今日の空。
11月3日は「晴れの特異日」と呼ばれていて、毎年、ほとんどが晴れ。
そして、地元では最大のお祭り「おはら祭り」の開催日です。
総勢1万5000人を超える踊り手が参加して「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」、
「渋谷音頭」に合わせて市内の繁華街・天文館を中心に踊ります。
大抵は知り合いが出るので、応援にも行っていましたが、このところ、ほとんど
仕事だったので、長く見に行ったことがなく。行ってみたいなとも思いますが、
あんなに人ごみが多いところには行けそうにないなと気がつく(笑)
ライブ配信だけ見て、気分を味わいました。
今日は遠くに薩摩半島最南端の開聞岳(薩摩富士)も見えました。
昔はもっときれいに見えていたのですが、木々が成長し過ぎて、見えなくなって
来たのが残念です。
さて。今日は珍しく俳句の話題。
テレビをリアルタイムで見る暮らしの余裕がなくなってから、ほとんど見ない
生活をしていますが、唯一、楽しみにしているのが、木曜夜の「ブレバト!」。
2012年からスタートした『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』から
見ていて、今と全くスタイルは異なっていましたが、カルチャー色のある
バラエティだったと思います。この番組は内容をこまめに変更して来たという
印象がありますが、特に「俳句」に俳人の夏井いつき先生を起用してからの
人気は爆発的ですね。
夏井先生が初登場した日の回をよく覚えていますが、びっくりするほどの
毒舌っぷりには、本当に驚きました(笑)
ここまで辛辣な査定をする先生なんて、それまでいなかったので、ここまで
言っても「大丈夫なのかな?」とちょっとハラハラ。でも、そこには、俳句に
向き合う真摯な思いがあって、添削で17音の中に描かれる世界がどれほどの
広がりを見せるか、詠み手の思いをどこまで表現できるかをあざやかに見せて
くださることで、俳句の魅力を再認識させられた方が多かったと思います。
先週の査定では子育て中のママの俳句が並びました。
1位は相席スタートの山﨑ケイさんの俳句。
良夜なり すっぴんママのワイン会
子育て奮闘中のママたちが、家事に子育てにひと段落した夜、「飲まない?」と
誘い合って、すっぴんで気兼ねなく集まる夜に、一息をつくという素直な作品。
私はここで、ビールじゃなくてワインにしたところが山﨑さんらしいなと(笑)
相席スタートは、恋愛をテーマにした漫才やコントネタでブレイクした芸人さん。
「いい女とは?」といった女性に対するアドバイザー的な役割を果たす一面もあり、
ビールではなく、ワインにしたところに集まる子育てママたちのすっぴんだけど、
おしゃれに楽しみたいという、ママたちの生活背景やライフスタイルを垣間見せて
いるところがよかったですね。
永世名人は、まずはフルーツポンチの村上さんの句。
秋爽の皿や オリーブオイルの黄
ひと皿の中に秋のさわやかな一陣の風を吹かせたおしゃれな俳句。
ジュニアさんが「村上らしい句。好きではないけれど、すばらしい句」と
評価されていたのは同感でした。
オリーブオイルの黄ですが、この黄色の表現で紅葉の印象を想起させる。
この俳句だけ見ると、すてきなんですけど、村上さんのあの
顔を見たら、ねえ? おもしろいんですけど、何だかちょっと(笑)
続いて永世名人千原ジュニアさんの俳句。
二軒目へ 行く汝帰る吾 薄月夜
「行く汝帰る吾」という表見が音的にも文字としてもとても印象的で、
そこに「薄月夜」という季語を持って来ることでドラマを感じさせる。
これもジュニアさんらしいすてきな俳句でした。
俳句を読む人の感性にゆだねながら、句としての印象をきちんと刻む。
さすが永世名人ですね。
どちらの句も掲載決定。納得の俳句でした。
ママたちの中にもとテレビ局のアナウンサーだった方が参加されていたの
ですが、その方の俳句が最下位になったことで、随分とひどい言われ方を
しているニュースも見ました。
最近はこういったちょっとしたことでも「叩かれる」ということが多くて、
胸が痛みます。夏井先生の査定そのものにもバッシングを見ることがあります、
夏井先生おひとりの査定なので、その評価には賛否両論があるのは当然かなと。
こういった「正解」のない作品の評価は、とても難しい。その方の「好み」は
当然あるので、ブレずに査定をなさるのは、大変だろうなあとしみじみ、
夏井先生と私は同じ年齢。そして、大学は違いますが、同じく国文学科卒。
勝手に近しいものを感じて、ご活躍を嬉しく拝見しているのです。
同じ年齢と言えば、東国原英夫さん。こちらも同じ年齢の上に同じ市内で
生まれている(宮崎県都城市)という近しさを感じていたし、東国原さん
でないと詠めない俳句を作っていらっしゃったので、応援していたのですが。
もう、出場なさることはないんでしょうか。
え? 自分でも俳句をよんでみないのかですって?
