こういちが康一でコウイチ

パロロワ書き手の康一君の、なんか、そんな感じの。

無事に退院をした

2017年03月14日 | 日記
というワケで今回の更新は、無事に退院をすることができたという報告です。
などと言っても、僕は誰にも入院をすることを言っていなかったので「えっ、入院してたの?」と思うことでしょう。
それに対する返事としては、「うん、入院してたの」以外にありません。
3月9日から。
いざ入院してみると死ぬほど暇で、流れる季節の真ん中でふと日の長さを感じるどころじゃねえ。

いやまあ別にそんな大ごとでもないので言わなかっただけなんですけど、思いのほか入院生活が楽しかったので、今後しばらくブログをコウイチ入院記で誤魔化そうかなと。
そういう魂胆での報告です。
死ぬほど暇って言っといてなんやねんって感じだけど、死ぬほど暇なときは死ぬほど暇で、思ってたより楽しかったときは楽しかったんですよ。

実際マジで大したことなくて、現在おみやげに買ってきたミスドをもしゃもしゃしながらブログ更新をしていて、夜にはお酒を飲みながらWBC見る予定です。
2日目以降は「悪魔くん千年王国」とか「鬼太郎夜話」とか「エスパー魔美」とか「飛行迷宮学園ダンゲロス」とか「奴隷姫と過ごす日々」とか「ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ」とか読んでたし、再読ばっかりでせっかく一部新品で買った「Fate/Apocrypha」一巻しか読めなかったりね。
あと、夜遅くまでWBCオランダ戦とかプロレス特番とか見てたし。
日曜日とか、入院したら一度はやってみたいと誰もが思う病棟抜け出しもできたしね。
また一つ、人生の目標を達成してしまった。

FGO1.5部新宿をやりながら書いていた感想のようなヤツ、その3(ラスト!)

2017年03月06日 | 日記
というワケで、昨日の夜に突破していた。
新宿のアヴェンジャーくんとアサシンくんは呼符で来たけど、アーチャーは来ませんでした。
グムー。
始める前は「言うてアーチャーは戦力揃ってるからね」とか言ってたけど、結果的にはグムー。
石を溜めたいので回さないけど、しかしグムー。

こっからネタバレ。
第15節からラストまで。
間に変なのも入ってます。変なの。


――――

・おのれ悪のアーチャー許せぬとは思ったけど、『どうしても勝ちたい』は大好きなんだ。
・エミヤオルタさん、見た目はエミヤっぽさゼロだけど、悪のアーチャーへの語りとか割と普通にエミヤ的だと思う。現時点。
・セイバーオルタさんを語るエミヤオルタさん。そういえば、君までハンバーガーとか好きそうな外見になったね。
・この新宿が滅びようと、人理は辻褄が合う感じに修復されるからセーフってことかね。
・最初のほうは隠そうとしていた気もするけど、もはや普通にカヴァス2世に甘いセイバーオルタさん。いやまあ囮に使われちゃあさすがにね……
・そういえばカルデアサイド的には、本編においてエミヤっていうサーヴァントは序章と今回しか知らないのでは。ろくでもないヤツ扱いなのでは。イベントではウキウキお兄さんだけど。
・幽白のスナイパーばりになんでも命中するらしい。
・幻霊の融合を提案したヤツがいる、と。共犯者?
・マシュの不用意な発言により、今後資材と人員次第でどこでも人間砲弾が確定してしまった。
・「残り201体」 なに言ってやがる。
・とりあえずエミヤオルタさんだけ倒せばいいんだろうと思って殴ってたら、普通にそうだった。ごめんな。
・改造コロトゥーラ部隊といい、今回の名探偵と教授と天才が考えた策がろくでもなくないワケないだろっぷりめっちゃいい。

・「弱……くはなかったが、微妙だったな!」「リア王以外は急造感が強いね」 サーヴァント捕獲用の鎖に縛られて、いやいや頑張ってるというのに。
・「マクベスは実在した王ですし、下手をすると英霊がやってくるので調整が難しかったのかもしれませんね」 無駄な苦労をした上に、言うほどだったなって言われてるの可哀想。
・と思ったが、実際リア王のがずっとつえーわ。ナメててマジ死にかけ。

