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法隆寺 祈りとかたち

2014-05-20 19:33:52 | 美術[は]
「法隆寺 祈りとかたち」@東京藝術大学大学美術館

 東京では20年ぶりになるという法隆寺の名宝を集めた展覧会、金堂の吉祥天立像&毘沙門天立像は120cmくらいで、保存状態が良いので欠損もなく指先までしなやか、衣服には赤っぽい色が残っている。かわいい聖徳太子の二歳像は、つんつる頭に上半身裸で、赤い袴を付けている。見た途端、アブドラ・ザ・ブッチャーを思いだした。1949年に焼失した金堂の消失前の壁画模写もある。

 展覧会の外にも見逃せない展示がある。美術館入口の正面にある陳列館で「別品の祈り」という無料展示も開催中。こちらでも金堂の壁画模写が全面原寸大で、ハイテク超高精細で展示されている。陳列館2階の四面が壁画だらけ。ザラザラ感がすごくリアルで面白い。

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