「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の秘宝」@東京都美術館
フェルメールの 《真珠の耳飾りの少女》、テレビ東京の「美の巨人たち」のオープニングCGにも出てきた、あまりにも有名なフェルメール作品が来た。知名度ではモナリザの足元にも及ばないだろうが、フェルメールと言ったらこれ!というくらいの人気。神戸市立博物館に巡回したあと、アメリカに向かうらしい。
1984年にも西洋美術館で「マウリッツハイス美術館展」があった。他にもあったかどうかは知らないが、それには行ってないので 《真珠の耳飾りの少女》 をナマで見るのは今回が初めて。以前やった時は 《青いターバンの女》 とかいうタイトルだったようだ。
あまり大きな絵ではないが、存在感は大きい。初日から混雑していて、この絵の前だけは1コーナー使ってジグザグの行列ができていて、かぶりつきは「止まらずにご覧ください」な状態だが、後列で見る分には止まって見られる。こんな混雑ぶりと特別にあつらえた展示空間が「あの絵に会えた」という臨場感を増幅させている。
《真珠の耳飾りの少女》 は特定の人物を描いたものではなく画家が理想どおりに描いた「トローニー」と呼ばれるものだそうだ。だからモデルはいないようだが、今となってはホントだかどうだかわかりゃしない。フェルメールは眉毛の薄い女性が理想だったのだろうか。
先着1万名にポストカードをプレゼントということで、《真珠の耳飾りの少女》 の絵ハガキをもらった。11am時点で5000人入っていたという噂もある。かなりの人気。
《真珠の耳飾りの少女》 にたどり着く前に、なんとなく通り過ぎそうにさりげなく展示されていたのは、2008年のフェルメール展にも来た 《ディアナとニンフたち》。あっ、これも来てたのか、見るまで気付かなかった。同じフェルメール作品なのにこの差別は何じゃらホイ。
わずか300mの距離に 《真珠のホニャララ飾りの少女》 2枚が集結した奇跡の夏。西洋美術館と東京都美術館、見に行かない人はどちらも行かないだろうし、見に行く人は多分どちらも行くのかな。
どうしても、どう転んでも、どう足掻いても、すぐ近くだからとどんなに諭されても、一身上の都合により片方しか行けない人は、自分の好きなフェルメールのある方に行った方が良い。フェルメールは気にしないという人には、所蔵品約50点のマウリッツハイスよりも、多数の彫刻も含めて約100点のベルリンのほうがいろいろと楽しめる気がするので、もしマンガイチそういう人がいたら西洋美術館を薦めてしまう鴨新米。
でも東京都美術館は新装オープン第一弾、展示室内にエスカレーターまで完備、ミュージアムショップは以前の数十倍の広さ、ピカピカの目新しさをキョロキョロと楽しむこともできる。
フェルメールの 《真珠の耳飾りの少女》、テレビ東京の「美の巨人たち」のオープニングCGにも出てきた、あまりにも有名なフェルメール作品が来た。知名度ではモナリザの足元にも及ばないだろうが、フェルメールと言ったらこれ!というくらいの人気。神戸市立博物館に巡回したあと、アメリカに向かうらしい。
1984年にも西洋美術館で「マウリッツハイス美術館展」があった。他にもあったかどうかは知らないが、それには行ってないので 《真珠の耳飾りの少女》 をナマで見るのは今回が初めて。以前やった時は 《青いターバンの女》 とかいうタイトルだったようだ。
あまり大きな絵ではないが、存在感は大きい。初日から混雑していて、この絵の前だけは1コーナー使ってジグザグの行列ができていて、かぶりつきは「止まらずにご覧ください」な状態だが、後列で見る分には止まって見られる。こんな混雑ぶりと特別にあつらえた展示空間が「あの絵に会えた」という臨場感を増幅させている。
《真珠の耳飾りの少女》 は特定の人物を描いたものではなく画家が理想どおりに描いた「トローニー」と呼ばれるものだそうだ。だからモデルはいないようだが、今となってはホントだかどうだかわかりゃしない。フェルメールは眉毛の薄い女性が理想だったのだろうか。
先着1万名にポストカードをプレゼントということで、《真珠の耳飾りの少女》 の絵ハガキをもらった。11am時点で5000人入っていたという噂もある。かなりの人気。
《真珠の耳飾りの少女》 にたどり着く前に、なんとなく通り過ぎそうにさりげなく展示されていたのは、2008年のフェルメール展にも来た 《ディアナとニンフたち》。あっ、これも来てたのか、見るまで気付かなかった。同じフェルメール作品なのにこの差別は何じゃらホイ。
わずか300mの距離に 《真珠のホニャララ飾りの少女》 2枚が集結した奇跡の夏。西洋美術館と東京都美術館、見に行かない人はどちらも行かないだろうし、見に行く人は多分どちらも行くのかな。
どうしても、どう転んでも、どう足掻いても、すぐ近くだからとどんなに諭されても、一身上の都合により片方しか行けない人は、自分の好きなフェルメールのある方に行った方が良い。フェルメールは気にしないという人には、所蔵品約50点のマウリッツハイスよりも、多数の彫刻も含めて約100点のベルリンのほうがいろいろと楽しめる気がするので、もしマンガイチそういう人がいたら西洋美術館を薦めてしまう鴨新米。
でも東京都美術館は新装オープン第一弾、展示室内にエスカレーターまで完備、ミュージアムショップは以前の数十倍の広さ、ピカピカの目新しさをキョロキョロと楽しむこともできる。
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