QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

秋田で出会った演歌な女の話と、ドーミーイン釧路朝食速報。

2025-02-05 06:48:21 | 日記
今回釧路まで来るときに乗ったANAでは機内エンターテイメントに僕が好きな新沼謙治さんの「津軽恋女」が入っていたので、機上から雪の大地を見ながら何度かリピートして聴いた。

そのほか、細川たかしさんの歌も入っていた。北海道の演歌歌手と言えばその細川たかしさんとかサブちゃんとかになるのだが、北海道の演歌はニシン獲れ獲れでちょっと明るい感じ(あくまで偏見(笑))。やはり北の演歌は東北、しかも青森のしみじみ系が好きですね。津軽恋女もいいし、イクゾーさんの歌もやはりいい。とはいえ、イクゾーさんも「石狩哀歌」とか北海道を舞台にした歌をつくって歌ってるな(笑)。

北の演歌で思い出すのは、タイトルの女。

もう10年ほど前だろうか、秋田の川反(かわばた)という歓楽街に夕飯(酒)を食いに行った時のこと。郷土料理を食べたいなと思って一軒の居酒屋に入った。小さい店で、メニューを見るとおおよその秋田の料理がそろっている店で、壁にはおびただしい数の地酒の銘柄が書かれた短冊。

僕が好きなタイプの居酒屋だ。

真冬のある日、日曜日の夜だったのかあの時店には僕だけで誰もいなかったのを覚えている。根雪でガチガチに凍った道を注意深く歩いて、目に入った店に入りカウンターに座ると、奥には調理をする方カウンターには30前後の女性がいて接客をしてくださった。その日は珍しく誰かと話したい気持ちだったのでマンツーマン接客も気にならなかったし、その彼女も割と気さくに話をされる方だった。

どこから来られたんですか、と聞かれたので、東京からだけど、旅行中で今日まで青森にいてさっき五能線(の企画列車)「リゾートしらかみ」で着いたところなんです、と答える。すると、

「青森旅行されてきたんですか、青森も美味しいお酒多いですよね。やはり田酒を飲んできたんですか?」というので、「飲んできました、田酒美味しいですよね」と返答。

実は、僕はそこまで田酒好きではないのだが、あの頃はまだ青森初心者で行く度に田酒は飲んでたな。

そうしたら彼女の目が急に少し遠くなり、

「田酒、田酒、おいしい・・・よね・・・、あの苦さがちょっといいよね・・・」と言う。相槌を打つと、田酒をきっかけに突然話題が転換したようで、

「田酒、うちの店でも出してたよ・・・」今は居酒屋のお手伝いだが、どうやら、以前スナックのママか何かをやっていらっしゃったようだ。

「ある時さ、何から何までアタシのタイプの人が店のドアを開けて入ってきてさ、アタシさ、そのときに『もうこの人だ、この人しかいない』って思ったの。」

いきなり自分の恋の話か、びっくりした(笑)。

「それ以来何回か店に来てくれて、アタシ、すごく嬉しかったよ。そのうち一緒に暮らすようになってさ・・・」

展開速いな(笑)。

「その人ハタハタの業者の人だったからさ、アタシ、12月のハタハタの季節には自分の店閉めたあと少し仮眠して工場に行って手伝ったよ。毎朝。すごく大変だったけど、楽しかった。ほんとに好きだったから・・・」

因みにハタハタと言う発音。一般的には抑揚のない「ーーーー」というイントネーションだと思うが、彼女は「ーー__」と発音していた。うーん、わかりやすく言うと名前の「高橋」と同じイントネーション。あれが秋田の正しいハタハタのイントネーションなんだろうか。

「その人、愛想もくそもないような人で、でもアタシ、それで全然よかった。ほんとに好きだったから・・・」

九州の叔父夫婦を見ていても思うのだが、妻でもパートナーでもいいけど、連れ合いにとことん塩対応な男っていますね。あれよくないよね、傍から見ていても不快。敢えてあそこまでやってるからね、彼ら。指摘されると「大切にはしてるそんなに器用じゃないだけ」とか言い訳するけど。

ま、その辺は女性の方がそれでいいと思うなら二人の間で勝手にやってくれればいいことだけど。でも、揉めたときに社会のせいにすることだけは止めろよ、と思う。社会はお前らの痴話喧嘩には付き合えない。

「滅多に喋らない人だったんだけどさ、ある時二人で家にいたときに、ぽつりと『旅行にでも行くか』って言ったんだ。アタシ、ほんっとに嬉しくてねぇ。」

「で、旅行に行ったんですか?」と、さっきからその彼の話をするときに彼女が過去形を使っていたので聞いてみた。

「うん、行った、行った」

そこで奥の方から「〇〇できましたー」と声がかかって、そのすぐ後でおじいちゃん二人組が店に入ってきたので、話はそこまでになってしまったんだけど。

きっと、それでもうまくいかなかったんだろうな。

それにしても耐える女だった。

演歌の世界を生きる女でした。それも日本海。

と、ここまで書いて、楽しみにしていたドーミーイン釧路の朝食に行ってきた。

つぶ貝やホタテの浜焼き。

海鮮丼、いくらも食べ放題。

ということで、ほんとにいくらを山ほどいただいた。実は同じボリュームでいくら丼二杯目も完食。もうこんなことしばらくないので(笑)。


これで朝食2800円はむしろ安い。が、明日の朝食はつけなかった。

毎日食べたら死んじゃう、いろんな意味で。


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2 コメント

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Unknown (QOOTES)
2025-02-05 14:15:28
>熊猫 さんへ

こんにちは!

「つがぁるぅーのひぃとよぉ♪」は明後日からなんです。昨日だったらJRも飛行機も全滅で危なかったです(笑)。

川反のねえさんの時は僕はほぼ聞き役でしたね。ちょうど件の彼と終わった直後くらいだったのかも知れません(笑)。

人生いろいろでございます。たまには人に言いたくなることもあるんでしょうね。

秋田に行くのは4日後くらいになるのですが、一週間弱いる予定なのでドジャース食堂ものぞいてみます~!情報ありがとうございます。
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Unknown (熊猫)
2025-02-05 13:04:05
つがぁるぅーのひぃとよぉ。(前も書きましたね)。
qootesさん。
こんにちは。

秋田に着かれましたか。
道東も記録的な大雪だと聞きましたので、どうされているのか心配でした。

北東北にはよくも悪くも情念がありますね。
しかし、川反で濃厚なおしゃべりをされたんですね。勝手にいろいろと教えてくれたみたいで。

秋田駅東口にある「ドジャース食堂」が結構好きです。
OHTANIさんはいませんが、寂れた感じが好きです。

秋田のうまいもの情報、楽しみにしています。
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