昨日の記事で新幹線の名称論争を取り上げたついでに、現在の新幹線の名称をまとめてみました。
◆在来線⇒新幹線◆
在来線で現在の新幹線と同区間又は一部重複する区間を結んでいた特急列車の名称がそのまま新幹線に引き継がれたパターンです。
「こだま」
東海道新幹線開業前に東海道本線で新幹線と同区間を結んでいた特急列車の名称です。新幹線では各駅タイプの列車にこの名称が用いられています。
「やまびこ」
東北本線経由で上野-盛岡間を結んでいた特急列車の名称です。東北地方は上野を起点に目的地別に列車の名称が使い分けられていました。後述する「とき」「あさま」「つばさ」などもその一員でした。なお、東北新幹線では仙台までの列車も「やまびこ」となっていますが、新幹線開業前の上野-仙台間の列車は「ひばり」でした。個人的には仙台までの列車を「ひばり」にしてもいいんじゃないかと思っています(というよりもむしろ「ひばり」にして欲しい)。
「とき」
上越線経由で上野-新潟間を結んだ特急列車の名称です。「とき」の由来は佐渡島の鳥である「朱鷺」からきています。
「あさま」
信越本線経由で上野-長野・直江津間を結んでいた特急列車の名称です。途中駅である横川駅で売られていた峠の釜飯はあまりにも有名ですね。
「つばさ」
奥羽本線経由で上野-山形・秋田間を結んでいた特急列車の名称です。初代ミニ新幹線の名称となりました。
「つばめ」
九州地区はあまり詳しくないため多くを語れません。上記の5列車と異なり新幹線開業時に復活した名称です。
◆新幹線からの新名称◆
在来線では用いられず、新幹線からあらたに用いられている名称です(正確にいうと違うものもあります)。
「ひかり」
東海道新幹線開業時に高速列車の代名詞として名付けられました。光のように早くといった感じでしょうか。
「のぞみ」
東海道新幹線に300系が登場、運転最高速度が220km/hから270km/hとなった際に最速達列車として名付けられました。登場当初は1日4本程度でそのまま消えるんじゃないかとも思われましたが、今や東海道新幹線の過半数を「のぞみ」が占めています。
「こまち」
秋田新幹線で用いられています。由来はいわずもがな、「秋田小町」でしょう。
「はやて」
漢字で表記すると「疾風」となります。東北新幹線八戸開業の際に新たに用いられました。ほとんどの「はやて」が「こまち」と東京-盛岡間を併結運転しています。
「たにがわ」「なすの」
通勤時間帯に東北新幹線(「なすの」)・上越新幹線(「たにがわ」)で運転されています。運転区間が短く、全て各駅停車で通勤要素の強い列車です。
これらの他に派生形の「ひかりレースター」「Maxやまびこ」「Maxとき」「Maxなすの」「Maxたにがわ」がありますが、割愛します。
既にかなり多くの名称が用いられていますが、この中に来年3月からは「はやぶさ」「さくら」「みずほ」が新たに加わります。今までの名称との決定的な違いは3つとも昔は寝台特急の名称だったことです。
残る北陸新幹線に関してはいまだに名称云々の話がでません。過去に使用された名称から決めるなら「はくたか」「白山」「能登」「北陸」あたりが候補となるのでしょうか?
個人的には「能登」がいいなと思います。
◆在来線⇒新幹線◆
在来線で現在の新幹線と同区間又は一部重複する区間を結んでいた特急列車の名称がそのまま新幹線に引き継がれたパターンです。
「こだま」
東海道新幹線開業前に東海道本線で新幹線と同区間を結んでいた特急列車の名称です。新幹線では各駅タイプの列車にこの名称が用いられています。
「やまびこ」
東北本線経由で上野-盛岡間を結んでいた特急列車の名称です。東北地方は上野を起点に目的地別に列車の名称が使い分けられていました。後述する「とき」「あさま」「つばさ」などもその一員でした。なお、東北新幹線では仙台までの列車も「やまびこ」となっていますが、新幹線開業前の上野-仙台間の列車は「ひばり」でした。個人的には仙台までの列車を「ひばり」にしてもいいんじゃないかと思っています(というよりもむしろ「ひばり」にして欲しい)。
「とき」
上越線経由で上野-新潟間を結んだ特急列車の名称です。「とき」の由来は佐渡島の鳥である「朱鷺」からきています。
「あさま」
信越本線経由で上野-長野・直江津間を結んでいた特急列車の名称です。途中駅である横川駅で売られていた峠の釜飯はあまりにも有名ですね。
「つばさ」
奥羽本線経由で上野-山形・秋田間を結んでいた特急列車の名称です。初代ミニ新幹線の名称となりました。
「つばめ」
九州地区はあまり詳しくないため多くを語れません。上記の5列車と異なり新幹線開業時に復活した名称です。
◆新幹線からの新名称◆
在来線では用いられず、新幹線からあらたに用いられている名称です(正確にいうと違うものもあります)。
「ひかり」
東海道新幹線開業時に高速列車の代名詞として名付けられました。光のように早くといった感じでしょうか。
「のぞみ」
東海道新幹線に300系が登場、運転最高速度が220km/hから270km/hとなった際に最速達列車として名付けられました。登場当初は1日4本程度でそのまま消えるんじゃないかとも思われましたが、今や東海道新幹線の過半数を「のぞみ」が占めています。
「こまち」
秋田新幹線で用いられています。由来はいわずもがな、「秋田小町」でしょう。
「はやて」
漢字で表記すると「疾風」となります。東北新幹線八戸開業の際に新たに用いられました。ほとんどの「はやて」が「こまち」と東京-盛岡間を併結運転しています。
「たにがわ」「なすの」
通勤時間帯に東北新幹線(「なすの」)・上越新幹線(「たにがわ」)で運転されています。運転区間が短く、全て各駅停車で通勤要素の強い列車です。
これらの他に派生形の「ひかりレースター」「Maxやまびこ」「Maxとき」「Maxなすの」「Maxたにがわ」がありますが、割愛します。
既にかなり多くの名称が用いられていますが、この中に来年3月からは「はやぶさ」「さくら」「みずほ」が新たに加わります。今までの名称との決定的な違いは3つとも昔は寝台特急の名称だったことです。
残る北陸新幹線に関してはいまだに名称云々の話がでません。過去に使用された名称から決めるなら「はくたか」「白山」「能登」「北陸」あたりが候補となるのでしょうか?
個人的には「能登」がいいなと思います。