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Macbook pro(Late2013)が膨らんでトラックパッドのクリックが出来なくなった

2024-08-28 10:00:00 | PC
Macbook pro(Retina, 15-inch, Late 2013) [macOS BigSur バージョン11.7.10]が膨らんでトラックパッドのクリックが出来なくなった。原因は、バッテリーの膨張変形が推定される。
2014年に購入後、トラックパッド部周りが膨らみクリックが渋くなった。2020年7月に「ビンテージ」品としてアップル銀座店で修理した。この時バッテリーの膨張変形が原因と診断されバッテリー交換(¥21,780-)を実施した。バッテリーが本体に接着されているので、交換は本体ケース部ごと交換になると説明された。
通常、Bluetooth接続のトラックボールを使用しているため気がつかなったが、キーボード操作時に「座りが悪い」。よく観ると少し膨らみ始めていた。
数ヶ月たったらトラックパッドのクリックが全く出来なくなるほど膨らんでいた。
既に「オブソリート」品なのでアップルでバッテリー交換が出来ない。自分で交換することにした。

膨らんだMacbook pro


調達した「交換用バッテリーキット」(価格:7,990円税込)

裏蓋ネジ(ペンタローブ[5角星形])用のドライバー(ブルー)と内部のバッテリー端子版を固定するネジ(ヘックスローブ[6角星形])用のドライバー(紫)が付属している。バッテリーを持ち上げる吸盤、プラスチックのスクラッチ版と棒(スパッジャー)、ゴム手袋とキズ防止用布状紙(ディスプレーとキーボードの間に挟み保護する)が付属。
3Mのシールはがし(強力タイプ)も用意した。

ペンタローブのドライバーで裏蓋のネジを外す。ネジは、10本。4隅の4本が若干長く、残り6本は同じ長さ。
裏蓋は、バッテリーの膨張で押され、ネジが外れると弾ける様に反り上がった。ネジを飛ばさない様に気をつける必要がある。

6個のバッテリーが全て膨張していた。

取り外した裏蓋

本体と裏蓋の埃を取り、汚れを掃除して、バッテリー取り外しの準備をした。

キットのバッテリー交換説明は、iFixitのバッテリー交換手順とキットメーカのビデオ説明
交換手順では、バッテリー以外のパーツ(キーボードとトラックパッドを残し)を本体から取り外してから取り外す手順となっている。
手順の写真を観ているとトラックパッドのケーブルが異なっている。
2020年のバッテリー交換で本体ケースやバッテリーが変更されているためかもしれない。
インターネット上では、パーツがついたままバッテリーの取り外すガイドが紹介されていたので、バッテリー接続端子を外し、バッテリーを取り外すことにした。

バッテリーとコネクタ間にPCボードが接続されている。このPCボードが本体と2本のへクスローブビスで固定されている。バッテリー接続端子を外し、PCボード固定ビスを外しておく。
一番右端のバッテリーに吸盤を付け上方に引き上げながらスクレーバーや棒(スパッジャー)を使って粘着テープを剥がす。シールはがしを隙間から少し噴射塗布しながら外した。右二つ、左二つ、最後に中央の二つのバッテリーを取り外した。

バッテリーの裏側(接着されていた側)


シールはがしを塗布して本体に残った粘着テープの残骸を除去する。


除去後の本体


新しいバッテリーを装着し、PCボードをヘクスローブビスで固定し、コネクタを装着する。


裏蓋を取り付け、膨らみが解消され、正常な状態になる。


動作確認の前に、充電器を接続して3時間ほど充電しフル充電状態にした。
電源ボタンで起動。
ログインしてバッテリー情報を確認した

before changing the battery


after changing the battery


バッテリー情報を確認中に突然ぷららメールサーバーの証明書が不正であるとメッセージボックスが表示された!
有効期間を確認するが、問題ない。インターネットでSSLサイトを表示すると「不正な・・・・・」とメッセージボックスが

ふと時計を確認すると「1970年1月1日」と表示されている!
正しい現在時刻を設定して復帰した

 
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トラックボールDEFT pro(M-DPT1MR)の左ボタン スイッチを交換してチャタリングを修復

