こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

FGO2部 ゲッテルデメルングをやりながら書いていた感想のようなヤツ、その3(ラスト!)

2018年07月29日 | 日記
はいプレイ再開。
もうクライマックスというところで、ある程度見せ場の予想つく他キャラはいいとして、オフェリアさんに見せ場頼むよ~って感じ。


第14節からラストまで。


――――


・「その足下に近寄る巨人種が、哀れにも踏み砕かれる」 「うおー! 巨人の王復活! ラグナロク再開じゃ~!」と盛り上がっていた巨人さん、春映画で復活した岩石大首領が思ったよりヤバくて慌てる幹部たちみたいですね。
・スルトくんの肩に乗せられているオフェリアさん、めっちゃ怖そう。まあ彼女が落とされることはないだろうけど。
・「……愚かな。クリプターと言っても、ヤツとは随分と異なるな。女を捨てられぬ哀れな者め」 おっ、カイニスくん知ってたのか。
・「次の安全、なんて思いあがっているあたり、テメエもそろそろお役ごめんだ。異聞帯のすべてがテメェの味方だとは思わないことだな、『愛玩』のケモノさんよ」 いい加減今後もずっと二人とも出てくるってのはなさそうだけど、カイニスくんとコヤンスカヤさんはどうなるんでしょうね。五章終わっても同じようなポジションでいたら笑っちゃうけど、まあそうはならんでしょう。(ケモノのほうはわからん)
・お目覚めのシグルドさんによる自己紹介、オフェリアさんがあのときめっちゃ期待してた代物だと思うと笑ってしまいますね。
・「どうかお姉様に、言葉をかけてください。私の望みは……それだけ、です」「無論だ。妹御の心遣いに再度感謝する」 言われるまでもなくそのつもりだったし、その上で感謝の言葉を繰り返す。さっきまでなかに入ってた人とは悲しいくらいに違う。
・スカディさん、この人ちゃんと女王してるよね……(誰かがしていないみたいに聞こえるとしたら、僕の言っていないことを勝手に受け取っているほうにこそ責任があるのでは?)
・仮面を失ってラグナロクテンションの巨人たちが暴れている。彼らが暴れたら暴れたで北欧異聞帯は詰むし、スルトくんも空想樹どころか星の終わりを見せる気満々だけど、カルデアはカルデアで滅ぼすために救わなきゃならんとはな。
・滅ぼすために救うカルデアと、異聞帯を保つために救いたい女王の共闘になるね。
・「ただ、ボーダーを強襲した彼が真のシグルドではない、という確信はあった。伝える余裕はなかったがね」 確信があったので、身体さえ無事なら伝えることはできたということ。
・「しかしだ、技術顧問。戦闘状況というのは命を懸けたやり取りの最中であり、正確な情報伝達や予測の公開というのは目標とすべきものではあるが、必ずしも可能とは……」 戦闘中の自らのサーヴァントに、ああいう令呪を切った人の血縁である。