・「私はこの瞬間を3000年――」「……? 私はなにを言っている?」 他のなにかが混ざってるっぽいけど、モリアーティ教授だけの計画であってほしかったかもしれない。
・あるいは幻霊の影響とかなら……でも3000年言うてるしな……
・あーでも、モリアーティ教授がホームズに勝ちたかったように、3000年待ち続けていたなにかが主人公に勝ちたかったなら全然。焼却は果たせなかったが、しかし勝ちたかったならば、全然ありだな――目的を見失いし復讐者なれば!
・ありだわ、ありだ。
・この新宿は、仮に星ごと消滅したところで問題のない、誰の記憶にも残らずいずれ忘れ去られる、修復もされず廃棄される――すべてに縁のない地。
・であれば、このゲストの「???」は彼でしょう! 彼読みで選択する他にないでしょう!
・ははははは! 憎いと来たぞ! 千里眼から視える、視えてしまう人間たちの未来に絶望をしたはずのヤツめが! 人間のようなことを!
・しかしバベッジ卿の格は、脱落後にゴリゴリ上がっていきますね。
・わお、これは予想外。そこまで勝ちたかったとは。
・「記憶を削り、悪性を削り、善性を生み出し、生まれ変わった」 霊基をいじることが可能であると、夏を経た僕たちは知っていたはずなのに! 夏で知ってたはずなのに! 夏で!
・そして、彼らは霊基の戻し方を忘れなかった。
・なるほど、これは星破壊計画ならぬ一人を殺したいがための殺人計画。
・「???」はエミヤオルタさんでした。予想、外れる。
・しかし彼が守護者だとしたら、この新宿って守護者が必要な舞台なのかねえ。しっくりこない。
・魔神柱くんたちが人間のようになっていくのは感慨深い。
・はい、というワケでね、僕が今回「???」だと予想していた彼なのですが……来るでしょう! どうしても勝ちたい復讐者が相手であれば、修復すら不要だと廃棄される新宿が舞台であれば、彼が来ない理由がないでしょう。
・だから言うのだ。「――――来い、アヴェンジャー!」

――――

【本編の感想ではなく、18節のフレンド枠に関する感想】
・フレンドが「???」×4。
 来たぜという気持ちと、いや×4ての気持ち。

・さて考えよう。「???」×4。×4である。つまり4騎である。
 セイバーオルタさんとエミヤオルタさんは確定なんじゃねって感じだけど、なんで「???」なのかが不明。「???」になってんだから別キャラなんじゃねーのってのもある。

 しかし「???」候補を考えても――
 あの流れで平然と生存フラグ回収しやがって、「てめえ!」ってなるけどしかしそれが似合う彼女。
 来るに決まっている彼。
 サーヴァント捕獲用の鎖に縛られているシェイクスピアさん。
 の3騎しか浮かばない。

 ホームズが殺されていたとしたら、彼に戦闘続行系のスキルがないはずがないので彼だと思うんだけど、取り込まれてしまっているからな……
 かといってハサン先生は実は生きてたとかなさそうだし、「新宿の――」組の生存もないよなあ。
 やっぱりセイバーオルタさんとエミヤオルタさんが確定で、あとの2枠を争うのかなあ。
 彼が確定であるとして(あるとします)(するんです)(するの!)、あとの2枠。
 生存フラグをガチで回収しないまま退場したのか、縛られっぱなしであるのか。
 …………後者くせえよなぁ。
 スーパーお前あの流れで生きてたんかよが似合うし、スーパーお前ガチでずっと縛られっぱで終わりかよが似合うよなあ。

 なぜこんなに迷うかというと、ATK順で並べたときに彼女がいるいないで彼の順番が変わってくるんですね。
 彼女がいるのなら彼は2番目で、彼女がいないのなら彼は1番目になる。

