というワケで、アガルタの「その3」である。
「その3」であり、ラストである。
今日までの平日に15節まで終わってて、今日16節をやった感じ。
今回は「その2」と違っていろいろ気になることまとめるかーとかやらずにプレイ再開したので、さくさくっとこっからネタバレ。
――――
・「アキレウスのにおいだ……ッ! だがこれはおかしい。近すぎる」 そういえば型月世界はイスカンダルの自称設定に従っていたはずなので、彼からもギリシャ臭するんですかね。であれば、彼と縁のある軍勢からもするに違いない(そうかなあ)し、王の軍勢に囲まれたら360度アキレウスのにおいだ!
・あら、今回出ないもんだと思ってたホームズさん出ちゃった。
「自室でパイプを燻らしているつもりだったというのに、マスターの一大事に協力しないものは人の心がないなどと、あのような剣幕で引っ張り出されては抵抗もできない(悲しい顔)」
「生存反応は確認できているのだから、いくらなんでも騒ぎすぎだ(川に沈んで出てこないマスターに焦る面々に向かって、一度ならず一貫として主張)」
「だから言ったじゃないか。単なる一時的な通信障害だと(呆れ顔)」
「出てきたので仕方なく状況を聞いてみれば、地下世界ね。それなりに興味深くはある(さっきまで部屋でパイプキメてた)」
「なに、無遠慮に結末を促すようなことはしないさ。退屈が過ぎれば、なにか口を出すこともあるかもしれないが(にやにや)」
うわあ、ホームズさん理想的すぎる。ノらない事件にノるものかよ、シャーロック・ホームズだぜ。女も嫌いだっつーの。
・「「「あー……コロンブスの提案ね」」」の空気。
・この状況でも国と支配者を学ぶフェルグスくん、あまりに聡明。
・アストルフォくん&デオンくんパートいいっすね、これ。
・「後世に残るのはおもしろい話に決まっている」――アストルフォくん的には楽しく生きてただけの日々が物語となり、のちのデオンくんをときめかせ生きる糧となる。それこそが彼らが一部の時点で、人理焼却を阻止するべくカルデアの召喚された理由である。彼らが人理焼却阻止する理由を示してくれるのはとてもいいぞ。なにせ彼らは、出番なし&バーサークセイバー! ←よく考えるとすごすぎる扱い。
・だからこそ、デオンくんの今回の活躍も語り継ぐべきだよねえ。ウケのなんとかメイドを!
・ペンテシレイアさんのキレてる原因をいざこうしてはっきりと言われると、なんで俺が他人の発言でこんな目に遭わなきゃいけねえんだの気持ちになる。なあ、アキレウスくんよ!
・正気に戻ってアキレウスの不在に気付いてもギリシャに呪いの言葉を吐けるの、別人と気付いて唖然とするよりずっといいですね。
・「ま、すぐ終わるんだがよ」 うむという感じの展開。
・「善人ばかりだから黙ってればバレねえだろうと、タカをくくってた俺が間抜けか」 ずいぶんと、疑うことを知らない人々に慣れてしまっていたようだ。
・「諦めなきゃ夢は必ず叶う」 実際、とてもよく頑張ったよね。
・「いえ。マシュさんに落ち度はありません。他人の価値観を理由なく否定するのは独善ですから。僕はコロンブスの価値観は気になりません。事実、気にしていませんでした。
けれど、その行動がマスターに害を及ぼすものになったのなら、これを粉砕する。いままでのアガルタの支配者たちと変わりません。その価値観を見据えた上で対決すればいい」
・素晴らしいな、これは。素晴らしい意見だ。しかしいくら幼いとはいえ英霊の意見であり、人間でここに至るには主人公とマシュではまだ早いな。強すぎる。
・まだ支配者たちを倒す以前の、レジスタンスを率いるよりも前の時点で、あの増え方をする女を見て「十月十日待つ必要もなければ、十数年の成長を待つ必要なく、さらに男より強い――高く売れる」という発想に行き着く。地下世界に召喚され、支配者を倒す目途もあるはずがないというのに、成功した場合のルートをまず描く。間違いなく、行く当てのない男たちがついていくだけある素質と言える。
・コロンブスの言う奴隷と、彼が挙げた時代の奴隷はだいぶ違うんですが、どう見てもわかった上で言ってやがる。
・あんなに前フリされていたブラヴァツキー夫人の真実。あらまあ。
・っていうか他は全員おかしなことになっているというのに、ブラヴァツキー夫人は普通だったのかよ。ほんとかぁ~?
・グリフィスみたいなことを言いだしたぜ。
・「主を倒したら、被支配者の女どもは新しい支配者に従うようになる。それがこの世界のルールだ」 知らなかった、そんなの……
・ダメージ入ったコロンブスが「畜生め……」連呼して来るのをお前が言うんかーいって笑ってたら、途中で戦闘終わってんもーんもー。
・「さぁて、そしてこの島では!? ワクワクが止まらねぇ!」 ありったけの夢をかき集めそう。
・「桃源郷に火を放ったのはお前か?」「当ったりィ!」 まあね。身内か、そうであると決まっていて逆らえないお話でなければ、英霊が複数いて気付かないってことはないよな。湖の騎士でも参戦しているワケじゃあるまいし。
・「お前らは最初っから、俺がここを手に入れるための手駒(どれい)だったんだからよ!」 カルデアの(らしい)ヘラクレスさんを奪われたのといい、この戦闘って感覚的にはマスターVSマスターよね。マスターとサーヴァントもまた主従だからね。
・コロンブスがローマやエジプトなどの、本来一緒にしてはいけない奴隷制をどのツラで挙げる → マシュが返す言葉を失う → サーヴァントであるアストルフォくん&デオンくんが自らの意志で戻ってきて、違う主従関係を見せる って流れ。ここで違う主従関係を見せつけた上で勝てば、今後マシュと主人公はコロンブスのしたような主張に言い返せるようになる。うーむ、ではいいだろう。さっきの戦闘中断はイラついたが、それをやるためならいいだろう。
・偽りの目的と偽りの鼓舞で煽るだけ煽って、メガロスというさらなる手駒を手に入れた以上、レジスタンスなぞ不要で種明かしをして手駒を捨てるコロンブス VS 目的の偽りようのないカルデアに相互の了承をもって召喚され、他に強い英霊が召喚されたり人理修復が達成されても、自らサーヴァントが残ってくれたカルデアのマスター。
・「一度も『金が欲しい』と思わなかったヤツだけが、俺に石を投げろって話さ!」 うん、やっぱりわかって言ってやがるぜ。
・久しぶりに突っ込んだナイフグサグサネキが、心眼ガッスガス剥がすの笑っちゃう。なぜ久々にチョイスしたかというと、マスターVSマスターの構図に気付いた以上、奪われたサーヴァントにルールブレイカーを刺す必要があるからです。いまとなっては彼女以上のキャスター戦力はいても、それでも人理修復後に残ってくれたサーヴァントを見せて勝ってやる必要もあるからね。
・――などと言いながら、水着アーサー王も並べて使っているので説得力は薄い。いやいや、奪われたサーヴァントを倒すのに、手を抜くなんてできないだろう? たとえ狂化していたとしても! そうだろう!(コロンブスばりのどのツラ発言だなあ)
・レ、レジスタンスの名前もないヤツ! 本性を隠していたことを知った上で、あくまで彼の信じた船長を信じるのはタフですよ。タフガイだ。
・英霊だから次はあるの精神強すぎる。こんなにも大きなものを掴みかけてから逃して次に期待できるのなら、聖杯戦争に呼ばれてすんでのところで脱落したとしても、当然のようにこの死に方できちゃうでしょ。キリツグにあんな令呪切られても、丘の上でくずおれそうにならないタイプ。
・「ふむ。これが結末か。結末だね? じゃあ話してもいいな。うむ、私が話してもいいな」
「性格に言うなら、あまりにもスムーズに証拠が揃いすぎて、口を挟む間もなかったよ」
「私が口を出すまでもないことだと理解しているさ。しかし性分というやつだ、すまないね」
「そこで冷や汗かいてるミス・キリエライト、謎を具体的な言葉にしてくれ」
「正直拍子抜けだよ。あまりにも単純であからさま」
「ま、ファンであるミス・キリエライトの前だから、サービスで名言使ってあげよう」
・うわあああ、ホームズ最高かよおおおおおおお! このクソ野郎! わかりやすいクソのコロンブスに比べて、テメェはよォ!! だってこいつ「まだ言うべき段階ではないな」をかましておいてのこれだからね。この野郎。
・人理焼却を殺人事件と呼称して、しかも自分ではない他人に解決させやがったヤツは違う。
・一切自らの手を汚すことなく蜘蛛の糸を張っていたというのに、気付いたらこんなものの宿敵になってしまった教授、ほんま可哀想。
・そしてこのホームズ野郎、人理焼却を一つの殺人事件、地下世界を取るに足らない謎扱いしているが――教授が絡んでいると見るやいなや、あんなにも本気で来る。か、可哀想……
・なんでこんなものの相手をしなきゃいけないんだ????
