このところ、雲のないカラッと晴れた青空の日はなかなかありませんが、晴れたり曇ったり、
夜雨が降ったりと、やや不安定な空模様です。
旧堀田古城園の庭の木々には適度な雨と日差しはありがたいところです。
今は、くちなしの白い花が咲いています。

この時期ならではの盆地の蒸し暑さもありますが、信玄公没後450年企画展も開催中です。
信玄公の遺品も里帰り中ですので、この機会にぜひ、ご覧ください。
さて、昨日、信玄ミュージアムは休館日でしたが、お休みの日だからこその光景もありました。

スロープの床の上で大胆に横になる子猫。
まだ小さく、この春に生まれたばかりみたいです。
新人さんの寝顔を撮ろうともう一歩近づくと、ハッと気がついて一気に駆け出し、

縁の下に滑り込むように逃げられました。
君は誰の子?と、しばらく様子を見ていると、背後からのんびり、ゆっくりと母ニャン登場。

うちの子が何か?みたいな顔で近づいてきまして。
お久しぶりだね、と、こちらもご挨拶して話しかけていると、

誰も通らないので通路に座り込み、そのうちウトウトと寝てしまいました。
曇り空で石畳も暑くない午前は、ニャンたちにとっては最高の昼寝場所なのでしょう。
残念ながら、子猫は縁の下から低木の藪に入って出てきませんでしたが、
邪魔しては悪いので退散しました。
母ニャン、元気で何よりでした。
先日、休日にご来館された方から、見学中に顔に怪我をした猫を見かけたので、施設の
見回りの強化と、その猫がいたら保護できないかというご連絡をいただきました。
早速、ミュージアムに行って確認するとともに、スタッフにも伝えましたが、該当しそうな
猫の姿はなく、見かけていないそうです。
この付近にはノラさんが多いので、この母ニャンファミリー以外は定着していないものですから
偶然、移動途中に体を休めていたのかもしれません。
引き続き、注意して見まわるようにしたいと思います。