 うーーーーーむ…………
 いやでも、あの流れで彼女が生きてて、出てきたときには終わってる展開も似合わねえ……?
 シェイクスピアさんが最後の一枠持って行って、あとから出てきたジャンヌオルタさんがなんやねん的な。
 そっちな気がしてきた…………

・というワケで、1番目を選ぼう。こっから本編の感想を再開するワケだ。

――――

・↑などと考えたのち、ようやく始まる「名探偵の名推理」。
・彼自身はあくまで「計画を立てているだけ」で、「危険な部分をすべて部下に任せ」、「不確定要素だけを排除」し、「おもしろみのない戦闘」で――殺人計画を遂行する!
・セイバーオルタさんとエミヤオルタさんによるアルマゲドン。
・しかし守護者としての目的は果たしたのに、いつ消えてもいいから義理もないが、ってエミヤオルタさん割と割と。
・「諦めも肝心だぞ?」 そんなことを言うエミヤオルタさんが、諦めたゆえの人なのか、諦めなかったゆえの人なのかはまだわからない。
・エミヤオルタさんによる「さすが世界を救っただけのことはある」発言。うーむ。
・魔弾はいわゆる一つのゲイボルグ状態。直感だ直感。無敵スキルか、ケイネス先生礼装だ。
・マシュがいたら折れない限り防げちゃうのでいないのも納得と思ったけど、防いだところで当たるのかな。
・練りに練った完全なる計画を残り五秒で完遂できるモリアーティ教授であるが、しかしこちらの元人類最高のマスターとて、すでにサーヴァントと絆を深めることで完全なる計画を壊してきているんだぜ。
 なァ――なァ! 答える権利なんていいから、「後悔しているのか」って質問に答えろよ! 質問に質問で答えずによ!
・――くははははは!

・もはやどうしようもない状況。
 足掻いたところで、打つ手のない場面。
 教授は正体を自覚し、名探偵は取り込まれ、暴君と守護者は持ち場を離れ、手札もない。
 ドクターは役目を終え、天才と後輩は役目を終えたドクターの立場となっている以上、戦場に不在。
 仮に崩壊しようと修復力の働かない――忘却されようとなんの問題のない、修復する価値のない世界。
 もうダメだ。
 もう終わりだ。
 打つ手などない。
 人間に、なにができる。
 否、人間であるからこそ、できることがある。
 唯一できることを知っている。覚えている。記憶している。
 悪夢のなかの出来事であろうと、決して忘れることはないだろう。
 だからこそここにいて、知っていなければ五つ目の特異点にすら至ることなく、とうに倒れている。
「……む?」
 吹くはずのない風が吹く。
 完全に排除したはずの不確定要素に眉根を寄せ、教授は周囲を見渡す。
 しかし、それは過ちだ。
 見るべきは下ではない。踏みしめるべきであって、目標ではない。
 見るべきは上ではない。隕石が降り注ぐのは五分後であり、現在ではない。
 見るべきは背後ではない。来た道を振り返るのは、終わってからでも遅くはなく――そして、終わっていない。
「なに!?」
 はたして教授は視界になにを捉え、驚きの声を発したのか。
 その答えを知るために、教授のように周囲を見渡す必要はない。
 彼とは違って見るべき方向などわかっているのだから、まっすぐと前を見据えて答えてやる。
 彼のように質問に質問で返す必要もないし、理由もないし、意味もない。
 答える権利は必要ない。権利などいるものか。そんなものを気にするものか。
 ただ前を見て――無実の罪によって死を約束づけられた身で、言いたいから言ってやるのだ。
「――――『待て、しかして希望せよ』だ」

