QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

25年ぶりの顔剃り。

2024-06-11 22:08:48 | 日記
レポートが大詰めで脳みそがバフンウニのようになっていた。本日ようやく終了し、AI校正を終えて、本社に送って終わりました。

文章を書くのは嫌いではないが、仕事のレポートは「降りて」こないと書けない。特に最後の数ページは1パラグラフごとに休憩を入れないと何も出てこない。なんなのでしょうね。

今まで一番きつかったのは修士論文を書いていた時、文系なので純粋に個人活動なのだが、締め切り間近は10日間ほどほぼ徹夜だった。(文献など読みながら今日はここまで書くぞ)と考えがまとまると、すでに深夜で頭は半分寝ている状態。そこでPCのキーボードに手を載せると同時に目が半分閉じ頭はほとんど寝始める。しかし、手だけは勝手に動いて論文を書き始める、というユリゲラーもびっくりのオカルト自動書記状態(笑)。そんな状態を10日間ほど続けて書き上げた修士論文が一番きつかった。デスクで書きながら本格的に寝てしまい、起きると数ページ書き上がっているということがほんとにあった(笑)。それも今となってはいい思い出だけど。

で、今日の話だ。
夜には関空から出発だったので、とりあえず半ページほどを残したところで難波のスーパー銭湯「湯源郷 太平のゆ なんば店」まで気分転換に行く。風呂に入るついでに併設の床屋で満を持して顔剃りをしてもらった。顔剃りは実に25年ぶりなのだ。これは仕事が残っていても残っていなくても今回行こうと思っていた。

床屋の椅子に座ると「ひげはこのまま残すのね?」「はい。」というやり取りに続き、「眉も整えましょうか?」と言われたのだが、女性の理容師さんだったのでファッショナブルな「バキバキ」or「しゅん」とした韓流スターのような眉にされたらかなわんなと思い躊躇していると「ふわっと整えましょうか?」との提案。「じゃ、それでお願いします。」というくだりがあった。結局大満足の出来に仕上げてくださったが、やはりこういう時は普通のおっちゃんの床屋さんの方がより安心感がある。ごめんね、おばちゃん。

顔そりだけで1300円。満足度を考えればかなり妥当な値段であった。

おお、「25年ぶり」の説明をしていなかった。25年前の「運命の日」に行った床屋で担当になった理容師さんが若い女の子だったのだが、どういう風にしますか?と聞かれて「長さはこんな感じで、前はこんなで、横はああいう感じで・・・」と説明していたら、「その通りにやったらぐちゃぐちゃになります!できません!」とか言い始めたので「うるせえ」ということになり喧嘩。

こういう時、おっちゃんの床屋さんだと僕が適当にする注文を「はいはい、はいはい」って聞きながら、非現実的な注文はそこそこ無視して最終的にいい感じに仕上げてくれるのだが、若い理容師さんが増えてくるとそういうプロフェッショナルな人にも切ってもらえなくなるんだろうなと思ったら

(めんどくさいから、もう床屋に行くのやめよ)

という結論に割と簡単に至り、その足で研究室同期のカナダ人の家に行ってバリカンを借りてさっき一応床屋で切った髪を自分で丸刈りにしてみたら、気持ちよすぎたのが始まり。(もう何年も前になるけど、あいつ死んじゃったんだよな・・・)

何回か前でアメリカの床屋さんの話を書いたがあれは成功例の方で、短髪だったころは、インドのガヤ(お釈迦様が悟りを開いた村ブッダガヤ最寄りの鉄道駅のある町)ではスーパーマリオのクリボーみたいな髪型にされたり、タイのスコータイ(仏教遺跡がある)では文字通りの虎刈りにされたりと、失敗の方が多かったので丸刈りだと世界中どこで切っても失敗がないから安心だと思ったのだ(「スコータイの悲劇」のときは店を出てしばらく歩いていた時に頭を触ったら判明したので店に戻ったらすでに閉店。そこでほかのきれいな床屋に行ったら主人が(かわいそうに)という顔でやり直してくれた。料金も少し安くしてくれたと思う。)。

最初こそ行く先々の床屋で丸刈りにしてもらっていたが、ほどなくして旅行用に乾電池式のバリカンを買って持っていくようになった。丸刈りの長さも最初は3㎜くらいにしていたが、それも面倒になったのですぐにアタッチメントなしに切り変えてそれ以来ずっとそのスタイルである。

今の旅行用のバリカンは、バリカンではなく少し大きめの充電式ヒゲトリマーでそれのアタッチメントを外して刈る。ひげも整えられる。メーカーはフィリップス。電池式は電池のゴミが出るのがいやということに加え、乾電池が地味に重いからという理由で充電式に。なぜフィリップスを選んだかというと、電源アダプターが軽量で、刃に油をささなくてもいいというのが決め手であった。

ん?疲れていて主題がどこかわからなくなった。

とにかく、25年ぶりの顔剃りがとても気持ちよかったのだ。

そのあと顔剃り後のつるつるした顔をなでながら(キショい)、南海ラピートで関空に移動。プライオリティパスを使ってぼてじゅうで無料のハイボールとモダン焼きをいただきながら仕事のレポートを書き上げて今夜は成田近辺のホテルに宿泊。

明日はこのワーケーションのクライマックス、高松―岡山の旅なのである。

明日は朝からなにも食わず、一食目を讃岐うどんで飾りたい。「さか枝」かな。

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