人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

ニート・ひきこもりの人!1秒でも早く社会に戻れ!【ニート後遺症者より】

2016年02月13日 | 脱ニート者の日常
陽が、長くなった。
風が、暖かくなった。
ふと感じたとたんに、耳鳴りがする。眩暈がする。そして嘔吐感。全身の倦怠感。
季節の移り目がメンタルに作用する。
何も変わらなかった、ならいい。変化はした。先細る方に。
一年経って、多くの大切な者たちと死に別れた。間に合わなかった。最期に、ありがとうと言えなかった。すみませんしか言えなかった。
金が減り続けた、というほどなかった。入った金はそのまま消えていく。生活費と税金。支払いに追われるだけで日々が終わる。追われるだけならいい。支払えずに追い込まれる。
それでも仕事をさせてもらえている。1日四時間。月7万弱。そのおかげで飯だけは食えている。電気やガス・水道も使えている。ガスは一度、キレイに止められたけれど。電話もネットも止められた。とはいえ一応、復帰はできた。お金、ありがとう。

世間は新生活へ向けて慌ただしく、騒がしい。
疎外感ではなくて、それをみて感じてはどんどんダメになるだけの生活を変えられなかったことに気付いてしまう。
こうして、どこかでタガが外れたら何か危険な行動に出てしまうのだろうか。だから春にはアブナイ人が増えるのだろうか。

俺は壊れない。俺は勝手に壊れてはいけない。それだけのことをしてしまったのだから、死ぬまで正気を保ちながら決して贖うことのできない、許されることのない贖罪行を続ける。それで自分が満足することもない。
ニートはダメだ。時間を止めちゃダメだ。

今、ニートやってる子たち。引きこもっている子たち。1秒でも早く社会に戻れ。1秒でも続ければそれだけ手遅れになる。ニートになった時点で、ひきこもった時点で、すでに手遅れなんだ。

人生にはレールがある。なぜレールがあるか考えてくれ。
それが一番、まっとうでちゃんと生きられるからなんだ。それ以外で成功している人もいる。でも、そういう人たちの多くは「普通の人生」もきっちりこなせる、こなした人たちなんだ。「普通」ができない人と「普通」をやらない人は違う。レールを否定するのは中学まで。がんばって高校まで。
レールに乗らないと、手遅れになる。乗った人はみんな待ってくれない。どんどん先にいく。
後からそれを取り戻すことは、絶対にできない。

絶対にだ。
時間を巻き戻すことはできないからね。


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