・異聞帯北欧神話の回想おもしろいね。おもしろいし、唯一残った神であるスカディさんも頑張ってたんだけど、キャパの限界っぽかった総勢1万人をキープし続ける世界でスルトくんが暴れたら、もしも今回倒せたところで……な感じだ。
・「こやつ、智慧の瞳の奥にいささかの曇りがある」 ホームズ野郎のなんかあるんだろうね感は前々から漂ってたけど、今回は随分とアピールしてくるな。
・あっ、またセーブポイントエネミーだ。
・「通常の生物ではありえない形態。幻想種? タイミングから見るにスルトの眷属と化した植物か? いや、これは……おそらく……」 こういう風に言われるってことは、よその異聞帯から来たとかじゃなさうねって思っていたら空想樹の種子とのこと。答え合わせしてくれるんなら言ってよ!
・「あのフレイヤが、私に似て氷雪などを操るか」 にっこり笑顔のスカディさん。スカサハさんなら「あっ殺されそう」ってなるはずのに、まったく思わなかったので、たぶん僕のなかで完全に別人って認識になってる。
・この世界を滅ぼすために一度救うっていうふざけた同盟を、スカディさんが飲んでくれたぞ。わーい!
・「……本当に困ってしまいます。皇帝陛下、その、私の隣にはシグルドがいるのです……」「おまえの美しさであれば仕方なきこと。だが、皇帝よ。貴殿は彼女の愛を獲得できない」 シグルドさんの100点解答見ると、間男って怒ってた人が本当に悲しくなる。
・「重々注意せよ。我がルーンの働きによって霊核を繋ぎ止めはしたが、その接合は十全ではない。戦いに魔力のすべてを費やせば、再び砕け散ろう」 零がこう言えば、覚悟は「なんと! 俺はまだそんなにも戦えるのか!」と答える。
・強くなければ生きられなかったロシアに対して、弱くなければ生きていけない北欧。しかし同盟を組んでもらっておいて悪いんだけど、神の下の弱い人間はもう卒業してきたのだ。スルトくん倒したら戦わなければ。
・「戦後のことも考えておくのが優秀な責任者というものだ!」 神霊のレポートでのし上がるつもりのゴルドルフさん、ロシアに続きやっぱり一番人類を信じてる。
・「法政科やら貴族主義やらと渡り合う政治力がなけりゃ、そんなん無理に決まってるでしょうが!」「な、なな、なんだと! というか君やけに詳しいがそれは――」 ムニエルくんの発言を流すんじゃなくて普通に触れるってことは、ムニエルくん裏切り展開はなさそうね。
・「いくよ、ジャイアントキリングだ!」 ダヴィンチちゃん、それずっと言おうと思ってたな???
・さっきからやたらと触れられる2羽の鳥。なにかスカディさんが納得してるけど、いまは教えてくれないヤツだ。これはあくまで推測なのですが、どうやら飛翔の蝙也さんではなさそう。
・種子がやたら飛んでるのは、危険に怯える空想樹の防衛機能説おもしろいですね。だとしたら、種子が飛んでる間は空想樹をエニグマで紙にできるね。

