東京地裁が断罪!立花孝志氏らが「犯罪行為や不法行為を繰り返し、法律を遵守しない意思を明確に表明して、テロや民族虐殺をする可能性すら口にし、不法行為や迷惑行為を一般市民にサービスとして提供したり促した」
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石渡智大(選挙ウォッチャーちだい)さんが、立花孝志氏の「NHKから国民を守る党」から名誉毀損で訴えられていた事件。
東京地裁はN国の請求を全部棄却するN党全面敗訴判決を2024年11月27日に言い渡したことはすでにご報告しました。
今日はその判決の中身を、兵庫県知事選挙で元尼崎市長の稲村和美候補の後援会共同代表だった津久井進弁護士がうまくまとめてくれているので、それをご紹介して、さらに詳しく見たいと思います。
ちなみに、この裁判で問題にされたちだい氏の表現は、まずXに
「今日も反社会的カルト集団『NHKから国民を守る党』が展開しているポスター掲示板のショバ代ビジネスについて、無料で記事にしていきます。メディアや警察の皆さんに、背景などをしっかり理解していただきたいので、少なくとも、あと数日はポスターの話をしていきます。」
と投稿したほか、配信動画でN国について
「尊師っていうのも、教団幹部とか言ってるけど、出家信者とか言ってるけど、だってこいつらもう、物の善悪の判断がつかないんだよ。サリンをまかないオウムと一緒なんだから、ほとんど。内容としては、サリンをまくほどの知識とか知能はないから、だからサリンをまかないオウムみたいなもん。危ない奴らの集団であることは間違いないですね、N国って」
と語ったことなのですが、あらためて、これでも名誉毀損にならない立花氏とN国っていったい何をやってきたのかという話です。
立花孝志氏のNHK党が名誉毀損訴訟で敗訴。「反社会的カルト集団『NHKから国民を守る党』」「サリンをまかないオウムみたいなもん」という表現は「重要な部分について真実であると認められる」(東京地裁)。
これほどの名誉毀損の表現に違法性がないとされるには、表現内容に確かな根拠があるという「真実性の証明」が必要です。
判決文のその根拠部分について、津久井弁護士がまとめてくれました。
『【当裁判所の判断】の部分
(前略)
次に、前記1に認定のとおり、
立花孝志氏やその支持者らは、本件政治団体が設立された頃、日本放送協会職員又はその委託職員に対して暴行を加えるなどし(別紙事実2)、
立花孝志氏は、その後、日本放送協会の業務を妨害したことなどにより有罪判決を受け(別紙事実8・9・16)、
本件政党に所属していた本件議員が脅迫の罪で有罪判決を受け、立花孝志氏は脅迫に当たるとされた本件議員の発言等に同調する発言をし(別紙事実17)、
立花孝志氏の指示を受けた本件副党首らが日本放送協会職員の容姿を撮影したことにつき、立花孝志氏及び本件副党首は不法行為責任を認める判決の言い渡しを受け(別紙事実5)、
立花孝志氏は、本件政治団体の市議会議員が被告に対して提起し、不法訴訟に当たるとの判決が言い渡された訴訟の提起等に関与していた(別紙事実3)ものである。
このように、立花孝志氏及びその支持者らについては、平成25年以降現在に至るまで、複数回にわたって、犯罪行為又は不法行為と評価される行為をしていた事実が認められる。
また、立花孝志氏は、上記有罪判決を受けた各事実につき検察官送致された際、以後も日本放送協会の業務を妨害し続けることを宣言し(別紙事実10)、
本件政党において不法行為に該当するサービスを一般市民に向けて提供し、以後も法律を守らずに活動を行っていくとの発言をしていた(別紙事実12・13)ものである。
このように、立花孝志氏は、法律を遵守する意思がない旨、繰り返し表明していた事実が認められる。
元参議院議員のガーシーこと東谷義和容疑者に逮捕状発令。ICPO(国際刑事警察機構)が国際手配。旧NHK党(政治家女子48党)と言い参政党といい、自民党由来の「政治家の質の低下」がひどすぎる。
さらに、立花孝志氏は、上記のとおり、被害者のある犯罪行為や不法行為を繰り返してきたのみならず、本件副党首とともに支持者に対して自らに批判的な言動活動を行う被告又は第三者への迷惑行為を促し(別紙事実11・14・15)、
テロや民族虐殺をも辞さないかのような発言すら行っていた(別紙事実1・7)事実が認められる。
イ 前期2の説示のとおり、本件各表現行為は、NHK党の政治活動を批判して、NHK党について、犯罪行為や違法な行為を平然かつ盲目的に次々に行う危険な集団又は団体であるとの意見あるいは論評を表明するものといえる。
そして、上記意見あるいは論評は、上記アに説示のとおり、立花孝志氏が遅くとも平成25年から政治団体を組織するなどして政治活動を行い、
立花孝志氏やその関係者、支持者らにおいて、上記政治活動の過程において、犯罪行為や不法行為を繰り返し、
かつ、立花孝志氏において、法律を遵守しない意思を明確に表明して、テロや民族虐殺をする可能性すら口にし、不法行為や迷惑行為を一般市民にサービスとして提供したり促したりしていたとの事実を前提にしたものと認められ、
かつ、前記1に認定のとおり、同事実は、その主要な部分につき真実と認められるものである。
そして、本件各表現行為は、上記アに掲げたとおり、立花孝志氏やその関係者や支持者において犯罪行為や不法行為を次々と行い、
立花孝志氏が法律を遵守しない意思を明確にしていたことなどを踏まえて、NHK党について、これを違法な行為を平然と繰り返す盲目的な集団又は団体と評価して「反社会的カルト集団」と表現し、
