はい、またもや前回の続き。
今回で終わらせたい。たぶん終わる。
おっと危ない。
こっからネタバレ。
ということで、こっからネタバレ宣言をしたので続き。
今回で終わらせたい。たぶん終わる。なぜなら――
どうせ今回の『アトランティス』じゃ終わらねえんだろ~~~? と思ってるので、おそらく終わる。
『神代巨神海洋アトランティス』はオーバーボディで、倒したところでゲーッ! なかから『■■■■■■オリュンポス』がーっ! するに決まってる。
これでもし普通に今回だけで第45節とかまであった場合、「続くんだろとか思っててごめんな」よりも「数日でクリアしたアイツらはなんなんだよ」のほうが強くなりますね……。
はい始める。
第21節からラストまで。
――――
・めっちゃ雑にポチポチ押してたら見逃したんだけど、なにかしらの制限があるらしい。
・メチャクチャ警戒してたら5ターン以内とかいうヌルヌルだったので、余裕で倒し切ってやったぜ。へっへっへ。
・「残り九十隻はいる、まだまだ先は長いぞ! そして、おそらくこれをやれるのはあと一度か二度が限界だろう!」 イアソンくん、いいなあ。スーパー英霊組に劣るチームマママに対して、英霊ならやってみろという煽りもよい。
・「コイツ……報告ではたしかに、弱点の踵を射貫かれているはずなのに! なんだ、いったい貴様は……なんなんだ!」 このアトランティス防衛兵、最高の持ち上げをしてくれる素晴らしい雑魚。雑魚かくあるべし。
・死を付与されてもティアマトは恐ろしい存在だったし、踵を射貫かれてもアキレウスは大英雄。
・「踵を射貫かれようが、英雄アキレウスは健在だ」 無敵が消えた瞬間にオリオンに圧倒されたカイニスさん、まあつまりそういうこと。
・「あなたの挑発行為に応じぬほど、臆病ではありませんよ。――汎人類史のほうとは違ってね」 こ、こいつ……。異聞帯ケイローン先生、マジで死にそうなことしか言わねえ……。
・「実戦経験がない? 教えるだけの男? そんなもの、あの賢智の前にはまるで意味がない。聖杯戦争に召喚されれば、必ず勝ち上がる手合いだ」 汎人類史ケイローンは戦場を知らぬ男だからなとか、言うようなヤツはね……。
・もう負ける気がしないというか、精神的には間違いなく勝つでしょう。
・アキレウスは開幕ダメージ(大)にしたほうが絶対かっこいいっすよ! とか言ってた僕ら、理想のものをお出しされている。
・「さあ、この異聞帯にやってきたときの借りを百倍にして返してやるぞー!」 ガッチリ根に持ってるキャプテン、いいっすね!
・「海神を恐れるがゆえか、向こうには潜水艦のような技術がない。海の上を走るのはよくても、海のなかを進むのは不遜だって論理だな」 こういう理屈付け、みんな大好き。俺も大好き。
・大英雄組がそれぞれ仕事あるので、多数の相手はマンドリカルドくんがしなくちゃいけないの、いつか無理が出そうだ。
・「しかしまさか、主の仇を乗せることになるとは。人生において禍福は糾える縄の如しですねグヒヒヒヒ」 クサントスくんがどれだけ饒舌に喋ろうと、ツッコミどころを用意しようと、こちらはもう赤兎馬を見ているの可哀想。
・広域殲滅兵器くん、そのまま広域殲滅兵器って名前なのでなんか笑ってしまった。
・空想樹がもっとも真っ当に育っているはずの異聞帯なのに、一向に種子を飛ばしてくる気配がない。言われてみればそうである。
・「(……キリシュタリア・ヴォーダイム……彼の目的はいったいなんだ……?)」 それが明かされるのは、たぶん続いたあとだと思います。
・エキドナに千代女さんを喰わせるオデュッセウスさん、なんかもうスゲーダメそうなんですけど……。
・こ、こいつはヤバいぜ! ちくしょーッ! いったいどうすりゃいいんだ~! って思うべき場面なのか?
・「海賊、そして『運び屋』としての勘が囁くのだよ。このまま動かなかったらダメになるとね」「わかった、すぐ動け。海賊としての直感、信じてやるよ」 オリオン、この辺が実にという感じのやり取り。
・マンドリカルドくんの「……ははっ!」、よい……。コルデーさんの言っていた『不謹慎かもしれないけどこの冒険は楽しい』だ。
・「……ああ、まったくだ。踵を射貫かれておいて本当によかったぜ」「なに……?」「この痛みは俺が人間だって証だ。異聞帯のアンタのように、神に消化された存在じゃないってことだ」 やっぱり即座に切り返せるのって、英雄要素だよなあ。
・「気軽に言ってくれるなよ、イアソン」「気軽に言うに決まってんだろ、ギリシャ二番目に強い英雄様がよ」「……待て。二番目たあ、どういうことだ」 一位が固定されているランキングでの二位なんだから最高評価なのに、察しないアキレウスいいですね。
・時おり挟まるオデュッセウスくんの不安パート、これはいったいなんなんだ。いやまあ、ダメそうではあるが……。本来はイアソンくんの立場をやってるほうが輝くんだろうなあ。
・イアソンくんの言う『爆弾』、千代女さんなのか、コルデーさんなのか。
・オデュッセウスくんの狙いはオリオン潰し。そりゃそうだ。実に堅実。勝てる勝負をワンチャン引っくり返されかねない唯一の箇所を、きっちり封じに来る。
・「……いまだ! ストーム・ボーダー!」 そして、僕がそりゃそうだと思うくらいのことは予測しておいてほしいので嬉しいね。
・こうなったら島まで走れ。うわははは。期待通りのヤツですね。
・「ここはアルゴーが引き受ける! ハハハハハ、テンション高くなってきたぞ! 破滅も間近だからだろうなー!」 イアソンくんがこういうこと言うってことは、もう場を整える船長の仕事はなくなったってことか……?
・「で、伝令ッ! 伝令ッ! 『エキドナ』が、『エキドナ』が――暴走を開始しました!」 オデュッセウスくん……!