・「私は、踏み出さない私のままでいられる」 んもーーーーーー! オフェリアさん、んもーーーーーー!!
・フレイザード状態になるスルトくん。まだまだ進化していくらしい。しかしこのフェンリルを喰らったスルトくんがありなら、キリシュタリアさんとこの神々とかだいぶ『本来とは違う』のを出してくるんじゃないの? …………はっ! 本来とは違い、クズ要素のない神々……!! 勝てない……!!
・「集落を灼くさまを私たちに見せつけたい、とか?」「俺たちに見せる意味はないだろうな」 見せたいのはカルデアの面々でも、異聞帯や人理の面々でもないでしょうね。特等席まで用意しちゃって。
・「冗談は下手ね。スルト」「アナタには、私など不要でしょう」「いいや。お前が要る」「だとしても、私は……アナタのために大令呪を用いることはない」 アンジャッシュです。
・「オフェリア。星の終末を、ともに、見よう」 たまにはいいこと言うんだね、って繋がらないタイプの君の知らない物語だ……
・君の知らない物語の歌詞を検索して笑うのをやめろ!! そんなことだから、プレイ進行がやたら遅いんだぞ!!
・「バーサーカー! いいわ、そのまま魔力ごと受け止めなさい!」 ビッグ・ザ・ヘラクレス、完全に不意打ちでメチャクチャ笑ってしまったwwwwwwwwww
・いや、たしかに夢に出てきたんだから、そりゃね! イリヤだからって、雑に夢にバーサーカー出てきただけなワケないだろって言われたらね! そりゃね! でも、心の奥底になんか知らんけど土方さんがいたりするじゃんよォ!
・「ただ……誰かを――肝心な司令官を忘れちゃあいないか! 影が薄いほうだとは思わんのだがな、俺は!」 ナポレオンさん、なにがズルいって炎の剣以降ほんのちょっぴり出てこなかっただけで、別にここまでなにひとつ影は薄くなかったからな。
・「――不可能だって? そう言ったか。ああ、言ったよな」 自分がかっこよくなる瞬間を間違えない、正義超人のような男だ。本来のナポレオン・ボナパルトは時間超人なのだけど。
・にーじがかーかるー。
・「生きているのなら進め。生者の進む先が、人理の行く先だ」 ナポレオンさん、かなり皆川漫画みたいですよね。キャラ付けがとかじゃなくて、言っていることが。 
・(急げ急げ。ふう、念話を繋げるのに苦労したぜ。これぞ皇帝特権、ってな) おっ、皇帝特権とかいうインチキスキル。
・(オマエは進めなかったんだな。だが、ああ、皆が皆、同じようにはできまいよ) あっ、これいいですね。主人公くんサイドから見るナポレオンさんは、人理を修復した面々への対応しか見れないからな。ちゃんと弱い人にも接することができるのなら、好感度ガン上がりだ。
・最期の最期に「助けてと言えばよかった」エンドだったらガッカリだっただけに、ナポレオンさんが言えばよかったんだしてくれるのはよかったね。
・「私――汎人類史を白紙に変えたのだとしても。星を、灰にしたいワケではないの」 スルトくん、めっちゃ普通にびっくりしてそう。
・「……都合のいいことだと承知した上でお願い。いまだけでいい。アナタたちの側に私を立たせて」 やっとオフェリアさんが道を決めた! これが致命傷を受けたあととかだったらガッカリだったが、よかったよかった。遅すぎるということはない。
・「でも、いいのよ。これでいい。私は希望をもってこうするの」 いいですね。自分で決めるのはよいことだ。殺すのはダメだぞと言い続けていたスカディさんが、覚悟して自らを傷つけるのは止めないのもいいね。
・「輝け、輝け、輝け! 私の……! 此処に輝け、私の――大令呪――!」 ここで出てきた、大令呪。ロシアではサーヴァント自身によって阻止される命令で、北欧ではサーヴァントが了承する命令っていうのも素敵。
・そしてオフェリアさんには申し訳ないことに、ここで寝る。いや2日連続3時間弱睡眠ではさすがに……さすがに……。もう今日ガチャ更新されたとしても、来そうなキャラは出てきているはずだし……ねっ? こっからね、次のピックアップがいままで出て来てないキャラとかないでしょ? ねっ? ねっ? 寝る。

