ざっきばやしはなあるき  

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群馬建築ツアー

2011-11-14 22:56:31 | 美術[か]
 アートテラーとに~さん主催の「バスで行く!大日本お笑い建築ツアー【群馬編】」に参加した。講師はお笑い建築家soさん。いい天気の中、朝8時東京駅集合で大型バス満員状態で群馬へGo!

 (1)桐生市市民文化会館:坂倉建築研究所設計、ここは通過しながら窓越しに見るだけの予定だったが、あまりにもみんなの食い付きがいいので5分ほど止まって写真を取ることができた。修理中にUSS1701エンタープライズみたいなインパクトありありの外観。こういう変なもんは大好き。織物の町なので繭の形を表しているらしい。


 (2)富弘美術館:中学校教諭になりクラブ活動指導中、頸髄損傷。手足の自由を失いながらも、口に筆をくわえて描き始めた文や絵が注目を集めた星野富弘氏の作品を展示する美術館。1991年開館後、一度行ったことがある。日光からとっとことっとこバイクで走ってきて偶然見つけた。しかし2005年に新館が開館して旧館は取り壊されたので、1200件のコンペを勝ち抜いたヨコミゾマコト設計の新館は今回が初めての訪問。大小さまざまな円形を組み合わせて作られた建物は個性的。裏には湖があり散策路があり、のんびり過ごせる風光明媚な美術館である。


 (3)群馬県立近代美術館:磯崎新設計、1974年開館。ここにも富弘と同じ時に来たので2回目。大きな馬の彫刻だけはずっと印象に残っている。今あちこちにある美術館の、殺風景な白壁の四角い展示室「ホワイトキューブ」はこの美術館が原形となったのだとか。展示室が一面真っ赤な水玉模様だったら作品を展示する気も無くなるわなぁ。誰の作品を展示しても草間ワールドになっちまうもんなぁ。で、馬はあいかわらずそこにいた。


 (4)藤岡市鬼石多目的ホール:妹島和世設計、曲面ガラスで不思議な形態がにょろにょろと続いているホール。室内運動場と可動式客席が付いているステージホールがある。トレーニング室もありエアロバイクやルームランナーも無料で使える。でも何をするにも丸見えオンステージ。



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