・「……望月千代女め、成功しやがったか」 サーヴァントなんか喰わせるもんじゃないな。うっかり喰わせたら、聖杯が汚染されたりするぜ。
・アンリマユをエキドナに喰わせるオデュッセウスくんのイラスト、すでにありそう。
・「ああ……死ぬ……死ぬでござる……。…………な、ん、て、ね♪」 君はこういうセリフを吐くから、『ござる』をキャラ付けだと思われるんですよ。
・「聞き流してくれても構わないが、お前、トロイの木馬って興味あるか?」 異聞帯オデュッセウス潰しにトロイの木馬、あまりにも最高すぎる。
・「拙者これより『エキドナ』と融合して、本能のままに猛り狂い、怪物を孕み落とす!」 『最低の発想』のハードルを越えてきて爆笑している。
・「ではおさらばでござる、皆の衆! 呪うた我が身が人理の礎になるのであれば、後悔することなど一切なし!」 花の慶次みたいな精神してんな! 笑みて散りゆけ!
・汎人類史オデュッセウスは吸収される際、あえて知識だけを与え、感情や信念を計算に入れないようにした。花の慶次みたいな精神相手に、感情や信念なしで戦えとは。そりゃ無理だ。
・「汎人類史の強さは数値(スペック)ではなく、そういう怨念であることを、見抜かせなかった」 そして、スペックはあのザマのコルデーさんは、とっくに単身どこかに紛れ込んでいる。
・「こんなイケメンでも海賊。陸に上がるよりは、海の上で死ぬのが望ましい」 バーソロミューさん、ちょっと変なだけでずっとかっこいいまま崩れないな……。
・急な嵐。イアソンくんの言う「『アイツ』は知らん」は、ポセイドンのことなのかな。あまりにも放置されていた海神。
・うわ乗り込まれたと思ったら、オデュッセウスくんであった。素顔、男前すぎる。なぜか胸元も見えた。なんか胸元開いてる。ジョルノくらい開いてる。
・「礼を尽くす必要はあるまい。互いに切り札を出し尽くした。あとは、天命によって勝負を決めるのみだ」 まだ出し尽くしていないし、天命だけで決まる段階ではなさそうだ。
・「結局のところ、戦って勝ち得るものでしかない」 さておき、汎人類史と異聞帯のどちらが劣るみたいな話をする気がないっていうのは、非常にいいですね。
・「なぜだ……アンタたちも間違いなく死ぬんだぞ!?」「躊躇いなどあるはずもない! オリュンポスを守るは我らが使命!」 アルテミス様の光だーやったーの辺りはほーんって感じだったけど、ここは結構いいね。
・「……フ。お前がいないことに、俺が気づかないとでも思ったか」 いや、普通にここで死ぬと思っていたので驚いている。どうやら、僕は彼をナメていたのかもしれない。オデュッセウスをナメるマヌケがいるか。
・って思ってたらオイ!!!!
・え、ええええ……? 君さあ……、マ、マジ……?
・「うわーずっとこの流れで死ぬと思ってたのに、意外にやるなあ~~~!」となっていた俺!!!!
・あちゃーブログ読んでる人みんな「あーあー誰もが予想できる引っかけに引っかかってるわー」とかなってんのかなーとか、そういうこと思っていた俺!!!!
・「……もし、そちらに隙があるとすれば。私を侮っていること。私の奇襲が一度しかないと思ったこと。私の能力を把握しているがゆえに、その可能性を除外した」 うーむ、コルデーさんはなにも悪くないんだけども……。
・「俺は……お前を……お前の執念を……見誤っていたな……」 いや、本当に。
・「だが……俺の執念も……甘く……見るなよ……。アルテミス様……。もう留め立てはいたしません」 その、仕留めれば自分もろともアルテミスっていうのも、イアソンくんがもう予想してたよ!!
・オデュッセウスくん、完全なる汎人類史オデュッセウスを異様に持ち上げるためだけの存在だったな……。
・あ、嵐やんだ。ポセイドンじゃなくて、クリロノミアのおかげかったらしい。あの海神はいつまで放置を……?
・『戦闘続行』の代償で、よく覚えていないコルデーさん。オデュッセウスくんに未だ混乱してるけど、一枚絵も出てきたし切り替えていく。切り替えていく。切り替えていく。
・他に残せるものなどないので、傷でもいいから正者の記憶に残りたい。んんんん……そうか……そうか……そうか……。
・好きな感じではあったはずなんだけど、あんまり僕の傷にはならなかったかな……。正直、ノり切れなかったっていうか……。
・なんだろうなあ。オデュッセウスくんなのかなあ……。彼に対する「お、お前、マジかよ……」のほうに引きずられちゃったのかなあ……。
・コルデーさんとマンドリカルドくん、マジモンの大物英雄には残せないもの(傷/友達)を残すみたいな感じだと思うんだけど、コルデーさんのほうは微妙だったかなあ……。
・まあでもこんだけ気合入った演出だったし、ノれる人にはノれたんだろう! 人によっては、逆にマンドリカルドくんにほーんって人もいるだろうし!
・クソーッ! 俺の胸にも刺し込んでほしかったなあ!
・なにせノれなかったので、どうしてもこれくらいの勢いで気合入れ直す必要がある。
・もう役目は終えたのでここで笑って散るイアソンくんいいなあと思ったら、なんか生き延びていて笑ってしまった。
・「あー……死ぬー……」「ああ、その辺に転がっておくといい。我々はもう立派に役割を果たしたからな」 バーソロミューさんも役割やり遂げて生き延びた。彼らはなにをするんだろう。
・「サーヴァントは役割を果たしたら消えるものさ。そして私の役割は、君たちをここまでつれてくること」 ――と思ったら、ここで消える。となると、イアソンくんは……? まだ役割が……?
・「世界最大の海賊、伊達男。バーソロミュー・ロバーツ。生前決してできなかったことを、私はいま成し遂げたのだ!」 ガッチリメインの出番はあんまりなかったけど、メチャクチャよかったなあ。
・パリスくんの悪態を受け流すアキレウス、いいですね。それが癇に障っているであろうところが。
・「まだポセイドンが控えているというのに!」 あの海神、ずっと放置されてんな……。
・「……最後まで英雄だとか反則だろ……。悔しいなぁ、もう……」 案の定ムカつかれている。
・オリオンは神弓のたった一射で血を撒き散らしても、しかしどうしてなのか、オリオンが二射目を放てぬ気がまったくしないのだ。
・ああ~~~~っ、たしかに二射目は放てた! アルテミスの光をも打ち破った! だが神の光に本数制限はなく…………。
・――はあ!? 英霊召喚!? ここで!?
・予想を覆すんだから今度は期待を越えてくれよと、オデュッセウスくんが俺の脳裏を過る!!
・「――ああ、説明はいいさ。やることは、オジサンよく理解しているよ。あのバカ野郎に聞いているからね」 完璧すぎる登場!!
・「我が名はヘクトール。兜輝くヘクトール!」 出ないワケのない男が「さすがにここまで来たらもう出ないのかな……?」という場面で、最高の登場!!!!
