南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

22.6.30 読売記事「青い太平洋のパートナーPBP」日米英豪NZが新枠組み設立…中国をけん制

2022年06月30日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
22.6.30 読売記事「青い太平洋のパートナーPBP」日米英豪NZが新枠組み設立…中国をけん制
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220625-OYT1T50229/
上記URLのPartners in the Blue Pacific (PBP)新枠組み設立に関する読売WEB記事を記録しておきます。
 【ワシントン=田島大志】米ホワイトハウスは24日、太平洋諸島の支援に向けた新たな枠組み「パートナーズ・イン・ザ・ブルー・パシフィック(青い太平洋のパートナー)」(PBP)の設立を発表した。日米英豪とニュージーランドの5か国で構成し、参加が見込まれていたフランスは枠組みのパートナーに位置付けた。



 ホワイトハウスは声明で、太平洋地域で「ルールに基づく自由で開かれた国際秩序への圧力が高まっている」と指摘し、地域で軍事的な影響力を増す中国をけん制。PBPは、太平洋 島嶼とうしょ 国が抱える優先事項を、より透明性をもって効果的、効率的に支援する非公式な枠組みだとしている。

 今後は、太平洋島嶼18か国・地域の協力枠組み「太平洋諸島フォーラム」の事業に対する支援を強化する。今年後半に米主催で外相会合を開催し、進展の状況を確認するとしている。

PIF 関係諸国




22.06.27 NHK News WEB: G7 途上国インフラ整備で新たな枠組み 中国に対抗するねらいか 島嶼国支援強化も

2022年06月27日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
22.06.27 NHK News WEBにて、以下のURLにあるとおり、「G7 途上国インフラ整備で新たな枠組み 中国に対抗するねらいか」と題する記事が掲載されています。

記事の下部にある岸田総理が表明した5年で8.8兆円とするインフラ支援の中には、先に中国が表明した南太平洋島嶼国を一帯一路の南太平洋への延長に対応するため、日本側も島嶼国支援をインフラ面で強化してゆくことが含まれていると考えられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220627/k10013690051000.html



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以上、NHK News WEBからの画面コピーを貼らせて頂きました。

(過去毎日新聞記事2021/4/27) なぜ縄文人は、南半球を代表する南十字星を見ることができたのか

2022年06月26日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
なぜ縄文人は、南半球を代表する南十字星を見ることができたのか(2021/4/27)
この記事は昨年の毎日新聞の有料過去記事ですが、以下のURLにより無料で読める範囲の文面を記録しておきます。要は地球自転軸の歳差運動により、数千年前には、福島県からも南十字星が見えたという福島のプラネタリウムショーの紹介記事です。

https://mainichi.jp/articles/20210427/k00/00m/040/123000c

 宮澤賢治の童話「銀河鉄道の夜」で終着駅「サウザンクロス」として描かれている南十字星は、南半球を代表する星座であり、南国へのあこがれとともに語られることが多い。日本では沖縄県あたりにまで南下しないと見ることはできないが、約5000年前の縄文時代には福島からも見えたという。

 郡山市ふれあい科学館(福島県)は2010年、「5000年前の星空」と題するプラネタリウム番組を製作・上映した。メソポタミア文明で星座の原形が生まれたり、エジプト文明で恒星の動きを基にした暦が作られたりと、この時期に世界各地で相次いだ天文学上の重要なできごとに併せ、郡山でも南の地平線近くに南十字星が見えたことを紹介した。

 なぜ今と星空が違うのか。番組製作に携わった安藤享平主任学芸員(天文担当)によると、地球の自転軸(地軸)は公転面に対して傾いており、ちょうどコマの心棒が首振り運動をするように地軸の向きはゆっくりと変化している。この地球の動きは「歳差運動」と呼ばれる。そのおかげで5000年前には今より南の星が見えたというわけだ。


