今に始まった事じゃない。
若者だけの問題じゃない。今でも夏場になれば豪雨の中で田んぼを見に行って死ぬ年寄りは毎年いる。同じような思考を持っている人間は何も若者だけでは無いし恐らく日本だけじゃないと思う。多かれ少なかれ世界中にそういう考え方を持った人間がいて、どちらかといえばそういう人間は日本とドイツに多いと思うが必ずしも保身のためとは言えないと思う。この手の議論で何故か出てこないのだが「思考停止」というのは実は「強さ」でもある。「心頭滅却すれば火もまた涼し」というのを実践して焼け死んだ坊さんがいたとかいないとか。とはいえ坊さんの修行なんか自分を捨てなければ常人にはできないものばかり。それを超越する力を身に付けるために「思考停止」になる。結果としてそれが「強さ」につながるわけだがこれが保身か?教育の場というのが「修業の場」であると捉えればそれも勉強と言えなくもない。そういうあり方が今の時代に適しているかどうかは別として「真面目」を保身と捉えるのは間違っていると思う。無論、重要なのは自分の頭で考えて行動する事だがそれは真面目な人間でもできるとだと思うが。