・ただ防ぐためだけに登場したヘクトールさん、当然撃ち抜く役目はやはり彼ってこと!
・テンションそのままに突っ込んだら、謎のしょうもな耐久戦!! んもー!!
・それはもう大変萎え倒していたけど、血みどろアキレウスの立ち絵はいいですね。
・「……極東の英雄に、武蔵坊弁慶ってヤツがいたそうだ」 呉越同舟といい、今回のアキレウスくんはアジアにくわしい。召喚されたあとなのかもしれない。
・「(たかが死んだ程度で――動けないはずがなかろうが!)」 たかが半身をもぎ取った程度で――!
・「――それでも。私の愛した世界だ……!」 圧倒的強度の異聞帯であったはずが、いつの間にかこれまで通りの袋小路の異聞帯にすり替えられている。アキレウスがロビンマスクテクニックをやったということ。
・僅かな時間を作るためだけに召喚され、弟と後輩に呼び掛け、きっちり仕事を成し遂げるヘクトールさんかっこいいのう。
・ヘクトールさん召喚で、やるべきことを理解するパリスくんとマンドリカルドくん。うおお……これはもうアトランティス組は全員……。
・「少し、予定より早いが。……ここでお別れだ、友人」 泣いちゃう泣いちゃう。
・「……じゃ、またな」 この笑顔で泣いちゃう泣いちゃう。
・うわあああ、この絵、マンドリカルドくんの構え、セイバーのじゃん……。
・「それは、彼自身すら存在することを近くしていなかった幻の宝具」 FGO主人公のベスト主従候補、真っ向から堂々と取りに来やがった!!
・「でも、いま、ここで、この場で、そうできるのは僕だけです」 唯一できるのは自分だけであるという役割を、弟と後輩に気づかせるってのも仕事であったヘクトールさん。
・「なにをボケッとしているのか! 貴様には令呪があるだろう!」 様々なコンプレックスを抱えていて、現在も令呪を持たぬ新所長がこれを言うの、たまらないっすね
・オリオンが冠位の弓兵であったこと、この際どうでもいいのである。シナリオが終わったら、そのうち触れよう。
・「俺は俺の意志で喚ばれ、そして俺の意志でお前を撃つ!」 これを見たかったんだよ!! 全員が!! きっと全員が!!
・月を撃つオリオン、最高のイラスト。
・羨ましいと思った時点で、アルテミスの敗北。言うことなし。
・手を重ねてるイラストも最高のイラストで、最高のイラストが連発している。
・「いつか、人間側であることが、重要だという日が来るかもしれないからな。ただの勘だが」
・「いつか私が神として困ったら、人間として助けてくれる?」
・言うことなし。
・「冠位のサーヴァントが召喚されるのには、だいたいの場合、きちんとした意味がある。わかるな? 気をつけろよ、もう助けちゃやれねえ」 まだなにかあるってことで、やっぱり続くんですよね。アトランティスも、神を撃ちとした日も、前編のサブタイだよ完全に。
・オリオンに感謝される新所長、それだけある男ですよ。本当に。
・「冒険ってのはこうじゃなくちゃな!」 うむ。うむ!
・「気合を入れ直して合流して。なにしろ、もう一つ神と戦わなくてはならないからね」 海神、放置され続ける。
・イアソンくんがまだ生存していたのは当然知っていたんですが、オリオンさん消滅時に普通に死んだ組に混ざってたの、誰も指摘できるはずがないんですね。
・しかしここまでそれぞれが役割を果たしている以上、イアソンくんもなにかあるんだとは思うが……。
・オリュンポスは地底に存在する! 地球空洞説! このシナリオ、そんなんばっか!
・次のサブタイは『虚ろなる海神』で、クリア報酬が宝箱。ほら! 続くじゃん!! ザクっとポセイドン(あと異聞帯ケイローン)倒して続くじゃん!! 絶対!!! 絶対!!!!
・ともあれ、実際のところオリオンでだいぶ満たされてるので、次はサクッと終わってくれて別にいいかな。あとはイアソンくんのラスト見せ場が楽しみ。
・もう消化試合の気分。海神・ポセイドンをなんだと思っているんだ。いや、それはシナリオ作ってる人に言ってほしい。
・なんだなんだどうなってんだと思ってるうちに、ストーム・ボーダーVSポセイドンに。ポセイドンに魚雷撃てとか言ってるのは楽しいね。
・四つのコアのうち一つを奪っていったドレイクさん、描写外で神を撃ち落としてやがる。
・さんざん疑えとか煽られたせいで、ポセイドンに突っ込めとかぬかすアホ(名探偵)は逆に疑わしくないのではって気がしてきたな。
・ミニドラのように別個体に見えるだけで、実際は思考分割の結果なんですけど、それはそれとして部下に無茶言ってるように見えるキャプテンいいですね。
・今回はないのかなあと思っていた新所長のドライビングテクニックパート。誰もが知るあの船長に送り出され、神話の船長やあの海賊が繋いで繋いで、現代の新所長ってのがいいんですよね。
・「見えない傷ってのがあるんだよ! あー痛ぇ」「――――お前さん、まさかとは思うが……」 お前さん。ここまでお前さんがハマるキャラ、なかなかいませんよ。
・明らかに致命傷を負っているイアソンくん、それでもまだ役割を終えず帰還することなく、いったいなにを見せてくれるのか。こうなってくると、ハードルがだいぶエグいぞ。
・「これほど巨大なメカなのに、完全に誤認しているねえ!?」「バグとは恐ろしいですな」 ポセイドン野郎、ドレイクさんを待ち続けていやがる。
・フランシス・ドレイクならば海に出ることができない程度の障害を乗り越え、自分のもとに辿り着くと――本気でそう思っていやがる。
・事実、フランシス・ドレイクは自らは海に出ることができないままで、ポセイドンの下まで辿り着く船を送り出したのだ。
・異聞帯のケイローン登場。もはや和解の余地はないと叫ぶ彼は、初登場時の「大丈夫かよこいつ……」とは程遠い。アキレウスめ、覚悟完了させやがった。こうなると怖いな。
・自分の最期を盛り上げるために相手を覚醒させるヤツ、ロビンマスクなんだよな……。
・「応援するだけはしてやるから、それで勘弁しろ!」 おいおいイアソンくん、それはまずいぜ。泣いちゃうぜ。
・どんなに取り繕っていても、主人公も、マシュも、ホームズも、新所長も気づいている。でも、わかっていながら言わないのだ。
・圧倒的兵力で当然の勝利を掴む戦いこそ理想なのに、その立場にいるのは相手のほうで、こちらは手札は足りず備えも十全とは言い難い。それでもどうにかこうにかここまで辿り着き、戦力のほとんどを失い、船長にもかかわらず傷つき、しかしまだ声が残っている。
・いやね、誰もが考えていたと思うんですよね。死にゆく身体で宝具を発動し、そこには散っていった仲間たちが! おお、これぞ最後に船長が残った理由! っていうのを。
・僕もまあそれなら、納得ではあるかなあと思ってたんですが…………でもそうではなく。
・ここまで辿り着いた時点で、もはや船長には宝具を発動させる魔力も体力も残っておらず、唯一残っているのは声だけなのだ。
・毎ターン毎ターン、目に見えて力が湧いてくるというもの。
・この戦いにおいて、マスターは船長で、サーヴァントは船員なのである。そういえば、マスターの証たる令呪はとうに使い切っていた。
・他の英霊が役目を終えて帰還するなか、唯一残っているイアソンくんのハードルは高いぞと思っていたけど、うーーーむ完全にやられた!