・はいプレイ再開! 決戦のタイトルは……『瞳の先に』……グ、グムー……これは……
・「行くがいい! 勇士たち! ――我がルーンの徴は、空駆ける不可視の翼を与える!」 興奮するな、こういうの……。決戦でいきなり飛べるようになるヤツ大好きなんですよ。
・「飛行速度、時速200キロメートルで維持。高速にて接近中です」 とはいえ、具体的な数字出されると笑ってしまう。
・「ならば、真なる太陽の力にて相対するより他にない! 魔剣解放。魔剣完了。最期まで貴殿が扱い切れずにいた魔剣グラム、その真なる力を受けるがいい、我が魂に棲んだ者よ!」 ナチュラルにマウントを取るのが上手い。葉隠一族だ。
・「おおおおおおおおおおおおおおお! オフェリアアァアアアアアアアアアアア!」 はい。
・「己が分を超える大欲にて世界を荒らす者! 貴殿はすでに、悪竜である!」 己が分を超える大欲。
・NPCのシグルドさんを入れたら普通に全然向いてないバトルだったので、やはり甘えた編成ではいかん本気で行かなくてはと男として反省し、出雲に神ありスイミングの時間した。
・「たまにはこういう催しもよいものですね」 やりやがった!!!!
・ここは睨む場面だと睨んだ結果、ルーンを直に受けて落ちていく。そんな。
・「――ずいぶんと、楽しい夢を視ているようですね。哀れなる巨人王。スルト」 いやたしかに露骨な伏線差し込まれてはいたけど、いやこの場面で……? ひええ……つ、強い……と、ひたすら怯える。
・シグルドさんとブリュンヒルデさんの合体技、完全に「G螺旋! 生涯忘れません!」「お前と堀江の技こそ天晴!」ですよ。
・悪鬼、最微塵(クォーク)と化す!
・「――見つけてくれた」
 (略)
 「――炎でしかない俺は、破壊でしかない俺は」
 「――おまえに。なにを」
 「――おまえに、なにを、返してやれるのだろう」
・巨人王スルトは悪鬼である。
 出会うべきではなかった。ただ、一人で消えてゆくべきだった。
 悲しい結末は約束されていて、どう足掻いても避けることはできない。
 けれど、きっと、否定するのだ。出会わなければよかったということだけは。
 どんなに彼女に理解されなかろうと、なにも伝わっていなかろうと、一つとして与えることはできなかろうと――出会わなければよかったかと問われれば、身勝手にもそれだけは否定することだろう。
 最終的に必ず愛憎にまみれた悲劇に至ると、自分たちでは手の届かない存在によって規定された――龍殺しの大英雄と神性を剥ぎ取られた戦乙女が、しかし決して互いの出会いを否定することはないように。
 だから、倒さねばならない。
 だからこそ、シグルドとブリュンヒルデがこそ、悪鬼スルトを討たねばならない。
・零式防衛術は相手を殺す技でなく己を殺す技である、っていうお話。
・ゆえに異聞帯の王が残っていようと、彼と彼女は役目を終えて帰還する。
・「お前の槍であれば、当方はいつでも受け止める準備はある。次にどこかで見えたときには、迷わず当方を殺すがいい。それがお前の愛の証明であれば――当方は生存し、尚且つ愛を証明してみせよう」 さ……作詞、山口貴由!!!!
・想像もしたことのない共闘に喜び震えるブリュンヒルデさんに、追撃のこれ……! つ、強い……!
・「――大令呪。クリプターに与えられた最大の力なるもの。切り札。その解放に際しての代償は……術者の生命だ」
・「マシュ、すごいのね。本当にあれを倒してしまうんだから。私、カドックをもう責められない。アナタたちを止めることなんて、きっと……最初から……」 なんにもしないで「最初から――」エンドだったら許せんと思っていましたが、ちゃんとやりたいことを見つけてからなのでよかった。
・ちゃんと見つけて、動いて、やらかしてからなら、それはよかった。ほんと安心したよ……漫画ロワなら中盤に「こいつもうよくない?」ってサクッと――
・「……アナタは進んで。踏み出して。マシュ・キリエライト――」 最期に、消えないものを刻み付けてくる。2部1章では主人公に、2章ではマシュに、もう戻れない理由を刺して来てますね。
・まあ……なんでしょうね。オフェリアさん、ほんとうっかりキリシュタリアさんを見てしまわなかったら、もしかしたら二択でこっちを選ばなかったかもしれない人だったんですね。うーむ、納得納得。
・僕の好みとしては、銀杏BOYZであり筋肉少女帯であるカドックくんのが好きだけど、彼女について納得できたのでよかったね。
・いまさら「マシュ来ないで」じゃねえ~! お前は喧嘩を売ったんだから、ちゃんとヒールやれやあ~~~! 実は裏の目的があるんだ路線ならいいけど、単にブレてるのはダメだろうが~~~~~! からここまで上げてきたので本当によかった。
・いや、途中までだって……ねえ……「お前~! これでなにもしないまま悲しい感じで死んだら、そんときはお前~~~~!」だったし……
・さておきカドックくんとオフェリアさん、終わってみればどっちもAチームメンタル難あり組のケア回という感じで、最初の1人2人って感じだったけど、そろそろ次からゴリゴリに汎人類史取りに来るのかな。主人公とマシュに戻れない理由を刺し込んで、こっからという感じで。
・油断してたらラブデスターがクロオくん回だったので、16節だけやって今日のFGOはおしまいです。

