「平等院鳳凰堂 平成修理完成記念 飛天の美 天上の舞」@サントリー美術館
六本木に天人がたくさん飛んできた。修理中の平等院鳳凰堂からは、雲中供養菩薩14体と、金色の光背飛天6体が飛んできた。いつもは阿弥陀如来の後ろの方の光背や壁にへばりついているのを、目の高さで見られるチャンス。目の高さにあるとけっこう大きめに感じる。さらに村上清氏による雲中供養菩薩の模刻像も9体展示してあり、そのうちの1体(南20)には手で触れることができるようになっている。御利益があるかどうかはあなた次第です。本物には時代を感じさせる木の傷みや汚れなどが見られるが、模刻像はさすがに綺麗なものだ。
ちょこちょこっとした彫り物や描き物の中に、よく見ると飛天っぽいのがいるのが見えたりするパターンが多々ある。飛天なのか筆が滑った書き損じなのか微妙なのもある。今までにも何人の飛天を見逃しながら生きてきたことだろうと人生を振り返るのも、また別の機会にしよう。
他にも、共命鳥(ぐみょうちょう)、迦陵頻伽、舞菩薩などの、なんとなく鳥っぽい種族やなんとなく飛びそうな種族がいろいろと展示されている。東博所蔵の文殊菩薩光背に彫られた横笛を吹く迦陵頻伽が緻密で優雅でかわいくてお気に入り。
六本木に天人がたくさん飛んできた。修理中の平等院鳳凰堂からは、雲中供養菩薩14体と、金色の光背飛天6体が飛んできた。いつもは阿弥陀如来の後ろの方の光背や壁にへばりついているのを、目の高さで見られるチャンス。目の高さにあるとけっこう大きめに感じる。さらに村上清氏による雲中供養菩薩の模刻像も9体展示してあり、そのうちの1体(南20)には手で触れることができるようになっている。御利益があるかどうかはあなた次第です。本物には時代を感じさせる木の傷みや汚れなどが見られるが、模刻像はさすがに綺麗なものだ。
ちょこちょこっとした彫り物や描き物の中に、よく見ると飛天っぽいのがいるのが見えたりするパターンが多々ある。飛天なのか筆が滑った書き損じなのか微妙なのもある。今までにも何人の飛天を見逃しながら生きてきたことだろうと人生を振り返るのも、また別の機会にしよう。
他にも、共命鳥(ぐみょうちょう)、迦陵頻伽、舞菩薩などの、なんとなく鳥っぽい種族やなんとなく飛びそうな種族がいろいろと展示されている。東博所蔵の文殊菩薩光背に彫られた横笛を吹く迦陵頻伽が緻密で優雅でかわいくてお気に入り。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます