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アベノマスクの正体。 (8)アベノマスクはどこで調達?

政府は、アベノマスクをどこから調達したのか?

 

厚生労働省は21日、

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて政府が全世帯に2枚ずつ配布する

アベノマスクの受注企業3社と契約額を明らかにした。

興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社で、

契約額はそれぞれ約54.8億円、約28.5億円、約7.6億円で

計約90.9億円だった。

社会民主党の福島瑞穂が受注先を公表するよう求めていた。

(2020年年4月21日 毎日新聞より)

 

立憲民主党の蓮舫副代表が25日、ツイッターに新規投稿。

新型コロナウイルス感染防止対策で政府が配布を進めるアベノマスクについて、

厚生労働省が1社の社名を明らかにしないと指摘した。

 蓮舫氏は「令和元年度予備費から今年3月に高齢者施設等用に

2000万枚を調達、その内、50万枚を妊婦さん用に配布。

その中にカビや不良品が混じっていて回収となりました」と投稿。

 さらに蓮舫氏はマスクの受注元について言及。

伊藤忠商事、マツオカコーポレーションにもう一社の4社が受注したと

言いますが、厚労省はこの1社の社名を明らかにしません」と記した。

(「2020年4月25日 蓮舫ツイッター」2020年4月25日 デイリーより)

 

厚生労働省は受注企業について

「興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社プラス1社」と説明し、

残る1社については公表していない。

残る1社についても公共調達のルール上、公表する義務があり、

野党は公表を強く求めているが、

厚労省の担当者はかたくなに拒み、かえって疑念が広がっている。

(2020年4月26日 毎日新聞より)

 

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、

政府が配布している妊婦用の布マスクを受注した4社のうち、

公表していなかった1社は福島市の「ユースビオ」であることを明らかにした。

妊婦用マスクについては、変色や異物混入などが見つかり、配布を中断している。

 菅氏の説明によると、これまでに妊婦用のアベノマスクは約50万枚配った。

介護施設などに配った約2千万枚のアベノマスクの一部だという。

介護施設向けマスクを受注したのは、

伊藤忠商事や興和、マツオカコーポレーション、ユースビオ、「横井定」の

計5社で、横井定を除く4社が妊婦用マスクを納入。

菅氏は「改めて確認を行い、ユースビオの納入分も妊婦用マスクに配布されていた。

確認できたため、公表した」などと話した。

(2020年4月27日 朝日新聞デジタルより)

 

⇒実に、(不)愉快だ。

明らかにしない残り1社とは?

厚労省の担当者はかたくなに拒み、かえって疑念が広がっている。

(2020年4月26日 毎日新聞より)

からの、一転、

菅氏は「改めて確認を行い、ユースビオの納入分も妊婦用マスクに配布されていた。

確認できたため、公表した」などと話した。

(2020年4月27日 朝日新聞デジタル)

 

⇒1日で、(出来るんだよね。意志、命令があれば)確認のうえの公表が。

のり弁(黒塗り)提出も、記憶に、記録にないと言うのは、

政府の意志がなく、隠蔽事項と言うことが良く判る。

この案件については、

安倍、菅、劇場の『アベノマスク』と言う

自分達にとって安全なシナリオが完成したから公表したわけだ。

 

 

衆議院予算委員会で4月28日、

政府が妊婦向けに配布したアベノマスクをめぐり、

非公表だった「4社目」として突如、

会社名が明らかにされた福島市の企業「ユースビオ」を巡る質疑があった。

 

大串博志議員(立憲)の質問に答弁した加藤勝信厚生労働相は、

随意契約として問題はなかったとの認識を繰り返し示した。

 

政府は、計2000万枚の布製マスクの配布を

介護施設や障害者施設、保育園、幼稚園などに進めている。

このうち、50万枚を妊婦向けに配るとしている。

厚労省はこれまで、この妊婦向けマスクについて、

受注企業を「興和」「伊藤忠商事」「マツオカコーポレーション」

「上記3社に1社を加えた4社」と社名を明らかにしていなかった。

その後、菅義偉官房長官が4月27日の会見で、ユースビオの社名を公表した。

こうして公表が遅れたことなどからSNS上で話題になり、

「首相のお友達企業」「利権絡み」「癒着があるのでは」などと

憶測が広がっていた。

 

こうした状況のなか、

大串議員は国会で

「3社が極めて大きな規模の会社であるなか、

随意契約という形で発注を受けられていますが、

ユースビオとはどういう会社ですか?」と質問した。

加藤厚労相は

「福島市に本社がある木質ペレットの関係の輸出入業をやっている企業だと

承知している」と答弁した。

そのうえで、ユースビオとは3月16日に随意契約を結び、

契約金額は5.2億円だったと述べた。

新たな企業名が浮上

大串議員は、3月に契約を結んだ段階でのユースビオの法人登記簿では、

・再生可能エネルギー生産システムの研究開発・販売
・バイオガス発酵システムの研究開発・販売
・オリゴ糖の糖質の生産・加工・販売

などを目的とする一方、マスクの生産・輸出入」については明記されていない

と指摘。

しかし、同社の登記簿上では4月に入ってから「貿易および輸出入代行業ならびに

それらの仲介およびにコンサルティング」が加わったといい、

「それを知らないで契約したのか」と質問した。

加藤厚労相は「輸出入をするもう一つの会社と一緒になって契約額が5.2億円。

輸出入に関しては、その会社が担っていると聞いております」と答弁し、

こう述べた。

「(その会社とは)シマトレーディングという会社であって、

ユースビオはマスクの布の調達、納期時期などの調整、

シマトレーディングは生産・輸出入の担当をしていたと聞いている」

「ユースビオとシマトレーディングは、

グループ企業であり、代表としてユースビオをあげている」

なぜユースビオと随意契約を結んだのかを大串議員が追及すると、

加藤氏は「他の布製マスクを供給している方を含め、

経産省が主体となってが声がけをさせていただいた。

それに応えていただいた事業者の一社です」と説明した。

マスクの品質および価格、企業の供給能力、迅速な対応が可能であるかなどの

観点から選定を行い、速やかにマスクを配布する必要があるということで

随意契約をした

 

⇒実際は「アベノマスクは、質より量。とにかく早く」

(政府担当者)

(2020年6月1日 医療サイト朝日新聞アピタル より)

 

「具体的には、ユースビオから供給可能枚数などの納入計画の提案があり、

供給能力や納期についてヒアリングを行った。

マスクのサンプルの提出を依頼して、

マスクの品質に支障がないと確認したうえで、契約した。

当該社の納入したものについては、少なくとも今の段階で、

不良品などの指摘は受けていない」

「政府としては幅広い業種にマスクの受注を依頼しており、

早くできるところを積極的に取りにいくのが、今の我々の姿勢です。

積極的に手をあげていただいたところは、

質や能力、時期をしっかり守っていただければ、

 

⇒実際は「アベノマスクは、質より量。とにかく早く」

(政府担当者)

(2020年6月1日 医療サイト朝日新聞アピタル より)

 

積極的に対応するのが現下の姿勢です」と

政府の対応についても問題はなかったいう認識を示した。

ユースビオの代表は、BuzzFeed Newsをはじめとする各メディアの取材に

「(政府の)癒着は一切ないです。もし癒着があったら、

もっと高い値段にしてますよ」と語っている。

(2022年4月28日 BuzzFeed News より)

 

ユースビオとは3月16日に随意契約を結び、

契約金額は5.2億円だったと述べた。

3月に契約を結んだ段階でのユースビオの法人登記簿では、

・再生可能エネルギー生産システムの研究開発・販売
・バイオガス発酵システムの研究開発・販売
・オリゴ糖の糖質の生産・加工・販売

しかし、同社の登記簿上では4月に入ってから

「貿易および輸出入代行業ならびに

それらの仲介およびにコンサルティング」が加わった

 

⇒きな臭さが残ります。

大串博志議員(立憲)には、もう一歩踏み込んで欲しかった。

 

 

 

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