801的暴走妄想日記

やおい=ボーイズラブにどっぷり浸かった貴腐人・小泉タマラの妄想記録(笑)腐女子脳内にて発酵された事柄です。ご了解下さい。

コミケ連絡です

2006年06月26日 | ボーイズラブ話
コミケは落ちてしまいましたが~合同誌を出すことになりました。
大竹直子先生の美麗イラスト付き!コピー本です。
ぺらい手作りコピー本ですが~楽しく作りたいと思います。

内容は南方駐留の帝国陸軍やおいです。
現在 戦記物の本を買いあさっております。
本物の南方派遣の陸軍さんは日々のゴハンのことばかり考えていたようですが、それではお耽美になりませんのでファンタジーになります。
日々下半身のことばかりの兵隊さんのお話です。
この本の委託先は
2日目 西2 て03b 十六夜茶屋 
3日目 西1 や05a SENTARO
よろしくお願いいたします。

あと、GPS 秋山みち花先生の本にパロディーを寄稿する予定です。
間に合うかなあ。
Selection 2です。
GPSは3日目 西1 る38a です。
よろしくお願いいたします。


シンドラーーのリフト!?

2006年06月14日 | ボーイズラブ話
世間を騒がせているシンドラー社のエレベーター。
本社の社長の名がヘスさんですし、、、。
なんだか第三帝国の登場人物のような名前です。
いえ、ドイツにおいてはありふれた名前なのかもしれませんが~。
エレベーターを開けると異次元に直結とかいう研究をしてくれそうな名前です。(妄想)

さて、ナズナちゃん話のつづきです。
ホンのちょっとだけですみません。

翌日はいつもより少し遅くナズナは起きだしました。
いつもなら下がってよい時刻になると紅牡丹が合図してくれるのですが、昨夜は客である唐衛門をはじめとした男たちはいつまでも禿を侍らしその反応を見て楽しんでいたのでした。
禿には手を繋ぐ以上のことはしてはならないことになっています。しかし、侍らして淫靡な光景を見せるのは構わないとされておりました。唐衛門は十二分の大金を払っていましたから、禿を多少の時間長く侍らしておくぐらいのことは許されることになっておりました。
紅牡丹は今日の昼見世まで唐衛門に借り切られており、禿達は客達が籠もっている部屋を残して掃除をし整えておくよう言われました。
前日 乱行がくり広げられた座敷では食器などは片付けられておりましたが、飛び散った酒や精液のあとなどが畳を汚しておりましたので掃除には思った以上に時間がかかります。しかも、座敷の隣の部屋から紅牡丹が漏らす声が漏れ聞こえてまいります。禿の中でも年長の者は幾度も厠へと向かい掃除ははかどりません。それでも何とか昼見世の合図より前の時間には部屋を整えることが出来ました。
遅い朝食を摂るために唐衛門が鈴を鳴らし、禿達は膳を運び込みました。唐衛門に抱えられるように連れられた紅牡丹は身も心も奪い尽くされたかのように虚ろな表情をしておりました。

「紅牡丹さん大丈夫かな」
心配して漏らしたナズナにコデマリは言いました。
「紅牡丹さんにとっては毎月の事だよ。それより部屋持ちになったときに唐衛門様に呼ばれたくはないね」
そう言われるとナズナは頷くしかありません。しかし、ナズナは美貌の紅牡丹だからこそ唐衛門はあれだけ熱を上げているような気がしておりました。
「唐衛門様は紅牡丹さんを身請けしたいとかいい出していないの?」
コデマリは鼻で笑いました。
「松風の旦那様が出すものか。あの調子だと身請けされてから十日もしないうちに紅牡丹さんは死んでしまうよ」
驚いた顔をしたナズナに、コデマリは言いました。
「松風の旦那様は幾ら金を積まれても ちゃんとした旦那以外は身請けさせないんだ。だから萬華楼は信用されているのさ」
コデマリは誇らしげに教えてくれました。

コミケ

2006年06月05日 | ボーイズラブ話
見事に落選してしまいましたので~お友達サークルさんに委託をお願いすることにしました。
後日お知らせいたします。
〆切が無くなった分友人サークルへの寄稿とコピー本合同誌を出すことにいたしました。
何処までガンバレルかな~
よろしくお願いいたします。(ぺこり)

コミケ落ち~

2006年06月04日 | ボーイズラブ話
コミケの落選通知が届きました。
脱力でぼーっとしています。
何故に冬に受かって夏に落選、、、。
プロさんのお友達はずっと受かっているのに、どうしてなんでしょうと誰かに訊ねたくなってしまいます。
クジ運ないからかな。

