前記事の続き。
日にち変わりそうだったんだから、分割もしゃーない。
>現在位置~Fly! You can be Free Bird~(サンデーロワ)
グリーンとシルバー兄さんの話。
前話でグリーンの前に課題ができたので、それを解消して新しい道を与えてやるべく考えた。
もともと登場話書いた時点では「慢心を捨てればグリーンは最強マーダーになれる」思考だったんだけど、前話を読んで浅かったと思い直した。
んでいろいろ考えた結果、「チェシャ猫は最強のARMS」→「最強のARMSではない」から、さらに「最強のARMSになる」と宣言させようと。
原作ではそんな暇もなかったけれど、いまの状況ならば「力が欲しい」と言わせられるぞ、と。
ARMSは小難しい設定の割に、結局は適正者の意思が一番大事ですしね。
シルバー兄さんのほうもお気に入り。
書いてて一番好きだったのは、チェシャ猫の共振を感知したマッドハッターを鎮めるシーン。
他の誰かならともかく、グリーンが相手ならばああするんですよ。
グリーンとのやり取りもいいですね。
未来どうなるかを知ってなお、戦闘生命として突き進むって宣言もやれてよかったよかった。
この話は、グリーンが行く道を決めて宣言するだけじゃなく、シルバー兄さんもまた行くべき道を決めて宣言する話なんですよ。
思えば、これがあったからこそ、二人が現在いい感じになっているんじゃないだろうか。
>鏡(ロボロワ)
ロボロワ最終回一話前。
また難しいところをマダオさんはリクってくるなぁと、しみじみ思いますね。
これは…………うーん、どう言ったもんかなぁ。
ドラスとコロンビーヌは、とにかくここで殺したかったんですよ。
最後に残したくなかったというか。
SSの最初のほうに書いてる通り、この二人ってよく似てるんですよ。
もともと人間とか意味わかんない派だったのが、いろいろあって愛を知った結果ー……みたいな。
なのにお互い違う道に行ったからこそ、なんつーか、お互い「この二人でケリつけなきゃ嘘でしょ」なヤツらで。
最終話のメインがこの二人確定ならともかく、そうじゃない雰囲気だったので「いまだな」と。
んで、コロンビーヌ。
ロボロワだとマーダーやってたんですけど、それって勝がナイアに言った「他の人を踏んづけて自分だけ幸せになっちゃダメなんだ」に思いっきり反してるんですよ。
言ってしまえば、完全にフェイスレスと同じ思考なワケですね。
対してドラスは、いろんな悲しみを背負いながらもみんなが幸せになるために戦っている。
SS内で諦めかけたけど、でもやっぱり過去あった悲しみを背負った上で前に行くために立ち上がる。つまり勝と同じなんです。
だからコロンビーヌに「自分は勝の考えに反することをしている」「相対しているドラスは勝だ」と認識させた上で、「それでもドラスを倒す」と宣言させたかった。
あの結末については、「これしかねえな」と思ってます。
書き終わってからコロンビーヌ生還verも書いてみて、投下直前くらいまで迷ったんですけど、「こっちしかねえな」と。
完結チャットとかでいつか没スレに落とすって言ったんだけど、読み返してみて「これは違うな」と思ったので封印します。
あ、あとナタク。
ナタクの「これはお前の戦いだ」みたいなヤツ、ああいうの超好きなんですよね。
>狂い咲く人間の証明(ロボロワ)
ナタクの死亡話だけは俺が書きたい。金蛟剪は絶対出すつもりだし、火力負けの敗北なんか意地でもさせたくない。ドラスといい感じに絡ませたのもそのためなんだよォォォ。
ってのがもともとあって、第二放送前くらいからずっと死亡話書くタイミング狙ってたんだけど、ドットレさんの「真っ黒焦げの凶暴な卵」で一気に全プロットことごとく没って。
ていうか考えてたナタクの最期が完全に風見さんと被って、ヤッベーこれどうすっかなーシャレにならんわーとなってたのがロボロワ中盤。
それから書けそうなタイミングを待ってて、ついに来たのがこのとき。
エックスラスボスルートをドットレさんが考えてたのは察してたんだけど、「知らん。書く。今度は俺の番だ」と一気に予約入れましたわ。
120kbくらいあるのに、たぶんまったく初期プロットから変わってないんじゃないかな。
死亡者も、展開も、文章量も、全部最初の構想通りですね。
ドラスと一緒にいたヤツらはドラス以外落とすつもりでしたし、エックスはズタボロになっても戦わせるつもりでした。
敬介さんには最期までエックスを止めてもらうつもりでしたし、チンク姉には風見さんの幻想を見てもらうつもりでした。
ナタクはドラスに自らを取り込ませるつもりでしたし、ドラスにはスーパー宝貝に啖呵切らせたり、みんなの意思を背負ってもらうつもりでした。
なにを言われようとエックスにはイレギュラーを貫いてもらうつもりでしたし、ゼロにはそのエックスを否定してもらうつもりでした。
ハカイダーにはゼロの決着に手出しさせないつもりでしたし、フランシーヌ人形は唯一残ったドラスと話をしてもらうつもりでした。
なんだろう。この話に『裏』なんかないんじゃねえかなぁ。
これが書きたかったんです。
当時の俺は、これがこの世で一番書きたかったんです。
最初から最後まで全部が全部、なによりも率先して書きたかったことなんです。
結論、全部表だった。
