こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

FGO1.5部新宿をやりながら書いていた感想のようなヤツ、その2

2017年03月03日 | 日記
いろいろあって数日進められなかったんだけど、昨日今日でめっちゃ進んだ。

こっからネタバレ。
第7節から14節まで。


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・「――最初の一手から間違えているのだから」 思わせぶりな前フリだけど、はたしてどこが最初の一手で、誰が彼であるのかわからないので、「そうかあ、どこかで誰かがなにかしらを最初から間違えてるのかあ」の気持ちになる。
・「敵側に同じサーヴァントがいる時点で、信用もなにもない」 モドレッドさんを六章で使った僕が責められている気がしたが、これはセイバーオルタさんの発言であり、もとからアーサー王からモドレッドさんに対して信用もなにもないので一安心だ。
・「彼女が歌い終わるたびに、コロトゥーラが拍手する。彼らは基本的に二十四時間それを繰り返している」 ででどんくんが来たときの新宿オールカラオケで、酔い潰れて途中で寝て起きてゲロって寝た僕では、すでに敗北している。
・「たしかに、エクスカリバーとて現在の新宿を焼き払うのは難しい」「あらー? 自分が弱いの認めちゃうんだー」「お前の宝具でも無理だぞ」「アンタは殺せるけどね」 もはや会話と呼んでいい代物ではない。
・人形誘拐作戦。鉄人兵団なら分からん回路をブチ抜いて、分かる回路を入れ直すところです。
・「巌窟王が信用できないと断言するのは驚きだ」「アイツ(巌窟王)も大概ワケわかんない存在よね」 セイバーオルタさんは新宿のにしか会っていない(はず)のに対して、ジャンヌオルタさんは記憶持ちなので新宿のではない巌窟王くんと終章で面識あるんですよね。
・すげえキレられるジャンヌオルタさん。ただ察しがついてないだけで、真相知ったら「あーそういう」程度なの好み。なにを隠そう竜の魔女だぜ。
・牛若丸くんが知ったらば、同じことを思い付くし、やるでしょうね。
・――僕たちは、魔獣戦線を越えてきている。

・しかしジオペラくんにも幻霊はついているのかな? 蝋人形の館的な?
・ジオペラくんの背景にある「悪質な客引きに注意」の看板、あまりにも悪趣味。
・マスターの決意を受けて動いたのなら、新宿のアーチャーはもう主人公のサーヴァントだ。
・というかほぼヒロインの行動なんだけど、なんとアラフィフ紳士。
・しかしジオペラくんがクリスティーヌに固執するだけではなく、クリスティーヌを賞賛すべき観客まで作っているというのはいいですね。彼女は一番求めるものだが、それ以上を手に入れられる力さえあれば……
・ジオペラくん……! ジオペラくん回だったのか、新宿は……!
・ようやく手に入ったクリスティーヌが不完全であれば、賞賛を求めるしかないだろう! 褒め称えさせるしかないだろう! 自分一人で目を背けて嘘を吐き続けて、それで納得できるような人間であったならば、オペラ座の怪人なんて物語はありえないのだから。
・エミヤオルタさんの登場には「ですよねー」だったけど、ハサン先生の登場にはびっくり。話の分かる人だ。
・もう新キャラは締め切りで来るとしたら終盤に大物くらいだと踏んでたが、まだ新宿にはサーヴァントが潜んでいるのかもしれない。新宿は意外にハクビシンとか潜んでるらしいからね。サーヴァントがいてもおかしくはない。

・敵はアーチャーなのにフレンドはセイバー定期。
・新宿のアサシンの幻霊はドッペルゲンガー。名探偵の変装前提で考えていたので、ここで変身枠が増えるのはややこしい。
・名探偵介入宣言。
・ああ、露骨に『ハサン先生が』っぽいぞ。
・しかしハサン先生、FGO1部で誰もが「こういう人だったのか……」だったもんだから、急に「1.5部ではこういうキャラで行くのか……」ってなる可能性を否定できないから笑う。
・などと考えていたらバラした。気付かれてるとは思ったんだけど、我慢できなくてやる精神は好きだぞ。
・セイバーオルタさんと違って、騎乗スキルを持たぬジャンヌオルタさんに使える足はない。
・「そこで、このワイバーン!」