さて、ナズナ君の御話の続きです。
少しだけH入り。
もやもやだけど。


 廓の一日は巳の刻・午前10時頃から始まります。起床したら入浴、それから朝食です。午前6時頃に客を見送ってからのことですので、娼妓たちには辛いことでございました。
身支度を整えた後、正午から昼見世がはじまります。
旗本などのお武家様は夜は家にいることが義務づけられておりますので、昼見世で登楼なさいます。紅牡丹も幾人かの御贔屓の御旗本様がいらっしゃいました。
また、女犯厳禁の御坊様達も仏滅には仏事がお休みになるため昼から訪ねる方も多くいらっしゃいました。
花街の通りには暇を持て余している田舎侍や町人も多く歩いており、見世の格子を覗き込んでは娼妓達の品定めをしておりました。
 紅牡丹は売れっ妓でしたので禿達も忙しく立ち回っておりました。特に新入りのナズナには覚えることがたくさんありました。部屋の掃除から紅牡丹の着物の衿替え、客が紅牡丹に贈った高価な金魚の世話などの仕事をしながら、紅牡丹の着物に焚きしめる香の種類や生ける花の名前を覚えねばなりません。先輩禿もいちいち教えてはくれませんから、ナズナは一度で花の名前や香の種類を覚えなくてはなりませんでした。
 その日、紅牡丹は昼見世には出ずゆっくりと休んでいました。呼びだしの紅牡丹は休みでも、禿達は毎日の仕事はこなします。先輩禿に訊ねると、「今日は八の日だから薬問屋の唐衛門様がいらっしゃるんだ」という答えが返ってきました。
「毎月八の日に 紅牡丹さんと部屋持ちの夕顔さん、雛芥子さん、花桐さんを一日貸し切って下さるんだ」
呼び出しの紅牡丹を貸し切るには五部屋分の費用がかかります。更に部屋持ちの娼妓も一日貸し切るのですから相当の金額です。
「薬問屋の唐衛門様と三人の番頭さんの毎月の御愉しみだよ」
 唐衛門は温和な表情をした恰幅のいい旦那様でした。番頭たちはそれぞれ店の番頭、外商の番頭、仕入れの番頭と呼ばれており、三人を競わせ上手く使うことで唐衛門は店を上手く繁盛させているところがありました。
唐衛門は贔屓の紅牡丹を横に侍らせると軽く世間話をしたあと「双六を持っておいで」と言いました。
その途端、紅牡丹の顔が曇ったのをナズナは見逃しませんでした。他の部屋持ち娼妓も一様に顔を強ばらせています。
 コデマリが恭しく朱塗りの五段重ねの重箱を抱えてきました。
重箱を開くと中は全て16個に区切られており壱から八十までの数字が書かれたフタがされていました。
壱のフタを開くとサイコロと駒が用意されていました。
「さて、一番はじめに出る目が多かったものからの順だ」
娼妓達がサイコロを振ります。
一番多い目は夕顔でした。夕顔・花桐・紅牡丹・雛芥子という順にサイを振ります。
夕顔は四の目を出し、駒が進められ五と描かれたフタが開けられました。そこにはカルタのように絵がついた札が入れられておりました。
「酒を一杯」
夕顔はホッとした表情で外商の番頭に注がれた酒を飲み干しました。
花桐がサイを投げると五の目でした。
駒を進め、フタを開けると唇を合わせている絵が描かれた札が出てきました。
仕入れの番頭は皆の前で花桐の唇を吸ってみせました。
双六は唐衛門が注文して作らせた猥らな遊びのためのものだったのです。
一段目よりも二段目の方が行為は露骨になりました。
三段目に入ると男の性器を口に含んだりという札までありました。
禿は見習いなので妙なことはされません。しかし、目の前で行われている淫靡なゲームに皆下を向いてしまっています。それでも用事を言い付かるとすぐに対応しなければなりません。もぞもぞと股間の反応を隠しながら用事を言い付かる禿の様子をも唐衛門達は楽しんでいるのです。
四段目にはいると娼妓達に自慰を見せるようにとか、張り型を入れるなどという札が出て番頭達は競って自分についた娼妓を泣かせます。
五段目に入ったころには夜も更けておりました。
それでも四人の男たちの興奮は冷めやらず、競って札にある体位で少年たちを犯してみせるのでした。
なかでも唐衛門は執拗に紅牡丹を犯して狂わせておりました。
いつもは凛として美しい紅牡丹を啼かせて狂わせる唐衛門に ナズナは執着の怖さを知ったのでした。