京都洛南ロータリークラブ

元気一番 2015~2016年度  会長 佐藤 邦友

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1月26日例会・2月2日週報

2016-01-28 10:08:51 | 例会・週報
「絵を描くという事」
 画家 久保 和子様

高校2年の夏、私は、姉と海岸で星空を眺めながら、自分の将来について考えていると、ふと、虚しさが込み上げてきました。このままでいいのだろうか?私は、激怒する親の反対を押し切り、エスカレーターで進学できる大学への推薦を辞退し、「絵を描こう!」と決心しました。その後、実技、デッサンなど受験のための猛勉強をして、京都学芸大学特修美術西洋画科へ入学し、画家としての覚悟を決め、現在に至ります。絵画には、装飾品としての絵画と表現としての絵画など色々なジャンルがありますが、私の作品は、どちらかと言えば、表現としての絵画です。絵を描くにおいて、一番大切なことは、その人にしか見つけられない形、色、構図などのオリジナリティーを表現することだと思います。そして、自分自身も日常生活の中で色々なことを考えながら、自分のフォルムを見つけ出し「女」を表現してきました。
今日は、私のホームページの中の作品をスライドショーで皆様に見て頂きたいと思います。
 










最後に私の制作のモットーを紹介させていただきます。
絵具を使って描く事を止め 花嫁が纏う打ち掛けに その後どんな人生が待っていたか 思いを巡らせながら女を創る。心を掻き混ぜ かきまぜ、私の永い人生も重ね合わせる。体が千切れて もう一つの命が生まれる神秘、乳房から溢れる白い液体だけを飲んで ふにゃふにゃだった小さな命が 笑うようになる不思議、大いなる者の存在無くしては成しえない技、女だけが知る事が出来る啓示。 唯々 感謝。
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2月2日週報


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