・お、おわーーーー! 23時20分! 今日終わらせる予定だったが、これは……。ともあれ、少しでも。クリア報酬宝箱だし、つまりそういうことなんだろうし。
・エネミークラス、キャスターとランサー。これは、もう完全にVS異聞帯の王でしょう。思えば彼女は本当にちゃんと世界の運営をしていた神で、外見がヤバい人と同じだったがとてもちゃんとしていた。敬礼しつつ終わらせよう。
・「そして北欧の異聞帯は救われて――シャドウ・ボーダーは旅立ってゆきました。めでたし、めでたし……なんて都合のいいことには、どうしたってなってくれないのね。悔しいけど」 シトナイさん、いいですね。伐れるときに伐れと言ったのは君だ。
・ていうか、これ衛府の七忍だよ!! 衛府の七忍、5巻のあとがき!! 「独裁者を倒せばすべてが解決し、みんなが笑顔に包まれる。そんな物語は――」だよ!!
・勧善懲悪の覚悟のススメをやって、やり切って、その先にあるのは――衛府の七忍!!
・「ねえ、ねえ。あなた、ここの集落の子じゃないわよね?」 ゲルダちゃんとの悲しいお別れは当然考えていたが、まさかこのタイミングで、異聞帯の王を倒して終わらせるタイミングで、絡んできてしまうとは思っていなかった。
・スルトくんに食われはしたが、すべては食われておらず根がしっかりと残っている空想樹。種も飛ばしていたし、なかなか簡単には枯れてくれないようだ。
・スカディさん変身。スカサハさんなら笑っちゃいそうな格好だけど、スカサハさんではないのでおもしろくはないな……。スカサハさんだったら、完全に「敵がゆたりした服着てたらなにか隠してる思うの常識」だけど。
・「わたしだけでは、到底――」「そこだ。そこが、真に恐るべきところよ」 地上にたった一柱の神はたった一柱であるがゆえに、多数の力を誰よりも評価し恐れる。
・「黙れ。我が決意を鈍らせるな。お前が唇を開くと、汎人類史の神話を思ってしまう」 まさしくこの世界の王だ……的なことを考えるも、『世界の王』だと完全にホームラン王の人になってしまうので、今後は『世界の王』ってワードを極力思い浮かべないように気を付けたい。
・「…………ならば、私は、我が1万の民への愛がため、お前たちの幾億、幾千億――否、否! 那由多の命をもこの手で奪ってみせよう! この奇跡を逃してなるものか!」 いいですね、スカディさん。オフェリアさんがああいう感じだった分、向こう側も世界を背負っていてこちらと同じく決して負けられない、ってのを見せてくれるのは素敵だ。
・「奇跡――なるほど。そう、貴女は言うのか。この異聞帯の存在、約3千年の平穏の北欧世界が、貴女にとっては奇跡だというのですね、女王。ならば貴女は知っているのだ。知っていたのだ。…………異聞帯が自然ならざる異常の存在なのだと。貴女ははっきりと自覚している」 言う。言ってやる。言ってしまう。そこを平然と突けるから、ホームズ野郎は強い。
・スカディさんの慟哭。この世界はどうしようもなく詰んでいて、発展性がない以上剪定されて当然で、わかっていながらそれでもと叫ぶ。一回ほとんど殺されてなお、割と余裕を見せていた五章のスカサハさんとは違いますね。
・そして勝った。割とあっさりと。たった一柱の神とたった一人の戦乙女は硬かったが、それは割と削り切れる程度の硬さで――勝った。6騎並べた英霊の手によって。
・エネミー傾向『?』。空想樹でしょう。種子がキャスターだったから、まあとりあえずファラオメインで。
・めっちゃ硬くなるし、めっちゃNP溜めさせなくしてくるタイプだったので、ファラオじゃなくて雷帝出したほうがよかったかもだが、ゴリ押した。
・先ほどのスカディさんらの戦いと同じく、硬いは硬いがしかし削り切れてしまっていう、この異聞帯っぽいヤツでしたね。
・神であるスカディさんを倒せた真相。戦いよりも、優先すべきことがあったから。やはり外見以外は、あの人の成分は一要素でしかない。
・2羽の鳥の正体が明かされたとき、あの2羽が唯一残ったスカディさんが敗北する結末へと導いてくれた、その重さを知るのです。
・さて――残るエピソードは1つ(報酬入手以降にエピローグがなければだが)。一番越えるのがしんどい、しかし越えねばならないハードルが残っている。パツシィくんとは違い、彼女はまだ倒れてはいないのだから。
・北欧に根付いていた空想樹の名はソンブレロ。……あれ!? 前のがオロチだったから、てっきり俺は8本目があるヤツじゃーんだったのだけど……。
