卵焼き器で作るたこ焼き

昔、両親を連れて、少し遠いところにあるホームセンターに立ち寄ったとき、
たこ焼き器が売られていて、父がとても興味深そうな様子だったので、買って帰り、
それからよく「たこパ」をしていたことを思い出します。

偏食家で、自分の好みのものが食卓に出ていないと露骨に不機嫌になる父でしたが、
たこ焼きはとても好きだったので、「たこパ」をするとご機嫌。
父のご機嫌取りによく開催していました。

両親ともに看取り、たこ焼き器も古くなって、廃棄してしまったのですが、
ふと卵焼き器で作ればいいんじゃないかと思いついて作ったこと(こちらもかなり前)を
思い出して、すごーく久しぶりに作ってみたのですが、何かが違う(笑)

そうなんです。できあがりが薄い！　
分量のメモを残しておけばよかったのですが、うっすらとこんなだったと
思い出せる範囲で作ったので、違ったのかなと思いましたが、決定的な
今回の敗因は、卵焼き器の大きさの違いでした。
当時、使っていたのは、卵焼き器がもっと小さかったのでした。
おそらく分量は遠からずだと思いますが、大きさが違うから薄くなったと
いうことに気がついて、昔の写真を懸命にブログで探す。
こういうときに便利なブログ(笑)
これが昔作った卵焼き器のたこ焼き。




お、やっぱり、大きさがちゃうやん(たこ焼きだけに大阪弁になる)。
この大きさだとカットすると、ちょうど、たこ焼きみたいなサイズになって
いい感じやったんですね。まあ。味は一緒なので、今回のも食べればたこ焼き。
どなたかに食べさせるなら、ちょっと恥ずかしいけど、自分だけなら、
なーんも問題ありませんっ。

一応、レシピのご紹介です。
卵焼き器で作るたこ焼き
たこ焼き粉　40g
卵　1個
水　150ml
たこ　40ｇ
白ねぎ　1/4本
紅しょうが・天かす
かつおぶし・青のり
油　ソース　マヨネーズ
①ボウルに粉と卵と水を加えて溶いておく。
②たこはひと口大に切り、ねぎと紅しょうがはみじん切りにする。
③卵焼き器を熱して油を敷き、①にねぎを加えて混ぜて流し込む。
④たこと紅しょうがと天かすを散らし、ふたをして中火で焼く。
⑤生地がふちから離れ、焼き上がって来たら、ひっくり返して、
ふたをしてさらに2～3分焼く。
⑥器に盛って切り分け、お好みでソース、マヨネーズ、かつおぶし、
青のりを散らす。

ついでに出て来た「ちゃんとした」たこ焼き器で作ったたこ焼きの写真。
やっぱり、丸くないとね～。たこ焼き器がない今は作れないけど。残念。