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浮世絵 猫百景

2012-06-10 23:56:17 | 美術[な]
「浮世絵 猫百景 国芳一門ネコづくし」@浮世絵太田記念美術館


 総勢2321匹の猫が登場するというネコづくしな浮世絵展が原宿で開催中。ネコを数えたのは日本野鳥の会のみなさんではなくて、たぶん学芸員のみなさんである。

 年頭にも、UKIYO-E TOKYOで「にゃんとも猫だらけ展」が開催されたし、笠間では浮世絵だけではないが「猫まみれ展」が開催されたりしているので、珍しいことでもないが、猫は好きなので、けっこう毛だらけ猫にゃんだらけである。

 じゃれ猫、化け猫、役者猫、職人猫、入浴猫、袋をかぶった猫、いろんな猫が画面を賑わしている。前期・後期で展示替えがある。好きな猫絵、月岡芳年 《うるささう》と高橋弘明 《白猫》は前期には出ていないが、小林清親 《猫と提灯》は出ている。

 国芳の「はんじもの」という作品、人と猫が巨大な足に踏みつけられている、つかみはOKな図案、その下にイカやら天狗やら砥石に濁点やら手のひらに乗る鶴やら、何らかの文字や言葉を連想させるアイテムがいろいろ並んでいる。判じ絵はよくあるし、解説を読めばどんな駄洒落で何が書いてあるのかわかるのだが、この絵は何と書いてあるのかわからないらしい。誰か判じてくれぇ! そこらへんのえらい人!

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