日日是好日

「アナザー・カントリー」について、実に主観的に書き散らしてます。
たまに身辺の雑記も。

1/4スペース

2013-09-22 11:20:07 | ぼくの地球を守って
飛ばしていたので、今回じっくり(でもないけど)目を通しました。

やはり作者も「解説しすぎない」を心がけていたようですね。
中学生くらいの読者から、
「ここのところのキャラの心境がわからない」
なんて手紙も来たそうです。

それと……
8巻9巻のあたりは、重かった。

私も、ネットの端っこでとはいえ、モノづくりの一人ですから、
クリエイター自らああいうことを言わなくてはならないというのは、
居たたまれなさが行間から伝わってきて、
なんともつらかったです。

よく「社会現象にまでなった」と言われます。
マンガやアニメの最上の褒め言葉らしい。

でも多くの目に触れるのが、本当に良いことなのか。
あの1/4を読むと、悩んでしまう。

「社会現象」が褒め言葉というのも、
社会の傲慢のような気がする。
なーんか「名誉白人」なんて言葉を思い出したりして。


私自身は、わりと輪廻転生を信じています。
しかし、前世の仲間を探そう……という気にはなれません。
人間とは限らない。死んですぐ生まれ変わるという保証もない。
ミミズだってオケラだってアメンボだって可能性がある。
ついさっき食べた生揚げのもととなった大豆の一粒が、
昔の仲間の生まれ変わりかもしれない。

学校を卒業したとか、家を引っ越したとかで、
分かれてしまう友人もいる。
ましてや、死んで別れたんです。
今更よりを戻そうったって、そうはいかん。

訃報

2013-09-22 06:57:52 | おしん
石田太郎氏、死去。

加賀屋の主人役でした。
アニメファンには「ルパン三世 カリオストロの城」の、
カリオストロ伯爵といった方が通りがいいかも。

「おしん」は、「女のドラマ」なので、
正直、影が薄かった。
おしんを加賀屋に置いておくか追い出すかで、揉めたことがあります。
彼は最初追いだし派で、でもいつの間にか受け入れ派に転向していた。
同じく追いだし派のみの(加賀屋の奥様……ほーら、石田太郎の方は役名も覚えていない)が、
急におしんを可愛がり始めた方は、ちゃんと描写があるのに。
みのは夫が必要で、
加代には父親が必要だから、
そこにいたキャラ、みたいな扱いでしたね。


ともあれ、69歳は早すぎる。