・僕はこの巌窟王くんを本物だとは思っていないんだけど、万全の準備を期してから復讐に移る巌窟王くんは、今回成り済ますにふさわしいのかもしれないね。
・本拠地につれさられる主人公。ほぼヒロインの動きだが、なんと僕は男主人公プレイヤー。
・ご対面。『悪』のほうも『善/悪』で分かれた認識なのね。
・認識というか自分でやった聖杯ユーザーらしい。『善』がなければ『彼』にだって勝てるという認識、その意気やよし。
・「夢はいつか必ず叶う!」
・かつて世界が滅びると言われていたから1999年を舞台に選んだのなら、他にもいくらでも選べそう。
・記憶ありシェイクスピアさん。
・「サーヴァント捕獲用の鎖」
・サーヴァント捕獲用の鎖。リピートアフターミー。サーヴァント捕獲用の鎖。
・「人によっては巌窟王とも呼ぶがね」 そう……
・この「助けは向かうはずだ」「仕向けられた」、実にいいのう。
・しかし監獄から抜けられるのは巌窟王くんのそれであるはずなので、そこまで変装できるとは。
・巌窟王くんのセリフが完全に完全で笑う他なし。そしてなるほど弱体化。
・さすがにモロすぎるぜってところで、そろそろ種明かし。意識を失うところだよ、ワトソンくん。
・『教授』の正体。「助けは向かうはずだ」と言っていた辺り、ここでバレることは本人もわかってるはずだ。
・『名探偵』と『教授』のお互いがお互いのすることをわかってるっぷり、たまらんね。相容れないが、認めてはいる。
・しかし「ワトソンくんがその件について深く書かないように手を回しておいた」って、今後のあらゆる登場キャラがそれ使ってくる可能性が。
・シートン「狼王ロボ……? 彼はまだ書ける範囲、『後世に残して問題がない』範囲の獣であったが、存在していたという事実すら残せる獣が実在していたのだよ」 野口英世「黄熱病の真実は後世に残せるような代物ではなく、私は真実をあえて残さないまますべて取り込んで倒れた」 ファーブル「後世に残ることを恐れ、私が昆虫記に記さなかった蟲を……ッ! なぜ貴様が――ゾォルケン!」
・いけるいける。
・しかし『悪』の『教授』が僕たちが人理を修復するのを前提として計画を練っているの、メチャクチャ熱くていいね。焼却を阻止すると信じられていたんだ。

・ジャンヌオルタさんの照れてんだかなんだかようわからん顔いいよね。セイバーオルタさんが普通にかわいい表情するのに対して、君はもう。
・というワケで、モリアーティ教授である。幻霊を融合した複合サーヴァントってのはよくわからないけど、その一部を仲間サーヴァントに与えていると思っておこう。
・「なにしろ、彼自身は計画を立てているだけだからね。危険な部分は、すべて部下に任せるのさ」 分解、溶解、理解。
・こんな新宿はありえないから、別に歴史から切り離されても問題がない。のかな。
・「この新宿を救うことに報酬(いみ)はない」 聖杯×1をゲットできないってことかい?
・星さえ破壊できれば、たとえ死んでも悪の勝ちだ!
・魔弾計画を阻止するために服を奪う? そ、そうか! おのれ新宿のアサシンめ! 全員脱がせば、いつかはお前に行き当たるぞ! オラオラ脱げ!!
・あーそういえば女装だとかTLで見た気がするけど、ここでだったのか。気付けよって話だ。
・いや、だって……悪の知能派が「地球破壊を阻止するために服を奪う」って言い出して、ガチで着るためだと誰が……

・『どうしようもなく無能な主』で誰のモノローグかわかるの笑う。
・魔術だと気付くヤツには無線が便利で、無線だと気付くヤツには魔術が便利。こういうのすき。
・教授と名探偵が話しているだけで、だいぶ幸せになれる。
・新宿のアサシンさんの召喚されたいまを楽しむっぷり、好感度が高いぞ。
・パーティ会場に乗り込む酒呑童子さん、茨木童子さん、書文先生、素晴らしい絵。
・他人に迷惑をかける愛を否定するジャンヌオルタさん、めっちゃおもしろい。迷惑をかけるのであれば、愛でではなく憎悪で燃やせということ。
・……あ、だから贋作のブリュンヒルデさんは別人でないとありえなかったのか? 愛で重さを増す槍ではいけない。
・ならばなぜ彼女を選んだのか、なぜそのクセ終章であの態度であったのか、そしてあの口ぶり、うーむ単に未把握創作だっただけっぽい……
・「百八星梁山泊→NP減少」 野郎。
・ドッペルゲンガーの力なんて授かるもんじゃねえ。
・最期になにかに気付く展開に弱く、基本的に新宿のアサシンもとい燕青くんへの好感度が高い。

