ひさびさにPanasonic KX-PD102(2015年10月発売)で「FAX」送信する事になった。
Panasonicから提供されるWindows用の「FAXTIFFWriter」ドライバーを使い、SDカードにFAXデータを生成し、KX-PD102から送信する。
Office Wordを使いファックス文書を作成し、印刷で「FAX TIFF Writer」を選択しようとしたが見つからない。
しかたないので「FAXTIFFWriter」を再インストールし、再起動。
何回か行うも印刷時にプリンターデバイスとして「FAX TIFF Writer」が表示されない。
インストール時に「プリンタードライバーが書き込めない」のエラー表示が出ている。
使用機材は、macOS BigSur(バージョン 11.7.10)にParallels Desktop 18 for Mac standard edtion(バージョン 18.3.2)を稼働させ、Windows 10 HOME(バージョン 22H2)
VAIO VJP131B01NのWindows 10 Pro(バージョン 22H2)では、インストール後にプリンターデバイスとして「FAX TIFF Writer」が選択出来るようになる。しかし、SDカードのインターフェースが内部コネクタ破損で使えない。
「紙」に印刷して2ページのファックスをKX-PD102で送信した。
「ゴムローラ」のへたりで、「紙」送りが時々スリップする。2枚同時に送ってしまう。失敗の連続。再送信を何度か行い、送り終えた。
2019年ごろ発売のPanasonic FAX機は、SDメモリーからのFAX送信機能が装備されていたが、2022年発売の最新機からは、SDメモリーカードからのファックス送信機能が無くなっている。「おたっくす」と言うワードも取説表紙以外から消えている。時代の流れを感じる。。。
今後のことを考え、SDメモリーカードに直接データを書き込めば、KX-PD102でFAX送信出来るのではないかと思いつき調べてみた。
(1)SDメモリーカードのデータを調査
KX-PD102Dのソフトウェアバージョンは、「機能」「#181」で表示される。
Appli: 4.01 / Linux: 4.01F
SDカードをフォーマットする
「機能」「SDカード(F2)」【SDをフォーマットする】を選択「決定」「はい(F1)」
フォーマット後の「ディレクトリ」と「ファイル」
取説の「本機で保存したデータをパソコン・テレビ(ビエラ)で使う」「フォルダー構造について」にも記載があるフォーマット直後のDOC_INF.BIN「.BIN」も「.BAK」も同じデータ
「FAXTIFFWriter」でSDメモリに書く。タイトル名を求められるので「フォーマット後の最初」として作成した。2ページのファックス文書となる。
3個のファイルが「OA3001」ディレクトリ以下に作られる
Directory名及びファイル名は、「年月日数」で設定されている。
「年:H(2017), I(2018), J(2019), K(2020), L(2021), M(2022), N(2023), O(2024),P(2025), ..., Z(2035)」最大2035年までか
「月:1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C」
「日:1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, ... U, V」
「数字:000 - 999」は、同一日内のファックス毎
ファックスデータのTIFファイルは、頁ごとにファイル名に「01, 02, 03, ..., 99」が追加設定される
OA3001/OA3001.TXTの中身は「ナンバーディスプレイ」の項目には、タイトル入力の内容がShift_JISで記録される。下記は、18件の受信したファックスと送信したファックスがSD保存された時のDOC_INF.BIN内容(Little Endian)。
FaxTiffWriterで送信ファックスが保存されると、ファックス数が+1され、ファックス情報インデックスの最後に8バイトのファックス情報インデックスが追記され、ファックス情報群の開始アドレスが+0x08される。ファックス情報群の最後に87バイトのファックス情報データが追記される。ファックス情報群の次に続く1024バイトの0xffは、そのまま95バイト(8バイト+87バイト)後ろに移動し、次のブロック開始アドレスが+0x5f(95バイト)される。
(2)送信データのTIFファイル
macOSプレビューの「書き出す」で「TIFF」を選択してもCCITT G4圧縮が出来ない(表示する事は可能)。
Windowsのプリンターデバイスで「FAX」を選択してCCITT G4圧縮の白黒2値データを作成できる。(Word から画像ファイル(TIF)を作成する方法)TIFファイルを保存する時、頁ごとに1ファイルとして保存する必要がある。
Word(メモ帳でも良い)でFAX文書を作成して、プリンターデバイスに「FAX」を選択してファックス原稿ファイルを生成する。複数ページのfaxデータは、1つのファイルに統合したTIFファイルが作成される。複数ページのファックスファイルを1頁づつ保存し、ファイル名を2024年10月10日作成で「OAA00101.tif」と「OAA00102.tif」として「OAA001」フォルダに保存した。フォーマット直後の「DOC_INF.BIN」のフォルダ名、ページ数、日付をバイナリーエディタで修正してSDメモリに書き込んだ。「OAA001/OAA001.TXT」もエディタで作成し書き込んだ。