2024-01-01 11:00:00 | PC
Elecomトラックボール(DEFT pro)M-DPT1MRの左ボタンがチャタリングでうっとおしい。
Googleで検索してみると「DEFT PRO の 右クリックがチャタリングし始めたのでマイクロスイッチを交換した」と右ボタンのスイッチ交換記事を見つけた。
左右の違いがあるが交換してみる事にした。
記事にあるようにオムロンのD2F-01Fハンダ吸い取り線をアマゾンで注文した。
M-DFT1MRの分解は、同じく「DEFT PRO の支持球を交換して滑りヌルヌルにした」が詳しい。

(1)M-DPT1MRの分解
電池カバーと電池、トラックボールを外し、T6トルクスドライバーで7本のビスを外す


本体上部を外す


左ボタンのある基板

赤丸のネジを外す(非序に軽く、アルミ製かもしれない。一つ飛ばしてまだ見つかっていない。。。)。
黄丸は、基板を引っ掛けて止めているツメ

追記:2024/1/12
飛ばしたビスが見つかった。机脇の書類ボックスの中から書類に挟まれていたようだ。書類を取り出し、めくっていたら、「コロコロ」と言う音が。


基板の部品面と交換するスイッチ

赤丸が交換するオムロンのD2FC-F-7N(10M) CHINA
左ボタン部のスクロール・ホィールは、基板上の光センサーで回転が検出される。ホィールの透明の枠に3本の角がある。各角は、基板上のスイッチを押す構造。耳のような角は、ホィールを倒した時にスイッチを押す。ホィールを押した時は、写真上右に見える角がスイッチを押す。
左ボタン部に基板を取り付けた時、強く閉めるとスイッチが押せなくなる。組み上げる前にスイッチが問題なく押せるか確認してから組み上げる必要がある。また、フレキシブルケーブルのコネクタ固定部が左ボタン部本体と競合するので、ケーブルを取り付けてから基板と左ボタン部を固定するのが良い。

(2)オムロンD2F-01Fスイッチの交換
取り外した基板からスイッチを取り外す

ハンダ吸い取り線を使い、ハンダを取り除く。完全には取りきれないので、スイッチの3本の足を温めハンダを溶かしつつスイッチを引き抜く。強く引きすぎると基板上のパターンを剥がしてしまう。慎重にスイッチを引き抜く必要がある。
取り除いた後は、再度ハンダ吸い取り線で残ったハンダを吸い取る。
スイッチを引き抜く時にスルーホールを壊してしまった。信号線が基板部品面にパターンがあるため、新しいスイッチを取り付けても左ボタンが動作しない。
新しいスイッチをハンダ付する時に、スイッチを基板から浮かせた状態で真ん中の足を基板部品面でハンダ付する。その後、基板裏のパターンとスイッチの足を加熱し、スイッチを押し込む。一度この状態で、基板裏の「LB」とシルク印刷された近くのスルーホール部と足の導通を確認し、導通があれば、基板裏側の足をハンダ付する(最悪、この足と「LB」表記のスルーホール間をジャンパ線で接続する)。


D2F-01Fに交換された基板

「OMRON JAPAN」の文字が光っている。

新旧スイッチ



 

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Dynabook SS RX2/T7H (Win7)上のWiresharkでVLAN tag capture設定

2021-09-01 09:00:00 | PC
DynaBook SS RX2/T7H(2009年1月)[Core 2 Duo U9300@1.2GHz] (Windows 7 Pro)をWireshark専用機として利用している。Netgear L2スイッチVLAN上でDHCP IP取得ができない事象を調べるため、VLAN tagを含めてパケットキャプチャを試みたが出来ない。Linux OSの機種では、VLAN tagがキャプチャ出来る。
Wiresharkサイトの「VLAN capture setup Windows機」にchipメーカー毎の解説がある。SS RX2は、Intel 82567Vが使用されているのでIntelの「My Sniffer Isn't Seeing VLAN, 802.1q, or QoS Tagged Frames」を参照して設定してみた
(Googleで「MonitorModeEnabled Intel」すると日本語のサイトもいくつか出てくる)。


Intelサイトによれは、Adaptor Driverのファイル名プレフィックスが「e1y」なので、「MonitorModeEnabled=(dword) 1」をRegistoryに設定すれば良いようだ。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Class\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}\00nn
複数ある「{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002BE10318」をスクロールし「(設定)」が「Network Adaptors」を探す。

