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2月28日(金)のあさ空。2月の最終日は雨。雲に覆われる空。
雲のイリュージョンで、消える桜島。
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雨でにじむ町並み。あれ? そんな歌詞があった気が。
にじむ町並みを ふたり見ていた…??
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にじむ街の灯を ふたり見ていた
よく思い出してみると、「街の灯」でした。まちなみ→まちのひ
上田正樹さんの「悲しい色やね」は大阪弁の切ない名曲でした。
何の具体的な思い出はないけど(笑) 大阪で暮らしていたときの「にじむ街」の思い出は誘拐されかけたときのことくらいですね。あれはおそらく、全国的なニュースの被害者になりかけた記憶。思い出すと、小さいときに、何度も誘拐されて殺されかけたといった経験があると、どうしても心の構えが消えない。どこかで人との距離を取っていないと心配になったのは仕方なかったなと。性格的に人懐っこいところがあるのも本来の自分なのですが、距離感を詰められると、バランスを取れなくなる。
私の独断ですが、男女間の友情が成り立つと思う女性には、どこかで、男性に対するトラウマを抱えているのではないかと思っています。もちろん、自分を含め、私の身近な人たちのデータでしかないし、例外的な人もいるというのもわかっていますが。
私は人のおめでたいお話が好きで、自主的お見合いで人さまの出会いをお世話していたことがあります。「自分のことはどうした?」という厳しいご意見は置いておいて、レスキュー犬の生まれ変わりなので、お世話好きだったのです(意味不明な思い込み)。そんな日々の中で、年下のお友達のA子さんと、仕事仲間のB夫くんを引きあわせてみたらどうだろう?と考えていました。
A子さんは音楽仲間。かわいい系の美人で性格もとてもいい。年の差はひとまわり以上年下でしたが、とても気が合って仲良くしていました。一方、B夫くんは仕事先で知り合った男性で、俳優の緒形直人さん似で、大人しくて控えめな性格。ちょうどひとまわり下で、従弟と同じ年だったのと犬好き仲間として、仲良くしていました。それぞれと話をしている中で、このふたりは相性がとてもよさそうと思い、無理をさせないように話を持ちかけてみると、とても乗り気になってくれたふたり。ただ、どちらもおとなしい人たちなので、いきなり、ふたりきりではうまくいかない気がしたので、B夫くんの同僚の男性Cさんに頼み込んで、CさんにB夫くんのサポートをしてもらい、私がA子さんのサポートをするというカタチで4人で食事会を企画。CさんはB夫くんと年が近いけれど、既婚者で奥様ラブな人で落ち着いていて、とても人柄がいい。きっと、私の意図を汲んでくれると思ったのです。
私の思惑通り、その日はとてもなごやかに進み、Cさんはうまくサポートしてくれたし、B夫くんには「どうして、僕の好みがわかったんですか? 彼女は僕の理想にぴったりで驚きました」と感謝されました。A子さんの方も印象はよかったようなので、まずは「お友達から」とふたりはデートに出かけるようになり、あちこちにドライブに行って仲良くなってくれて、私も「よかった」と思っていたのですが、B夫くんがあまりにも先を急ぎ過ぎて、すぐに「結婚したい」とまで言い出して、私はちょっと困ってしまいました。
というのも、A子さんは容姿もよければ、性格もいいけれど、ご両親が離婚していて、彼女が「結婚」自体にトラウマを抱えていることを知っていたからです。私はそのことをB夫くんに説明して、彼女が本当の意味で心を許せるようになるには時間がかかるはずだから、友達としてお付き合いをして、先を急ぎ過ぎないで欲しいと言うのですが、B夫くんは待てない。何度もA子さんに結婚を迫るけれど、A子さんは「まだ、友達のままお付き合いしたい」と言い続けたようです。そこで待ってあげるのが本当の意味での愛なのではないかと思う私でしたが、思いはすれ違い、結局、A子さんは「友達付き合いができないなら」と、B夫くんを振ってしまったのでした。ふたりの相性自体はとてもよいと思いましたが、恵まれて育ったB夫くんにはA子さんの心の枷をはずしてあげるだけの想像力が足りなかったのかもしれません。待てば海路の日和ありということばをB夫くんに投げかけ続けたのですが。
男女間の友情が成り立つのは、A子さんのように、どこかでトラウマがあることがひとつの要件なのではないかと思います。私自身もそうですが、恋愛体質では全くなく、人懐っこい性格があっても、男性のことを簡単に受け入れられないトラウマを持っていると、友情が成り立つというか、友情までしか育たないことが多い。A子さんが思いやりがあって、とても性格がいいのも、心に傷を抱えているからこそとも言えるわけですから、人の心のひだを理解するのは簡単ではないわけで。
男女間に友情は成り立たないと思う方は、おそらく、友情までしか育たない心の枷を経験したことがないとも考えられます。友情までしか育たない気持ちは友達としては仲良くできても、パーソナルスペースを超えられると嫌悪や憎悪を発生させるほどの心の枷があるということと言えば、なんとなく想像していただけるのかなと思いますが。
ひる空。午後からは雨がやみ、天候は回復傾向。
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天候回復に伴い、気温はどんどん上がり、あたたかくなりました。
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このくらいの気候だと過ごしやすいけれど、寒さはぶり返すみたいですね。
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若いころは男性の友人たちと一緒に旅行に行ったりもしていました。もちろん、1対1ではなく、グループ旅行。既婚者はいません。恋愛感情のない友人関係は私にとっては本当に気が楽でしたが、この楽しい関係は私以外が離婚経験者ばかりだったというのが、成り立った原因だったのかも。それぞれが抱える心の枷が必要以上の場所に踏み入れさせない。私にはありがたい関係でした。
ただ、実質的にはそうであったとしても、男女間に友情は成り立たないと思っているパートナーがいる場合は、そこはパートナーの気持ちをきちんと配慮しなければならないと思います。そのあたりの想像力がない人が失敗をしてしまうということもありがちです。
親しい知人関係になる方が多い方だと思います
トラウマかあ…考えた事も無いですが、そう言う分析(というのか)があると、なんとなくわかりやすいですよね
若いころに、職場の同僚で(男性)仲良しがいて
しょっちゅう会社の休み時間でしゃべったり遊びに行ったり
じゃれついていましたが
周りの人は私達をお付き合い関係と思っていたみたいで
しかし、全くの友人、ちょっと兄妹のような関係でとてもラクチンでした
男兄弟がいなかったので、なかなかオモシロイヤツでした。
好きになるって 色々あるのですよね
(当時も、男女間に友情はありえない!!!なんて頑固な人もいましたけど
そう言う考えもあるんだなって思ってました~~ オキラクすぎですね…トホホ)
>なるへそ... への返信
シャインさんはやさしい方だから、お友達がたくさんいらっしゃるイメージです(^^)v
男女間に友情は成り立たないと頑なにおっしゃる方がいるので、こういう経験からこんな風に考える人もいるんだと言うと、ちょっとわかっていただけるかなと思って書いてみました(^_-) 理解していただけてうれしいです♪
もちろん、トラウマがなくても、シャインさんのように友達以上の「好き」にはならない人もいるだろうと、私は素直に思いますが、男女間の友情を認めない方は認めないんですよね。若いときはちょっと話をしただけなのに、「好きなんでしょ」などと、言って決めつけて大騒ぎをされたことも何度もあります。好きでもなんでもないといっても、そういう方って、「うそをつくな」とか言って、ほんとにややこしかったですね~(-_-;)