「OAA00101.tif」「OAA00102.tif」両ファイルとも「macOSプレビュー」や「Windowsフォトビュアー」でTIF画像表示される。
作成したSDメモリーカードを「KX-PD102D」に挿入して確認するとタイトル表示がされるが、「表示」をしても画像が表示されない。
SDメモリーカード内の「OAA00101.tif」「OAA00102.tif」をFaxTiffWriter作成ファイルにファイル名を「OAA00101.tif」「OAA00102.tif」に書き換えると「KX-PD102D」で表示することができる。
FaxTiffWriterで作成されたファックス画像TIFファイルのタグを調べてみた
FaxTiffWriterが作成したTIFファイルのタグとWindows FAX driverの作成したTIFファイルのタグを比較してみると、「0x107(263)」「0x0124(292)」「0x131(305)」「0x13B(315)」の有無、「0x128(296)」Resolution Unit値が「インチ=2とセンチ=3」の違いとX,Y Resolution「0x11A(282)」「0x11B(283)」の値が異なる。
Windows FAX Driver作成のTIFファイルに「0x107(263)」を加え、「0x0124(292)」を削除、「0x131(305)」のテキスト文字列を変更せず「0x13B(315)」に変更して「KX-PD102D」に読み込ませたが表示されなかった。
FaxTiffWriterが作成したTIFファイルで「0x13B(315)」のテキスト文字列を変更せず「0x131(305)」に変更しても「KX-PD102D」で表示される。「0x131(Software)」と「0x13B(Artist)」は、どちらでも表示に影響を与えない。
FaxTiffWriterが作成したTIFファイルで「0x107(263)」を削除して、最後のタグ「0x13B」の後ろにダミータグを挿入、タグ数は、「0x10」としてみた。非表示。
「0x13B」を「0x131」に変更、ダミー挿入したタグ部に「0x13B」を挿入し(データは両者同じ)、タグ数を「0x11」としてみた。表示。
「0x107」削除、「0x124」追加、「0x131」タグ数「0x11」として、Windows FAX Driverの生成するTIFと同じタグにしてみた。表示。
「0x128」「0x11A」「0x11B 」のResolutionをWindows FAX Driverのインチと同じにしてみた。非表示。
テスト結果からタグ数は同じである必要がある。
タグ種「0x107」「0x124」「0x131」「0x13B」の違いは問題ない。
Resolutionは、センチ定義の必要がある。
FaxTiffWriterとWindows FAX Driverの作成するTIFファイルの相違は、Index File DirectoryとImage Dataの開始位置が異なる点となる。
Windows FAX Driverが生成したTIFファイルのタグ位置(IFD)を先頭に配置し、Image Dataを続けて配置し、Resolutionをセンチ定義に変更してみた。
結果、表示するようになった。
FaxTiffWriterが生成したTIFファイルのImage Dataは、「0x0000010b」から始まる。この位置を後ろに変更する(例えば、0x0000010c)と表示しなくなる。Image Dataは、「0x0000010b」から始まる必要がある。IFDとImage Dataの間には、「0x11A」「0x11B」のResolutionデータ値や「0x131」「0x13B」のテキストデータが配置される。特に、テキストデータが増えるとImage Dataの開始位置がズレるので注意が必要となる。
「0x131」「0x13B」のテキストデータを増加させる必要がある場合は、Image Dataの後にテキストデータを配置し、「0x131」「0x13B」のオフセットアドレスに設定する。
(3)その他
Windows FAX Driverが作成したTIFファイルを「KX-PD102D」が扱えるファイルに変換してSDメモリーに書き込むスクリプトの作成を検討する事にした。
Panasonicから提供されるWindows用の「FAXTIFFWriter」ドライバーを使い、SDカードにFAXデータを生成し、KX-PD102から送信する。
Office Wordを使いファックス文書を作成し、印刷で「FAX TIFF Writer」を選択しようとしたが見つからない。
しかたないので「FAXTIFFWriter」を再インストールし、再起動。
何回か行うも印刷時にプリンターデバイスとして「FAX TIFF Writer」が表示されない。
インストール時に「プリンタードライバーが書き込めない」のエラー表示が出ている。
使用機材は、macOS BigSur(バージョン 11.7.10)にParallels Desktop 18 for Mac standard edtion(バージョン 18.3.2)を稼働させ、Windows 10 HOME(バージョン 22H2)
VAIO VJP131B01NのWindows 10 Pro(バージョン 22H2)では、インストール後にプリンターデバイスとして「FAX TIFF Writer」が選択出来るようになる。しかし、SDカードのインターフェースが内部コネクタ破損で使えない。
「紙」に印刷して2ページのファックスをKX-PD102で送信した。
