黎明の日々の光景

日々の光景の中にある美しく感じた瞬間・
きれいと感じた空間やモノ等をそのままに切り取りました。

きょうの夕空とかの光景

2013年01月05日 | 日記

平成25年1月5日(土)

きょうの松山市は、晴れ。午前中は、濃密状態で巻層雲が広がっていてうす曇り状態。

午後は曇りで時々晴れで時々見える青空には薄くなった巻層雲と速い速度で流されていく巻雲がありました。

松山市の最低気温は-1.6度で 最高気温は8.3度。

今朝の空 なんとなく不思議な空模様 巻層雲で月もぼんやりしていました。

9時半頃に外に出てみると 

  

薄いグレーのぼんやりとした空に幻日というよりもリング状に近い幻日環みたいに見えていたが、撮影した時点では消え去る寸前でした。

左の写真が太陽の右側 右が太陽の左側 

どうも巻層雲が、濃く広がっていたので各地で環水平アーク、環天頂アーク等が見えたようです。

夕方にも太陽の右にかすかに幻日が見えていました。 

お昼頃に見えた 石鎚山

夕方頃の空

 

本日の夕空 かすかに夕陽の上に太陽柱が伸びています。

  

この後 夕日は、地平線付近の雲に隠れました。

 

まつやまのニュース

余土中学校移転新築

きょうの愛媛新聞(7面)に 松山市 余土中を移転新築へ 600メートル先運動場 15年度完成予定 校舎・体育館集約 という記事がありました。

余土中学校は、昭和22年に松山市と合併前の温泉郡余土村の中学校として創設されました。

その後に増築や運動場の増設が行われたため、学校敷地が市道に分断される形で3つの敷地(校舎のあるエリアと体育館・プール・武道場のエリアと第2グラウンド)に分かれています。

例えば体育館で集会があるときは校舎のある敷地から市道を横断して体育館に行くことになり、不便ですし不審者対策等の防犯安全面でもかなり問題がある現状です。

新校舎移転は約20年前から検討されていましたが、色々なことで実現していませんでした。

余土中学校

そして、極めつけは学校から600mも離れた松山中央公園手前にある第3グラウンドです。体育祭はここで行われるため、準備等での教職員や生徒たちの負担がかなり大きい状況ですし、部活もここで行われている部もあるので大変です。

この第三グラウンドは用地取得後の平成8年(1996年)4月に新校舎予定地として造成が完了しましたが、当時国の補助金で建設した新校舎があったことと松山市の財政状況で見送られていたとのことです。

ところで2015年に完成予定として移転計画が検討され始めたということですが、2つほど問題があります。

ひとつは松山中央公園にある競輪場です。

松山競輪場は、2005年(平成17年)2月に松山市堀之内から松山中央公園に移転しました。

で競輪場の新設とか移転は、自転車競技法の第四条の第1項で「競輪の用に供する競走場を設置し又は移転しようとする者は、経済産業省令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。」となっています。

許可の基準は同法の施行規則の第十条で 「法第四条第四項 の経済産業省令で定める基準は、次のとおりとする。」となっていて 続く 同条の第一項で「位置は、文教上又は保健衛生上著しい支障を来すおそれがない場所であること。」となっています。

特に何メートル離隔が必要というような具体的な記述はありませんが、申請の際に予定地の周辺の1キロ内の図面に学校などの教育施設や病院や老人施設や養護施設などを記載したものを添えて申請して経済産業省での許可をもらうことになります。

通常だと今回の移転地の第3グラウンドは、競輪場から直線距離で300m離れていないところにあるので当初の移転計画通りに余土中学校を移転していたら松山競輪場の移転は許可が下りなかったはずです。

中学校の移転計画をわざと遅らせて無理に競輪場を移転したと思われても仕方ありません。

なお、競輪場は広義的にはパチンコ店などと一緒の俗に言う賭博施設なのですが、なぜか風営法の対象外です。

で今回の中学校移転は、どういう判断が下されるかというと既設施設である競輪場の近くに中学校が移転してきても先取特権的な考えで問題なしということになると思います。

そういえば松山市の競輪事業の収支ですが、経済産業省の資料(平成22年9月)では黒字Bグループ(自らの競輪開催の収支は赤字だが、競輪場以外の収支の黒字で赤字を穴埋めし、トータルで黒字)です。また、松山市の決算を見ると競輪事業の特別会計?は平成22年度で歳入・歳出の差引で約5億5千万円の黒字のようです。

黒字Bグループといっても採算ラインの近くですから、翌年度は赤字に転落するかもしれない状況です。

そしてもう一つの問題は、敷地南東部分に食い込むようにして四国電力の特別高圧線の鉄塔が建っています。4m×4m程度の正方形状地ですが、上空には特別高圧線の送電線があります。

そのため、建物建設や土地利用に制限があり、父兄の間でも電磁波の影響等を心配する声が昔からあります。成長期の子供たちなので特に心配だと思います。

ちなみに四国電力関係者によれば高圧線の鉄塔よりもNHKのラジオの送信所(松山市針田にある赤白の鉄塔等)の方がはるかに電磁波が強いとのこと。

新築移転費用等で30億円必要なので第2グラウンドとかは売り払って校舎のある敷地を残して隣接する市立幼稚園や学童保育施設や公民館等で再利用する予定らしい。

余土中学校移転予定地の第3グラウンド 中央が見えるのが問題の特別高圧線の鉄塔