日から雪です。昨晩飲み屋街を歩いていたら、しみじみ酔っ払いオヤジ的にいい風景が。
飲み屋街の風景っていいですよね。
平日の夜だし雪も降っていて人が少ないから、こんな夜はキタキツネがふらふら飲みに来ているかなと思ったが、結局昨日は現れず。今までに2度ほど飲み屋街をとぼとぼあるくキタキツネを見たことがある。
話変わって、
どれくらい世の中に浸透しているかよくは知らないので、シッタカに響いたら申し訳ないのだが、道東ではサウナがブームである。それも昔ながらのサウナではなく、サ道で紹介されるようなオシャレなサウナ。本格フィンランド式サウナも多い。
と言うことは、僕が嫌いなサウナハットの連中も結構いる。が、ま、それは今日はいい(笑)。
頭にタオル巻いとけ、と思う。
鶏が先か卵が先かな話で起源はよく知らないが、気がついたら本格サウナが増えていて、大自然のなかで「ととのう」ことができる場所が非常に多くなっていた。自然の中のサ活と言うところがフィンランドのサウナそのものだから、道東をサウナで盛り上げようということになったのかも。
去年は鶴がたくさんいることで有名な鶴居村にある「つるいむら湿原温泉ホテル」のサウナに行った。今時の脳みその軽いサウナ―が好きなタイプのサウナだった。ユーザーの悪口はさておき、本格的なフィンランドサウナで、フィンランド好きな僕は非常に楽しめた。
フィンランドには2000年の2月に10日間ほど滞在したが、大体のホテルにサウナがついていた。日本のビジネスホテルに大浴場がついているように、ホテル内にサウナがあった。僕が泊まった北極圏のホテルでは、部屋にプライベートサウナもついていたほど。あのホテル良かったな。キッチンもついていたので深い雪の中歩いてスーパーに行き、食材とワインを買ってきて部屋で飯を作った。イタリアでコロナの感染爆発が起こってパニックになるのをテレビで観ながら食べた。
で、釧路だ。今泊っているANAクラウンプラザホテルにも、今年来てみたら宿泊者用サウナができていた。フィンランドのホテルみたいだ(笑)。ただ、フィンランドと違うのが、宿泊者でも3500円の費用が必要になること。ちょっとなぁ(笑)。
とにかく、このホテルにも本格的なサウナができたということは、道東サウナブームのさらなるたかまりの反映と言えると思う。
僕が良く行くのは幣舞橋近くのホテルパコのなかにある「パコの湯」。が、3日前に行ってみたら、ホテルの経営が変わったようで名称も「ホテルグローバルビュー釧路」に、日帰り入浴も「天空の湯」に変わっていた。僕はお風呂のスタンプカードのスタンプを集めているので、それがどうなるか気になったが今持っているカードには引き続きスタンプをもらえるということで安心(笑)。でも入浴料が300円ほど値上げの1000円に・・・。ま、いいけど。
ここは、ホテルの屋上に露天風呂があってそれが非常にいい。隣にはサウナもあるので、サウナに入ってから露天風呂で外気浴、外気浴からサウナ、そして、
「ととのったぁ~」
ができる。
(「ととのった」とか書くの、薄っぺらいのでほんとに嫌だ(笑)。サウナハットと同じくらい嫌だ。)
ずっとこのお風呂を利用しているが、数年前から他のサウナにも行くようになった。それが、釧路市内に2か所ある大喜湯と言う銭湯。そのうちイオン昭和店の近くにある大喜湯には、フィンランドにもありそうな小屋の本格フィンランドサウナがあるので、ここはとてもオススメ。しかも普通の銭湯なので、サウナを含めても入浴料は500円。
昨日はバスに乗ってこの大喜湯に「サ活」に行った。
そうしたら、
ガーンΣ( ̄ロ ̄lll)
ま、通常サウナは使えたし、浴槽の方も非常に心地いいのでお風呂を満喫。因みにここには最近「サウナ売り」をされているお笑い芸人サバンナの高橋茂雄さんのサイン色紙が。
芸能人も手を変え品を変えセルフプロデュースをしていかないと生き残れなくて、大変そう。
ところで、こちらは大喜湯昭和店で、大喜湯はもう一つあるのだが、それが春採湖という湖のほとり。僕はこの春採湖という名前が非常にステキに聞こえる。大好きな冬を僕から奪う存在なので春自体は大嫌いなのだが、なんといっても「春採湖」。字面がいい。北海道の地名あるあるで、きっと元はアイヌ語の音を感じに落とし込んだ地名なんだろうけど。
春採湖と同じ感じで好きな地名で言うと、盛岡の菜園(さいえん)と高知の菜園場(さえんば)があるが、春採湖同様、なんともホンワカした地名でいい。前者は飲み屋街、後者は古い商店が多いところです。