801的暴走妄想日記

やおい=ボーイズラブにどっぷり浸かった貴腐人・小泉タマラの妄想記録(笑)腐女子脳内にて発酵された事柄です。ご了解下さい。

レイプ犯と結婚させられる?しかも裁判官命令・・・。

2012年04月30日 | ボーイズラブ話
未だ未だ未知の国。
未だこんな法律がある国もあるのです。


モロッコでレイプ被害者の少女自殺、判事命令で加害者と結婚
2012.03.18 Sun posted at: 17:03 JST

モロッコ・ラバト(CNN) 北アフリカのモロッコの首都ラバトにある議会議事堂前で17日、女性数百人が参加するデモが行われ、レイプ処罰法の改正などを要求した。きっかけは性的暴行を受けたとされる16歳少女が裁判官の命令で加害者と結婚し、自殺に追い込まれた事件だった。

モロッコの法律では、レイプ犯には5~10年の禁錮刑が下される。未成年者、妊娠中や身体障害がある女性が被害者の場合は最大で20年まで刑が延びる。ただ、被害者と加害者が結婚した場合、レイプの罪は問われない。

16歳の少女アミーナ・フィラリさんが自殺した今回の事件でも、この抜け道が使われた。「夫」となった加害者は公式に起訴されなかった。フィラリさんの家族が法廷で結婚の合意書に署名していたからだ。

父親によると、フィラリさんは最近、ラバトから北へ約170キロ離れたララシュ市にある自宅から路上に転落し、搬送先の病院で死亡した。父親は地元紙の取材に、夫から激しく殴られた後、殺鼠(さっそ)剤を飲み、転落したと主張。娘は落ちた後、吐き始めていたとも話した。

地元のMAP通信は自殺と報道し、地元警察はCNNの取材に死因を捜査中とだけ説明した。

父親は結婚に反対していたが、家族の名誉を守るためなどと主張した妻や家族、ララシュの裁判所に最後は押し切られた。「結婚は判事が決定し、反論する機会がなかった」と振り返り、「娘が成人するまで手元に置きたかった」と悔やんだ。

フィラリさんの事件は国民の怒りを募らせた。女性の権利保護団体の責任者は「法律を通じてレイプは合法化された」と非難した。ラバトでのデモではフィラリさんの写真が掲げられ、参加者は未成年者の結婚反対や個人としての女性の権利擁護などを訴えた。

モロッコ政府のムスタファ・エル・ハリフィ情報相兼報道官は「フィラリさんは2度レイプされた」と指摘。2度目のレイプは加害者との結婚を強いられたことだと述べた。

15日に開かれた政府の定例会議ではフィラリさん事件への対応の協議に時間の大半が費やされた。同情報相は「今回の悲劇を無視することは出来ない。レイプ処罰法を厳しくする可能性を視野に入れて問題点を精査することが必要」と強調した。
http://www.cnn.co.jp/world/30005958.html


本人の同意じゃなくて家族の署名という当たりも酷いです。
まあ、16歳未成年だからというところもあるのですが・・・。
未だに結婚の翌朝、夫の母親や姉がシーツを調べるお国柄。
さてさて・・・・。

妄想的には障害が大きい方が楽しいのですが、
レイプ犯と結婚させられて~
どうやって逃げるかが問題です。
BL的には
やっぱりどこかの皇子様が救い出してくれないとね!


美女コンテストの行方

2012年04月13日 | ボーイズラブ話
ミスコンの出場資格とは?!ということで・・・・


性転換でミスカナダ失格、トランプ氏の一声で参加許可

[ロサンゼルス 3日 ロイター] ミス・ユニバースのカナダ大会に出場したジェンナ・タラコバさん(23)が、性転換手術を受けたことを理由に失格になった問題で、ミス・ユニバース機構は、失格を撤回し参加資格を認める決定を下した。

19歳の時に手術を受けたタラコバさんは先月、カナダ大会の予選に出場。65人のファイナリストに残ったが、主催者側が「女性として生まれたとしたことは、応募書類の偽造に当たる」として、参加資格をはく奪した。

その後、タラコバさんの失格をめぐり、インターネット上では激しい非難の声が上がり、同機構の代表を務める米富豪ドナルド・トランプ氏の意向で、失格の撤回が決まった。

タラコバさんは同日、記者団を前に「私は女性。非常にショックだった。失格となった理由は公平ではないと感じていた」との声明を読み上げた。また、タラコバさんの弁護士は「生まれつき女性である」とする参加条件の撤回を同機構に求めたことを明らかにした。

カナダ大会の決勝は5月19日にトロントで開催され、優勝者が世界大会に出場する。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE83301O20120404