・おかあさん「こら! 悪いことをすると、ホームズが来るよ!」 こども「うわーん!」
・コナンドイル(ワトソン)「なんで俺の書いた物語より、あんなクソのノンフィクションが売れるんだクソ!!!」 ほんまかわいそう。
・あ、黒幕のほうは予想通りだったので、続きを読むまで特に触れることはないです。詳細のほうが気になる感じ。いまは、ホームズ野郎の衝撃が凄まじすぎて。
・…………あ、自ら話を終えたってことは、『話をやめたら王が出てきて首落とすデメリット宝具』の予想外れてんじゃん! ホームズのせいで、悔しがるの忘れてた!
・「唯一の誤配役(ミスキャスト)」 フェルグスくん、ミスキャストなのかよ! なんで子どもなんかなーって割と考えたよ!!
・「ここにいたサーヴァントたちは、全員、『真正ではない』歪みをかぶせられていた」 ふむむ?
・「記憶喪失の英霊っておかしいだろ」「ヘラクレスってあそこまでじゃねえだろ」「ダユーなんか英霊で呼べるワケねえだろ」「武則天と不夜城って時代ちげーだろ」「南米のアマゾネスとギリシャのアマゾネスって全然ちげーだろ」 マジレス!! マジレス!?!? マジレスいいの!?!?!?
・ええ!? マジレス!?!?
・ええええええええええ!? マジレス!?!?!?!
・そんなのありかよ! だってアーサー王は女だし、っていうかフランシス・ドレイクだってダユー以前に女だし、だいたいそれを言うならおめー! おめーらだよ、おめーら! 一番喋ってるおめーらだよ! レオナルド・ダ・ヴィンチは天才だからって、モナリザボディになったりしねえだろ! シャーロック・ホームズだって! シェヘラザードだって!
・きょ、強制マジレス空間強すぎる……ブラヴァツキー夫人は割と普通だったじゃんとかツッコミたいんだけど……
・ダヴィンチちゃん「ブラヴァツキー夫人があんなにかわいいワケないだろ」 シェヘラザードさん「アガルタに到達できてしまった時点で、もはやブラヴァツキー夫人ではありません」 ホームズ野郎「そもそもだね、ブラヴァツキー夫人という人物は英霊の器なのかね?」 ぼく「た、たしかに……なんも言えねえ……」 マジレスって強い……
・「僕は物語上いてもいなくてもいい存在だった(けど、それは読者側の都合に過ぎない。僕はこの冒険で――!)」 しれっと口にも出さずに答えを出してるの、強制マジレス空間くらい強いですよ。
・「生き延びたいのではなく、死にたくない。生きれば死なねばならない」 死ぬのが怖いから生きたくない、ってことか。
・つまり、死にたくない――生きたくない魔神柱!
・僕、アガルタ=千夜一夜物語説浮かんで以降、「あーそうか、地下世界なのは地下=太陽がない=朝が来ない=千夜一夜物語が続く世界ってことか~~~なるほどね~~~」と一人納得して頷いてたんですが、なんと青空のもとに浮上してしまった。も、物語の終わりってことだから……
・それにしても死ぬくらいならもうカンベンしてほしい魔神柱、あまりにもそりゃそうすぎる……。72柱も揃って呼ばれたと思ったらこれといった役割も与えられず、未来にある悲しい現実を見せられて手出しを許されず、主はあんな返答しか返さない上に、ようやくやりたいことをやったらめっちゃ殺されまくって、それでもへーきとか統括局が言ってたのに終わってみれば完全敗北。そりゃそうだよ……ソロモン野郎が悪いよ……なんで生きさせたんだ、なんで意志なんか与えたんだって話でしょ……
・逆に、バアルくんや(ああなる以前の)ゼパルくん、あっこから次に行くなんてモチベーション半端なさすぎとも言える。
・タイトル「アガルタの女」でクリア報酬が宝箱なので、たぶんここで終わるっぽい。エネミークラスはキャスターと「?」。魔神柱っぽいね。
・「そういえば彼らがまだいたか。まずいな、パニックを起こしている」 むごくて笑ってしまった。
・「キミたちに仕事を与える! いますぐここを出て、アガルタを見て回って、できる限り捕らわれてる男の人を集めてくること!」 これいいですね。彼らはただの怯えるだけの男たちではなく、役割を与えられれば恐怖に勝ってそれをやれるヤツらなのだと、レジスタンスのライダーが証明している。
・神秘が強い世界であるなら、その神秘自体を殺す。強い。ある種、死の付与に近い。
・召喚されたら死ぬのであれば、召喚されない世界に変える。ソ、ソロモン野郎~~~! シェヘラザードさん単体ならともかく、魔神柱と合わさってどえらいことになったのは、お前のせいだぞ~~~これはまさしくお前のせいだぞ~~~~! お前が召喚した結果、あんなに酷いものを見続けた挙句にあんなに死んだんだからな~~~~!
・「死が怖いのではなく、死に至る自分が怖いというのなら――それは貴女自身の人生に問題がある」
「死は当然の結果であり、死への過程は己の人生である。貴女が戦うべきは『終幕』ではなく、恐れに染まっている自らの道程なのではありませんか」
フェ、フェルグスくんつええええ! 「問題があるのは世界の在り方ではなく、貴女自身の人生である」「世界を呪うのではなく、恐れに染まった自分と戦うべき」という強さ。あまりに強すぎる。あまりに強すぎて、弱者には届かない気がする。
・っていうかメチャクチャfateっぽいですね、今回。絶対に来る終わりとか、いっそ英霊召喚されないようにしてやるとか。
・「成長した貴方は、知性と優しさに満ちたさぞ立派な戦士なのでしょうね」「え」「え」「え」 こ、これかあ~~~~! 噂の水差し、これかあ~~~~! なるほどなあ~~~! いや、僕は「その2」で、成長したフェルグスさんはあえて知性を見せすぎない路線のかっこよさに満ちてるって脳内補完したから、このやり取りを見て逆に「普段は見せてないフェルグスさんかっこいいぜェー!」になるけど、いやでもこれはたしかにね! わかるよ!
・でも、フェルグスさんをフェルグスくんであえて出したのは、たぶんそういうことなんだろうね。フェルグスさんは亜種特異点で考えたりしなくてもこの結論なんだろうけど、だとしてもここまではっきりとは言わないと思う。
・「ですが、私はそう強くはない。強くはなかったのです。戦士ではありませんから」 そう。つまりフェルグスさんであれば、カルデアで人理を修復したフェルグスさんであれば、戦士ではない弱さも知っているはずなのでああいう言い方では言わないんですよね。
・「最初は正しい目的から王の元に向かった。けれど、長いときが彼女を変えた」 ソ、ソロモンくん!! ソロモンくん!! 72の柱も正しい目的を抱いて来たのだよ、ソロモンくん!!!
・「千夜を越えて一人を正気に戻したのに、なにが英霊召喚だよ! 知らないよ、そんなシステム! 勝手に英霊入りしてんなよ! なんなんだよ! 壊すから!」 こんなの見せられたら、自分で守護者になっておもてたんと違うってキレてた人をどういう目で見れば……
・いや、最近の彼なら余裕で平気か。
・「人間として破綻しているか、国として破綻しているか。そのどちらかを王は背負う。周囲から見れば愚か、横暴と言えるでしょう。その愚かさを容認できないものは、どれほど優れた戦士であろうと玉座から去る」
登場するいろんな王を思い出して、たしかになって思うパートです。
・「けれど――『死にたくない』という理由で世界を壊されることは見過ごせません」 言った! 弱者に強者である自分が言えることはない。将来、王を選ばなかった自分に王としての視点からの話もできない。しかしその理由ですべてを巻き込む自殺をするというのなら見過ごせない。これはいいですよ! ↑のほうで強者すぎて伝わらなさそう、って言ったけど、それを踏まえた結論はいいですよ!