・屍を踏み越えて征けと、最後まで教えてくれるスカディさん。2つの異聞帯でのチュートリアルが終わったのを感じる。
・「ええとね? あたし、よくわからないけど……神さまのおっしゃる通りにすると思うわ。朝にね、御使いが神さまのお言葉を教えてくれたの。今日はお昼になったら全員家に入って、夜じゃないけど眠りなさい、って。そうしたら、もう二度と目が覚めないんだって。あのね、別に怖いことじゃないの。大きな巨人が出てきて、暴れてしまったから、それを直すためなんですって。神さまが言うんだから、うん、そうなのよね」
・『せーの……』
・『ぴょーん!』
・異聞帯の人間と交流したところで、なにが変わるワケでもない。
 汎人類史を取り戻すということは、結局は異聞帯に住んでいる彼ら彼女らの可能性を絶つということで――
 ただ、寝ていたら味わえなかった初めての春の風に、思わず彼女は頬を緩ませた。それだけ。干渉して変わったのは、せいぜいそれだけだ。
・『――2015年X月X日』 いや続くのかよ!! 〆みたいなこと書いちゃったよ!! はずかしいよ!! うわーーーーめっちゃいいけど、これにコメント難しいよ~! ってなってたよ!! なんだよ!!!
・マシュとオフェリアさんの回想、いや続くのかよのテンションで読んでいいヤツじゃなかったよ!!
・「だーーーーーっ! もう、なんスかこの空気~~~~! さっきから黙りこくって、暗いったらないですよ! 俺だってそりゃあ落ち込んでますけど」 ムニエルくん、偉いな。偉いよ。偉い。
・「異聞帯との戦い、その始まりがロシアと北欧で我々は幸運だったとも言えます」 そんな話はしていないのだが、そのしていない話をきちんとする役目のホームズ野郎も偉いぜ。
・「私は見ての通り、冷酷な貴族主義、選民思想の権化だが……それでも、無垢な子どもの笑顔をなかったこととして忘れるのは難しいのだよ」 新所長、これを言語化できるのがすごいな。なんて人間的なんだろうとか、この人はもしや二部の主人公なんじゃないのかとかよりも、気持ちを言語化して口にしなければならないと思ってるところがいいね。
・言語化、文章化して、決して忘れないのはグッと来ちゃうよ。
・「こんな気持ちになるくらいなら、異聞帯の住民とは関わらないほうがいいかもだ」「……いや、それは」 見たくないものを見ないで燃やすのは彼と同じだし、彼はもっと見た上で見ないで燃やすに至ったんだ。彼には負けられないよな。
・「マップパターン青! これは――海だ! 目の前に海が広がっている!」「あの……Mr.ムニエル? もしや心労がもっとも大きかったのは……」 待て待てなんで他の誰もが見てわからない海に気付いたんだよ、と思ったけど、これはモニター的なヤツを見てたってことかな? うーむ、わからん。あとで読み返そう。
・海にぼっちゃーん。これが今年の水着イベントですか。
・ていうか、新所長カナヅチって……そっ、そんな……水着新所長は絶望的か……
・とか言ってる場合ではないんだけど、しかし異聞帯の王を撃破したが荒れた海には勝てんっていうのめっちゃおもしろい。好きです。
・カルデアに入った彷徨海からの通信、果てしなくしんどいキャラだな……。でもシャドウボーダーdis芸は、次のシナリオでダヴィンチちゃん相手にまたやってほしい。
・「おや。私と同格の博士キャラがいるのかな? それは大変喜ばしい。友達ができそうだ! ようこそ原初の魔術工房、彷徨海・バルトアンデルスへ! 私はシオン。シオン・エルトナム・ソカリス」 wwwwwwwwwww!?wwwwwwwwwwwwwww!?!?!?!?wwwwwww????!!!!wwwwwwwwwwwwwww
・「そろそろ地球が滅びるなー、と予想して彷徨海に逃げ込み、キミたちを待ち続けた電子ハッカー。彷徨海のお歴々から白紙化地球解決プロジェクトを任された、アトラス院の最後の一人だ」 で、電子ハッカーになっとる……変なキャラの電子ハッカーに……
・えええええ……
・プレゼントボックスに礼装が送られ、最後に出てきた人のことをいったん忘れる。どんどん刻み込まれるってことは、どんどん死ねなくなるってことだよ。
・うーん、一部ラスト時点では「チェッ、あと少しだったんだけどな」できたけど、いつの間にかそんな風に「チェッ」と爽やかに諦めるなんてできなくなって迎えるのが二部ラストなのかなあ。


