ざっきばやしはなあるき  

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美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

第43回 日展

2011-11-16 07:38:37 | 美術[な]
日展

 11月12日の土曜日は「日展の日」とか言っちゃって観覧無料だった。ちょっと時間にうんと余裕があったので、いつになくじっくりと見てしまった。無料だけあって、けっこうな賑わい、もちろん超人気展の行列には遠く及ばないものの、若い人も、鉛筆とノート持った高校生も来ていた。でも年配の人がずっと多い。

 会場は日本画、洋画、工芸陶芸、彫刻、書などさまざまで、あの広い美術館の6室を使っているので、真面目に見ていたらすごく時間がかかる。今回は真面目に見てしまったので4時間くらいかかった。それでそろそろ閉館時間が近付いてきてから「書」の部屋をピンポンダッシュしてしまった。まあイイジャマイカ。

 会場にはでかすぎる日本画や、でかすぎる洋画、さらにはでかすぎる皿やら花瓶やらが並んでいた。小さい絵なんか出したら誰にも気づかれない。もうどんどん大きくなるしかない。彫刻コーナーには大小いろいろな裸婦やら馬やら並んでいてエグい粘土の匂いがした。そんな中で気に入った作品をタイトルだけ羅列してみる。

「THE BRONX」 「登校指導」 「或る朝に」 「秋便り」 「光の筆跡」 「贈り物」 「宙」 「凛と」 「チョーク絵のある静物」 「白川郷雪景」 「風化」 「展示室」 「溜まり」 「華燈翠園」 「Special Time」 「ガレージの午後」 「絵を描く姉妹」 「都市空間の幻泳」 「神の棲む街」 「超越」 「pray'11(vol.2)」

 タイトルだけ並べると誰かのベストアルバムみたいだ。

「絵を描く姉妹」は黒川敬子さんの作品、かわいい雰囲気の絵で好き。

「チョーク絵のある静物」は小野大輔さんの作品。これがいちばんよかった。黒板に描かれたリアルなチョーク絵と手前のテーブルに置かれたカラフルな物たち。チョーク絵の達人としてテレビで紹介されたらしい。会場でそんなことを話しているおばさま方がいたので、どこでやってたのかな、と思って検索してみたらあったけど、とりあえずこれしか見つからない↓
小野大輔さんの紹介映像

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