・ちょっとすべてを見たくらいで知ったようなツラで人理を燃やした彼らを倒した以上、ちょっと精神が持たない千夜を越えてきた彼女の壮大な自殺は、当然許してはいけないのです。
・なによりも俺たちが困るからその壮大な自殺は許さない。いいですね、これは。
・「そこまではあの魔神王の計画と同じなのかもしれません。けれど、彼女にはその先がありません」 しまった! 別に先があってもなくても止めるの精神だった! ちょっとテンション切り替えなきゃ。
・「勘違いしないでください。私もできるなら、世界を巻き添えになどしたくはありません。『彼』から聞きました。ただ一人、自らの意志で座より焼失した英霊がいると。ああ、なんて羨ましい」 あーなるほどなるほど。今回の魔神柱くんは二度と召喚されたくないのだから、彼を羨むよね。痛む心も持たずに正しい王として君臨し、二度目の生では聖杯にあんなことを願い、そして生前得ることのないものを得て消滅。そりゃあ羨ましい。羨ましいだろう。
・ただまあ、カルデアの二人がこうなるのもわかるかな。わかる。ここが話題のか~とは思ったし、そこまで乗れてるかっていうと乗れてない(シナリオ上の主人公はともかく、プレイヤーの僕はロマンがウルトラスーパー大好きなワケじゃないからね)けど、わかるのはわかる。
・プレイヤー僕「テ、テメエ~~~~~! ソロモン野郎~~~~! お前の尻拭いじゃねえかァ~~~~~! かっこよく消えやがったけど、第一部完で終わらないとこうなるじゃねえかァ~~~~! この野郎~~~~~!」 主人公僕「それは言っちゃダメだろ!! お前、それはダメだろ!! アイツはお前と違って消えたくて消えたんじゃないんだぜ!!」 ←「『私』を……見たな!」
・「もちろん。歯を食いしばれ、シェヘラザード」 急に上条ちゃんみたいになったのは笑う。
・「死ねばもう死ななくていいなんて羨ましい」 ええええ!? まだ煽るの!? 素で!? この人、架空のお話は得意だけど、現実のお話がヘッタクソすぎるだけなのでは??? 千夜に及んで架空のお話ばかりしてきたせいで、現実のお話がヘッタクソになった状態で召喚されたのでは???
・ネタはとてもおもしろいのに、フリートークダメなタイプ!!!
・魔神柱じゃねえし!! お話軍団なのおもしろいけど!!
・対王のスキル。王貞治に代打を出すという、本来ありえぬ采配が実現するということ。
・今回も密室におけるサーヴァントロワイアルが目的だったという。主従による聖杯戦争から10数年経ち、いま英霊ロワイアルがブーム。前回の英霊ロワイアルの真の目的は海中ずぶずぶだったのに対して、今回は空中ふわふわ。
・うっかり聞き入ってしまう時間稼ぎトーク、おいおい千夜一夜物語か。そうだった。
・「お前、おもしろい話をするな。気に入った殺すのは明日にしてやる」を繰り返してきただけある。いや、このたとえならすぐ殺されるな。
・おっぱいがぴかーってひかって、まじんちゅうがでてきた。
・ちょろっと出てきてクソ野郎ムーブだけするホームズ。入ってくるタイミングじゃないと黙ってるよーとか言ってたので、よっぽど「しょーもない詩(笑)」って言いたかったそうです。
・死にたいし死にたくない重い女の子に詩(歌詞)で取り入るの、ちょっとした心当たりがいくらでもフラッシュバックするのでやめろ。
・アストルフォくんと水着マリーさんの噛み合い方半端ない。楽しい。あ、理性蒸発は強化しました!
・フェニクスくん「呪い解きたくてなにがいけねえんだよ!!」 ソ、ソロモンくん!
・「どっちにしても変わらない。お終いなのです」 ムジュラの仮面で言うたらもう月めっちゃこっち見て来るんだけど、って段階だからね。
・「く、空中都市の落下が止まった……!? ゲェーッ! 委員長とカナディアンマン、スペシャルマンたちが空中都市をーーーっ! ジェロニモの魂までもがーーーーっ!! あわわわ……こ、これが友情パワーか……!」
・子どもバージョンを出しておいて、最終的に至る結論が(おそらく)本来と同じなの、めっちゃ好きなんですよね。などと言いながら、逆も好きです。別に結論に至らないのも好きっちゃ好きです。なんでもありか、俺は。
・「まったく価値観の違うみんなを幸せにするとか、それ僕には無理だわ!」 強すぎる。やっぱり強すぎる。それに気付けてしまうのが強すぎる。
・「ですからなんの話なのですか! 貴女の物語は散漫に過ぎます!」 時間稼ぎになるのなら、そちらのほうがよいというのに。オチはまだかよって話をされ続けたほうがよいのに。物語を語ることしかしなかった彼女は、いざ語られたら自分もまた続きが楽しみになってしまうという資質に気付いていなかった。
・「男と女がいれば! 子が生まれます!」 ここの「ええー……」の空気、彼らではわかっていても至れない結論なので全然いいかな。そして平然と「真っ当な結論だね」って言っちゃうホームズ野郎も。
・「然り」 あ、ああ~~~フェニクスくん、クソ野郎になりそう~~~~~! とクソ野郎感知レーダーがビンビンのところで次に続く。
・はっ!? エネミー、ルーラー!?
・「人の世を終わらせんとした我ら七十二柱の魔神。その志を我が完遂する。もは人理焼却は不可能だが、手段はこのように無数にある」 他のヤツならともかく、お前が先がない滅亡やったらダメだろ! ってことで、イマイチ首捻ってたマシュの「先がありません」にようやく乗れてきたぞ。
・「ゲーティアもいまの口上を聞けば頭を抱えるだろうね」 いやほんとに。
・どういう基準で攻撃対象を決めてるのか知らんが、玉藻一生魅了食らった謎存在と化した。要がそのザマでは当然こうなるという感じで、はい、怒りの男サーヴァント解禁。
・巌窟王くんと新宿のアヴェンジャーを入れただけで、驚きの難易度ダウン。そりゃそうなんだけど、改めてクラスジャンケンってデケーなーと衝撃を受けている。
・んん……? 全快してまだガッツ残ってる……? こいつ一生耐久タイプか……? → あーっぽいぞ、しかも10ターンで終わらんってことは、15とか20かな。はーしょーもな。次はガチガチに固めなきゃ。 → は? 終わった? ええ……?
・んー、またエネミーはルーラー。そりゃ死んでないからね。今度も耐久かなあ。ある程度耐久で、なにかのきっかけでガッツ解除とかかなぁ。め、めんどくせえ~! 巌窟王くんうしろで、水着アーサー王や玉藻ら前に置いてやってみようか。決戦兵器マシュはさすがに次負けたら。
・「マスター、なにか手を打ったほうが!」「大丈夫。チャンスは来る。そんな気がする!」 なに言ってやがる。かといってなにをしたらいいのかはわからんけど。かといって代打脇谷とか、代走実松とか、アリバイ作りのような采配も困るんだけど。
・実際丸ごと空中浮遊って、だいぶやりようないしな……飛行迷宮学園ダンゲロス!
・アサシンちゃん。死んだの確認してなかったよなーとはずっと思ってはいたけど、なにより彼女は語り部とかいう天命の都合なんか知らんだろうよ。許せんだろうよ。
・死の付与……! こ、これは一部には出せんわ……! いやだって……ねぇ……!
・実際なぜ子どもで召喚されたのかは不明だけど、そこに勝手に答えを出すのはいいですよね。それが正しいかとか関係なく、フェルグスくんのなかでは正しい。
・10ターン耐久とのこと。しまった、10ターンでいいならちょっとガチガチに固めすぎたかも…… → 後列の巌窟王くんの出番もなく、焼却式一度も見ることなしで全員残って圧勝……やっぱやりすぎた……
・「こぉ~んなの、朝ご飯前です」 やっちゃった感を加速させるなあ、君は!
・だって正直、なんだこの戦闘はよォ~~~! ってキレてたから……切り替え、切り替え!
・「いずれ避けられぬ『死』が待つならば、最低限楽しくいきなくてはならん。楽しく生きられなかったお前の物語には同情しかないが、それでも笑え! 死に怯え肩を縮込ませて笑えぬ生き方など、死んでいるのと同じではないか?」 強い! 強すぎる意見! しかしシェヘラザードさんはそう言われることを予想しても、言われたことはないのではないか?