22.5.30 NHKNewsWeb記事:中国外相 太平洋島しょ国外相らと会議 新構想 合意には至らず

2022年05月30日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
22.5.30 NHKNewsWeb記事:中国外相 太平洋島しょ国外相らと会議 新構想 合意には至らず
下記URLのような 「中国外相 太平洋島しょ国外相らと会議 新構想 合意には至らず」とのNHKニュースが流れたのでスクリプトを記録します。NHKは貴重なwebニュースを1週間後には消してしまいますので。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220530/k10013650421000.html

中国外相 太平洋島しょ国外相らと会議 新構想 合意には至らず


中国の王毅外相は、南太平洋のフィジーで、太平洋の島しょ国の外相らとの会議に臨み、気候変動や防災などの分野でこの地域への支援を進めていく方針を示しました。
ただ、中国が安全保障や貿易などの分野で島しょ国との協力を進める新たな構想については、引き続き議論が必要だとして合意には至りませんでした。

太平洋の島しょ国を歴訪中の中国の王毅外相は30日、4番目の訪問国、フィジーで、10の島しょ国の首相や外相らとの会議に臨みました。

会議には、習近平国家主席が書面であいさつを寄せ「アジア太平洋地域の平和と安定を守り、各国の発展や繁栄を促進させることは、地域の人々の共通の願いであり各国の共同責任だ。中国は島しょ国とともに、より緊密な運命共同体を構築していきたい」と呼びかけました。

続いて王外相は、気候変動や防災、貧困対策などの分野で、この地域への支援を進めていく方針を示しました。

ただ、中国が安全保障や貿易などの分野で島しょ国との協力を進める新たな構想については、引き続き議論が必要だとして、合意には至りませんでした。

会議のあと記者会見したフィジーのバイニマラマ首相は「この地域で新たな合意を結ぶ場合は、各国の意見の一致が何よりも重要だ」と述べ、中国の構想をめぐって意見の隔たりがあったことを示唆しました。

一方、王外相は「中国は途上国であり、責任ある大国だ。中国が途上国とともに発展と繁栄を実現することは、世界全体にとって公平や調和をもたらす」と述べ、中国がこの地域での影響力を強めていることを正当化しました。

松野官房長官「関連の動向を注視」
松野官房長官は、午後の記者会見で「習近平国家主席の書面でのあいさつや王毅外相の訪問を承知しており、関連の動向を注視している。特に太平洋地域の安全保障環境に大きな影響を及ぼしうる動きは懸念を持って注視していて、関係国との首脳会談でも取り上げてきているところだ」と述べました。

そのうえで「太平洋島しょ国をはじめとするインド太平洋地域の諸国が、新型コロナや気候変動、それにインフラといった喫緊の課題に直面する中、地域に具体的な利益をもたらす実践的な協力をさらに進め、地域をより強じんなものとすることが重要だ。引き続き同盟国や同志国と連携しながら取り組みを進めたい」と述べました。

以上ーーースクリプトーーーです。

22.5.28 NHK News WEB 中国外相 太平洋島しょ国歴訪 警戒感払拭させるねらいか

2022年05月28日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
22.5.28 NHK News WEB 中国外相 太平洋島しょ国歴訪 警戒感払拭させるねらいか

と題した以下のURLのNHKニュースのスクリプトを記録します。NHKはWeb Newsを1週間後には消してしまいますので:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220528/k10013647881000.html



太平洋の島しょ国を歴訪中の中国の王毅外相は28日、3番目の訪問国サモアでフィアメ首相と会談し、この地域との関わりについて「他国の内政に干渉したり地政学的な利益を追求したことはない」と強調し、中国に対する警戒感を払拭(ふっしょく)させたいねらいがあるとみられます。

中国の王毅外相は26日から10日間の日程で、太平洋の島しょ国など8か国を訪問していて、ソロモン諸島、キリバスに続いて28日、3番目の訪問国サモアでフィアメ首相と会談しました。