・「ここにはただ、意思があった。負けないという強い意志があり、最後まで諦めないと誓って走り抜けた。比べると貴様たちは、どこどこまでも余裕があった」 戦力が足りなかった宣言からのこれ、イアソンくんは言う資格があるでしょう。
・「いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」 これは後編で回収されるんでしょう。 ←もう完全に続くつもりで見ている。
・「……納得はいかないが……。一つの意見として……参考にしましょうか……」「負けず嫌いは相変わらずだな!」 ここで素直に全部納得しない異聞帯ケイローン、いいですね。アキレウス脱落以前のダメそうっぷりが嘘のようだ。
・イアソンくんとの別れ。もう全部わかっていながらお互い演技してるっていう、言ってしまえば茶番なのがたまらんっすね。
・「どこぞのバカ女が、役に立たんお守りを送り付けてきてな。ただ見た目を繕い、誤魔化すだけの礼装だ。……まあ、存外役に立ったわ」 ウ、ウグーッ!
・明らかに致命傷の空気なのにどういうことかと思っていたら、ただ見栄を張るためだけの礼装。なるほど役に立たない礼装だ。ただ、茶番を成立させる程度にしか役に立たない。
・「――そうか。まあ、働きすぎたからな。霊基の質も悪い三流サーヴァントだったしな。休みたい、というのも仕方あるまい」 この茶番がへッたくそすぎて、嫌らしくならないのが新所長の持ち味。
・かくして、アトランティスで出会ったサーヴァントは全滅。
・「ここが星間都市山脈――」「オリュンポス……!」 次回のタイトルを言って終わるヤツ!!
・ウギャァーーーッ! 登場した各キャラの振り返り……! やっぱりこれは……っ!
・先行している武蔵ちゃん! そして村正さんと話しているのは――ゲーッ! ヘファイストスだ~~~っ!
・あ……あああ~~~~っ! 『神代巨神海洋アトランティス』の身体にヒビがーーーっ! な、なかにまったく別のもう一つのタイトルが見えるぞーーーっ!
・ということでアトランティスはオーバーボディで、ビッグ・ザ・オリュンポスが登場したところで終わり。
・クリア礼装、最高の一枚。
――――
ということで終わり。
いやー……続きましたね。
続きましたねなんですけど、満足度はメチャクチャ高いのでいいでしょう。
オリオンが神を撃ち落とすところでとっくに満足していた上、消化試合と思っていたポセイドン戦も余裕で最高だったので、続いてもまあいいでしょう。
スッッッゲーーーーーよかったね。僕的には二部で一番よかったっすね。
まあ今回は大勝利したまま次に続いてるので、それで評価するのはズルって気もするんですけど。
一部ノれないところあったんですけど、ノれないところがあっても楽しかったんだから、それはいいことですよ。
TL見た感じコルデーさんがきっちり刺さって傷になってる人もいるみたいだしね、僕に合わなかったところが合う人もいて、どっちも楽しかったなら最高でしょう。
言うてコルデーさんもクライマックスはノれなかっただけで、今回の味方組ってくくりだとみんな好きだしね。
いやほんとに、今回の味方組はみんなよかったなあ。
MVPはやっぱりイアソンくん! と言いたいところだが、マンドリカルドくんもよかった! いやいやオリオンを忘れるな! ダメージ大で登場したアキレウスのロビンマスクムーブも好きだ! そんなメインどころ以外のメンバーだって――!
――とつらつら出てくる時点で、最高のメンバーだったってこと。
イアソンくんの宝具発動で今回のメンバーが来ちゃうヤツは、本編じゃないところでやれってことだよね。
対して、オリュンポス側。
オデュッセウスくんは…………。まあ上見てもらえればわかる感じかな…………。
ケイローンさんも大概ダメそうだったんですが、アキレウスが自分の『自分の最期を盛り上げるだけ盛り上げて相手を覚醒させる』ロビンマスクのヤツをやったおかげで立て直せてよかった。危なかった。
ポセイドンさんはずっと放置されてて大丈夫かよだったものの、素敵に『バグ』で見せてくれてよかったね。あっ、味方側トークで忘れてたけど、ドレイクさんズルいポジションでよかったな……。
キリシュタリアさんは露骨に目的隠してるので保留。双子は現時点では相当残念だが、オリュンポス編に期待しとく。シロウコトミネタッグは普通に楽しみ。
そんでカイニスさん! 僕は好きですよ! 好きですけど、カイニスさん程度の実力なのに頑張ってるのがいいとか、そういう褒め方になるので人によっては怒るのかも。
でも、僕は動くキャラが好きなのでマジで好きよ。キリシュタリアさんのサーヴァントであることだとか、神に復讐する存在であることとか、よりにもよってなモノを誇るしかないのもいいんですよね。
もしオリュンポスで再登場するとしたら、ポセイドンパワーなんか当然失っちゃってるはずなので、普通に泥臭くかっこよくなれると思うんだけどなあ。マジ死にしてたら知らん。
謎アーチャーとか、武蔵ちゃんとか、その辺も楽しみなんすけどね。
どうしたって終わらずに続いてるので、まとめた感想みたいなのは難しいなあ。
ノれなかったところはあっても、全部ひっくるめてこのメンバーの冒険は最高だったぜ! ってことで。
いや、マジで二部で一番だな~。
考えているうちに、完全に一番な気がしてきたなー!
空想樹伐採とかいう消化試合で終わらなかったのも、完全に続くシナリオのズル加点ポイントだよな! そう考えるとやっぱりスゲーズルな気がしてきたなあ!