・「笑えば、俺のようないい男が捕まえられるぞ?」 笑わない女でもよい王の元にいたなんて可哀想、の精神。
・「女も口説く! 世界も救う! 両方やってこそのケルトの戦士よ!」 危機において女のことを考えるなんて、成長した自分はなんて下劣なのか。フェルグスくんは不夜城でたしかにそう言っていたけど、両立は全然可能で全然戦士ってこと。
・「ありとあらゆる死から守るなんて絶対に無理」「たしかに。それは言いすぎた」 ――と、ここまでお膳立てされてようやく「生きるためだ!」と自分が彼に言った意味に気付いて言い返せる主人公、僕は割と好きですね。英霊のお膳立てが不要よりも。
・それはそれとして、今回の主人公はFGOっていうゲームの主人公であって、今回のお話の主人公では全然ないな。
・「その残った生を寄越せ! 僅かでも! 滅びてしまううううう! またどこかで無意味な死を体験してしまうううううう! 早く寄越せ! 不公平だ! 何度目だ! 寄越せグズが! 不公平だ理不尽だ!」
・ゲーッ! フェニクスくん、クソ野郎になる! 生きてきた意味の話をしてきたタイミングで! 初めて、シェヘラザードさんがそんなことを考えたタイミングで! 生きた意味なくの死に至らせようとする! そりゃお前!
・フェニクスくん、とんだファインプレーだよ……決勝点だよ……最後の後押しだよ、完全に……
・武則天ちゃんいいですね。いいんだけど、あのタイミング以外で仲間になるルートはない。やっぱりフェニクスくんのファインプレー……
・「そんなことを言われたから、少しだけ考えてしまった」 いままで語る側にしか立ったことがなかったのに、いざ語られてみたら続きが気になってしまった。
・……あっれえ? あの時点だと適当に言った「ぶりぶりざえもん&シェヘラザードさんペア」割と行けてない……? 五歳の子どもが描いた絵本の登場人物と、世界中の誰もが知る千夜一夜物語の語り部。
・まさかしんのすけも、自分の知らないところで救いのヒーローがエキゾチックなおねいさんと組んでるとは思わないだろうよ。自分が作ったはずの絵本に、知らないところで別のお話が増えているだなんて。
・次は意味があるかもしれない。次は楽しいかもしれない。次こそは笑えるかもしれない。その考え方は、コロンブスと同じなのよね。英霊召喚のシステムを残すとはコロンブスに次の機会が巡る可能性も残すってことで、でもコロンブスが悪いヤツだからシステムを丸ごと壊すなんてのは、ね。
・うわあ、フェルグスさん、最後に笑わせて座に返しやがった! かっこよすぎでしょ!
・ゾナハ病にかかった女を最後に笑顔にさせてから、そんな得物では全力を出せてしまう自動人形の前に、それをわかった上でカラドボルグを見せつけるように立ち塞がってほしい。
・「女は救ったし、倒すべき敵は倒したので満足して帰るが、それはそれとして人々とかラピュタとかまでは知らん」 王とか無理だなっつったフェルグスさんそのもの!!!!
・ブラヴァツキー夫人が本当にアガルタに関われるワケがないだろう、と納得してるんだけど! だから全部終わってから登場なんだねと、笑ってはいるけど! いいのかなとは思っちゃうよね! いや、僕はあくまでブラヴァツキー夫人だしなあと思ってるからいいけども……
・ホームズの手記。ふーむ。本人は文章の〆がなー不要かなー上手く行かねえなー作家じゃないしなーとか言ってるけど、そもそもこのパート自体が今回のお話的には不要なので、将来的になにかしら意味があるんだなあと感じてしまうよね。
・作家が物語を書くのは読んでもらうためであり、語り部はその口で語るので不要。であれば、いま探偵が手記を残すのは――なぜだ? 新宿でも巌窟王に成り済まして手記を残していたが、思えばアレも結局他の誰かが目を通すことはなかったぞ?
・「そもそもだね。あのシャーロック・ホームズが実在するだなんて、本当に信じていたのかい?」 強制マジレス空間……!
・廊下での腕立てを「さりげない筋肉アピール」と称するの、下手に人とか殺すよりも違う価値観だなあとなって笑ってしまう。
・「だって私はまだ死にたくないですから」 この野郎!!!!
・風吹けば恋。
――――
いや、楽しかったです。
いつものように遅れてのプレイなので「なんか賛否両論っぽいなー」って思ってたんだけど、超楽しかったです。
フェルグスくんのお話じゃん、これ! 完全に!
最後でぐえーってなってしまったので、僕の負けです。ぐえー。
あとはバーサークセイバー&登場なしだった二騎が人理修復前に来てたんだよっていうあれこれ、『強制マジレス空間』、「ソロモンくん!」、「ホームズ野郎!」などよかった。
ある意味では新宿より好きかも。
具体的には肉の時間的『週刊連載のたった一話を一時間語る』ようなプレイをするには、新宿よりも楽しかったですね!
触れるとこ多すぎ。テキスト容量増えすぎ。
それはイコール『引っかかるところが多い』なので、マイナス意見も出るよね。
ようは、『否』のほうの意見が出るのもわかるな! 全然わかるな!
ドレイクさんとかヘラクレスとかブラヴァツキー夫人とか、それでええんかいって感じだし。
僕は別に他人に乗っ取られてセックスしようと、「行け仮面ライダーJ!」状態になっても、「ブラヴァツキー夫人がアガルタのお話に関われるとでも?」でもいいんですけど、今回はそういうお話かーで流せるんですけど!
一つ一つが特大地雷っていう人がいるのもわかるなーっつー。
ドレイクさんとか僕は『全然ヤるキャラ』だと思ってるけど、そうじゃない人がいたらダメでしょうね。
僕も、アレが牛若丸くんなら……いや、彼(彼女)は正気に戻ったら絶望とかじゃなくて開幕黒幕の首取りに行くな……
レオニダスさんなら……巌窟王くんなら……うーん……セックスくらいで動じないでほしいな……
アルジュナくん……「『私』を……見たな!」じゃないんだよ、見たなじゃ。どこに怒ってんだバカバカ。
うーーーーむ、適切なのが浮かばないけど、ジャンヌオルタさんとかキングゥくんならイヤだったかも。彼女と彼は子どもだからね、内面が。虐待じゃんって。
同じ意味で、外見がスーパー少年少女だと厳しいかな。うわあ、きっついぜってなっちゃうね。
そういう意味では、ドレイクさんは大丈夫なチョイスだったのでは……? って思うけど、俺にとって大丈夫なチョイスでもダメな人は知らんわって話だ。
ダンゲロスに出てきそうなセリフ吐く女海賊とか、孕んで増える女どもとか、まあダメな人はダメよね。
これに対して大丈夫な人間が「全然いいだろ!」つってもな。お前とは基準が違うんだよバカ野郎って話だ。
フェルグスさんに対する扱いも、僕は「あー大人バージョンはそういうの見せないようにしてんだなー」と勝手に脳内補完して、それを超かっこいいぜ! って思ったんだけどね。
ラストの廊下で腕立てとかを見て、「やっぱりわざとそういう風にやってるんだ!」と自分の説に確信を深めたりしたんだけどね。
でも「これこれこういう脳内設定なので納得の描写ですよ!」とか言われても、俺が納得してない人だったら「知らねえよタコ」ってキレてるもんなあ。
楽しめる人と楽しめない人がいる話だなーって感じ。
CCCのほうはブログ記事書いてないけど、そっちも似た感想。
となると、次やさらにその次は、僕が楽しめないお話が来るかもしれないな……
以上でアガルタの感想は終わり、また虚無のようなブログに戻ります。
こういう感想のときだけ閲覧IPが増えるのは、心からそりゃそうだよなあと思います。
あっ、最後に。
巷で噂のレジスタンスのライダーがフェイスレスに似ているうんぬん。
たしかに「夢は必ず叶う!」とは言っていたけど、僕は全然似ていないと思いましたね。
一人の女のために二百年も執着するだなんて、ただ利益のためだけに英霊の座最っ高ーぅだなんて、彼らはどっちも「バッカじゃねーの」って言いますよ。
むしろ真逆だと思います。
ただ、真逆なのに同じスタンスであるかのように顔を出すのは、どっちも得意そう。
「その3」であり、ラストである。
今日までの平日に15節まで終わってて、今日16節をやった感じ。
今回は「その2」と違っていろいろ気になることまとめるかーとかやらずにプレイ再開したので、さくさくっとこっからネタバレ。
――――
・「アキレウスのにおいだ……ッ! だがこれはおかしい。近すぎる」 そういえば型月世界はイスカンダルの自称設定に従っていたはずなので、彼からもギリシャ臭するんですかね。であれば、彼と縁のある軍勢からもするに違いない(そうかなあ)し、王の軍勢に囲まれたら360度アキレウスのにおいだ!