・ああ^~~~~…………

・巌窟王は大いに笑う。笑い飛ばす。哄笑する。嘲笑う。
 当然だ。あまりにおもしろいのだから、笑うに決まっている。
 仮に犯罪紳士が本性を現さなければ、存在しえない善の仮面をかぶり続けていたのなら――巌窟王に出る幕はなかった。
 名探偵を、そして善性を獲得した犯罪紳士を欠くことさえなければ、魔神柱による正当ならぬ復讐劇が幕を閉じて、それで終いであった。
 必要がない以上は名前が呼ばれるはずもなく、名前が呼ばれないのであれば、わざわざ姿を現す必要もないだろう。
 にもかかわらず犯罪紳士は事前に企てた計画を遂行せんとし、その結果として名探偵は取り込まれ、暴君と守護者は魔弾の迎撃に向かった。
 だから、だ。
 であるから、巌窟王が現れることになったのだ。
 すべての縁を遠ざけたからこそ、その名が呼ばれることになったのだ。
 寸前まで立っていた場所に、善のアーチャーならぬ悪の復讐者が立つハメになっているのだ。
「後悔! 犯罪界のナポレオンと呼ばれた貴様が、後悔ときたか!」
 巌窟王は隠す素振りすらなく、導く立場を捨てた男に見せつけるように口元を歪める。
 善性なき犯罪紳士が初めて善性を獲得したがゆえに、七つ目の魔弾が狙う標的の前に立ちながら。
 意地悪く、笑みを浮かべる。
「堕落もここに極まりしだなァ、モリアーティ教授!」
 巌窟王の視線の先で、犯罪紳士は蜘蛛の糸に足を取られたかのような顔をする。
 本人すら気付いていないその表情は、善性を獲得した犯罪紳士と同程度には存在しえないものであった。

・そして、当然のようにフラグを回収するオルタちゃんである。かっこよく登場する機会で、一番手を取られる能力者なのかもしれない。
・こんな生存方法なら死んでたほうがマシとかないので、のうのうと出てこれる。偉い。寸前まで狼王と一緒に死んでもよかったはずだけど、なんかうっかり気付いたり思い出したりしちゃったので仕方ない。
・ファーーーwwwwwwwシェイクスピアさんはともかく、アンデルセンまでwwwwwwwww
・ダヴィンチちゃんが急に名前出してきても、なんか天才が急に例あげ始めたわーくらいだったよね。
・ヒエ~ッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
・こ、これは――オール探偵VS大モリアーティ教授!!!!
・モリアーティ教授を味方サイドの英霊にしてしまった件といい、完全なるオール探偵VS大モリアーティ教授!!!!
・生前のホームズならば、あるいはコナン・ドイルが書き残してしまう以前であればよかったが、英霊となったいまになって殺してももう遅い。この世に犯人がある限り、名探偵は死なない! 酔ったケンコバが深夜に見たので有名な――レッツゴー名探偵!!!!
・あそこまで計画を練っても追い込まれたときの教授の沈黙、そして一拍置いてのホームズ以外に負けるか宣言、あまりにも最高。
・どう考えても五分以上経ってんだろ、は無粋です。推理披露パートなのだから。
