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思いやりって、わからないニッポン

「思いやり」はコトバだけ!?
いや、解釈が変わっていく、のだ。

 

先日、近親者の葬儀があった。

火葬場が、随分とシステマティックになった。

物価高と景気のせいだ。

そして、作業量と時間の兼ね合いか。

予算を縮小し、回転率をあげる,

薄利多売、人の死に対し不謹慎かもしれないが。

 

以前に比べ、丁寧さを感じなくなった。

 

火葬後、全身を見せて、

身体全体の骨の残り具合、部位を説明して、

故人とのお別れの時間を端折った。

遺族を近寄らせず、いきなりほうきで骨を寄せ集めた。

 

納骨時にも、骨を拾い切るまでの時間もなく、

ひとり一回、で終了。

またもや、残りをほうきで掃き集め納骨

 

お別れというより作業。

 

 

米軍への『「思いやり」予算』は特別協定が承認され、

5年総額1兆551億円の見込みで、

年平均2110億円と今年度より約100億円の増額だそう。

 

「思いやり」は、

この国ニッポンではどこに行くのか?

 

「思いやり」には、お金が付きものになった。

でどころは、すべて、われわれ、庶民の懐だ。

 

 

 

 

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