「ゴムローラ」のへたりで、「紙」送りが時々スリップする。2枚同時に送ってしまう。失敗の連続。再送信を何度か行い、送り終えた。
2019年ごろ発売のPanasonic FAX機は、SDメモリーからのFAX送信機能が装備されていたが、2022年発売の最新機からは、SDメモリーカードからのファックス送信機能が無くなっている。「おたっくす」と言うワードも取説表紙以外から消えている。時代の流れを感じる。。。
今後のことを考え、SDメモリーカードに直接データを書き込めば、KX-PD102でFAX送信出来るのではないかと思いつき調べてみた。
(1)SDメモリーカードのデータを調査
KX-PD102Dのソフトウェアバージョンは、「機能」「#181」で表示される。
Appli: 4.01 / Linux: 4.01F
SDカードをフォーマットする
「機能」「SDカード(F2)」【SDをフォーマットする】を選択「決定」「はい(F1)」
フォーマット後の「ディレクトリ」と「ファイル」
Directory
-L0[PRIVATE] ----L1[MEIGROUP] -L2[PCC] -L3[FAX] ----------------------L4[DOC]
-L0[IMEXPORT] -L3[PCC-DAT] -L4[ADDRESS] -L4[REC]
Files
/PRIVATE/MEIGROPU/PCC/FAX/DOC/DOC_INF.BIN
/PRIVATE/MEIGROPU/PCC/FAX/DOC/DOC_INF.BAK
$ hexdump DOC_INF.BIN
00000000 00 00 00 00 0c 04 00 00 00 00 0c 00 ff ff ff ff |................|
00000010 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff |................|
*
00000400 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff |............|
0000040c
$ hexdump DOC_INF.BAK
00000000 00 00 00 00 0c 04 00 00 00 00 0c 00 ff ff ff ff |................|
00000010 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff |................|
*
00000400 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff |............|
0000040c
「FAXTIFFWriter」でSDメモリに書く。タイトル名を求められるので「フォーマット後の最初」として作成した。2ページのファックス文書となる。
$ hexdump -C DOC_INF.BIN
00000000 00 00 01 00 6b 04 00 00 01 00 14 00 14 00 00 00 |....k...........|
00000010 57 00 02 03 01 00 09 00 00 00 00 00 01 01 03 02 |W...............|
00000020 06 e8 07 0a 03 0a 21 03 06 e8 07 0a 03 0a 21 06 |......!.......!.|
00000030 0a 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 08 14 83 74 83 |..............t.|
00000040 48 81 5b 83 7d 83 62 83 67 8c e3 82 cc 8d c5 8f |H.[.}.b.g.......|
00000050 89 0a 02 02 00 0b 0d 4f 41 33 30 30 31 00 00 00 |.......OA3001...|
00000060 00 00 00 00 0c 01 01 0e 02 02 00 ff ff ff ff ff |................|
00000070 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff |................|
*
00000460 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff |...........|
0000046b
/PRIVATE/MEIGROPU/PCC/FAX/DOC/OA3001/OA3001.TXT
/PRIVATE/MEIGROPU/PCC/FAX/DOC/OA3001/OA300101.tif
/PRIVATE/MEIGROPU/PCC/FAX/DOC/OA3001/OA300102.tif
「年:H(2017), I(2018), J(2019), K(2020), L(2021), M(2022), N(2023), O(2024),P(2025), ..., Z(2035)」最大2035年までか
「月:1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C」
「日:1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, ... U, V」
「数字:000 - 999」は、同一日内のファックス毎