中国外務省によりますと、会談でフィアメ首相は経済や貧困対策などの分野で中国との交流を強化したい意向を示したのに対し、王外相も島しょ国などの発展や振興を支持する考えを示しました。

そのうえで王外相はこの地域との関わりについて「中国は他国の内政に干渉したり地政学的な利益を追求したことはない。オーストラリアやニュージーランドなどとも意思疎通を強化し、それぞれの強みを生かして協力していきたい」と述べました。

今回の一連の訪問をめぐっては、アメリカや周辺国が中国がこの地域への影響力を一層拡大させようとしているとの見方を示す中、王外相としてはこうした警戒感を払拭させたいねらいがあるとみられます。

「一帯一路」を掲げ影響力拡大 台湾けん制のねらいも
中国の習近平指導部は巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げ、巨額の支援や投資をてこに太平洋の島しょ国への影響力を拡大してきました。

これらの国は広大な排他的経済水域を持ち、水産資源や海底資源なども豊富なことから、開発を支援することで、こうした資源を確保したい思惑があるとみられます。また、安全保障の面からもこの地域におけるアメリカの影響力を排除したいねらいもあるとみられます。

中国は先月、ソロモン諸島と安全保障に関する協定を締結しましたが、アメリカとオーストラリアのシーレーン上にも位置する重要な地域とされるだけに中国が軍の部隊を常駐させるのではないかという懸念が広がりました。とりわけ将来的な台湾有事も見据え太平洋地域でのアメリカ軍の活動を制限したい意図があるとみられていて、アメリカなどが警戒を強めています。

また台湾との関係も大きな要素です。この地域には台湾と外交関係を持つ国が多くありましたが「1つの中国」の原則を認めない蔡英文政権の発足以降、中国は切り崩しを強め、3年前には、ソロモン諸島とキリバスが相次いで台湾と断交して中国と国交を結びました。

太平洋地域にはパラオやマーシャル諸島など今も4つの国が台湾との外交関係を維持しており、中国としては、この地域への影響力を強めることで台湾をけん制するねらいもあるとみられます。

島しょ国 対中国で温度差
14か国ある太平洋島しょ国の中には、中国に接近する国がある一方でアメリカとの関係を重視する国もあります。

このうちソロモン諸島とキリバスは、3年前に台湾と断交して中国と国交を結び関係を強化しています。

ソロモン諸島は先月、中国と安全保障に関する協定を結んだほか、キリバスもおととし、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わし中国側と経済協力を進めていくことなどで一致しています。

その一方で、アメリカとの関係を重視する国もあります。

台湾との外交関係を維持するパラオやマーシャル諸島などはアメリカに国防を委ねています。

島しょ国の間に中国に対する温度差がある中、この地域を長年、主要な援助国として重視してきたのがオーストラリアです。

今月就任したばかりのアルバニージー首相は、気候変動が島しょ国にもたらす甚大な被害を軽減するためインフラ投資などの支援を行う方針を示しています。


海面上昇など気候変動に伴う危機にさらされる国々に支援を行っていくことで、島しょ国との関係をつなぎ止めようという思惑もあるとみられます。

専門家「島しょ国 自国に利益となる国を重視」
太平洋島しょ国の情勢に詳しい専門家は、太平洋地域が中国とアメリカのせめぎ合いの場となる中、島しょ国はあくまでもインフラ整備や気候変動対策など自国の利益となる分野への支援を提供する国を重視する立場だと指摘します。

オーストラリアのシンクタンク「ローウィー研究所」のミハイ・ソラ氏は「太平洋の島しょ国は『自分たちはアメリカと中国が繰り広げる地政学的な競争の当事者ではない』とのメッセージを発していて、自国にとって利益となる国との関係を強化したいとの立場だ。どの国と関係を深めるのかは島しょ国が主権国家として決めることだと考えている」と指摘しています。