日にち変わりそうだったんだから、分割もしゃーない。
>現在位置~Fly! You can be Free Bird~(サンデーロワ)
グリーンとシルバー兄さんの話。
前話でグリーンの前に課題ができたので、それを解消して新しい道を与えてやるべく考えた。
もともと登場話書いた時点では「慢心を捨てればグリーンは最強マーダーになれる」思考だったんだけど、前話を読んで浅かったと思い直した。
んでいろいろ考えた結果、「チェシャ猫は最強のARMS」→「最強のARMSではない」から、さらに「最強のARMSになる」と宣言させようと。
原作ではそんな暇もなかったけれど、いまの状況ならば「力が欲しい」と言わせられるぞ、と。
ARMSは小難しい設定の割に、結局は適正者の意思が一番大事ですしね。
シルバー兄さんのほうもお気に入り。
書いてて一番好きだったのは、チェシャ猫の共振を感知したマッドハッターを鎮めるシーン。
他の誰かならともかく、グリーンが相手ならばああするんですよ。
グリーンとのやり取りもいいですね。
未来どうなるかを知ってなお、戦闘生命として突き進むって宣言もやれてよかったよかった。
この話は、グリーンが行く道を決めて宣言するだけじゃなく、シルバー兄さんもまた行くべき道を決めて宣言する話なんですよ。
思えば、これがあったからこそ、二人が現在いい感じになっているんじゃないだろうか。
>鏡(ロボロワ)
ロボロワ最終回一話前。
また難しいところをマダオさんはリクってくるなぁと、しみじみ思いますね。
これは…………うーん、どう言ったもんかなぁ。
ドラスとコロンビーヌは、とにかくここで殺したかったんですよ。
最後に残したくなかったというか。
SSの最初のほうに書いてる通り、この二人ってよく似てるんですよ。
もともと人間とか意味わかんない派だったのが、いろいろあって愛を知った結果ー……みたいな。
なのにお互い違う道に行ったからこそ、なんつーか、お互い「この二人でケリつけなきゃ嘘でしょ」なヤツらで。
最終話のメインがこの二人確定ならともかく、そうじゃない雰囲気だったので「いまだな」と。
んで、コロンビーヌ。
ロボロワだとマーダーやってたんですけど、それって勝がナイアに言った「他の人を踏んづけて自分だけ幸せになっちゃダメなんだ」に思いっきり反してるんですよ。
言ってしまえば、完全にフェイスレスと同じ思考なワケですね。
対してドラスは、いろんな悲しみを背負いながらもみんなが幸せになるために戦っている。
SS内で諦めかけたけど、でもやっぱり過去あった悲しみを背負った上で前に行くために立ち上がる。つまり勝と同じなんです。
だからコロンビーヌに「自分は勝の考えに反することをしている」「相対しているドラスは勝だ」と認識させた上で、「それでもドラスを倒す」と宣言させたかった。
あの結末については、「これしかねえな」と思ってます。
書き終わってからコロンビーヌ生還verも書いてみて、投下直前くらいまで迷ったんですけど、「こっちしかねえな」と。
完結チャットとかでいつか没スレに落とすって言ったんだけど、読み返してみて「これは違うな」と思ったので封印します。
あ、あとナタク。
ナタクの「これはお前の戦いだ」みたいなヤツ、ああいうの超好きなんですよね。
>狂い咲く人間の証明(ロボロワ)
ナタクの死亡話だけは俺が書きたい。金蛟剪は絶対出すつもりだし、火力負けの敗北なんか意地でもさせたくない。ドラスといい感じに絡ませたのもそのためなんだよォォォ。
ってのがもともとあって、第二放送前くらいからずっと死亡話書くタイミング狙ってたんだけど、ドットレさんの「真っ黒焦げの凶暴な卵」で一気に全プロットことごとく没って。
ていうか考えてたナタクの最期が完全に風見さんと被って、ヤッベーこれどうすっかなーシャレにならんわーとなってたのがロボロワ中盤。
それから書けそうなタイミングを待ってて、ついに来たのがこのとき。
エックスラスボスルートをドットレさんが考えてたのは察してたんだけど、「知らん。書く。今度は俺の番だ」と一気に予約入れましたわ。
120kbくらいあるのに、たぶんまったく初期プロットから変わってないんじゃないかな。
死亡者も、展開も、文章量も、全部最初の構想通りですね。
ドラスと一緒にいたヤツらはドラス以外落とすつもりでしたし、エックスはズタボロになっても戦わせるつもりでした。
敬介さんには最期までエックスを止めてもらうつもりでしたし、チンク姉には風見さんの幻想を見てもらうつもりでした。
ナタクはドラスに自らを取り込ませるつもりでしたし、ドラスにはスーパー宝貝に啖呵切らせたり、みんなの意思を背負ってもらうつもりでした。
なにを言われようとエックスにはイレギュラーを貫いてもらうつもりでしたし、ゼロにはそのエックスを否定してもらうつもりでした。
ハカイダーにはゼロの決着に手出しさせないつもりでしたし、フランシーヌ人形は唯一残ったドラスと話をしてもらうつもりでした。
なんだろう。この話に『裏』なんかないんじゃねえかなぁ。
これが書きたかったんです。
当時の俺は、これがこの世で一番書きたかったんです。
最初から最後まで全部が全部、なによりも率先して書きたかったことなんです。
結論、全部表だった。