ファックスデータのTIFファイルは、頁ごとにファイル名に「01, 02, 03, ..., 99」が追加設定される
OA3001/OA3001.TXTの中身は
$ cat OA3001/OA3001.TXT | iconv -f SHIFT_JIS -t utf8
2024年 10月 03日 10時 33分
相手のファクス情報
ナンバーディスプレイ フォーマット後の最初
DOC_INF.BINの調査内容
Address Data
00000000 00 00 01 00 : ブロック数?
00000004 ba 0a 00 00 : 次のブロック開始アドレス
00000008 12 00 9c 00 : ファックス数(0x12)とファクス情報群の開始アドレス(0x009c)
0000000C 9c 00 00 00 57 00 02 03
: ファクス情報インデックス アドレス(0x0000009c)サイズ(0x57)不明(0x020 x03)?
00000014 f3 00 00 00 57 00 02 03
0000001C 4a 01 00 00 57 00 02 03
00000024 a1 01 00 00 57 00 02 03
****省略0x0000000cから0x0000009bまで8バイトづつファックス数分続く
00000094 63 06 00 00 57 00 02 03
0000009C 01 00 09 00 00 00 00 00 : 0x000 1 不明、0x0009 Tag数
01 01 03 : Tag(0x01) Length(0x01) Value(0x03)
02 06 e1 07 02 07 0b 22
: Tag(0x02) Length(0x06) 時間 (0x07e1=2017年 0x02=2月 0x07=7日 0x0b=11時 0x22=34分)
03 06 e1 07 02 07 0b 22 : Tag(0x03) Length(0x06) 時間
06 0a 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 : Tag(0x06) Length(0x0a)
08 14 32 30 31 37 30 32 30 37 74 61 78 8c b9 90 f2 92 a5 8e fb 20
: Tag(0x08) Length(0x14) タイトル名(ShifJIS)(20170207tax源泉徴収)
0a 02 04 00 : Tag(0x0a) Length(0x02) ファクスページ数(0x0004)
0b 0d 48 32 37 30 30 31 00 00 00 00 00 00 00
: Tag(0x0b) Length(0x0d) ファックスデータのあるディレクトリ名(H27001)
0c 01 00 : Tag(0x0c) Length(0x01) Value(0x00)
0e 02 02 00 : Tag(0x0e) Length(0x02) Value(0x0002)
000000f3 ****省略
0000014a ****省略
000001a1 ****省略
****省略 0x0000009cから0x000006b9までファックス情報87バイトがファックス数分続く
00000663 01 00 09 00 00 00 00 00 : 0x0001 0x0009(=Tag数)
0000066b 01 01 03
0000066e 02 06 e8 07 0a 03 09 31 : 2024/10/3 9:49
00000676 03 06 e8 07 0a 03 09 31
0000067e 06 0a 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0000068a 08 14 83 74 83 48 81 5b 83 7d 83 62 83 67 8c e3 82 cc 8d c5 8f 89
: タイトル入力した「フォーマット後の最初」データ
000006a0 0a 02 02 00
000006a4 0b 0d 4f 41 33 30 30 31 00 00 00 00 00 00 00 : OA3001
000006b3 0c 01 00
000006b6 0e 02 02 00
000006ba ff ff ff ff ff : 0x6baから0xab9まで1024個の0xffが続く
000006c0 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff
****省略
00000ab0 ff ff ff ff ff ff ff ff ff ff
00000aba
(2)送信データのTIFファイル
macOSプレビューの「書き出す」で「TIFF」を選択してもCCITT G4圧縮が出来ない(表示する事は可能)。
Windowsのプリンターデバイスで「FAX」を選択してCCITT G4圧縮の白黒2値データを作成できる。(Word から画像ファイル(TIF)を作成する方法)TIFファイルを保存する時、頁ごとに1ファイルとして保存する必要がある。
Word(メモ帳でも良い)でFAX文書を作成して、プリンターデバイスに「FAX」を選択してファックス原稿ファイルを生成する。複数ページのfaxデータは、1つのファイルに統合したTIFファイルが作成される。複数ページのファックスファイルを1頁づつ保存し、ファイル名を2024年10月10日作成で「OAA00101.tif」と「OAA00102.tif」として「OAA001」フォルダに保存した。フォーマット直後の「DOC_INF.BIN」のフォルダ名、ページ数、日付をバイナリーエディタで修正してSDメモリに書き込んだ。「OAA001/OAA001.TXT」もエディタで作成し書き込んだ。