・あら、今回出ないもんだと思ってたホームズさん出ちゃった。
「自室でパイプを燻らしているつもりだったというのに、マスターの一大事に協力しないものは人の心がないなどと、あのような剣幕で引っ張り出されては抵抗もできない(悲しい顔)」
「生存反応は確認できているのだから、いくらなんでも騒ぎすぎだ(川に沈んで出てこないマスターに焦る面々に向かって、一度ならず一貫として主張)」
「だから言ったじゃないか。単なる一時的な通信障害だと(呆れ顔)」
「出てきたので仕方なく状況を聞いてみれば、地下世界ね。それなりに興味深くはある(さっきまで部屋でパイプキメてた)」
「なに、無遠慮に結末を促すようなことはしないさ。退屈が過ぎれば、なにか口を出すこともあるかもしれないが(にやにや)」
うわあ、ホームズさん理想的すぎる。ノらない事件にノるものかよ、シャーロック・ホームズだぜ。女も嫌いだっつーの。
・「「「あー……コロンブスの提案ね」」」の空気。
・この状況でも国と支配者を学ぶフェルグスくん、あまりに聡明。
・アストルフォくん&デオンくんパートいいっすね、これ。
・「後世に残るのはおもしろい話に決まっている」――アストルフォくん的には楽しく生きてただけの日々が物語となり、のちのデオンくんをときめかせ生きる糧となる。それこそが彼らが一部の時点で、人理焼却を阻止するべくカルデアの召喚された理由である。彼らが人理焼却阻止する理由を示してくれるのはとてもいいぞ。なにせ彼らは、出番なし&バーサークセイバー! ←よく考えるとすごすぎる扱い。
・だからこそ、デオンくんの今回の活躍も語り継ぐべきだよねえ。ウケのなんとかメイドを!
・ペンテシレイアさんのキレてる原因をいざこうしてはっきりと言われると、なんで俺が他人の発言でこんな目に遭わなきゃいけねえんだの気持ちになる。なあ、アキレウスくんよ!
・正気に戻ってアキレウスの不在に気付いてもギリシャに呪いの言葉を吐けるの、別人と気付いて唖然とするよりずっといいですね。
・「ま、すぐ終わるんだがよ」 うむという感じの展開。
・「善人ばかりだから黙ってればバレねえだろうと、タカをくくってた俺が間抜けか」 ずいぶんと、疑うことを知らない人々に慣れてしまっていたようだ。
・「諦めなきゃ夢は必ず叶う」 実際、とてもよく頑張ったよね。
・「いえ。マシュさんに落ち度はありません。他人の価値観を理由なく否定するのは独善ですから。僕はコロンブスの価値観は気になりません。事実、気にしていませんでした。
けれど、その行動がマスターに害を及ぼすものになったのなら、これを粉砕する。いままでのアガルタの支配者たちと変わりません。その価値観を見据えた上で対決すればいい」
・素晴らしいな、これは。素晴らしい意見だ。しかしいくら幼いとはいえ英霊の意見であり、人間でここに至るには主人公とマシュではまだ早いな。強すぎる。
・まだ支配者たちを倒す以前の、レジスタンスを率いるよりも前の時点で、あの増え方をする女を見て「十月十日待つ必要もなければ、十数年の成長を待つ必要なく、さらに男より強い――高く売れる」という発想に行き着く。地下世界に召喚され、支配者を倒す目途もあるはずがないというのに、成功した場合のルートをまず描く。間違いなく、行く当てのない男たちがついていくだけある素質と言える。
・コロンブスの言う奴隷と、彼が挙げた時代の奴隷はだいぶ違うんですが、どう見てもわかった上で言ってやがる。
・あんなに前フリされていたブラヴァツキー夫人の真実。あらまあ。
・っていうか他は全員おかしなことになっているというのに、ブラヴァツキー夫人は普通だったのかよ。ほんとかぁ~?
・グリフィスみたいなことを言いだしたぜ。
・「主を倒したら、被支配者の女どもは新しい支配者に従うようになる。それがこの世界のルールだ」 知らなかった、そんなの……
・ダメージ入ったコロンブスが「畜生め……」連呼して来るのをお前が言うんかーいって笑ってたら、途中で戦闘終わってんもーんもー。
・「さぁて、そしてこの島では!? ワクワクが止まらねぇ!」 ありったけの夢をかき集めそう。
・「桃源郷に火を放ったのはお前か?」「当ったりィ!」 まあね。身内か、そうであると決まっていて逆らえないお話でなければ、英霊が複数いて気付かないってことはないよな。湖の騎士でも参戦しているワケじゃあるまいし。
・「お前らは最初っから、俺がここを手に入れるための手駒(どれい)だったんだからよ!」 カルデアの(らしい)ヘラクレスさんを奪われたのといい、この戦闘って感覚的にはマスターVSマスターよね。マスターとサーヴァントもまた主従だからね。
・コロンブスがローマやエジプトなどの、本来一緒にしてはいけない奴隷制をどのツラで挙げる → マシュが返す言葉を失う → サーヴァントであるアストルフォくん&デオンくんが自らの意志で戻ってきて、違う主従関係を見せる って流れ。ここで違う主従関係を見せつけた上で勝てば、今後マシュと主人公はコロンブスのしたような主張に言い返せるようになる。うーむ、ではいいだろう。さっきの戦闘中断はイラついたが、それをやるためならいいだろう。
・偽りの目的と偽りの鼓舞で煽るだけ煽って、メガロスというさらなる手駒を手に入れた以上、レジスタンスなぞ不要で種明かしをして手駒を捨てるコロンブス VS 目的の偽りようのないカルデアに相互の了承をもって召喚され、他に強い英霊が召喚されたり人理修復が達成されても、自らサーヴァントが残ってくれたカルデアのマスター。
・「一度も『金が欲しい』と思わなかったヤツだけが、俺に石を投げろって話さ!」 うん、やっぱりわかって言ってやがるぜ。
・久しぶりに突っ込んだナイフグサグサネキが、心眼ガッスガス剥がすの笑っちゃう。なぜ久々にチョイスしたかというと、マスターVSマスターの構図に気付いた以上、奪われたサーヴァントにルールブレイカーを刺す必要があるからです。いまとなっては彼女以上のキャスター戦力はいても、それでも人理修復後に残ってくれたサーヴァントを見せて勝ってやる必要もあるからね。
・――などと言いながら、水着アーサー王も並べて使っているので説得力は薄い。いやいや、奪われたサーヴァントを倒すのに、手を抜くなんてできないだろう? たとえ狂化していたとしても! そうだろう!(コロンブスばりのどのツラ発言だなあ)
・レ、レジスタンスの名前もないヤツ! 本性を隠していたことを知った上で、あくまで彼の信じた船長を信じるのはタフですよ。タフガイだ。
・英霊だから次はあるの精神強すぎる。こんなにも大きなものを掴みかけてから逃して次に期待できるのなら、聖杯戦争に呼ばれてすんでのところで脱落したとしても、当然のようにこの死に方できちゃうでしょ。キリツグにあんな令呪切られても、丘の上でくずおれそうにならないタイプ。
・「ふむ。これが結末か。結末だね? じゃあ話してもいいな。うむ、私が話してもいいな」
「性格に言うなら、あまりにもスムーズに証拠が揃いすぎて、口を挟む間もなかったよ」
「私が口を出すまでもないことだと理解しているさ。しかし性分というやつだ、すまないね」
「そこで冷や汗かいてるミス・キリエライト、謎を具体的な言葉にしてくれ」
「正直拍子抜けだよ。あまりにも単純であからさま」
「ま、ファンであるミス・キリエライトの前だから、サービスで名言使ってあげよう」
・うわあああ、ホームズ最高かよおおおおおおお! このクソ野郎! わかりやすいクソのコロンブスに比べて、テメェはよォ!! だってこいつ「まだ言うべき段階ではないな」をかましておいてのこれだからね。この野郎。
・人理焼却を殺人事件と呼称して、しかも自分ではない他人に解決させやがったヤツは違う。
・一切自らの手を汚すことなく蜘蛛の糸を張っていたというのに、気付いたらこんなものの宿敵になってしまった教授、ほんま可哀想。
・そしてこのホームズ野郎、人理焼却を一つの殺人事件、地下世界を取るに足らない謎扱いしているが――教授が絡んでいると見るやいなや、あんなにも本気で来る。か、可哀想……
・なんでこんなものの相手をしなきゃいけないんだ????
