NEC Aterm WR-8700N-HP/NUは、USBスティックセットとしてWL300NU-AGが同梱されていた。セット販売するくらいだから安定接続して当然、最高の性能を発揮することが期待される。
しかし、
最高性能を発揮する以前の問題で期待を裏切っている。
もしかしたら、
Panasonic CF-Y4とWL300NU-AGの相性が悪いのかもしれないと調査をしてみた。
業務で使用しているCISCO AP-1252AG-PとCF-Y4+WL300NU-AGでの無線LAN接続の安定性を確かめてみた。
CISCO Aironet AP-1252AG-P
この無線LANアクセスポイントの電波状況をNECのサテライトマネージャで表示すると
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/1c/a85aad5f5465872641b3f41e55f502ac.jpg)
のように、2.4Ghz帯が1+5CH、5Ghz帯が36+40CHである。測定したフロアには、CISCOの1812Jから11bの11chと11aの46ch電波が出ているが、11aの46chは、J52のためサテライトマネージャは表示できない。
CF-Y4には、スティックセットに付属してきたWL300NU-AGとBuffaloのWLI-UC-300HPを交互に接続し測定した。AP-1252AG-PとCF-Y4の間は、おおよそ5m位の距離で、複数のネットワークセグメント間をCISCOのSWを介し最小ネットワーク帯域100Mbpsで接続されている。無線LANアクセスポイントとCF-Y4間は、EAP-TLSで認証を行いWPA2/AES暗号化された接続となる。NEC WL300NU-AGの11na、11ng、Buffalo WLI-UC-G300HPの11ngで接続し、おおよそ1.2GバイトのファイルをCF-Y4とファイルサーバ間で相互にコピーし時間を計測した。
NEC WL300NU-AG/2.4Ghz接続
NEC WL300NU-AG/5Ghz接続
Buffalo WLI-UC-G300HP/2.4Ghz接続
測定の結果は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/37/c5dc420d0d7d4773249fc2c1eccfe19a.jpg)
となり、CF-Y4+WL300NU-AGで11naでも11ngでも安定して長時間の無線LAN接続ができた。
CISCO AP-1252AG-Pを加えた接続対応表は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0e/c04c224f6126b730e3fd9d4bc3c28b5b.jpg)
となり、
NEC推奨の組み合わせWR-8700N-HPとWL300NU-AGでの接続は出来ない!
と言う結論となった。さて、NECのサポートに問い合わせをしてみようと思う。
Buffaloのサポートのようなことが無いことを祈る。