いえいえ。俳句はあくまでも鑑賞するのが好きです(笑)
こちらのブログに足をお運びいただいている方はお気づきだと思いますが、
私は無駄に長文を書く癖があり、短い文章にまとめること自体が難しいので、
たった17音なんて、とても無理(笑)
これからもすてきな俳句に出会えることを楽しみにしています。
そうそう。「ブレバト!」もネット配信がされるようになってから、仕事で
リアルタイム放送に間に合わなくても見ることができるようになって、
本当に助かっていました。
あ、今はリアルタイムもOKですけどね。
11月3日は「晴れの特異日」と呼ばれていて、毎年、ほとんどが晴れ。
そして、地元では最大のお祭り「おはら祭り」の開催日です。
総勢1万5000人を超える踊り手が参加して「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」、
「渋谷音頭」に合わせて市内の繁華街・天文館を中心に踊ります。
大抵は知り合いが出るので、応援にも行っていましたが、このところ、ほとんど
仕事だったので、長く見に行ったことがなく。行ってみたいなとも思いますが、
あんなに人ごみが多いところには行けそうにないなと気がつく(笑)
ライブ配信だけ見て、気分を味わいました。
今日は遠くに薩摩半島最南端の開聞岳(薩摩富士)も見えました。
昔はもっときれいに見えていたのですが、木々が成長し過ぎて、見えなくなって
来たのが残念です。
さて。今日は珍しく俳句の話題。
テレビをリアルタイムで見る暮らしの余裕がなくなってから、ほとんど見ない
生活をしていますが、唯一、楽しみにしているのが、木曜夜の「ブレバト!」。
2012年からスタートした『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』から
見ていて、今と全くスタイルは異なっていましたが、カルチャー色のある
バラエティだったと思います。この番組は内容をこまめに変更して来たという
印象がありますが、特に「俳句」に俳人の夏井いつき先生を起用してからの
人気は爆発的ですね。
夏井先生が初登場した日の回をよく覚えていますが、びっくりするほどの
毒舌っぷりには、本当に驚きました(笑)
ここまで辛辣な査定をする先生なんて、それまでいなかったので、ここまで
言っても「大丈夫なのかな?」とちょっとハラハラ。でも、そこには、俳句に
向き合う真摯な思いがあって、添削で17音の中に描かれる世界がどれほどの
広がりを見せるか、詠み手の思いをどこまで表現できるかをあざやかに見せて
くださることで、俳句の魅力を再認識させられた方が多かったと思います。
先週の査定では子育て中のママの俳句が並びました。
1位は相席スタートの山﨑ケイさんの俳句。
良夜なり すっぴんママのワイン会
子育て奮闘中のママたちが、家事に子育てにひと段落した夜、「飲まない?」と
誘い合って、すっぴんで気兼ねなく集まる夜に、一息をつくという素直な作品。
私はここで、ビールじゃなくてワインにしたところが山﨑さんらしいなと(笑)
相席スタートは、恋愛をテーマにした漫才やコントネタでブレイクした芸人さん。
「いい女とは?」といった女性に対するアドバイザー的な役割を果たす一面もあり、
ビールではなく、ワインにしたところに集まる子育てママたちのすっぴんだけど、
おしゃれに楽しみたいという、ママたちの生活背景やライフスタイルを垣間見せて
いるところがよかったですね。
永世名人は、まずはフルーツポンチの村上さんの句。
秋爽の皿や オリーブオイルの黄
ひと皿の中に秋のさわやかな一陣の風を吹かせたおしゃれな俳句。
ジュニアさんが「村上らしい句。好きではないけれど、すばらしい句」と
評価されていたのは同感でした。
オリーブオイルの黄ですが、この黄色の表現で紅葉の印象を想起させる。
この俳句だけ見ると、すてきなんですけど、村上さんのあの
顔を見たら、ねえ? おもしろいんですけど、何だかちょっと(笑)
続いて永世名人千原ジュニアさんの俳句。
二軒目へ 行く汝帰る吾 薄月夜
「行く汝帰る吾」という表見が音的にも文字としてもとても印象的で、
そこに「薄月夜」という季語を持って来ることでドラマを感じさせる。
これもジュニアさんらしいすてきな俳句でした。
俳句を読む人の感性にゆだねながら、句としての印象をきちんと刻む。
さすが永世名人ですね。
どちらの句も掲載決定。納得の俳句でした。
ママたちの中にもとテレビ局のアナウンサーだった方が参加されていたの
ですが、その方の俳句が最下位になったことで、随分とひどい言われ方を
しているニュースも見ました。
最近はこういったちょっとしたことでも「叩かれる」ということが多くて、
胸が痛みます。夏井先生の査定そのものにもバッシングを見ることがあります、
夏井先生おひとりの査定なので、その評価には賛否両論があるのは当然かなと。
こういった「正解」のない作品の評価は、とても難しい。その方の「好み」は
当然あるので、ブレずに査定をなさるのは、大変だろうなあとしみじみ、
夏井先生と私は同じ年齢。そして、大学は違いますが、同じく国文学科卒。
勝手に近しいものを感じて、ご活躍を嬉しく拝見しているのです。
同じ年齢と言えば、東国原英夫さん。こちらも同じ年齢の上に同じ市内で
生まれている(宮崎県都城市)という近しさを感じていたし、東国原さん
でないと詠めない俳句を作っていらっしゃったので、応援していたのですが。
もう、出場なさることはないんでしょうか。
え? 自分でも俳句をよんでみないのかですって?
いえいえ。俳句はあくまでも鑑賞するのが好きです(笑)
こちらのブログに足をお運びいただいている方はお気づきだと思いますが、
私は無駄に長文を書く癖があり、短い文章にまとめること自体が難しいので、
たった17音なんて、とても無理(笑)
これからもすてきな俳句に出会えることを楽しみにしています。
そうそう。「ブレバト!」もネット配信がされるようになってから、仕事で
リアルタイム放送に間に合わなくても見ることができるようになって、
本当に助かっていました。
あ、今はリアルタイムもOKですけどね。