・おかあさん「こら! 悪いことをすると、ホームズが来るよ!」 こども「うわーん!」
・コナンドイル(ワトソン)「なんで俺の書いた物語より、あんなクソのノンフィクションが売れるんだクソ!!!」 ほんまかわいそう。
・あ、黒幕のほうは予想通りだったので、続きを読むまで特に触れることはないです。詳細のほうが気になる感じ。いまは、ホームズ野郎の衝撃が凄まじすぎて。
・…………あ、自ら話を終えたってことは、『話をやめたら王が出てきて首落とすデメリット宝具』の予想外れてんじゃん! ホームズのせいで、悔しがるの忘れてた!
・「唯一の誤配役(ミスキャスト)」 フェルグスくん、ミスキャストなのかよ! なんで子どもなんかなーって割と考えたよ!!
・「ここにいたサーヴァントたちは、全員、『真正ではない』歪みをかぶせられていた」 ふむむ?
・「記憶喪失の英霊っておかしいだろ」「ヘラクレスってあそこまでじゃねえだろ」「ダユーなんか英霊で呼べるワケねえだろ」「武則天と不夜城って時代ちげーだろ」「南米のアマゾネスとギリシャのアマゾネスって全然ちげーだろ」 マジレス!! マジレス!?!? マジレスいいの!?!?!?
・ええ!? マジレス!?!?
・ええええええええええ!? マジレス!?!?!?!
・そんなのありかよ! だってアーサー王は女だし、っていうかフランシス・ドレイクだってダユー以前に女だし、だいたいそれを言うならおめー! おめーらだよ、おめーら! 一番喋ってるおめーらだよ! レオナルド・ダ・ヴィンチは天才だからって、モナリザボディになったりしねえだろ! シャーロック・ホームズだって! シェヘラザードだって!
・きょ、強制マジレス空間強すぎる……ブラヴァツキー夫人は割と普通だったじゃんとかツッコミたいんだけど……
・ダヴィンチちゃん「ブラヴァツキー夫人があんなにかわいいワケないだろ」 シェヘラザードさん「アガルタに到達できてしまった時点で、もはやブラヴァツキー夫人ではありません」 ホームズ野郎「そもそもだね、ブラヴァツキー夫人という人物は英霊の器なのかね?」 ぼく「た、たしかに……なんも言えねえ……」 マジレスって強い……
・「僕は物語上いてもいなくてもいい存在だった(けど、それは読者側の都合に過ぎない。僕はこの冒険で――!)」 しれっと口にも出さずに答えを出してるの、強制マジレス空間くらい強いですよ。
・「生き延びたいのではなく、死にたくない。生きれば死なねばならない」 死ぬのが怖いから生きたくない、ってことか。
・つまり、死にたくない――生きたくない魔神柱!
・僕、アガルタ=千夜一夜物語説浮かんで以降、「あーそうか、地下世界なのは地下=太陽がない=朝が来ない=千夜一夜物語が続く世界ってことか~~~なるほどね~~~」と一人納得して頷いてたんですが、なんと青空のもとに浮上してしまった。も、物語の終わりってことだから……
・それにしても死ぬくらいならもうカンベンしてほしい魔神柱、あまりにもそりゃそうすぎる……。72柱も揃って呼ばれたと思ったらこれといった役割も与えられず、未来にある悲しい現実を見せられて手出しを許されず、主はあんな返答しか返さない上に、ようやくやりたいことをやったらめっちゃ殺されまくって、それでもへーきとか統括局が言ってたのに終わってみれば完全敗北。そりゃそうだよ……ソロモン野郎が悪いよ……なんで生きさせたんだ、なんで意志なんか与えたんだって話でしょ……
・逆に、バアルくんや(ああなる以前の)ゼパルくん、あっこから次に行くなんてモチベーション半端なさすぎとも言える。
・タイトル「アガルタの女」でクリア報酬が宝箱なので、たぶんここで終わるっぽい。エネミークラスはキャスターと「?」。魔神柱っぽいね。
・「そういえば彼らがまだいたか。まずいな、パニックを起こしている」 むごくて笑ってしまった。
・「キミたちに仕事を与える! いますぐここを出て、アガルタを見て回って、できる限り捕らわれてる男の人を集めてくること!」 これいいですね。彼らはただの怯えるだけの男たちではなく、役割を与えられれば恐怖に勝ってそれをやれるヤツらなのだと、レジスタンスのライダーが証明している。
・神秘が強い世界であるなら、その神秘自体を殺す。強い。ある種、死の付与に近い。
・召喚されたら死ぬのであれば、召喚されない世界に変える。ソ、ソロモン野郎~~~! シェヘラザードさん単体ならともかく、魔神柱と合わさってどえらいことになったのは、お前のせいだぞ~~~これはまさしくお前のせいだぞ~~~~! お前が召喚した結果、あんなに酷いものを見続けた挙句にあんなに死んだんだからな~~~~!
・「死が怖いのではなく、死に至る自分が怖いというのなら――それは貴女自身の人生に問題がある」
「死は当然の結果であり、死への過程は己の人生である。貴女が戦うべきは『終幕』ではなく、恐れに染まっている自らの道程なのではありませんか」
フェ、フェルグスくんつええええ! 「問題があるのは世界の在り方ではなく、貴女自身の人生である」「世界を呪うのではなく、恐れに染まった自分と戦うべき」という強さ。あまりに強すぎる。あまりに強すぎて、弱者には届かない気がする。
・っていうかメチャクチャfateっぽいですね、今回。絶対に来る終わりとか、いっそ英霊召喚されないようにしてやるとか。
・「成長した貴方は、知性と優しさに満ちたさぞ立派な戦士なのでしょうね」「え」「え」「え」 こ、これかあ~~~~! 噂の水差し、これかあ~~~~! なるほどなあ~~~! いや、僕は「その2」で、成長したフェルグスさんはあえて知性を見せすぎない路線のかっこよさに満ちてるって脳内補完したから、このやり取りを見て逆に「普段は見せてないフェルグスさんかっこいいぜェー!」になるけど、いやでもこれはたしかにね! わかるよ!
・でも、フェルグスさんをフェルグスくんであえて出したのは、たぶんそういうことなんだろうね。フェルグスさんは亜種特異点で考えたりしなくてもこの結論なんだろうけど、だとしてもここまではっきりとは言わないと思う。
・「ですが、私はそう強くはない。強くはなかったのです。戦士ではありませんから」 そう。つまりフェルグスさんであれば、カルデアで人理を修復したフェルグスさんであれば、戦士ではない弱さも知っているはずなのでああいう言い方では言わないんですよね。
・「最初は正しい目的から王の元に向かった。けれど、長いときが彼女を変えた」 ソ、ソロモンくん!! ソロモンくん!! 72の柱も正しい目的を抱いて来たのだよ、ソロモンくん!!!
・「千夜を越えて一人を正気に戻したのに、なにが英霊召喚だよ! 知らないよ、そんなシステム! 勝手に英霊入りしてんなよ! なんなんだよ! 壊すから!」 こんなの見せられたら、自分で守護者になっておもてたんと違うってキレてた人をどういう目で見れば……
・いや、最近の彼なら余裕で平気か。
・「人間として破綻しているか、国として破綻しているか。そのどちらかを王は背負う。周囲から見れば愚か、横暴と言えるでしょう。その愚かさを容認できないものは、どれほど優れた戦士であろうと玉座から去る」
登場するいろんな王を思い出して、たしかになって思うパートです。
・「けれど――『死にたくない』という理由で世界を壊されることは見過ごせません」 言った! 弱者に強者である自分が言えることはない。将来、王を選ばなかった自分に王としての視点からの話もできない。しかしその理由ですべてを巻き込む自殺をするというのなら見過ごせない。これはいいですよ! ↑のほうで強者すぎて伝わらなさそう、って言ったけど、それを踏まえた結論はいいですよ!