そもそもミスコンテストというのは世界基準で美人を選別するというあたりが
何とも男のエゴな感じがいたします。
毎回ミスインドを見て思います。
グラマラスな美人。
インド美人とはお目目が大きくて胸が大きくて腰がふっくらしていて~
生で観たらすごく好感度のあるグラマーな美女さんだと思います。
でも毎回ミスユニバースで直ぐ敗退。
何故だ~と。
それぞれの民族の顔が前面に出て来ても良いじゃない。
鼻低めのアフリカ系の美人さんだってアリだと思うし、
品のいい下膨れ顔もあるんですけど・・・。

残るのはアメリカ人好みのスレンダーなモデルタイプの美人さん。
いつも同じパターンな気がいたします。
多分大金持ちトランプ氏とその周辺の男どもの好みのタイプなのでしょう。

その型にはまるために、整形もいとわないとなったのは90年代に入ってからかな?
分からないように上手くやれば分からなかったものだし。
整形も努力のうちなのか・・・。
まあ、とっても痛そうだけど。

さて、これで元男性で性転換をしてもOKということになりました!
思わず、がんばれ はるな愛!とか思ってしまいましたよ~

平等は良いことなんだけど、何処までを努力の範囲とするかということですよね。

その前にミスコンテストっていうもの自体がこれからどうなるのか~

ああ、美人ならば何でも良いってことかな~。

J庭ありがとうございました。

2012年04月02日 | ボーイズラブ話
昨日のエイプリルフールJ庭にお越し下さったお客様ありがとうございました。
OSをアップグレードしたためにペーパーがプリントが出来ない!!という事態になりまして申訳ありませんでした。

ペーパー用に書いたショートストーリーです。
中身はもやもやです~
お題は桜ということで。


桜の季節になると思い出すことがある。この桜並木がまだ若木だった頃の話だ。
俺は高校を卒業して僕は東京の大学へ あいつはは地元の大学へ進学することになっていた。
前年に父親が倒れていなければあいつも東京の大学に進んだに違いない。
だが、家の事情であいつは地元に残ることに決めたのだ。
子供の頃からずっと同じ学校に通っていた。クラスは違っても登下校は一緒だった。
そんなあいつと初めて別の道をいくことになるのだ。一人で東京にいくことの不安もあった。
あいつはそんな俺の気持ちを見越したように笑った。
「東京に行っても俺のことを忘れるなよ」
そう言ってあいつは頭一つ分背の低い俺の頭を撫でた。
何気ないいつもの仕草だった。
「忘れるもんか、毎月手紙を書くよ」
そう言いながら俺はあいつの手を掴んだ。そして、いつものように整備されたれたばかりの桜並木を歩く。
若い桜の木にもそれなりに花が咲いていた。今のように咲き誇る感じではなく楚々と花をつけているという風だった。
あいつは花を見上げ、ぽつりと俺に言った
「俺もお前と一緒に東京に行きたかったな」
「遊びにくればいいよ」
俺は簡単に言い放った。
「そうだな」
あいつも頷いた。
「そうできればいいな」

その時の俺にはあいつの家の事情がよく解っていなかった。
父親が倒れて長期入院を余儀なくされていて家業は立ちいかなくなっていたのだ。
地元に残って母親と交代で父親の介護をしなければならなくなったあいつには東京に行くゆとりなどなかったはずだ。
奨学金制度のおかげで何とか大学進学もかなったのだから。

突然の風が桜の花びらを巻き上げ俺たちを包んだ。その時、あいつが俺の身体を引き寄せた。
「花びらがついている」
そう言いながらあいつは俺の額に息を吹きかけた。はらりと薄紅色の花びらが俺の瞼の前を滑っていった。
あいつの息がかかった場所が熱く感じられた。
「離れたくないよ」
俺の口から言葉がこぼれた。あいつの腕が俺を抱きしめた。

俺は東京で大学を出て就職した。
忙しさにひと月に一度だった手紙は二月に一度となり、半年に一度となっていった。
あいつは父親の介護をし、介護疲れで倒れた母親の面倒も見なければならなくなったそうだ。
そんな中で何とか大学を卒業し、両親とも看取ったと聞いた。
その後は知らない。
出した手紙は戻って来てしまった。

今でも思う、あの時あいつはどうしたかったのだろうと。
俺はあいつに抱きしめられて甘酸っぱい気持ちになった事を今でも忘れてはいない。
それどころか、この桜の花のように年々鮮やかな記憶となって俺を戸惑わせる。

早期退職で東京の会社をやめた俺はこの町に戻って来た。
桜の季節になるとここを散歩する。
もしかしてあいつも同じ気持ちでいるかも知れない。
もしかするとあいつもここを歩くかも知れないと期待しながら。