・この新宿において、憎むべき人間はマスターだけ。いい……
・人間への憎悪でもって、透明人間を呑み込んだ。
・あ、上の人はスリーピーホロウなんだ(上と下別々なのかよって辺りでびっくりして、完全に予想するのを忘れていた)。
・「倍どころか、四倍、四百倍になっているかもしれんぞ」 十倍だぞ、十倍。
・負けた。おのれ。
・しかし一戦やったので切るべきカードはわかったぜ! と選んだカリギュラ帝の宝具がインビジブルに効果を発揮せずキレそうだったが、必中礼装と羅生門大怨起などでナントカ倒した。
・ロミオとジュリエットのときの塩反応に対しての、憎悪で戦うサイドへのこれ。単純に思い入れが違う。
・最期になにかに気付く展開に弱い(二回目)。
・自然に「踊りましょう」と言えるマリーさんはすごいということ。マリーさんは『ジャンヌ』にそう言えたぜ。
・しかしこの『ここで脱落したらキレイだなあ』という流れで平然と生存フラグ残してやがるの、ジャンヌオルタさん的でいい。
・憎悪による加速。であるから、永劫の復讐者たる巌窟王くんの戦闘スタイルはアレなのかね。
・カヴァス二世使うのかなと思ってた僕が言うのもなんですが、「おっ白いのおったやんけ」ってツラ並べてる教授&名探偵&天才、ろくでもないヤツらって感じで最高。

・狼王ロボ、勝手に上の人と仲良くなってると思ってたんだけど、「なにかが乗ってるの不愉快だけど、まったく喋ってこねえし殺してくれるからいいか」感覚だったのね。
・復讐以外を忘れてしまっている。かつて復讐以外なかったジャンヌオルタさんが笑うはずだ。
・フォウくんが来なかったの、中身がうんぬんよりも白い小動物出したらお話成立しないからなのかもしれない。
・名探偵と教授のやっているこれが動物会話ですか。
・乗り手。乗り手……! もはやライダーのクラスではないというのに! 復讐者に変質しているというのに!
・大事なものを忘れてしまっている。それらのための復讐であったはずなのに。人を喰い、幻霊を取り込みすぎたゆえの結末。
・自ら望んで来た。自ら望んで、帰りたい場所ならぬ土地を選んだ。自ら望んで、この地に染まった。自ら、捨てた。だから言っているのだ、最期に気付くのに弱いと。
・そして、この憎悪をわかっていながら利用したとあれば、悪のアーチャーはなんとしても倒さねばならない。これは魔界塔士SaGaのエクスカリバー入手イベントで抱くのと同じ感情。


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退場ラッシュ、素晴らしいですね……
そんで、この「最期に気付く」の流れで、なんかしれっと生存フラグ残してるジャンヌオルタさんらしすぎる。
ここで死んでもいいじゃん! キレイじゃん! って思うのに、フラグだけはありやがる。
それはまさしく、一章で堕ちた騎士が願った夢のまま消えてもキレイなのに、ああいう形で再登場したのと同じですよ。
ここで消えたほうがキレイだし、お話的にもいいんだけど、そんなこと知ったこっちゃないから英霊未把握二次創作して発見されてしまう。
知ったこっちゃないんだよ、お話的にとかよ! バーカバーカ! 精神は、彼らが悩んで出した結論である人理修復を台無しにする理由にも通じる。

というワケで、狼王ロボ&スリーピーホロウの「新宿で終わっとけばよかったじゃん! なんだこのネタっぷり!」的イベントに期待です。
花畑で眺めている魔術師に絶賛されようと萎えられようと、知ったこっちゃないよね、本人は。

ジャンヌオルタさんの「台無し? 知らん、こうする」精神、好感度が高い。
同じ企画でリレーはしたくない。