『 高齢者の疾患~新しい病名 』
西川医院 院長、会員 西川 昌樹君
日本は世界の歴史上類を見ない急速度で高齢化への道をあゆんでいます。2013年度の統計では国民の25%が65歳以上の高齢者です。1992年にはわずか7.2%。2015年には65歳以上の国民のうち、700万人が「認知症」になると予想されています。この事態をいかに切り抜けるか、介護の問題は介護士の養成と、待遇改善を含めて急務です。医療の現場でも高齢化時代に即応して、従来なかった疾病概念が持ち込まれています。最近の神経内科を中心とした分野では、フレイル とサルコペニア の病名が定着しつつあります。フレイルとは徐々に衰えていくこと、介護を必要とする段階の前に、フレイルの坂道を想定することで、介護認定までの道筋を順序立てること、サルコペニアは筋肉の減少により、運動能力が低下することですが、フレイルの概念とも一致します。健康な高齢者になるには、いかにすべきかを考えるようになればいいかなと思います。
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◎例会報告
次年度地区へ出向されます小中達磨会員に、規則・手続委員会副委員長の委嘱状が届きましたので、佐藤会長より手渡されました。
◎ゴルフ同好会だより
3月30日(水)に瀬田ゴルフ東コースにて開催された洛南RCゴルフコンペは、小春日和の絶好のお天気の中、参加者は少なかったのですが、この日は高麗グリーンの方でかつ砲台グリーンに悪戦苦闘しながらも楽しいラウンドが出来ました。栄えある優勝には西田君(下写真左)、第2位に市村君、第3位に山仲君、B.B.賞には佐藤会長がそれぞれ入賞されました。ご参加いただきました皆様、大変お疲れ様でした。次回開催をお楽しみに!!
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4月5日週報
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