南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.4.21 【月GNSS漏れ公開資料】 北斗三星座および四星座の春季南IG十字座明確に 半年前の秋季北IG合十字座と対称的

2024年04月21日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.4.21 昨日の本ブログ記事でGNSS漏れ電波に関わる新聞記事のURL
「月面版GPS」を日米欧が標準化へ、JAXAは弱点克服の独自技術開発
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02783/041600008/
をご紹介しましたが,残念ながら有料記事でした.無料読者の範囲で,思い切ってブラウザを拡大して,かすかに読み取れた図面は以下です.ご参考までに記録しておきます.
この図を手がかりに検索をかけたところ元資料の以下のような図面が見つかりました.
その結果以下のURLに公開版資料PDFがみつかりましたので記録させていただきます.LNSS手法についての提案・測位評価をしておられます.
https://qbic-gnss.org/lunar/wp-content/uploads/2023/10/lunar5_ae_231024.pdf
この資料での計算は地球側GNSSをMEO軌道のGPS衛星群のみに限定しておられます.
当ブログではMEO軌道半径よりも約倍の軌道半径のQZS/IGSO衛星群を取り扱っていますので,MEO軌道よりかなりの精度向上に寄与できるのではないかと推測しています.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点にけるにおける衛星技術の到達点のひとつでしょう.西欧でもQZS/IGSO座群に挑戦し実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.


北斗三星座および四星座の春季クロス・南IG十字座が明確になってきました. 半年前の秋季クロス北IG合十字座と対称的であることも明確になってきました.

春季の三星IG座と四星IG座のクロスは,β角プロットだからこそ,ドキッとさせる南天の北斗十字座を発見できたわけです.引き続き,南天北斗十字座を追いかけましょう.一方,半年前の秋季クロスは北天の十字座といえます.光学星座では明確な北十字星は無いようですが,β角プロットでは北斗IG十字座は南天だけでなく,北天でもくっきりと見えていたわけです.

QZSとIGSOのクロス太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが本ブログの重要な課題です.
時空間的にQZ・IGクロス太陽合(北上QZS-4単独X南下北四IG座)での.QZS/IGSOのN2YO軌道プロットの長期的なシフトを観察できます.

β角プロットは,QZS三衛星の雄大なβ角プロット描画や,北三・四座の直線的な南下,北五座の高緯度での反象限反転などの近未来時空間現象をにらんで,観察できます.

当面は以下のN2YOのURLを使用するようにします(アンカーKOREASAT-7).

https://www.n2yo.com/?s=42691|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF
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