灯油調達の旅は終わる？ 令和米不足情報

2月26日(水)のあさ空。

桜島上空は雲が多くて、日の出は見えそうにありません。

それでも、左手には陽光を感じることができます。

さて。今日は灯油調達の日。全く、この冬はこの灯油調達の話しかないのかというくらい通い詰めましたが、そろそろ、終息して欲しいところです。ここまで暖房費がかかったことはなかった気がします。例年だと、仕事に行っていますから、日中は使わないのに、今年は引きこもりで一日中、使ってしまったので、そりゃもう、当然ですね。灯油とエアコンを使った電気代を計算してみたら、アワアワしてしまう価格でした。怖すぎる。

月曜日に積雪したばかりで、2日しか経っていないのに、「もう灯油はそんなにいらないかも」と思うのは早計かもしれませんが、鹿児島は驚くほど、季節がつるべ落としのように変わるのです。今日も陽射しがいきなり鋭くなって、暑く感じるほどに。それでも、夜になれば、やはり寒くなるのは間違いないので、灯油は買わなくちゃと思いつつも、どれくらい買い置きするかは迷うところです。余らせるとそれはそれでもったいないし。

灯油をタンクに入れてくださっているGSのスタッフの方(中年の男性)に、「そろそろ寒さはやわらぐ感じでしょうか。今年は寒さが厳しかったですね」と話しかけると、なぜかびっくりされてしまいました(笑)　どう答えていいかわからない戸惑った笑顔を返されたので、「おやおや？」と思ったのですが、あとで考えると、高齢者が標準語で話しかけたからではないかと思い至りました。すみません。カライモ標準語(アクセントだけ鹿児島弁)で話すのを忘れてました。職場も標準語の方が多いので、考えていないと、つい、標準語のアクセントになってしまうのですが、あちらから見ると、違和感なんですよね。BBAの私なら、ばりばりのかごんま弁で話すだろうと思っていらっしゃるはずで。

押し寄せていた灯油の購入者も落ち着きはじめているのではないかと思って、状況を聞きたくて話を振ったのですが、盛り上がらずじまい。鹿児島弁で話しかけるには、「どうしたらよかったんだっけ？」と反省したけど、思いつかず。鹿児島人のくせに、鹿児島弁は「むっかしかーですよねえ」(難しいですね)。会社でも、私が鹿児島弁を使おうとすると、なぜか笑われます(笑)　笑いを取りたいわけじゃないんだけどな。

ひる空は晴天となり、まさに太陽光は虫眼鏡で光を集めてじりじりと焦がすみたいな感じになりました。焦げるよぅ。

雲がダイナミックに空を彩ります。

ここからの風景は桜島の左手に障害物が多くないけれど、下部は見えない。鹿児島市内はどこも山の上にあるので、桜島があちこから見えますが、住宅街で障害物がよけられないので、見え方は異なります。

特に買い物の予定もないので、灯油調達だけして帰ろうかと思いましたが、ふと、お米の入荷状況を確認したくて、のぞいてみることにしました。

基本的にAコープ(JAグループ)かCOOPかごしまでお米を買うのですが、こちらは個人経営のストア。先日の泉石蔵(農産物直売所)と同様に、大手ではない方が在庫があるのではないかと思ってのぞいてみたら、やはり、ありました。

ただ、2キロ入りだけ。5キロは全くありません。

私が購入する店舗では鹿児島県産がメインですが、こちらは熊本県産と福島県産も置かれていて、熊本県産が多めのようです。珍しいラインナップだなと思って眺めていると、男性の方がやって来て「うわっ。5キロが全くない」と驚いた声を出されていたので、「2キロが残っているだけでもマシですね。ほかの店舗では全くないところもありますから」と答えると、「そうですね」と頷きながらメモを取り始めました。こちらの方はお米の販売業者の方のようです。私がお米の種類を眺めていると、「このお米がおいしいですよ」と福島県産をすすめてくださいました。いつもは地産地消の私ですが、福島のお米との出合いも何かのご縁だと思い、福島を応援する気持ちで2キロを購入してみました。国消国産にはなりますからね。これだけお米が消えていると、やはり手に入るときに買い置きしておきたいなと思う気持ちもありで。

福島→鹿児島までの長旅、おつかれさまです。

福島県産のこしひかりは2キロで2060円でした。

ついでに、また、生協さんものぞいてみましたが、変わらずお米はなく。

実は22日にものぞいたのですが、そのときもなかった。

平成の米不足のときは、輸入米を食べるしかなくなったのですが、令和の米不足はまだ、国産のお米が手に入るだけありがたい状態かと思いつつ、主食の流通が不安定なままというのは、いかがなものかと。

「お米は食べないから知らニャイわ。お魚を頂戴」

2月22日はねこの日だったので、記念に生協さんの前にいたねこさんを撮影。このあと、飼い主さん？　見守り隊さん？　が、この子に「そこにいたら車に轢かれるよ」と声をかけていました。