そのうえで今月就任したばかりのオーストラリアのアルバニージー首相が太平洋島しょ国への支援を強化する姿勢を示していることについて「今、オーストラリアは気候変動対策や民主主義を強固なものにすることなど島しょ国の住民が求めている分野で支援を提供し、存在感を示そうとしている。オーストラリアが島しょ国との関係強化に乗り出している背景には、中国の影響力拡大という脅威があるとともに、オーストラリアがこれまでこの地域との包括的な関係を十分に築くことができていなかったという事実もあるだろう」と述べ、今後、島しょ国との関係をつなぎ止めようとするオーストラリアの動きが活発化するとの見方を示しました。
ーーー以上、NHKスクリプトですーーーー


このスクリプトの最後に「オーストラリアがこれまでこの地域との包括的な関係を十分に築くことができていなかったという事実もある」とあります。

一方、日本はJICAや世銀を通じて、この島嶼国地域への包括的な支援事業を、半世紀以上継続してきており、その実績の上で1997年から3年に1度太平洋・島サミットを9回開催してきており、日本首相は必ず議長役を受け持つなどの、努力を積み重ねてきています。

外務省・外務大臣におかれては、コロナ疫収束を睨んで、わが国の南太平洋地域へのさらなる支援テコ入れについて、ハイブリッド・エンジンを強力に噴かせて進めて頂きたいところです。

22.5.28 フィジーがIPEF参加、14カ国に拡大 中国に対抗

2022年05月28日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
22.5.28 以下の日経記事によれば南太平洋のフィジー国がIPEFに参加するとのことです。IPEFは14カ国に拡大し 南太平洋の中核国であるフィジーの参加は、中国に対抗する有効打となるでしょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN273DU0X20C22A5000000/


フィジーの南太平洋大学の教授&JICAチーフ・アドバイザーとして2年間を過ごした当方としては、フィジーを孤立させないためにも、フィジーにおける信頼度の高いアジアの国である日本政府の果たすべき役割は極めて大きいと考えます。


22.05.24 中国王毅外相は南太平洋島嶼国8カ国を連続的に一気に訪問

2022年05月24日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
以下の日経ニュースなどによりますと中国王毅外務大臣は南太平洋島嶼国8カ国を連続的に一気に訪問して、QUADに対抗・分断をはかるとのことです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM246SM0U2A520C2000000/

中国外務省は24日、王毅(ワン・イー)国務委員兼外相が26日から6月4日までの日程で、ソロモン諸島やキリバス、フィジーなど太平洋の島しょ7カ国と東ティモールを公式訪問すると発表した。24日の日米豪印による「Quad(クアッド)」の首脳会議は、インド太平洋地域の海洋協力を強化する方針を確認しており、対抗姿勢を鮮明にした。


また以下のNHKニュースでは:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220524/k10013641681000.html
王毅外相は、5月26日から6月4日までの10日間の日程で、ソロモン諸島、キリバス、サモア、フィジー、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、それに東ティモールの合わせて8か国を訪問するということです。

凄まじい外交展開です。

赤道直下の炎暑のもと、南太平洋の島嶼国地域の各国との外交で回るだけでも、当方の経験からしてもかなりの激務です。太平洋島サミットの議長国である日本の林外相には、競争的にハイブリッドエンジンを全開で奮闘して頂きたい。

22.5.7 Fiji Times 記事 林外務大臣 フィジー訪問

2022年05月07日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
22.5.7 Fiji Times 記事 林外務大臣 フィジー訪問
https://www.fijitimes.com/japans-foreign-affairs-minister-visits-fiji/から:

Japanese Minister for Foreign Affairs Hayashi Yoshimasa will be visiting Fiji today.

Mr Hayashi is the second Japanese Foreign Minister to visit Fiji recently, following the historic visit of former Japanese Foreign Minister Kono Taro in 2019, which marked the first visit to Fiji by a Japanese Foreign Minister in over 32 years.