また、犯罪行為等を平然かつ盲目的に繰り返す集団又は団体として「オウムと一緒」「オウムみたいなもん」と表現したものであって、このような表現行為について、立花孝志氏等による上記行為等に対する意見及び論評としての論旨から逸脱し、主題を離れて人身攻撃のように原告を攻撃するような表現であったとまではいえない。
(後略)』
NHK党(立花孝志氏)が訴えて敗訴した東京地裁令和6年11月27日判決ですが、
— 弁護士津久井進の気まぐれノート (@tukuisusumu) December 1, 2024
ここまでハッキリ立花氏の違法行為や犯罪行為をズラッと列挙した判決文はなかなか見ることがありません。
参考までに、裁判所が認定した内容の一部をご紹介しておきます。…
これが立花氏の反論。自分の前科前歴3つのうち1つだけを歪曲して言い訳し、あとの犯罪については触れもしない。
【#稲村和美さんを兵庫県知事に】斎藤元彦前知事をN党の立花孝志氏のみならず統一教会も応援?斎藤支持者が反対派市民に暴行?疑惑が多すぎる【#斎藤元彦最低やな】【#斎藤元彦だけは当選させてはならない】
東京地裁判決では立花氏が
「法律を守らない政党であるということを売りにしたい」
「アホみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう」
と発言していることを認定していて(N党はほとんど事実関係を争えず裁判上の自白をした)、それが上記判決文の
「法律を遵守しない意思を明確に表明して、テロや民族虐殺をする可能性すら口にし」
ていたという部分につながります。
それにしても、津久井弁護士はわたくしのかつての同僚にして畏友ですが、私と違って円満な人格者(笑)。
その彼が、斎藤知事に対して敢然と対抗馬として立った稲村和美候補の後援会長を買って出る、と言うだけでも勇気がいることなのに、
「テロや民族虐殺をも辞さないかのような発言すら行っていた」
という立花孝志氏とこうやって全面対決するとは、ご家族や事務所の仲間を説得しなければならないし、どれだけ大きな決断のいることだったか。
大災害と法 (岩波新書)
そして判決文からわかるように、まさに「一人統一教会」と言ってもいいくらいの反社会的な存在が立花孝志党首。
だからN党に対するちだい氏の
「反社会的カルト集団」
「サリンをまかないオウム」
という表現さえ、東京地裁は
「いずれも原告の社会的評価を低下させる意見あるいは論評の表明であり、原告の名誉を毀損するものであるが、公共の利害に関する事実に係り、その目的が専ら公益を図ることにあり、その前提としている事実が重要な部分について真実であると認められるものであり、かつ、意見あるいは論評としての域を逸脱したものとはいえないことから、違法性を欠くものと認められる」
と判断したのです。
そんなまさに無法者の立花氏が稲村和美候補や亡くなった方々へのデマを流しまくった兵庫県知事選。
その「支援」に異議を唱えるどころか、そのおかげで再選してしまった斎藤元彦知事。
いま、津久井さんのような大人しい真面目な市民が、立花氏と斎藤氏に対して諦めずに戦いを続けていることを知っていてください。
日本政界の仇花、NHK党の立花孝志党首が本格的に開花宣言しないうちにどう逮捕するか。兵庫県知事に返り咲いた斎藤元彦氏をどう追い詰めて職員2人の自死の責任を取らせるか。
上脇博之教授と郷原信朗弁護士が、斎藤元彦兵庫県知事・折田楓社長に対する告発状提出!兵庫県知事選での公職選挙法違反(買収)の疑い。いずれ立花孝志氏の元県民局長PC公開も地方自治法違反等で告発される
参考記事 kojitakenの日記さんより
『本当に斎藤や、特に立花の信者にはモラルのかけらもないのだなあと呆れるほかない。立花の肩を持つなど、私に言わせればヒトラー支持を明言することと寸分変わりはない。ヒトラーに騙された当時のドイツ国民の責任は免れないのと同様、今回の兵庫県知事選で立花に騙された兵庫県民の責任は重いと声を大にして言いたい。』
斎藤知事「本物かどうか承知していない」 立花氏がSNSで拡散“元県民局長のものとされる私的な情報” 対応について第三者委の設置を検討 (TBS)
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
『こんな人物とその党がまともな政治的主張や政治活動をしているかのように一瞬でも報じた報道業者は恥を知ってください。
そもそも、立花孝志は裁判で有罪になっている人物です。反社的言動も目立ちます。こんな人物とその党がまともな政治的主張や政治活動をしているかのように、たったの一瞬でも報じた報道業者は本当に恥を知ってください。彼についてのまともな報道をしたいのなら、それは批判以外にありえません。』
兵庫県庁の内部の人ではないN党立花孝志が兵庫県政上の秘密データを暴露する異常。
編集後記
東京都知事選での時点では私も一種の天才ではあるけれども単なる政界の仇花としかとらえていなくて、立花氏を甘く見ていました。
しかし、兵庫県知事選挙で斎藤候補を当選に導いた「成功」によって、今や立花孝志氏は選挙制度を思うがままに悪用して、議会制民主主義を破壊しかねない怪物になりました。
立花孝志という人物を過小評価して放置することはもう許されないのです。
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「#さいとう元知事がんばれ」という言葉がX上でいつ、どのように広がっていったのかを調べた。
この投稿は後援会の公式Xが立ち上がったころからはじまり、テレビなどの選挙報道が減った告示後に増加した。
立花孝志氏(10月31日)
女性
「ずっとずっと、私が入ったときから毎日、もう何件も何件も拡散拡散。管理者がこうやって拡散指示をこのLINEの中で出すんですね」
なかには、斎藤氏が様々な勢力によって陥れられているとする動画も。