ざっきばやしはなあるき  

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美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

お気に入りの絵本2冊

2008-07-14 22:34:00 | 
【岸辺のふたり】 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット作、くもん出版

 父親に置き去りにされた少女の長い長い人生をセピア色に描いた絵本。昨年の春に、アレクサンドル・ペトロフの「春のめざめ」と同時上映していた短編アニメは「ドナウ川のさざ波」が寂しそうに流れるせつないアニメーションだった。これが気に入って絵本も買った。


【アンジュール】 ガブルエル・バンサン作、BL出版

 クルマの窓から飼い主に投げ捨てられた犬の寂しい旅を、鉛筆によるラフスケッチのような絵で綴った絵本。そんな下書きのような鉛筆のラインが犬の気持ちをみごとに表わしている。これはたまたま書店で見つけた。


 いまのところ絵本は2冊しか持ってない。なにかホリダシモンやホリエモンがないか、ときたま絵本コーナーに立ち寄ってみるが、まだ3冊目はみつかってない。この2冊は期せずして置き去りにされた犬と少女のおはなしである。だからといって別に♪置き去りにした悲しみ♪が好きなわけでもないが。

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