今回で終わらせたい。たぶん終わる。
おっと危ない。
こっからネタバレ。
ということで、こっからネタバレ宣言をしたので続き。
今回で終わらせたい。たぶん終わる。なぜなら――
どうせ今回の『アトランティス』じゃ終わらねえんだろ~~~? と思ってるので、おそらく終わる。
『神代巨神海洋アトランティス』はオーバーボディで、倒したところでゲーッ! なかから『■■■■■■オリュンポス』がーっ! するに決まってる。
これでもし普通に今回だけで第45節とかまであった場合、「続くんだろとか思っててごめんな」よりも「数日でクリアしたアイツらはなんなんだよ」のほうが強くなりますね……。
はい始める。
第21節からラストまで。
――――
・めっちゃ雑にポチポチ押してたら見逃したんだけど、なにかしらの制限があるらしい。
・メチャクチャ警戒してたら5ターン以内とかいうヌルヌルだったので、余裕で倒し切ってやったぜ。へっへっへ。
・「残り九十隻はいる、まだまだ先は長いぞ! そして、おそらくこれをやれるのはあと一度か二度が限界だろう!」 イアソンくん、いいなあ。スーパー英霊組に劣るチームマママに対して、英霊ならやってみろという煽りもよい。
・「コイツ……報告ではたしかに、弱点の踵を射貫かれているはずなのに! なんだ、いったい貴様は……なんなんだ!」 このアトランティス防衛兵、最高の持ち上げをしてくれる素晴らしい雑魚。雑魚かくあるべし。
・死を付与されてもティアマトは恐ろしい存在だったし、踵を射貫かれてもアキレウスは大英雄。
・「踵を射貫かれようが、英雄アキレウスは健在だ」 無敵が消えた瞬間にオリオンに圧倒されたカイニスさん、まあつまりそういうこと。
・「あなたの挑発行為に応じぬほど、臆病ではありませんよ。――汎人類史のほうとは違ってね」 こ、こいつ……。異聞帯ケイローン先生、マジで死にそうなことしか言わねえ……。
・「実戦経験がない? 教えるだけの男? そんなもの、あの賢智の前にはまるで意味がない。聖杯戦争に召喚されれば、必ず勝ち上がる手合いだ」 汎人類史ケイローンは戦場を知らぬ男だからなとか、言うようなヤツはね……。
・もう負ける気がしないというか、精神的には間違いなく勝つでしょう。
・アキレウスは開幕ダメージ(大)にしたほうが絶対かっこいいっすよ! とか言ってた僕ら、理想のものをお出しされている。
・「さあ、この異聞帯にやってきたときの借りを百倍にして返してやるぞー!」 ガッチリ根に持ってるキャプテン、いいっすね!
・「海神を恐れるがゆえか、向こうには潜水艦のような技術がない。海の上を走るのはよくても、海のなかを進むのは不遜だって論理だな」 こういう理屈付け、みんな大好き。俺も大好き。
・大英雄組がそれぞれ仕事あるので、多数の相手はマンドリカルドくんがしなくちゃいけないの、いつか無理が出そうだ。
・「しかしまさか、主の仇を乗せることになるとは。人生において禍福は糾える縄の如しですねグヒヒヒヒ」 クサントスくんがどれだけ饒舌に喋ろうと、ツッコミどころを用意しようと、こちらはもう赤兎馬を見ているの可哀想。
・広域殲滅兵器くん、そのまま広域殲滅兵器って名前なのでなんか笑ってしまった。
・空想樹がもっとも真っ当に育っているはずの異聞帯なのに、一向に種子を飛ばしてくる気配がない。言われてみればそうである。
・「(……キリシュタリア・ヴォーダイム……彼の目的はいったいなんだ……?)」 それが明かされるのは、たぶん続いたあとだと思います。
・エキドナに千代女さんを喰わせるオデュッセウスさん、なんかもうスゲーダメそうなんですけど……。
・こ、こいつはヤバいぜ! ちくしょーッ! いったいどうすりゃいいんだ~! って思うべき場面なのか?
・「海賊、そして『運び屋』としての勘が囁くのだよ。このまま動かなかったらダメになるとね」「わかった、すぐ動け。海賊としての直感、信じてやるよ」 オリオン、この辺が実にという感じのやり取り。
・マンドリカルドくんの「……ははっ!」、よい……。コルデーさんの言っていた『不謹慎かもしれないけどこの冒険は楽しい』だ。
・「……ああ、まったくだ。踵を射貫かれておいて本当によかったぜ」「なに……?」「この痛みは俺が人間だって証だ。異聞帯のアンタのように、神に消化された存在じゃないってことだ」 やっぱり即座に切り返せるのって、英雄要素だよなあ。
・「気軽に言ってくれるなよ、イアソン」「気軽に言うに決まってんだろ、ギリシャ二番目に強い英雄様がよ」「……待て。二番目たあ、どういうことだ」 一位が固定されているランキングでの二位なんだから最高評価なのに、察しないアキレウスいいですね。
・時おり挟まるオデュッセウスくんの不安パート、これはいったいなんなんだ。いやまあ、ダメそうではあるが……。本来はイアソンくんの立場をやってるほうが輝くんだろうなあ。
・イアソンくんの言う『爆弾』、千代女さんなのか、コルデーさんなのか。
・オデュッセウスくんの狙いはオリオン潰し。そりゃそうだ。実に堅実。勝てる勝負をワンチャン引っくり返されかねない唯一の箇所を、きっちり封じに来る。
・「……いまだ! ストーム・ボーダー!」 そして、僕がそりゃそうだと思うくらいのことは予測しておいてほしいので嬉しいね。
・こうなったら島まで走れ。うわははは。期待通りのヤツですね。
・「ここはアルゴーが引き受ける! ハハハハハ、テンション高くなってきたぞ! 破滅も間近だからだろうなー!」 イアソンくんがこういうこと言うってことは、もう場を整える船長の仕事はなくなったってことか……?
・「で、伝令ッ! 伝令ッ! 『エキドナ』が、『エキドナ』が――暴走を開始しました!」 オデュッセウスくん……!
・「……望月千代女め、成功しやがったか」 サーヴァントなんか喰わせるもんじゃないな。うっかり喰わせたら、聖杯が汚染されたりするぜ。
・アンリマユをエキドナに喰わせるオデュッセウスくんのイラスト、すでにありそう。
・「ああ……死ぬ……死ぬでござる……。…………な、ん、て、ね♪」 君はこういうセリフを吐くから、『ござる』をキャラ付けだと思われるんですよ。
・「聞き流してくれても構わないが、お前、トロイの木馬って興味あるか?」 異聞帯オデュッセウス潰しにトロイの木馬、あまりにも最高すぎる。
・「拙者これより『エキドナ』と融合して、本能のままに猛り狂い、怪物を孕み落とす!」 『最低の発想』のハードルを越えてきて爆笑している。
・「ではおさらばでござる、皆の衆! 呪うた我が身が人理の礎になるのであれば、後悔することなど一切なし!」 花の慶次みたいな精神してんな! 笑みて散りゆけ!