・あのモリアーティ教授が、「計画を立てているだけ」でもなく、「危険な部分をすべて部下に任せ」ず、「不確定要素だけを排除」できず、「おもしろみのない戦闘」ではない戦闘を繰り広げるハメになった。しかしその開戦宣言の、なんと楽しそうなことか。
・主人公を好きになってしまう前提の計画であるがゆえに、教授はすでに自覚をしており、だからこそ諦めない姿に笑みを浮かべてしまう。
・あーーーーーーー! しまった! このサポートメンバー、ジャンヌオルタさんだあ~~~~~~!!
・いいやもう、保険で手持ち巌窟王くんパーティ入りしてるし、こうなったら今回好感度上がったジャンヌオルタさんで行こう!
・ジャンヌオルタさん、開幕めっちゃ撃たれて即死する。ええ……
・教授ズ宝具をガン避けする書文先生、スーパーかっこいいスーパー。
・教授を二度殺し、二度目の宝具を回避しきれず倒れる書文先生、マジかっこいいマジマジ。
・ていうかこれ、この戦いに関しては悪縛りしないほうがよかったかもしれない。
・教授を真なる鬼の力で倒し切り、そして呼び出された悪にルールブレイカー。
・ナイフグサグサネキ「あら? これで終わり?」 お、お前ーーー! と言いかけたけど、逆にいいかもしれない。合ってると言えば合ってると思えなくもない。
・そうだ。教授は教授らしくもなく楽しんでしまっていて、大事なことを忘れてしまっている。
・名探偵が出てきて、犯人による殺人事件が起こる作品である以上――探偵がそれを言えば、犯人は終わりであるのだ。ましてや、モリアーティ教授が公の場でそれを言われてしまえば――!
・名探偵たちも「やったことないんだけど」「作風じゃない」「よく忘れる」と言っていたが、しかし誰もが知っていて語り継いでいる。であれば、宝具足りうるワケだ。
・そして、教授もまた最期に気付く。
・ガチで隕石破壊すると、誰が思う。
・これが君の名は。ですか。
・しかし英霊の座って、思ってたよりお互いに依頼とか飛び交ってるのかなあ。
・「どれほど理不尽でも応報は発生する」 そういう回が1.5部なのかもしれないね。セイラム魔女裁判とかね。ちなみに僕がセイラム魔女裁判を知ったのは、ウェスト・メンフィス3事件について調べていた流れです。
・エミヤオルタさん、よくわからなかったけど案外すげえ喋る人だったな……思えばエミヤパイセンも、かつて彼がアーチャーとしか呼ばれていなかったときから、案外喋る人だったよな……
・ジャンヌオルタさん、ガチで平然とまた出てきそうで笑う。
・アヴェンジャーとは、マシュの知らない思い出を作りたがるクラスと言える。
・「もともとレイシフトの繰り返しで霊基数値も低下していて、戦力としては三流以下だったが」 本来なら星5だよ感を、さらーーーーっと出すのをやめなさい。
・取り込まれておいて、平然と情報持ち帰ってきたホームズさん素敵だぜ。
・あー魔神柱のなかに行方不明とかなんかいたね。
・魔神柱のうちのどれかが、仲間になりたそうにこちらを見てたらどうしよう。
・「美少女だと思った? 残念、魔神柱でしたーーーーー!」
・地元の生前サーヴァントとか、地元の人間に助けられたことはあったけど、今回は地元の犬にまで助けられてしまった。


