黎明の日々の光景

日々の光景の中にある美しく感じた瞬間・
きれいと感じた空間やモノ等をそのままに切り取りました。

伊豫稲荷神社

2013年01月03日 | 日記

平成25年1月3日(木)

きょうの松山市は、晴れ時々曇り、夕方頃に一時的に雨雲が広がって夕陽は見えず。

松山市の最低気温は2.1度で 最高気温は5.9度。

きょうは昼過ぎに伊予市稲荷本村にある正一位伊予稲荷神社に行ってきました。

鳥居の向こうに見える楼門は愛媛県指定の文化財で江戸初期の建立です。

  

楼門                                     拝殿側より撮影

  

 

楼門より参道(北方向)を撮影 

 

 社殿     

社殿横にある夜泣き石 (2つある岩の 右の小さい方らしい) 

元々 伊予市灘町の宮内家の庭にあったが、風の治まった月の無い深夜にはすすり泣きの声がこの石から聞こえていたが、ある人の助言で稲荷神社にある岩の横に置いたところ泣かなくなったそうである。

その後に この石を拝むと、赤ん坊の夜泣きがなおるという評判となり、夜泣き石に願をかけにくる人が多くいたそうです。

さて社殿の奥には命婦社(命婦狐霊)・久美社(九尾狐霊)があります。

  

連なる赤い鳥居の参道を進むと

 

お社があります。

久美社は、明治の頃に九州からの浪人風の旅人が郡中湊町の宿に宿賃の代わりとして置いて行った九尾の狐の尾が回り回ってこちらに奉納されたそうです。

言い伝えによると「元々この九尾の狐の尾は、九州の佐賀藩の鍋島家に代々伝わる秘宝で、蔵番をしていた家臣によって、ひそかに持ち出されたもの。」らしい。