「Network Adaptors」下位項目の「00nn」をスクロールし「DriverDesc」が「Intel 82567V」を調べる。「00nn」が「0007」である事を確認(この機械は0007)し、「MonitorModeEnabled」を設定し、再起動、WiresharkのVLAN tagを確認して設定終了。となるはずだったが変化なし。
設定失敗例を参考に再確認するも該当せず。。。
ドライバーが最新か確認。「10.1.17.0(2011/10/20)」で最新のようだ。古過ぎて遥か昔。。。
Intelサイトの注意書きを再度確認してみる
ControlSet001 might need to be Current Control Set or another 00x number.
とある。
Registoryを確認してみると「ControlSet001/002/003」と3個存在する。。。

「001」が「CurrentControlSet」に反映していないようだ。「001」に「MonitorModeEnabled」を設定しても「CurrentControlSet」に反映しない。「002」「003」と順番に設定してみる。「002」に「MonitorModeEnabled」を設定すると「CurrentControlSet」に反映される。
「ControlSet002」に「MonitorModeEnabled」を設定し、「CurrentControlSet」を確認する
ControlSet002

CurrentControlSet

反映されている。
再起動して、WiresharkでVLAN tagがcaptureされているか確認

VLAN tag フィールドがキャプチャーされている。

 

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Windows10のMailで「デジタル署名エラーメール」を確認するー誤判定?

2021-04-04 14:00:00 | PC
iPhoneでデジタル署名エラーのメールを受ける」と同じメールをWindows10(Version 20H2/OS build 19042.906)のメール(Version 16005.13426.20566.0)で表示すると「smime.p7s」でデジタル署名ファイルが表示される。
「smime.p7s」クリックで「管理コンソール3.0」「certmgr」が起動されデジタル署名の証明書が表示される。

証明書を発行したCAまで表示されるが、CAを認証した「Root CA」が表示されない。

有効なデジタル署名を持つメールでは、「Root CA」まで表示される


有効で無い「デジタル署名」を持つメールの「smime.p7s」を開き、


ユーザに発行された証明書パスを観ると「Root CA」までのパスが表示される


CA機関の証明書パスも「Root CA」までパスが表示される


CA機関の証明書が有効期間内である事を確認し、


CA機関証明書の「シリアル番号」を確認する


「CRL」の配布ポイントを確認し、


ブラウザで取得し表示させる


失効リストでシリアル番号を確認する

このCA機関は、「失効」している。このCA機関が発行した「デジタル署名」用の証明書も失効している事になる


OfficeのOutlookだと「デジタル署名」が正しく処理され、署名が正しくないことを警告している

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Macbook pro(macOS Mojave)からメッセージ(iMessage)にログイン出来なくなった

2021-02-13 09:00:00 | PC
2018年2月11日頃から「メッセージ」が送れなくなった
ネットワーク経由のiMessage送信が失敗して、SMSに切り代わったがSMS送信出来ないので未送信
受信も出来なかった
iPhone6Sからも同じアカウントにログイン出来なかったが、送受信共に「電話番号」を使っていたため不自由は無かった
ちょっと長めのメッセージ送信にキーボードが使えないのが不自由だった


iCloud用IDを使用しているのでiCloudの状態を確認してみた

サインイン状態でサインアウトして、再サインインしても問題無い
iCloud.comに何か異常が掲載されていないか確認してみた


特に異常と思われる情報は無い


iMessage や FaceTime をアクティベートしようとするとエラーが発生する場合
Mac で iMessage アカウントや FaceTime にサインインできない場合
など対応してみたが変化無し
iCloud Keychain breaks login for iMessage and FaceTime
これも効果無かった

2018年2月から3年間メッセージにログインできていなかった(Facetimeも)


Appleサポートに電話してみた(2021年2月11日)
AppleIDに関連したいくつかの確認を行った後、「サーバー側での処理対応」を実施して確認する事になった
処置対応の結果、iMessageにログイン出来た


この「処理対応」は、「SPAMMER扱いでアカウントがロック」された事への解除処理のようである
何度も「多量のメッセージ発信をしなかったか?」と確認された・・・
また「アカウントに対し1回しか対応出来ない」との事・・・

「家族」「友人」とのメッセージ交換程度で多量のメッセージを送るようなことは無かったのだが・・・

iMessage/FacetimeのアカウントとiCloudのアカウントは、IDが同じでも別アカウントとの事
なので再度ロックされたらiMessage/Facetime用のアカウントを作り直す必要がありそう・・・
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