図書館で借りて駆け足で読みましたが、
まだまだ読み込むにはいたりません。
だからぽつぽつ、
印象に残ったシーンから話を始めます。
『前世』主要キャラは7人。
モクレン、ギョクラン、エンジュ、
シオン、シュウカイドウ、ヒイラギ、シュスラン。
主役ともいえるモクレンが、他6人とはじめて顔を合わせるシーンは、
視点を変えて何度も描かれます。
目に焼付いたのは、
モクレン視点。
なぜかっていうと、ギョクランたちが中腰なんですよ。
シオン視点(だっけ)を読めば、
彼らがソファから腰を上げかけていたんだなとわかります。
でも私には、
6人が洞窟の中でも覗き込んでいるように見えた。
どこかの伝説のように、
洞窟の向こうにある楽園を。
もっとはっきりいえば「異界」を。
ギョクランも、シオンも、シュウカイドウも、
モクレンを「この世のものではない聖なる宝物」と見た。
しかし見られているモクレンの頭の中ときたら、
「まーっ、いい男がいるじゃない♪」
ってなもんで。
人と人との擦れ違いは、ドラマを産む最大の原動力です。
**以下は検索からこのページに飛んだ人は何のことだかわからないでしょうから、
スルーしてください**
GMでも、
タケルの見ているものとマーグの見ているものは、微妙に異なっていた。
同じだ、と片方が思おうとしたとき、苦悩が生まれた。
GMではマーグを殺すことで、何とか事なきを得ました。
さて「ぼくの地球を守って」では?
ところでこのマンガのタイトルが、
「ぼくの……」であって、
「わたしの地球を守って」でないところが、深いですね。
まだまだ読み込むにはいたりません。
だからぽつぽつ、
印象に残ったシーンから話を始めます。
『前世』主要キャラは7人。
モクレン、ギョクラン、エンジュ、
シオン、シュウカイドウ、ヒイラギ、シュスラン。
主役ともいえるモクレンが、他6人とはじめて顔を合わせるシーンは、
視点を変えて何度も描かれます。
目に焼付いたのは、
モクレン視点。
なぜかっていうと、ギョクランたちが中腰なんですよ。
シオン視点(だっけ)を読めば、
彼らがソファから腰を上げかけていたんだなとわかります。
でも私には、
6人が洞窟の中でも覗き込んでいるように見えた。
どこかの伝説のように、
洞窟の向こうにある楽園を。
もっとはっきりいえば「異界」を。
ギョクランも、シオンも、シュウカイドウも、
モクレンを「この世のものではない聖なる宝物」と見た。
しかし見られているモクレンの頭の中ときたら、
「まーっ、いい男がいるじゃない♪」
ってなもんで。
人と人との擦れ違いは、ドラマを産む最大の原動力です。
**以下は検索からこのページに飛んだ人は何のことだかわからないでしょうから、
スルーしてください**
GMでも、
タケルの見ているものとマーグの見ているものは、微妙に異なっていた。
同じだ、と片方が思おうとしたとき、苦悩が生まれた。
GMではマーグを殺すことで、何とか事なきを得ました。
さて「ぼくの地球を守って」では?
ところでこのマンガのタイトルが、
「ぼくの……」であって、
「わたしの地球を守って」でないところが、深いですね。
頭がすっかり「ぼくたま」になってしまっていて。
吐き出さないと、パンクしそうなのです。
最初の回想ってシュウカイドウ、でしたっけ?
なにか聖なるもの、マドンナ、特別な存在として登場したモクレンが、
あら、あら、あら、という感じで、普通の女性になる。
そこまでなら他のマンガでもよくあるパターンですが、
「ぼくたま」は、読者と一緒にあらあら言ってくれるキャラが、
マンガの中にいないんですよ。
そこが凄かったです。
これからも書きちらしますから、
時間があったらお立ち寄りください。