――――


というワケで、新宿が終わった。
いやもうね、これね、スーパー言いたい。
できることならツイッターで言いたいけど、ネタバレをアレしてやめている。
いや、これでネタバレになるのかとか知らんけどね。
巌窟王くん、ジャンヌオルタさん、セイバーオルタさんファン大歓喜だろうなあとかよりも。
いや実際、巌窟王くんああ^~ではあったんだけど、それは言うまでもないことなので置いておいて。

今回の新宿、完全なる「同時上映! オール探偵VS大モリアーティ教授!! レッツゴー名探偵!!」じゃねーーーーーーーか!!!!

いやもうびっくり……
FGO序章をやったときに誰もが思った「ディケイドっぽい話なんだな」という伏線の回収でしょ、これ。
モリアーティ教授が人理守ったサイドのサーヴァントになるのは、大首領であるディケイドが仮面ライダーになるのと一緒だよ!

というワケで、今回のFGO1.5部新宿、オールライダー系好きにオススメです。おーいえー。

FGO1.5部新宿をやりながら書いていた感想のようなヤツ、その2

2017年03月03日 | 日記
いろいろあって数日進められなかったんだけど、昨日今日でめっちゃ進んだ。

こっからネタバレ。
第7節から14節まで。


――――


・「――最初の一手から間違えているのだから」 思わせぶりな前フリだけど、はたしてどこが最初の一手で、誰が彼であるのかわからないので、「そうかあ、どこかで誰かがなにかしらを最初から間違えてるのかあ」の気持ちになる。
・「敵側に同じサーヴァントがいる時点で、信用もなにもない」 モドレッドさんを六章で使った僕が責められている気がしたが、これはセイバーオルタさんの発言であり、もとからアーサー王からモドレッドさんに対して信用もなにもないので一安心だ。
・「彼女が歌い終わるたびに、コロトゥーラが拍手する。彼らは基本的に二十四時間それを繰り返している」 ででどんくんが来たときの新宿オールカラオケで、酔い潰れて途中で寝て起きてゲロって寝た僕では、すでに敗北している。
・「たしかに、エクスカリバーとて現在の新宿を焼き払うのは難しい」「あらー? 自分が弱いの認めちゃうんだー」「お前の宝具でも無理だぞ」「アンタは殺せるけどね」 もはや会話と呼んでいい代物ではない。
・人形誘拐作戦。鉄人兵団なら分からん回路をブチ抜いて、分かる回路を入れ直すところです。
・「巌窟王が信用できないと断言するのは驚きだ」「アイツ(巌窟王)も大概ワケわかんない存在よね」 セイバーオルタさんは新宿のにしか会っていない(はず)のに対して、ジャンヌオルタさんは記憶持ちなので新宿のではない巌窟王くんと終章で面識あるんですよね。
・すげえキレられるジャンヌオルタさん。ただ察しがついてないだけで、真相知ったら「あーそういう」程度なの好み。なにを隠そう竜の魔女だぜ。
・牛若丸くんが知ったらば、同じことを思い付くし、やるでしょうね。
・――僕たちは、魔獣戦線を越えてきている。

・しかしジオペラくんにも幻霊はついているのかな? 蝋人形の館的な?
・ジオペラくんの背景にある「悪質な客引きに注意」の看板、あまりにも悪趣味。
・マスターの決意を受けて動いたのなら、新宿のアーチャーはもう主人公のサーヴァントだ。
・というかほぼヒロインの行動なんだけど、なんとアラフィフ紳士。
・しかしジオペラくんがクリスティーヌに固執するだけではなく、クリスティーヌを賞賛すべき観客まで作っているというのはいいですね。彼女は一番求めるものだが、それ以上を手に入れられる力さえあれば……
・ジオペラくん……! ジオペラくん回だったのか、新宿は……!
・ようやく手に入ったクリスティーヌが不完全であれば、賞賛を求めるしかないだろう! 褒め称えさせるしかないだろう! 自分一人で目を背けて嘘を吐き続けて、それで納得できるような人間であったならば、オペラ座の怪人なんて物語はありえないのだから。
・エミヤオルタさんの登場には「ですよねー」だったけど、ハサン先生の登場にはびっくり。話の分かる人だ。
・もう新キャラは締め切りで来るとしたら終盤に大物くらいだと踏んでたが、まだ新宿にはサーヴァントが潜んでいるのかもしれない。新宿は意外にハクビシンとか潜んでるらしいからね。サーヴァントがいてもおかしくはない。

・敵はアーチャーなのにフレンドはセイバー定期。
・新宿のアサシンの幻霊はドッペルゲンガー。名探偵の変装前提で考えていたので、ここで変身枠が増えるのはややこしい。
・名探偵介入宣言。
・ああ、露骨に『ハサン先生が』っぽいぞ。
・しかしハサン先生、FGO1部で誰もが「こういう人だったのか……」だったもんだから、急に「1.5部ではこういうキャラで行くのか……」ってなる可能性を否定できないから笑う。
・などと考えていたらバラした。気付かれてるとは思ったんだけど、我慢できなくてやる精神は好きだぞ。
・セイバーオルタさんと違って、騎乗スキルを持たぬジャンヌオルタさんに使える足はない。
・「そこで、このワイバーン!」

