「大仏ハンター」のクロスケさんが巨大建築仏の本を出版した。クロスケさんは全国のデカい仏像を巡るのを趣味としている、というか、副業になってしまっている人。テレビ・ラジオなどのメディアにもちょこちょこ出演していたり、ワンダーJAPANのような雑誌にも寄稿したりと、忙しい毎日を過ごしているようだ。
「巨大仏巡礼」の表紙は120mという日本一の高さを誇る牛久大仏を下から見上げた写真。160ページの中身は、クロスケさんが取材して撮り溜めた写真が中心で、全ページフルカラーの見ごたえある内容になっている。牛久大仏は周辺に高い建物が無いので、遠くからも見えるその威容はちょっとしたトワイライトゾーンである。そんな牛久大仏でも新宿西口に建てられたとしたら、角を曲がってみるまではどこにあるのかわからない。
クロスケさんとは「仏像マニアックス」というイベントでお会いした。同じく「仏像マニアックス」でお会いしたことのある、まんじまるさんも「大仏をめぐろう」という本を出版している。表紙は奈良の大仏。こちらの本は解説文が多く載っていて、読みごたえのある内容になっている。奈良の大仏だってデカい。座っていて15mくらいあるのだから、立ち上がったら30mくらいかな。でも残念ながら千三百年に一度しか立ち上がらない。
奈良の大仏は拝むけれど、コンクリートの大仏はありがたみが感じられないという人もいる。怪しげな観光施設の雰囲気がそう思わせるのかもしれない。でも単なる材質の問題だ。木像、石像、塑像、銅像、鉄像、ステンレス像、鉄筋像、ダンボール像、好みの仏像を楽しめばよい。建築技術の進歩に伴っていろいろな仏像が登場してくるのは当然。そのうち実体のないホログラフの巨大仏像とか、液体の仏像とかが出現する日が来るかもしれない。いや、知らんけど。その時にありがたいと思うかどうかはあなた次第です。私は信心深くはないので、物凄く由緒ある逸話を持ったボロボロズタズタの仏像より、保存状態の良い仏像や完成度の高い仏像のほうが楽しい。楽しくなければ仏像じゃない!
「巨大仏巡礼」の表紙は120mという日本一の高さを誇る牛久大仏を下から見上げた写真。160ページの中身は、クロスケさんが取材して撮り溜めた写真が中心で、全ページフルカラーの見ごたえある内容になっている。牛久大仏は周辺に高い建物が無いので、遠くからも見えるその威容はちょっとしたトワイライトゾーンである。そんな牛久大仏でも新宿西口に建てられたとしたら、角を曲がってみるまではどこにあるのかわからない。
クロスケさんとは「仏像マニアックス」というイベントでお会いした。同じく「仏像マニアックス」でお会いしたことのある、まんじまるさんも「大仏をめぐろう」という本を出版している。表紙は奈良の大仏。こちらの本は解説文が多く載っていて、読みごたえのある内容になっている。奈良の大仏だってデカい。座っていて15mくらいあるのだから、立ち上がったら30mくらいかな。でも残念ながら千三百年に一度しか立ち上がらない。
奈良の大仏は拝むけれど、コンクリートの大仏はありがたみが感じられないという人もいる。怪しげな観光施設の雰囲気がそう思わせるのかもしれない。でも単なる材質の問題だ。木像、石像、塑像、銅像、鉄像、ステンレス像、鉄筋像、ダンボール像、好みの仏像を楽しめばよい。建築技術の進歩に伴っていろいろな仏像が登場してくるのは当然。そのうち実体のないホログラフの巨大仏像とか、液体の仏像とかが出現する日が来るかもしれない。いや、知らんけど。その時にありがたいと思うかどうかはあなた次第です。私は信心深くはないので、物凄く由緒ある逸話を持ったボロボロズタズタの仏像より、保存状態の良い仏像や完成度の高い仏像のほうが楽しい。楽しくなければ仏像じゃない!
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