「OAA00101.tif」「OAA00102.tif」両ファイルとも「macOSプレビュー」や「Windowsフォトビュアー」でTIF画像表示される。
作成したSDメモリーカードを「KX-PD102D」に挿入して確認するとタイトル表示がされるが、「表示」をしても画像が表示されない。
SDメモリーカード内の「OAA00101.tif」「OAA00102.tif」をFaxTiffWriter作成ファイルにファイル名を「OAA00101.tif」「OAA00102.tif」に書き換えると「KX-PD102D」で表示することができる。
FaxTiffWriterで作成されたファックス画像TIFファイルのタグを調べてみた
FAXTIFFWriter
1ページ目
IFDP=00000008 IFDC=0011
Tag ID=00fe Type=4 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0100 Type=3 Count=1 Val=000006c0
Tag ID=0101 Type=3 Count=1 Val=00000924
Tag ID=0102 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0103 Type=3 Count=1 Val=00000004
Tag ID=0106 Type=3 Count=1 Val=00000000
Tag ID=0107 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=010a Type=3 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0111 Type=4 Count=1 Val=0000010b
Tag ID=0115 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0116 Type=4 Count=1 Val=00000924
Tag ID=0117 Type=4 Count=1 Val=0000020c
Tag ID=011a Type=5 Count=1 Val=000000da
Tag ID=011b Type=5 Count=1 Val=000000e2
Tag ID=0128 Type=3 Count=1 Val=00000003
Tag ID=0129 Type=3 Count=2 Val=00000000
Tag ID=013b Type=2 Count=33 Val=000000ea
IFDP=00000000
2ページ目
IFDP=00000008 IFDC=0011
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Tag ID=0103 Type=3 Count=1 Val=00000004
Tag ID=0106 Type=3 Count=1 Val=00000000
Tag ID=0107 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=010a Type=3 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0111 Type=4 Count=1 Val=0000010b
Tag ID=0115 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0116 Type=4 Count=1 Val=00000924
Tag ID=0117 Type=4 Count=1 Val=0000020c
Tag ID=011a Type=5 Count=1 Val=000000da
Tag ID=011b Type=5 Count=1 Val=000000e2
Tag ID=0128 Type=3 Count=1 Val=00000003
Tag ID=0129 Type=3 Count=2 Val=00000000
Tag ID=013b Type=2 Count=33 Val=000000ea
IFDP=00000000
Windows FAX Printer Driver
IFDP=0000029a IFDC=0011
Tag ID=00fe Type=4 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0100 Type=4 Count=1 Val=000006c0
Tag ID=0101 Type=4 Count=1 Val=00000923
Tag ID=0102 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0103 Type=3 Count=1 Val=00000004
Tag ID=0106 Type=3 Count=1 Val=00000000
Tag ID=010a Type=3 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0111 Type=4 Count=1 Val=00000008
Tag ID=0115 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0116 Type=4 Count=1 Val=00000923
Tag ID=0117 Type=4 Count=1 Val=00000292
Tag ID=011a Type=5 Count=1 Val=00000370
Tag ID=011b Type=5 Count=1 Val=00000378
Tag ID=0124 Type=4 Count=1 Val=00000005
Tag ID=0128 Type=3 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0129 Type=3 Count=2 Val=00000000
Tag ID=0131 Type=2 Count=32 Val=00000380
IFDP=000005a6 IFDC=0011
Tag ID=00fe Type=4 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0100 Type=4 Count=1 Val=000006c0
Tag ID=0101 Type=4 Count=1 Val=00000923
Tag ID=0102 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0103 Type=3 Count=1 Val=00000004
Tag ID=0106 Type=3 Count=1 Val=00000000
Tag ID=010a Type=3 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0111 Type=4 Count=1 Val=000003a0
Tag ID=0115 Type=3 Count=1 Val=00000001
Tag ID=0116 Type=4 Count=1 Val=00000923
Tag ID=0117 Type=4 Count=1 Val=00000206
Tag ID=011a Type=5 Count=1 Val=0000067c
Tag ID=011b Type=5 Count=1 Val=00000684
Tag ID=0124 Type=4 Count=1 Val=00000005
Tag ID=0128 Type=3 Count=1 Val=00000002
Tag ID=0129 Type=3 Count=2 Val=00000001
Tag ID=0131 Type=2 Count=32 Val=0000068c
IFDP=00000000
Windows FAX Driver作成のTIFファイルに「0x107(263)」を加え、「0x0124(292)」を削除、「0x131(305)」のテキスト文字列を変更せず「0x13B(315)」に変更して「KX-PD102D」に読み込ませたが表示されなかった。
FaxTiffWriterが作成したTIFファイルで「0x13B(315)」のテキスト文字列を変更せず「0x131(305)」に変更しても「KX-PD102D」で表示される。「0x131(Software)」と「0x13B(Artist)」は、どちらでも表示に影響を与えない。
FaxTiffWriterが作成したTIFファイルで「0x107(263)」を削除して、最後のタグ「0x13B」の後ろにダミータグを挿入、タグ数は、「0x10」としてみた。非表示。
「0x13B」を「0x131」に変更、ダミー挿入したタグ部に「0x13B」を挿入し(データは両者同じ)、タグ数を「0x11」としてみた。表示。
「0x107」削除、「0x124」追加、「0x131」タグ数「0x11」として、Windows FAX Driverの生成するTIFと同じタグにしてみた。表示。
「0x128」「0x11A」「0x11B 」のResolutionをWindows FAX Driverのインチと同じにしてみた。非表示。
テスト結果からタグ数は同じである必要がある。
タグ種「0x107」「0x124」「0x131」「0x13B」の違いは問題ない。
Resolutionは、センチ定義の必要がある。
FaxTiffWriterとWindows FAX Driverの作成するTIFファイルの相違は、Index File DirectoryとImage Dataの開始位置が異なる点となる。
Windows FAX Driverが生成したTIFファイルのタグ位置(IFD)を先頭に配置し、Image Dataを続けて配置し、Resolutionをセンチ定義に変更してみた。
結果、表示するようになった。
FaxTiffWriterが生成したTIFファイルのImage Dataは、「0x0000010b」から始まる。この位置を後ろに変更する(例えば、0x0000010c)と表示しなくなる。Image Dataは、「0x0000010b」から始まる必要がある。IFDとImage Dataの間には、「0x11A」「0x11B」のResolutionデータ値や「0x131」「0x13B」のテキストデータが配置される。特に、テキストデータが増えるとImage Dataの開始位置がズレるので注意が必要となる。
「0x131」「0x13B」のテキストデータを増加させる必要がある場合は、Image Dataの後にテキストデータを配置し、「0x131」「0x13B」のオフセットアドレスに設定する。
(3)その他
Windows FAX Driverが作成したTIFファイルを「KX-PD102D」が扱えるファイルに変換してSDメモリーに書き込むスクリプトの作成を検討する事にした。