・僕はこの巌窟王くんを本物だとは思っていないんだけど、万全の準備を期してから復讐に移る巌窟王くんは、今回成り済ますにふさわしいのかもしれないね。
・本拠地につれさられる主人公。ほぼヒロインの動きだが、なんと僕は男主人公プレイヤー。
・ご対面。『悪』のほうも『善/悪』で分かれた認識なのね。
・認識というか自分でやった聖杯ユーザーらしい。『善』がなければ『彼』にだって勝てるという認識、その意気やよし。
・「夢はいつか必ず叶う!」
・かつて世界が滅びると言われていたから1999年を舞台に選んだのなら、他にもいくらでも選べそう。
・記憶ありシェイクスピアさん。
・「サーヴァント捕獲用の鎖」
・サーヴァント捕獲用の鎖。リピートアフターミー。サーヴァント捕獲用の鎖。
・「人によっては巌窟王とも呼ぶがね」 そう……
・この「助けは向かうはずだ」「仕向けられた」、実にいいのう。
・しかし監獄から抜けられるのは巌窟王くんのそれであるはずなので、そこまで変装できるとは。
・巌窟王くんのセリフが完全に完全で笑う他なし。そしてなるほど弱体化。
・さすがにモロすぎるぜってところで、そろそろ種明かし。意識を失うところだよ、ワトソンくん。
・『教授』の正体。「助けは向かうはずだ」と言っていた辺り、ここでバレることは本人もわかってるはずだ。
・『名探偵』と『教授』のお互いがお互いのすることをわかってるっぷり、たまらんね。相容れないが、認めてはいる。
・しかし「ワトソンくんがその件について深く書かないように手を回しておいた」って、今後のあらゆる登場キャラがそれ使ってくる可能性が。
・シートン「狼王ロボ……? 彼はまだ書ける範囲、『後世に残して問題がない』範囲の獣であったが、存在していたという事実すら残せる獣が実在していたのだよ」 野口英世「黄熱病の真実は後世に残せるような代物ではなく、私は真実をあえて残さないまますべて取り込んで倒れた」 ファーブル「後世に残ることを恐れ、私が昆虫記に記さなかった蟲を……ッ! なぜ貴様が――ゾォルケン!」
・いけるいける。
・しかし『悪』の『教授』が僕たちが人理を修復するのを前提として計画を練っているの、メチャクチャ熱くていいね。焼却を阻止すると信じられていたんだ。

・ジャンヌオルタさんの照れてんだかなんだかようわからん顔いいよね。セイバーオルタさんが普通にかわいい表情するのに対して、君はもう。
・というワケで、モリアーティ教授である。幻霊を融合した複合サーヴァントってのはよくわからないけど、その一部を仲間サーヴァントに与えていると思っておこう。
・「なにしろ、彼自身は計画を立てているだけだからね。危険な部分は、すべて部下に任せるのさ」 分解、溶解、理解。
・こんな新宿はありえないから、別に歴史から切り離されても問題がない。のかな。
・「この新宿を救うことに報酬(いみ)はない」 聖杯×1をゲットできないってことかい?
・星さえ破壊できれば、たとえ死んでも悪の勝ちだ!
・魔弾計画を阻止するために服を奪う? そ、そうか! おのれ新宿のアサシンめ! 全員脱がせば、いつかはお前に行き当たるぞ! オラオラ脱げ!!
・あーそういえば女装だとかTLで見た気がするけど、ここでだったのか。気付けよって話だ。
・いや、だって……悪の知能派が「地球破壊を阻止するために服を奪う」って言い出して、ガチで着るためだと誰が……

・『どうしようもなく無能な主』で誰のモノローグかわかるの笑う。
・魔術だと気付くヤツには無線が便利で、無線だと気付くヤツには魔術が便利。こういうのすき。
・教授と名探偵が話しているだけで、だいぶ幸せになれる。
・新宿のアサシンさんの召喚されたいまを楽しむっぷり、好感度が高いぞ。
・パーティ会場に乗り込む酒呑童子さん、茨木童子さん、書文先生、素晴らしい絵。
・他人に迷惑をかける愛を否定するジャンヌオルタさん、めっちゃおもしろい。迷惑をかけるのであれば、愛でではなく憎悪で燃やせということ。
・……あ、だから贋作のブリュンヒルデさんは別人でないとありえなかったのか? 愛で重さを増す槍ではいけない。
・ならばなぜ彼女を選んだのか、なぜそのクセ終章であの態度であったのか、そしてあの口ぶり、うーむ単に未把握創作だっただけっぽい……
・「百八星梁山泊→NP減少」 野郎。
・ドッペルゲンガーの力なんて授かるもんじゃねえ。
・最期になにかに気付く展開に弱く、基本的に新宿のアサシンもとい燕青くんへの好感度が高い。