・汎人類史オデュッセウスは吸収される際、あえて知識だけを与え、感情や信念を計算に入れないようにした。花の慶次みたいな精神相手に、感情や信念なしで戦えとは。そりゃ無理だ。
・「汎人類史の強さは数値(スペック)ではなく、そういう怨念であることを、見抜かせなかった」 そして、スペックはあのザマのコルデーさんは、とっくに単身どこかに紛れ込んでいる。
・「こんなイケメンでも海賊。陸に上がるよりは、海の上で死ぬのが望ましい」 バーソロミューさん、ちょっと変なだけでずっとかっこいいまま崩れないな……。
・急な嵐。イアソンくんの言う「『アイツ』は知らん」は、ポセイドンのことなのかな。あまりにも放置されていた海神。
・うわ乗り込まれたと思ったら、オデュッセウスくんであった。素顔、男前すぎる。なぜか胸元も見えた。なんか胸元開いてる。ジョルノくらい開いてる。
・「礼を尽くす必要はあるまい。互いに切り札を出し尽くした。あとは、天命によって勝負を決めるのみだ」 まだ出し尽くしていないし、天命だけで決まる段階ではなさそうだ。
・「結局のところ、戦って勝ち得るものでしかない」 さておき、汎人類史と異聞帯のどちらが劣るみたいな話をする気がないっていうのは、非常にいいですね。
・「なぜだ……アンタたちも間違いなく死ぬんだぞ!?」「躊躇いなどあるはずもない! オリュンポスを守るは我らが使命!」 アルテミス様の光だーやったーの辺りはほーんって感じだったけど、ここは結構いいね。
・「……フ。お前がいないことに、俺が気づかないとでも思ったか」 いや、普通にここで死ぬと思っていたので驚いている。どうやら、僕は彼をナメていたのかもしれない。オデュッセウスをナメるマヌケがいるか。
・って思ってたらオイ!!!!
・え、ええええ……? 君さあ……、マ、マジ……?
・「うわーずっとこの流れで死ぬと思ってたのに、意外にやるなあ~~~!」となっていた俺!!!!
・あちゃーブログ読んでる人みんな「あーあー誰もが予想できる引っかけに引っかかってるわー」とかなってんのかなーとか、そういうこと思っていた俺!!!!
・「……もし、そちらに隙があるとすれば。私を侮っていること。私の奇襲が一度しかないと思ったこと。私の能力を把握しているがゆえに、その可能性を除外した」 うーむ、コルデーさんはなにも悪くないんだけども……。
・「俺は……お前を……お前の執念を……見誤っていたな……」 いや、本当に。
・「だが……俺の執念も……甘く……見るなよ……。アルテミス様……。もう留め立てはいたしません」 その、仕留めれば自分もろともアルテミスっていうのも、イアソンくんがもう予想してたよ!!
・オデュッセウスくん、完全なる汎人類史オデュッセウスを異様に持ち上げるためだけの存在だったな……。
・あ、嵐やんだ。ポセイドンじゃなくて、クリロノミアのおかげかったらしい。あの海神はいつまで放置を……?
・『戦闘続行』の代償で、よく覚えていないコルデーさん。オデュッセウスくんに未だ混乱してるけど、一枚絵も出てきたし切り替えていく。切り替えていく。切り替えていく。
・他に残せるものなどないので、傷でもいいから正者の記憶に残りたい。んんんん……そうか……そうか……そうか……。
・好きな感じではあったはずなんだけど、あんまり僕の傷にはならなかったかな……。正直、ノり切れなかったっていうか……。
・なんだろうなあ。オデュッセウスくんなのかなあ……。彼に対する「お、お前、マジかよ……」のほうに引きずられちゃったのかなあ……。
・コルデーさんとマンドリカルドくん、マジモンの大物英雄には残せないもの(傷/友達)を残すみたいな感じだと思うんだけど、コルデーさんのほうは微妙だったかなあ……。
・まあでもこんだけ気合入った演出だったし、ノれる人にはノれたんだろう! 人によっては、逆にマンドリカルドくんにほーんって人もいるだろうし!
・クソーッ! 俺の胸にも刺し込んでほしかったなあ!
・なにせノれなかったので、どうしてもこれくらいの勢いで気合入れ直す必要がある。
・もう役目は終えたのでここで笑って散るイアソンくんいいなあと思ったら、なんか生き延びていて笑ってしまった。
・「あー……死ぬー……」「ああ、その辺に転がっておくといい。我々はもう立派に役割を果たしたからな」 バーソロミューさんも役割やり遂げて生き延びた。彼らはなにをするんだろう。
・「サーヴァントは役割を果たしたら消えるものさ。そして私の役割は、君たちをここまでつれてくること」 ――と思ったら、ここで消える。となると、イアソンくんは……? まだ役割が……?
・「世界最大の海賊、伊達男。バーソロミュー・ロバーツ。生前決してできなかったことを、私はいま成し遂げたのだ!」 ガッチリメインの出番はあんまりなかったけど、メチャクチャよかったなあ。
・パリスくんの悪態を受け流すアキレウス、いいですね。それが癇に障っているであろうところが。
・「まだポセイドンが控えているというのに!」 あの海神、ずっと放置されてんな……。
・「……最後まで英雄だとか反則だろ……。悔しいなぁ、もう……」 案の定ムカつかれている。
・オリオンは神弓のたった一射で血を撒き散らしても、しかしどうしてなのか、オリオンが二射目を放てぬ気がまったくしないのだ。
・ああ~~~~っ、たしかに二射目は放てた! アルテミスの光をも打ち破った! だが神の光に本数制限はなく…………。
・――はあ!? 英霊召喚!? ここで!?
・予想を覆すんだから今度は期待を越えてくれよと、オデュッセウスくんが俺の脳裏を過る!!
・「――ああ、説明はいいさ。やることは、オジサンよく理解しているよ。あのバカ野郎に聞いているからね」 完璧すぎる登場!!
・「我が名はヘクトール。兜輝くヘクトール!」 出ないワケのない男が「さすがにここまで来たらもう出ないのかな……?」という場面で、最高の登場!!!!
