諸橋近代美術館
福島県、猪苗代磐梯高原インターから裏磐梯方面に登って行くと現れる、ヨーロッパの古城のような美術館。その美しい佇まいとは裏腹に、ここにはダリの作品が約350点所蔵されている。7年ぶり、2度目の再訪。7年前は横浜から早朝に出かけた。今回は水戸から2時間半、隣の県だけれど、それでも遠い。
ここの開館期間は4月中旬~11月下旬に限られている。冬は行きたくても行けないような場所にある。今年は震災の影響で開館が大幅に遅れて、6月25日にようやく開館した。今年はコレクション展として「印象派と20世紀の巨匠たち」と、テーマ展示「ダリ 人間への眼差し」をやっている。館内中央の通路はずっと奥まで見渡せて、あちこちにダリの怪しげな立体作品が置かれているパラダイス。今はそのいちばん奥に、ダリが58歳の時に描いた油彩画《テトゥアンの大会戦》が、3m×4mの堂々たる姿を見せている。トイレの壁には《雨後の隔世遺伝の痕》の複製画がさりげなく飾ってあったりして細かく感動。
サイトにも「一部ナビゲーションシステムでの誤誘導について」という注意書きがある。2度目なのでナビはなくても行けるのだが、買ったばかりのスマホのNAVIを試してみたくて誘導通りに走ってみた。本当の入り口の少し前を右折するように案内されて「この先、右方向です」「左方向です」と進んで行くと、曲がりくねった狭い山道をどんどん奥へと連れて行かれる。舗装もしてないような何もない林の中の道端で「目的地に到着です、お疲れさまでした」と言われた。なんじゃいここは!? 多分、美術館の裏の谷の方なのだろうが、そこから美術館に入る通路はない。まるでダリのだまし絵のようなNAVIツアーである。
パノラマ写真も撮ってみた。
福島県、猪苗代磐梯高原インターから裏磐梯方面に登って行くと現れる、ヨーロッパの古城のような美術館。その美しい佇まいとは裏腹に、ここにはダリの作品が約350点所蔵されている。7年ぶり、2度目の再訪。7年前は横浜から早朝に出かけた。今回は水戸から2時間半、隣の県だけれど、それでも遠い。
ここの開館期間は4月中旬~11月下旬に限られている。冬は行きたくても行けないような場所にある。今年は震災の影響で開館が大幅に遅れて、6月25日にようやく開館した。今年はコレクション展として「印象派と20世紀の巨匠たち」と、テーマ展示「ダリ 人間への眼差し」をやっている。館内中央の通路はずっと奥まで見渡せて、あちこちにダリの怪しげな立体作品が置かれているパラダイス。今はそのいちばん奥に、ダリが58歳の時に描いた油彩画《テトゥアンの大会戦》が、3m×4mの堂々たる姿を見せている。トイレの壁には《雨後の隔世遺伝の痕》の複製画がさりげなく飾ってあったりして細かく感動。
サイトにも「一部ナビゲーションシステムでの誤誘導について」という注意書きがある。2度目なのでナビはなくても行けるのだが、買ったばかりのスマホのNAVIを試してみたくて誘導通りに走ってみた。本当の入り口の少し前を右折するように案内されて「この先、右方向です」「左方向です」と進んで行くと、曲がりくねった狭い山道をどんどん奥へと連れて行かれる。舗装もしてないような何もない林の中の道端で「目的地に到着です、お疲れさまでした」と言われた。なんじゃいここは!? 多分、美術館の裏の谷の方なのだろうが、そこから美術館に入る通路はない。まるでダリのだまし絵のようなNAVIツアーである。
パノラマ写真も撮ってみた。
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