まー最後のところは、
ありすとジンパチがくっつくんだろうと。
そう思って読んでいるわけですよ。
輪は何と言っても子供。
8歳の♂と17歳の♀じゃ話にならない。
輪が聞き分けよく身を引いて、
主役タイプの二人でハッピーエンド、と。
ありすが輪に惹かれている描写が、
あれほどあちこち散りばめれらていたにも関わらず!!
勝手に決め込んでいたのです。
君が輪を(シオンを)愛しているはずがない。
そんなのはただの同情だ。
読者はそんなジンパチの(ギョクランの)ことばに、
うんうんと頷く。
でもストーリーが進むにつれて、
頷きはためらいがちになり、
ついには固まってしまう。
いったい、彼(ら)の言葉のどこに、
説得力があったというのか。
考えてみれば、内容は空っぽなんです。
恋敵を悪しざまにののしっているに過ぎない。
ジンパチは輪を「あんな奴」と考えている。
でも読者がジンパチに同調する必然性なんてこれっぽっちもない。
にも関わらず。
読者はジンパチに乗せられてしまうんです。
まれにみる不親切なマンガ、とも言えましょう。
「正しい」人間が一人もいない。
いない、ということを、最初のうちは教えてもくれない。
その他の創造物とは別の意味で、現実世界との境界がぼけます。
ありすとジンパチがくっつくんだろうと。
そう思って読んでいるわけですよ。
輪は何と言っても子供。
8歳の♂と17歳の♀じゃ話にならない。
輪が聞き分けよく身を引いて、
主役タイプの二人でハッピーエンド、と。
ありすが輪に惹かれている描写が、
あれほどあちこち散りばめれらていたにも関わらず!!
勝手に決め込んでいたのです。
君が輪を(シオンを)愛しているはずがない。
そんなのはただの同情だ。
読者はそんなジンパチの(ギョクランの)ことばに、
うんうんと頷く。
でもストーリーが進むにつれて、
頷きはためらいがちになり、
ついには固まってしまう。
いったい、彼(ら)の言葉のどこに、
説得力があったというのか。
考えてみれば、内容は空っぽなんです。
恋敵を悪しざまにののしっているに過ぎない。
ジンパチは輪を「あんな奴」と考えている。
でも読者がジンパチに同調する必然性なんてこれっぽっちもない。
にも関わらず。
読者はジンパチに乗せられてしまうんです。
まれにみる不親切なマンガ、とも言えましょう。
「正しい」人間が一人もいない。
いない、ということを、最初のうちは教えてもくれない。
その他の創造物とは別の意味で、現実世界との境界がぼけます。