・ただ防ぐためだけに登場したヘクトールさん、当然撃ち抜く役目はやはり彼ってこと!
・テンションそのままに突っ込んだら、謎のしょうもな耐久戦!! んもー!!
・それはもう大変萎え倒していたけど、血みどろアキレウスの立ち絵はいいですね。
・「……極東の英雄に、武蔵坊弁慶ってヤツがいたそうだ」 呉越同舟といい、今回のアキレウスくんはアジアにくわしい。召喚されたあとなのかもしれない。
・「(たかが死んだ程度で――動けないはずがなかろうが!)」 たかが半身をもぎ取った程度で――!
・「――それでも。私の愛した世界だ……!」 圧倒的強度の異聞帯であったはずが、いつの間にかこれまで通りの袋小路の異聞帯にすり替えられている。アキレウスがロビンマスクテクニックをやったということ。
・僅かな時間を作るためだけに召喚され、弟と後輩に呼び掛け、きっちり仕事を成し遂げるヘクトールさんかっこいいのう。
・ヘクトールさん召喚で、やるべきことを理解するパリスくんとマンドリカルドくん。うおお……これはもうアトランティス組は全員……。
・「少し、予定より早いが。……ここでお別れだ、友人」 泣いちゃう泣いちゃう。
・「……じゃ、またな」 この笑顔で泣いちゃう泣いちゃう。
・うわあああ、この絵、マンドリカルドくんの構え、セイバーのじゃん……。
・「それは、彼自身すら存在することを近くしていなかった幻の宝具」 FGO主人公のベスト主従候補、真っ向から堂々と取りに来やがった!!
・「でも、いま、ここで、この場で、そうできるのは僕だけです」 唯一できるのは自分だけであるという役割を、弟と後輩に気づかせるってのも仕事であったヘクトールさん。
・「なにをボケッとしているのか! 貴様には令呪があるだろう!」 様々なコンプレックスを抱えていて、現在も令呪を持たぬ新所長がこれを言うの、たまらないっすね
・オリオンが冠位の弓兵であったこと、この際どうでもいいのである。シナリオが終わったら、そのうち触れよう。
・「俺は俺の意志で喚ばれ、そして俺の意志でお前を撃つ!」 これを見たかったんだよ!! 全員が!! きっと全員が!!
・月を撃つオリオン、最高のイラスト。
・羨ましいと思った時点で、アルテミスの敗北。言うことなし。
・手を重ねてるイラストも最高のイラストで、最高のイラストが連発している。
・「いつか、人間側であることが、重要だという日が来るかもしれないからな。ただの勘だが」
・「いつか私が神として困ったら、人間として助けてくれる?」
・言うことなし。
・「冠位のサーヴァントが召喚されるのには、だいたいの場合、きちんとした意味がある。わかるな? 気をつけろよ、もう助けちゃやれねえ」 まだなにかあるってことで、やっぱり続くんですよね。アトランティスも、神を撃ちとした日も、前編のサブタイだよ完全に。
・オリオンに感謝される新所長、それだけある男ですよ。本当に。
・「冒険ってのはこうじゃなくちゃな!」 うむ。うむ!
・「気合を入れ直して合流して。なにしろ、もう一つ神と戦わなくてはならないからね」 海神、放置され続ける。
・イアソンくんがまだ生存していたのは当然知っていたんですが、オリオンさん消滅時に普通に死んだ組に混ざってたの、誰も指摘できるはずがないんですね。
・しかしここまでそれぞれが役割を果たしている以上、イアソンくんもなにかあるんだとは思うが……。
・オリュンポスは地底に存在する! 地球空洞説! このシナリオ、そんなんばっか!
・次のサブタイは『虚ろなる海神』で、クリア報酬が宝箱。ほら! 続くじゃん!! ザクっとポセイドン(あと異聞帯ケイローン)倒して続くじゃん!! 絶対!!! 絶対!!!!
・ともあれ、実際のところオリオンでだいぶ満たされてるので、次はサクッと終わってくれて別にいいかな。あとはイアソンくんのラスト見せ場が楽しみ。
・もう消化試合の気分。海神・ポセイドンをなんだと思っているんだ。いや、それはシナリオ作ってる人に言ってほしい。
・なんだなんだどうなってんだと思ってるうちに、ストーム・ボーダーVSポセイドンに。ポセイドンに魚雷撃てとか言ってるのは楽しいね。
・四つのコアのうち一つを奪っていったドレイクさん、描写外で神を撃ち落としてやがる。
・さんざん疑えとか煽られたせいで、ポセイドンに突っ込めとかぬかすアホ(名探偵)は逆に疑わしくないのではって気がしてきたな。
・ミニドラのように別個体に見えるだけで、実際は思考分割の結果なんですけど、それはそれとして部下に無茶言ってるように見えるキャプテンいいですね。
・今回はないのかなあと思っていた新所長のドライビングテクニックパート。誰もが知るあの船長に送り出され、神話の船長やあの海賊が繋いで繋いで、現代の新所長ってのがいいんですよね。
・「見えない傷ってのがあるんだよ! あー痛ぇ」「――――お前さん、まさかとは思うが……」 お前さん。ここまでお前さんがハマるキャラ、なかなかいませんよ。
・明らかに致命傷を負っているイアソンくん、それでもまだ役割を終えず帰還することなく、いったいなにを見せてくれるのか。こうなってくると、ハードルがだいぶエグいぞ。
・「これほど巨大なメカなのに、完全に誤認しているねえ!?」「バグとは恐ろしいですな」 ポセイドン野郎、ドレイクさんを待ち続けていやがる。
・フランシス・ドレイクならば海に出ることができない程度の障害を乗り越え、自分のもとに辿り着くと――本気でそう思っていやがる。
・事実、フランシス・ドレイクは自らは海に出ることができないままで、ポセイドンの下まで辿り着く船を送り出したのだ。
・異聞帯のケイローン登場。もはや和解の余地はないと叫ぶ彼は、初登場時の「大丈夫かよこいつ……」とは程遠い。アキレウスめ、覚悟完了させやがった。こうなると怖いな。
・自分の最期を盛り上げるために相手を覚醒させるヤツ、ロビンマスクなんだよな……。
・「応援するだけはしてやるから、それで勘弁しろ!」 おいおいイアソンくん、それはまずいぜ。泣いちゃうぜ。
・どんなに取り繕っていても、主人公も、マシュも、ホームズも、新所長も気づいている。でも、わかっていながら言わないのだ。
・圧倒的兵力で当然の勝利を掴む戦いこそ理想なのに、その立場にいるのは相手のほうで、こちらは手札は足りず備えも十全とは言い難い。それでもどうにかこうにかここまで辿り着き、戦力のほとんどを失い、船長にもかかわらず傷つき、しかしまだ声が残っている。
・いやね、誰もが考えていたと思うんですよね。死にゆく身体で宝具を発動し、そこには散っていった仲間たちが! おお、これぞ最後に船長が残った理由! っていうのを。
・僕もまあそれなら、納得ではあるかなあと思ってたんですが…………でもそうではなく。
・ここまで辿り着いた時点で、もはや船長には宝具を発動させる魔力も体力も残っておらず、唯一残っているのは声だけなのだ。
・毎ターン毎ターン、目に見えて力が湧いてくるというもの。
・この戦いにおいて、マスターは船長で、サーヴァントは船員なのである。そういえば、マスターの証たる令呪はとうに使い切っていた。
・他の英霊が役目を終えて帰還するなか、唯一残っているイアソンくんのハードルは高いぞと思っていたけど、うーーーむ完全にやられた!