・この新宿において、憎むべき人間はマスターだけ。いい……
・人間への憎悪でもって、透明人間を呑み込んだ。
・あ、上の人はスリーピーホロウなんだ(上と下別々なのかよって辺りでびっくりして、完全に予想するのを忘れていた)。
・「倍どころか、四倍、四百倍になっているかもしれんぞ」 十倍だぞ、十倍。
・負けた。おのれ。
・しかし一戦やったので切るべきカードはわかったぜ! と選んだカリギュラ帝の宝具がインビジブルに効果を発揮せずキレそうだったが、必中礼装と羅生門大怨起などでナントカ倒した。
・ロミオとジュリエットのときの塩反応に対しての、憎悪で戦うサイドへのこれ。単純に思い入れが違う。
・最期になにかに気付く展開に弱い(二回目)。
・自然に「踊りましょう」と言えるマリーさんはすごいということ。マリーさんは『ジャンヌ』にそう言えたぜ。
・しかしこの『ここで脱落したらキレイだなあ』という流れで平然と生存フラグ残してやがるの、ジャンヌオルタさん的でいい。
・憎悪による加速。であるから、永劫の復讐者たる巌窟王くんの戦闘スタイルはアレなのかね。
・カヴァス二世使うのかなと思ってた僕が言うのもなんですが、「おっ白いのおったやんけ」ってツラ並べてる教授&名探偵&天才、ろくでもないヤツらって感じで最高。

・狼王ロボ、勝手に上の人と仲良くなってると思ってたんだけど、「なにかが乗ってるの不愉快だけど、まったく喋ってこねえし殺してくれるからいいか」感覚だったのね。
・復讐以外を忘れてしまっている。かつて復讐以外なかったジャンヌオルタさんが笑うはずだ。
・フォウくんが来なかったの、中身がうんぬんよりも白い小動物出したらお話成立しないからなのかもしれない。
・名探偵と教授のやっているこれが動物会話ですか。
・乗り手。乗り手……! もはやライダーのクラスではないというのに! 復讐者に変質しているというのに!
・大事なものを忘れてしまっている。それらのための復讐であったはずなのに。人を喰い、幻霊を取り込みすぎたゆえの結末。
・自ら望んで来た。自ら望んで、帰りたい場所ならぬ土地を選んだ。自ら望んで、この地に染まった。自ら、捨てた。だから言っているのだ、最期に気付くのに弱いと。
・そして、この憎悪をわかっていながら利用したとあれば、悪のアーチャーはなんとしても倒さねばならない。これは魔界塔士SaGaのエクスカリバー入手イベントで抱くのと同じ感情。


――――


退場ラッシュ、素晴らしいですね……
そんで、この「最期に気付く」の流れで、なんかしれっと生存フラグ残してるジャンヌオルタさんらしすぎる。
ここで死んでもいいじゃん! キレイじゃん! って思うのに、フラグだけはありやがる。
それはまさしく、一章で堕ちた騎士が願った夢のまま消えてもキレイなのに、ああいう形で再登場したのと同じですよ。
ここで消えたほうがキレイだし、お話的にもいいんだけど、そんなこと知ったこっちゃないから英霊未把握二次創作して発見されてしまう。
知ったこっちゃないんだよ、お話的にとかよ! バーカバーカ! 精神は、彼らが悩んで出した結論である人理修復を台無しにする理由にも通じる。

というワケで、狼王ロボ&スリーピーホロウの「新宿で終わっとけばよかったじゃん! なんだこのネタっぷり!」的イベントに期待です。
花畑で眺めている魔術師に絶賛されようと萎えられようと、知ったこっちゃないよね、本人は。

ジャンヌオルタさんの「台無し? 知らん、こうする」精神、好感度が高い。
同じ企画でリレーはしたくない。