今の政治はそうやってコントロールされてる。
俗に蟹バケツという言葉があって、バケツの中に蟹を一匹入れておくだけだと簡単に逃げられてしまうが複数の蟹をバケツに入れておくとお互いに足を引っ張り合ってバケツから出られない、という言葉があるらしい。この状況が野党で起きていて今までは維新の会が立憲民主党を誹謗中傷する形で野党が議席を増やさないようにしてきたが、維新の会は昔から不祥事だらけ。万博でとうとうどうにもならなくなって現在は大人しくなったが代わりに騒がしいのは国民民主党である。野党が足並みを揃えて企業団体献金の廃止のしようとしたらこれである。
要は自民党の戦術は常に野党同士で足の引っ張り合いをさせる事で政権交代を阻むやり方であり今回は国民民主党がこういう形で立憲民主党の足を引っ張るから政権交代はさせない、という形になっているのだ。ところで企業献金が悪では無いと考えているようだが問題の本質は献金する企業では無く受け取る方の国会議員が「悪に染まっている」から問題であって、自民党はこれで裏金問題を起こした以上、抜本的な改革をしないなら廃止すべきだ。制度設計を一から見直すかそもそも企業献金を止めるか?制度設計を見直すにしても新しい制度に代わるまでは企業献金を止めるべきだ。結局は受け取る奴の問題なのだが。