・「ここにはただ、意思があった。負けないという強い意志があり、最後まで諦めないと誓って走り抜けた。比べると貴様たちは、どこどこまでも余裕があった」 戦力が足りなかった宣言からのこれ、イアソンくんは言う資格があるでしょう。
・「いずれ来る別の敵への予習でもしていたのか?」 これは後編で回収されるんでしょう。 ←もう完全に続くつもりで見ている。
・「……納得はいかないが……。一つの意見として……参考にしましょうか……」「負けず嫌いは相変わらずだな!」 ここで素直に全部納得しない異聞帯ケイローン、いいですね。アキレウス脱落以前のダメそうっぷりが嘘のようだ。
・イアソンくんとの別れ。もう全部わかっていながらお互い演技してるっていう、言ってしまえば茶番なのがたまらんっすね。
・「どこぞのバカ女が、役に立たんお守りを送り付けてきてな。ただ見た目を繕い、誤魔化すだけの礼装だ。……まあ、存外役に立ったわ」 ウ、ウグーッ!
・明らかに致命傷の空気なのにどういうことかと思っていたら、ただ見栄を張るためだけの礼装。なるほど役に立たない礼装だ。ただ、茶番を成立させる程度にしか役に立たない。
・「――そうか。まあ、働きすぎたからな。霊基の質も悪い三流サーヴァントだったしな。休みたい、というのも仕方あるまい」 この茶番がへッたくそすぎて、嫌らしくならないのが新所長の持ち味。
・かくして、アトランティスで出会ったサーヴァントは全滅。
・「ここが星間都市山脈――」「オリュンポス……!」 次回のタイトルを言って終わるヤツ!!
・ウギャァーーーッ! 登場した各キャラの振り返り……! やっぱりこれは……っ!
・先行している武蔵ちゃん! そして村正さんと話しているのは――ゲーッ! ヘファイストスだ~~~っ!
・あ……あああ~~~~っ! 『神代巨神海洋アトランティス』の身体にヒビがーーーっ! な、なかにまったく別のもう一つのタイトルが見えるぞーーーっ!
・ということでアトランティスはオーバーボディで、ビッグ・ザ・オリュンポスが登場したところで終わり。
・クリア礼装、最高の一枚。
――――
ということで終わり。
いやー……続きましたね。
続きましたねなんですけど、満足度はメチャクチャ高いのでいいでしょう。
オリオンが神を撃ち落とすところでとっくに満足していた上、消化試合と思っていたポセイドン戦も余裕で最高だったので、続いてもまあいいでしょう。
スッッッゲーーーーーよかったね。僕的には二部で一番よかったっすね。
まあ今回は大勝利したまま次に続いてるので、それで評価するのはズルって気もするんですけど。
一部ノれないところあったんですけど、ノれないところがあっても楽しかったんだから、それはいいことですよ。
TL見た感じコルデーさんがきっちり刺さって傷になってる人もいるみたいだしね、僕に合わなかったところが合う人もいて、どっちも楽しかったなら最高でしょう。
言うてコルデーさんもクライマックスはノれなかっただけで、今回の味方組ってくくりだとみんな好きだしね。
いやほんとに、今回の味方組はみんなよかったなあ。
MVPはやっぱりイアソンくん! と言いたいところだが、マンドリカルドくんもよかった! いやいやオリオンを忘れるな! ダメージ大で登場したアキレウスのロビンマスクムーブも好きだ! そんなメインどころ以外のメンバーだって――!
――とつらつら出てくる時点で、最高のメンバーだったってこと。
イアソンくんの宝具発動で今回のメンバーが来ちゃうヤツは、本編じゃないところでやれってことだよね。
対して、オリュンポス側。
オデュッセウスくんは…………。まあ上見てもらえればわかる感じかな…………。
ケイローンさんも大概ダメそうだったんですが、アキレウスが自分の『自分の最期を盛り上げるだけ盛り上げて相手を覚醒させる』ロビンマスクのヤツをやったおかげで立て直せてよかった。危なかった。
ポセイドンさんはずっと放置されてて大丈夫かよだったものの、素敵に『バグ』で見せてくれてよかったね。あっ、味方側トークで忘れてたけど、ドレイクさんズルいポジションでよかったな……。
キリシュタリアさんは露骨に目的隠してるので保留。双子は現時点では相当残念だが、オリュンポス編に期待しとく。シロウコトミネタッグは普通に楽しみ。
そんでカイニスさん! 僕は好きですよ! 好きですけど、カイニスさん程度の実力なのに頑張ってるのがいいとか、そういう褒め方になるので人によっては怒るのかも。
でも、僕は動くキャラが好きなのでマジで好きよ。キリシュタリアさんのサーヴァントであることだとか、神に復讐する存在であることとか、よりにもよってなモノを誇るしかないのもいいんですよね。
もしオリュンポスで再登場するとしたら、ポセイドンパワーなんか当然失っちゃってるはずなので、普通に泥臭くかっこよくなれると思うんだけどなあ。マジ死にしてたら知らん。
謎アーチャーとか、武蔵ちゃんとか、その辺も楽しみなんすけどね。
どうしたって終わらずに続いてるので、まとめた感想みたいなのは難しいなあ。
ノれなかったところはあっても、全部ひっくるめてこのメンバーの冒険は最高だったぜ! ってことで。
いや、マジで二部で一番だな~。
考えているうちに、完全に一番な気がしてきたなー!
空想樹伐採とかいう消化試合で終わらなかったのも、完全に続くシナリオのズル加点ポイントだよな! そう考えるとやっぱりスゲーズルな気がしてきたなあ!
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