――――


終わり! おもしろかったよ!

クリプターや異聞帯の王、シナリオの流れは1章のが好きだけど、ラストは今回かなー。
1章ラストみたいな「敗北を認めさせちゃうのは、ちょっとやりすぎでは……」がなくて、その分刺さってくるのがよかったね。ぴょーん。
しかし切除されたあとどうなるんだろう……。まだ明確な説明ないよね。

1章のビリーくんやベオウルフさんみたいなすでに本編に出ているキャラが別の持ち味出すの期待してた分、それがなかったのはちょっと残念だけど初登場メンツが最高によかったのでよしよし!
シグルドさんは葉隠一族で、ナポレオンさんは皆川漫画なんだよな……。
ブリュンヒルデさんはシグルドさん絡みもよかったけど、ワルキューレ軍相手にお姉様してるのもよかったよ。

スカディさんはあの外見からは予期せぬ本当に真っ当な唯一残った神で、これはこれでよかったですよ。
僕には『最初は間違いなく尊い思想だった停滞者』の雷帝がブッ刺さりすぎただけで、雷帝の次にこういう異聞帯の王を出すのは納得すぎる。

オフェリアさんについてはプレイ中にめっちゃ書いてるので、いまさら言わなくてもいいでしょう。
漫画ロワならサクッと落とされていたので、本当によかった。本当に。

なんていうか、こう、1章と2章で2つ揃ってチュートリアルって感じだよね。
こういう世界の住民がいるし、そういう世界の住民もある。
こういうクリプターもいるし、そういうクリプターもいる。
こういう異聞帯の王もいるし、そういう異聞帯の王もいる。
それを示した上で、3章のSIN(舞台はサザンクロスかな????)担当の彼女はいままでと違って、ダヴィンチちゃんが友達になれそうなAチームのメンツとして挙げなかった人なので、期待が高まりますね。

――チュートリアルは終わったのだ!
これでまたチュートリアル感あったらごめんな! 適当こいてたなアイツと思ってて!

最後に出てきた人はまあね……特に触れないよ……

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