・ちょっとすべてを見たくらいで知ったようなツラで人理を燃やした彼らを倒した以上、ちょっと精神が持たない千夜を越えてきた彼女の壮大な自殺は、当然許してはいけないのです。
・なによりも俺たちが困るからその壮大な自殺は許さない。いいですね、これは。
・「そこまではあの魔神王の計画と同じなのかもしれません。けれど、彼女にはその先がありません」 しまった! 別に先があってもなくても止めるの精神だった! ちょっとテンション切り替えなきゃ。
・「勘違いしないでください。私もできるなら、世界を巻き添えになどしたくはありません。『彼』から聞きました。ただ一人、自らの意志で座より焼失した英霊がいると。ああ、なんて羨ましい」 あーなるほどなるほど。今回の魔神柱くんは二度と召喚されたくないのだから、彼を羨むよね。痛む心も持たずに正しい王として君臨し、二度目の生では聖杯にあんなことを願い、そして生前得ることのないものを得て消滅。そりゃあ羨ましい。羨ましいだろう。
・ただまあ、カルデアの二人がこうなるのもわかるかな。わかる。ここが話題のか~とは思ったし、そこまで乗れてるかっていうと乗れてない(シナリオ上の主人公はともかく、プレイヤーの僕はロマンがウルトラスーパー大好きなワケじゃないからね)けど、わかるのはわかる。
・プレイヤー僕「テ、テメエ~~~~~! ソロモン野郎~~~~! お前の尻拭いじゃねえかァ~~~~~! かっこよく消えやがったけど、第一部完で終わらないとこうなるじゃねえかァ~~~~! この野郎~~~~~!」 主人公僕「それは言っちゃダメだろ!! お前、それはダメだろ!! アイツはお前と違って消えたくて消えたんじゃないんだぜ!!」 ←「『私』を……見たな!」
・「もちろん。歯を食いしばれ、シェヘラザード」 急に上条ちゃんみたいになったのは笑う。
・「死ねばもう死ななくていいなんて羨ましい」 ええええ!? まだ煽るの!? 素で!? この人、架空のお話は得意だけど、現実のお話がヘッタクソすぎるだけなのでは??? 千夜に及んで架空のお話ばかりしてきたせいで、現実のお話がヘッタクソになった状態で召喚されたのでは???
・ネタはとてもおもしろいのに、フリートークダメなタイプ!!!
・魔神柱じゃねえし!! お話軍団なのおもしろいけど!!
・対王のスキル。王貞治に代打を出すという、本来ありえぬ采配が実現するということ。
・今回も密室におけるサーヴァントロワイアルが目的だったという。主従による聖杯戦争から10数年経ち、いま英霊ロワイアルがブーム。前回の英霊ロワイアルの真の目的は海中ずぶずぶだったのに対して、今回は空中ふわふわ。
・うっかり聞き入ってしまう時間稼ぎトーク、おいおい千夜一夜物語か。そうだった。
・「お前、おもしろい話をするな。気に入った殺すのは明日にしてやる」を繰り返してきただけある。いや、このたとえならすぐ殺されるな。
・おっぱいがぴかーってひかって、まじんちゅうがでてきた。
・ちょろっと出てきてクソ野郎ムーブだけするホームズ。入ってくるタイミングじゃないと黙ってるよーとか言ってたので、よっぽど「しょーもない詩(笑)」って言いたかったそうです。
・死にたいし死にたくない重い女の子に詩(歌詞)で取り入るの、ちょっとした心当たりがいくらでもフラッシュバックするのでやめろ。
・アストルフォくんと水着マリーさんの噛み合い方半端ない。楽しい。あ、理性蒸発は強化しました!
・フェニクスくん「呪い解きたくてなにがいけねえんだよ!!」 ソ、ソロモンくん!
・「どっちにしても変わらない。お終いなのです」 ムジュラの仮面で言うたらもう月めっちゃこっち見て来るんだけど、って段階だからね。
・「く、空中都市の落下が止まった……!? ゲェーッ! 委員長とカナディアンマン、スペシャルマンたちが空中都市をーーーっ! ジェロニモの魂までもがーーーーっ!! あわわわ……こ、これが友情パワーか……!」
・子どもバージョンを出しておいて、最終的に至る結論が(おそらく)本来と同じなの、めっちゃ好きなんですよね。などと言いながら、逆も好きです。別に結論に至らないのも好きっちゃ好きです。なんでもありか、俺は。
・「まったく価値観の違うみんなを幸せにするとか、それ僕には無理だわ!」 強すぎる。やっぱり強すぎる。それに気付けてしまうのが強すぎる。
・「ですからなんの話なのですか! 貴女の物語は散漫に過ぎます!」 時間稼ぎになるのなら、そちらのほうがよいというのに。オチはまだかよって話をされ続けたほうがよいのに。物語を語ることしかしなかった彼女は、いざ語られたら自分もまた続きが楽しみになってしまうという資質に気付いていなかった。
・「男と女がいれば! 子が生まれます!」 ここの「ええー……」の空気、彼らではわかっていても至れない結論なので全然いいかな。そして平然と「真っ当な結論だね」って言っちゃうホームズ野郎も。
・「然り」 あ、ああ~~~フェニクスくん、クソ野郎になりそう~~~~~! とクソ野郎感知レーダーがビンビンのところで次に続く。
・はっ!? エネミー、ルーラー!?
・「人の世を終わらせんとした我ら七十二柱の魔神。その志を我が完遂する。もは人理焼却は不可能だが、手段はこのように無数にある」 他のヤツならともかく、お前が先がない滅亡やったらダメだろ! ってことで、イマイチ首捻ってたマシュの「先がありません」にようやく乗れてきたぞ。
・「ゲーティアもいまの口上を聞けば頭を抱えるだろうね」 いやほんとに。
・どういう基準で攻撃対象を決めてるのか知らんが、玉藻一生魅了食らった謎存在と化した。要がそのザマでは当然こうなるという感じで、はい、怒りの男サーヴァント解禁。
・巌窟王くんと新宿のアヴェンジャーを入れただけで、驚きの難易度ダウン。そりゃそうなんだけど、改めてクラスジャンケンってデケーなーと衝撃を受けている。
・んん……? 全快してまだガッツ残ってる……? こいつ一生耐久タイプか……? → あーっぽいぞ、しかも10ターンで終わらんってことは、15とか20かな。はーしょーもな。次はガチガチに固めなきゃ。 → は? 終わった? ええ……?
・んー、またエネミーはルーラー。そりゃ死んでないからね。今度も耐久かなあ。ある程度耐久で、なにかのきっかけでガッツ解除とかかなぁ。め、めんどくせえ~! 巌窟王くんうしろで、水着アーサー王や玉藻ら前に置いてやってみようか。決戦兵器マシュはさすがに次負けたら。
・「マスター、なにか手を打ったほうが!」「大丈夫。チャンスは来る。そんな気がする!」 なに言ってやがる。かといってなにをしたらいいのかはわからんけど。かといって代打脇谷とか、代走実松とか、アリバイ作りのような采配も困るんだけど。
・実際丸ごと空中浮遊って、だいぶやりようないしな……飛行迷宮学園ダンゲロス!
・アサシンちゃん。死んだの確認してなかったよなーとはずっと思ってはいたけど、なにより彼女は語り部とかいう天命の都合なんか知らんだろうよ。許せんだろうよ。
・死の付与……! こ、これは一部には出せんわ……! いやだって……ねぇ……!
・実際なぜ子どもで召喚されたのかは不明だけど、そこに勝手に答えを出すのはいいですよね。それが正しいかとか関係なく、フェルグスくんのなかでは正しい。
・10ターン耐久とのこと。しまった、10ターンでいいならちょっとガチガチに固めすぎたかも…… → 後列の巌窟王くんの出番もなく、焼却式一度も見ることなしで全員残って圧勝……やっぱやりすぎた……
・「こぉ~んなの、朝ご飯前です」 やっちゃった感を加速させるなあ、君は!
・だって正直、なんだこの戦闘はよォ~~~! ってキレてたから……切り替え、切り替え!
・「いずれ避けられぬ『死』が待つならば、最低限楽しくいきなくてはならん。楽しく生きられなかったお前の物語には同情しかないが、それでも笑え! 死に怯え肩を縮込ませて笑えぬ生き方など、死んでいるのと同じではないか?」 強い! 強すぎる意見! しかしシェヘラザードさんはそう言われることを予想しても、言われたことはないのではないか?