During his first official visit to Fiji and the region, Mr Hayashi will meet Prime Minister Voreqe Bainimarama.

A statement by the Fijian Government stated the bilateral meeting would provide an opportunity to discuss current areas of partnership and areas of future cooperation between Fiji and Japan.

Minister Hayashi will also be visiting the Pacific Islands Forum Secretariat (PIFS) and the Fiji Pharmaceutical and Biomedical Services Centre (FPBS).

“Minister Hayashi’s visit to Fiji signifies strengthened bilateral relations between Fiji and Japan over the years, which has been marked by unprecedented commitment and collaboration in areas of mutual interest, such as resilient recovery and sustainable socio-economic development,” the Government stated.

“Fiji and Japan continue to share a strong and enduring relationship, with cooperation for a ‘Free and Open Indo-Pacific’, which reflects the breadth, depth, and warmth of partnership that has paved the way for people-to-people cultural exchanges, empowerment of communities, socio-economic development, and trade and connectivity.”

22.03.06 訃報作家西村京太郎氏 アイヌ先住民問題名作「殺人者はオ-ロラを見た」先駆性

2022年03月06日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
2022.03.06 作家西村京太郎氏の訃報が流れています.氏は最近はTVドラマ原作の方が広く知られていますが,当方はアイヌ先住民問題を追求した名作「殺人者はオ-ロラを見た」の先駆性に感銘を受けた方です.推理小説を楽しみながら日本列島に先住していたアイヌ問題に関して,読者を深く教育してくれる名作です.

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000161682
の講談社URLから:


「連続殺人の裏に民族の悲劇?問題長編
アイヌの血を引く気鋭学者が事件の深い謎に挑む社会派推理

沖縄出身を謳うアイドル歌手が殺された。遺品の名刺から、大学助教授の若杉も警察の事情聴取をうける。実は歌手は若杉の教え子で、しかも若杉同様アイヌの血を引いていた。やがて警察に、「ユーカラ」を引用した犯人からの挑戦状が届く。事件の背後に何が隠されたか。社会問題とミステリーが融合した傑作。」

ご参考まで.

22.1.15 南太平洋トンガで史上最大規模の海底火山爆発 ハワイニュースサイトが詳細な映像

2022年01月15日 | 東京コロナ禍ー太平洋島嶼国
2022.1.15 日本時間の昨日14日(金)未明に、トンガ近くにある火山島フンガトンガ・フンガハアパイで史上最大規模の海底火山噴火が発生しました。噴火の影響で大きな津波が発生したとみられます。

Large volcanic eruption near Tonga (Hunga Tonga-Hunga Ha'apai volcano) today as seen from outer space. Shown on visible imagery using the Himawari satellite. #hiwx #tsunami #earthquake

気象庁は当初は日本への影響は少ないと発表しましたが、津波警報・注意報に切り替えました。緊急津波警報のラジオが鳴りっぱなしです。おかげで当方は1月16日午前12時半頃から起きて、この記事を加筆しています。
NHK TVとラジオは緊急津波警報体制に入り、「逃げて!」と終夜連続放送しています。

Hawaiiの以下のサイトの最新映像が貴重です。
https://www.hawaiinewsnow.com/2022/01/15/tonga-issues-tsunami-warning-after-undersea-volcano-erupts-no-tsunami-threat-hawaii/



フンガトンガ・フンガハアパイはトンガの北に位置する火山島で、先月末から活発な活動を続けています。気象衛星ひまわり8号の可視画像では、高くまで上がった噴煙が円形に拡大している様子が確認できます。

噴煙の高さは上空15000m前後まで達したと推定され、先月よりも規模の大きな噴火です。

また、火山島の南に位置するトンガでは30cm前後の潮位変動が観測され、噴火に伴う津波とみられます。日本時間の昼の時点でも潮位変動は継続していて、現地当局は沿岸部の低地やビーチなどに近づかないよう、注意を呼びかけています。