世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし
[作者]在原業平(伊勢物語)
【訳】世の中に桜がなかったのならば、春に心のどかにいられるでしょうに。
⇒世の中に桜があって散ってしまうからこそ、春、心穏やかではいられないのです。
「まし」という反実仮想の例文としてよく見かけられる。
ましかば~まし
ませば~まし
せば~まし
ば~まし ・・・反実仮想の4つの形
例:そのききつらむところにて、ことこそは、詠まましか[已然]。
[作者]清少納言(枕草子・九九段)
【訳】その(ほととぎすの声を)聞いたと言う場所で、すばやく歌を詠めばよかっただろうに。
●伊勢物語の続き●
上の在原業平の歌を受けて、詠まれた歌↓↓
散ればこそいとど桜はめでたけれ
うき世になにか久しかるべき
[作者]不明(伊勢物語)
【訳】散るからこそ、とても桜は素晴らしいのだ。~
―――――――
昔の桜はもっと濃い色の桜だったんでしょうね。
今日は、おばあちゃんから「花いかだ」という単語を学びました。
そして、おばあちゃんと、お気に入りの喫茶店にまた行きました。
春の心はのどけからまし
[作者]在原業平(伊勢物語)
【訳】世の中に桜がなかったのならば、春に心のどかにいられるでしょうに。
⇒世の中に桜があって散ってしまうからこそ、春、心穏やかではいられないのです。
「まし」という反実仮想の例文としてよく見かけられる。
ましかば~まし
ませば~まし
せば~まし
ば~まし ・・・反実仮想の4つの形
例:そのききつらむところにて、ことこそは、詠まましか[已然]。
[作者]清少納言(枕草子・九九段)
【訳】その(ほととぎすの声を)聞いたと言う場所で、すばやく歌を詠めばよかっただろうに。
●伊勢物語の続き●
上の在原業平の歌を受けて、詠まれた歌↓↓
散ればこそいとど桜はめでたけれ
うき世になにか久しかるべき
[作者]不明(伊勢物語)
【訳】散るからこそ、とても桜は素晴らしいのだ。~
―――――――
昔の桜はもっと濃い色の桜だったんでしょうね。
今日は、おばあちゃんから「花いかだ」という単語を学びました。
そして、おばあちゃんと、お気に入りの喫茶店にまた行きました。