・「笑えば、俺のようないい男が捕まえられるぞ?」 笑わない女でもよい王の元にいたなんて可哀想、の精神。
・「女も口説く! 世界も救う! 両方やってこそのケルトの戦士よ!」 危機において女のことを考えるなんて、成長した自分はなんて下劣なのか。フェルグスくんは不夜城でたしかにそう言っていたけど、両立は全然可能で全然戦士ってこと。
・「ありとあらゆる死から守るなんて絶対に無理」「たしかに。それは言いすぎた」 ――と、ここまでお膳立てされてようやく「生きるためだ!」と自分が彼に言った意味に気付いて言い返せる主人公、僕は割と好きですね。英霊のお膳立てが不要よりも。
・それはそれとして、今回の主人公はFGOっていうゲームの主人公であって、今回のお話の主人公では全然ないな。
・「その残った生を寄越せ! 僅かでも! 滅びてしまううううう! またどこかで無意味な死を体験してしまうううううう! 早く寄越せ! 不公平だ! 何度目だ! 寄越せグズが! 不公平だ理不尽だ!」
・ゲーッ! フェニクスくん、クソ野郎になる! 生きてきた意味の話をしてきたタイミングで! 初めて、シェヘラザードさんがそんなことを考えたタイミングで! 生きた意味なくの死に至らせようとする! そりゃお前!
・フェニクスくん、とんだファインプレーだよ……決勝点だよ……最後の後押しだよ、完全に……
・武則天ちゃんいいですね。いいんだけど、あのタイミング以外で仲間になるルートはない。やっぱりフェニクスくんのファインプレー……
・「そんなことを言われたから、少しだけ考えてしまった」 いままで語る側にしか立ったことがなかったのに、いざ語られてみたら続きが気になってしまった。
・……あっれえ? あの時点だと適当に言った「ぶりぶりざえもん&シェヘラザードさんペア」割と行けてない……? 五歳の子どもが描いた絵本の登場人物と、世界中の誰もが知る千夜一夜物語の語り部。
・まさかしんのすけも、自分の知らないところで救いのヒーローがエキゾチックなおねいさんと組んでるとは思わないだろうよ。自分が作ったはずの絵本に、知らないところで別のお話が増えているだなんて。
・次は意味があるかもしれない。次は楽しいかもしれない。次こそは笑えるかもしれない。その考え方は、コロンブスと同じなのよね。英霊召喚のシステムを残すとはコロンブスに次の機会が巡る可能性も残すってことで、でもコロンブスが悪いヤツだからシステムを丸ごと壊すなんてのは、ね。
・うわあ、フェルグスさん、最後に笑わせて座に返しやがった! かっこよすぎでしょ!
・ゾナハ病にかかった女を最後に笑顔にさせてから、そんな得物では全力を出せてしまう自動人形の前に、それをわかった上でカラドボルグを見せつけるように立ち塞がってほしい。
・「女は救ったし、倒すべき敵は倒したので満足して帰るが、それはそれとして人々とかラピュタとかまでは知らん」 王とか無理だなっつったフェルグスさんそのもの!!!!
・ブラヴァツキー夫人が本当にアガルタに関われるワケがないだろう、と納得してるんだけど! だから全部終わってから登場なんだねと、笑ってはいるけど! いいのかなとは思っちゃうよね! いや、僕はあくまでブラヴァツキー夫人だしなあと思ってるからいいけども……
・ホームズの手記。ふーむ。本人は文章の〆がなー不要かなー上手く行かねえなー作家じゃないしなーとか言ってるけど、そもそもこのパート自体が今回のお話的には不要なので、将来的になにかしら意味があるんだなあと感じてしまうよね。
・作家が物語を書くのは読んでもらうためであり、語り部はその口で語るので不要。であれば、いま探偵が手記を残すのは――なぜだ? 新宿でも巌窟王に成り済まして手記を残していたが、思えばアレも結局他の誰かが目を通すことはなかったぞ?
・「そもそもだね。あのシャーロック・ホームズが実在するだなんて、本当に信じていたのかい?」 強制マジレス空間……!
・廊下での腕立てを「さりげない筋肉アピール」と称するの、下手に人とか殺すよりも違う価値観だなあとなって笑ってしまう。
・「だって私はまだ死にたくないですから」 この野郎!!!!
・風吹けば恋。
――――
いや、楽しかったです。
いつものように遅れてのプレイなので「なんか賛否両論っぽいなー」って思ってたんだけど、超楽しかったです。
フェルグスくんのお話じゃん、これ! 完全に!
最後でぐえーってなってしまったので、僕の負けです。ぐえー。
あとはバーサークセイバー&登場なしだった二騎が人理修復前に来てたんだよっていうあれこれ、『強制マジレス空間』、「ソロモンくん!」、「ホームズ野郎!」などよかった。
ある意味では新宿より好きかも。
具体的には肉の時間的『週刊連載のたった一話を一時間語る』ようなプレイをするには、新宿よりも楽しかったですね!
触れるとこ多すぎ。テキスト容量増えすぎ。
それはイコール『引っかかるところが多い』なので、マイナス意見も出るよね。
ようは、『否』のほうの意見が出るのもわかるな! 全然わかるな!
ドレイクさんとかヘラクレスとかブラヴァツキー夫人とか、それでええんかいって感じだし。
僕は別に他人に乗っ取られてセックスしようと、「行け仮面ライダーJ!」状態になっても、「ブラヴァツキー夫人がアガルタのお話に関われるとでも?」でもいいんですけど、今回はそういうお話かーで流せるんですけど!
一つ一つが特大地雷っていう人がいるのもわかるなーっつー。
ドレイクさんとか僕は『全然ヤるキャラ』だと思ってるけど、そうじゃない人がいたらダメでしょうね。
僕も、アレが牛若丸くんなら……いや、彼(彼女)は正気に戻ったら絶望とかじゃなくて開幕黒幕の首取りに行くな……
レオニダスさんなら……巌窟王くんなら……うーん……セックスくらいで動じないでほしいな……
アルジュナくん……「『私』を……見たな!」じゃないんだよ、見たなじゃ。どこに怒ってんだバカバカ。
うーーーーむ、適切なのが浮かばないけど、ジャンヌオルタさんとかキングゥくんならイヤだったかも。彼女と彼は子どもだからね、内面が。虐待じゃんって。
同じ意味で、外見がスーパー少年少女だと厳しいかな。うわあ、きっついぜってなっちゃうね。
そういう意味では、ドレイクさんは大丈夫なチョイスだったのでは……? って思うけど、俺にとって大丈夫なチョイスでもダメな人は知らんわって話だ。
ダンゲロスに出てきそうなセリフ吐く女海賊とか、孕んで増える女どもとか、まあダメな人はダメよね。
これに対して大丈夫な人間が「全然いいだろ!」つってもな。お前とは基準が違うんだよバカ野郎って話だ。
フェルグスさんに対する扱いも、僕は「あー大人バージョンはそういうの見せないようにしてんだなー」と勝手に脳内補完して、それを超かっこいいぜ! って思ったんだけどね。
ラストの廊下で腕立てとかを見て、「やっぱりわざとそういう風にやってるんだ!」と自分の説に確信を深めたりしたんだけどね。
でも「これこれこういう脳内設定なので納得の描写ですよ!」とか言われても、俺が納得してない人だったら「知らねえよタコ」ってキレてるもんなあ。
楽しめる人と楽しめない人がいる話だなーって感じ。
CCCのほうはブログ記事書いてないけど、そっちも似た感想。
となると、次やさらにその次は、僕が楽しめないお話が来るかもしれないな……
以上でアガルタの感想は終わり、また虚無のようなブログに戻ります。
こういう感想のときだけ閲覧IPが増えるのは、心からそりゃそうだよなあと思います。
あっ、最後に。
巷で噂のレジスタンスのライダーがフェイスレスに似ているうんぬん。
たしかに「夢は必ず叶う!」とは言っていたけど、僕は全然似ていないと思いましたね。
一人の女のために二百年も執着するだなんて、ただ利益のためだけに英霊の座最っ高ーぅだなんて、彼らはどっちも「バッカじゃねーの」って言いますよ。
むしろ真逆だと思います。
ただ、真逆なのに同じスタンスであるかのように顔を出すのは、どっちも得意そう。