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国宝 土偶展

2010-01-09 23:09:25 | 美術[た]
文化庁海外展 大英博物館帰国記念「国宝 土偶展」@東京国立博物館


 天気のよい土曜日の午後、上野でちょっとどぐって来た。縄文時代(まだ私は生まれていない頃)←(そんな注釈いらんて)のお茶目な土偶が67点並んでいる。広い平成館ではなく、本館1階正面のいつもアジアの仏像を展示していた部屋なので、たいして広くない。

 出土地はなぜか東日本が圧倒的に多い。なぜなんだろう? 土偶は全部女性なのだそうだ。おっさんみたいな顔の奴もいるので気づかなかった。約18000展発掘されている土偶の中で、国宝になった土偶は3人しかいないらしい。その3人が集合、それから宇宙人っぽく見えるメガネをかけたような亀ヶ岡遺跡のお馴染み遮光器土偶や、ハートな顔した土偶、ホッテントット族みたいな尻に子供が乗れそうな土偶、土器に張り付いたようなかわいらしいダンシング土偶など、新春土偶ショーに相応しいスターが思い思いの変な格好で登場している。

 例によってガチャガチャがあったので200円で1個買ったら縄文土器だった。この火焔式土器も展示してあったのでまあいいや。ていうかけっこういいかも。ちゃんと器状になっているので実用的である←使うか
ハート型土偶ちゃんは昔買ったやつを持っているし、照れちゃう埴輪くんや無口な馬埴輪くんも持ってるから、これは当たりだと思っても差し支えない。

 その後は本館をうろうろ。丸山応挙『梅図襖』のギャラリートークを聞いたり、新春特別展示「寅の巻」なんてのを見たり、東洋館の休館に伴う臨時アジアギャラリー表慶館をうろちょろしているうちに閉館時刻になってしまった。



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