武田氏館跡散策についてのお知らせ

2024-10-18 09:39:27 | イベント
桜咲いてます、をお知らせしたばかりですが、この週末もまだまだ暑さが継続しそうな
予報となっています。
ただ、旧堀田古城園のお庭の様子は、しっかり秋模様になっていまして、
シュウメイギクやキンモクセイなど、この時期の花々が咲き誇っていて、
館内にも香りが漂ってきています。
甲斐八珍果にも数えられるザクロの古木にも実がなってます。

ちなみに甲斐八珍果は、ほかにブドウ・モモ・カキ・リンゴ・ナシ・クリ・クルミとなっています。
今でも山梨といえばブドウとモモは一大産地となっていますし、カキもこれからの季節、
甲州ころ柿と呼ばれる干し柿の加工が始まり、民家の軒先にもぶら下がるようになりますよ。
今年の暖かさは、生活に困ることも多いのですが、ニャンたちにはありがたいのか、
最近、固定場所で昼寝をする姿をよく見かけます。
午前の早い時間に居眠り姿を目撃し、

ガイド活動が終わって帰る頃にお目覚め?か、何見てんだよ、みたいな感じで
寝起きを邪魔されて少し不機嫌そうなニャンです。

さて、暑いくらいの気候ですが、館跡の木陰を歩くにはちょうど良い感じです。
今週末の20日には、躑躅ケ崎歴史案内隊の皆さまの活動もあります。
七五三の家族連れも増えていると思いますが、
いつものように境内に受付が出ますので、気軽にお声がけください。
なお、今週から武田氏館跡西曲輪では、武田神社で境内整備の一環で樹木等の伐採
作業が行われています。
作業区内は、危険防止のためテープで立入禁止の処置をしていますので、
中には入らないようにご注意ください。
期間は来月下旬までの予定です。

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ボランティアガイド活動中

2024-10-17 18:48:50 | 紹介
10月半ばになりましたが、平年に比べて気温高めでやや外出時は汗ばむ陽気です。
朝夕は冷え込みも出てきたので、何となく秋らしくはなってきましたが、
日中はまだまだ暑いと感じる今日このごろです。
武田神社には、暑い中ではありますが、和装で着飾った七五三のお子様たちの姿も
見受けられ始め、季節感だけは秋でございます。
異常な気候のおかげで、甲府駅から武田神社までまっすぐ伸びる武田通り沿いのソメイヨシノ
が狂い咲きをしていまして、春だと勘違いして花を咲かせている異常な状況です。
所々ですが、秋空にサクラです。

とはいえ、例年ですと行楽シーズン真っ只中でして、神社参拝の方も平日でも
比較的多く見受けられますし、団体旅行のバスも増えています。
そうしたところで、団体様のガイド依頼がありまして、
15日(火)と本日17日(木)にご案内をいたしました。
久々に大型バス2台で一度に100人近い方をご案内でしたので、
約25人くらいで4班に分けて行動しました。

ガイドの皆さまにもいろいろと無理を言って集まっていただき、
一つの班を2名でご案内しましたが、制限時間も限られる中で、
できるかぎりのご案内をしました。
おかげさまで、わかりやすくて良かったとの好評をいただきましたので、
日頃の勉強の成果が十分発揮されたのではないかと思います。
ちなみに、元々16日(水)にはガイド研修の予定も組まれていたので、フル参加の方は
3日連続でのガイド活動になってしまい、本当に申し訳なかったです。

これから11月中旬までは、まだまだ受け付けました予約の案内が続き、
しばらく繁忙期となっていますが、新規依頼も随時受け付けています。
ガイドをご希望の方は、依頼者のご都合、ご興味に応じて
可能なかぎり対応をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
お電話は、055−223−7324 甲府市教育委員会歴史文化財課まで
お待ちしております。






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柳澤家移封300年記念合同事業追加情報

2024-10-11 15:58:18 | イベント
今月最初にお知らせをしました合同事業につきまして、
信玄ミュージアム、信玄公宝物館に次いで、来月甲府市太田町にあります
一蓮寺様で開催される特別公開の追加情報があります。

開催日に変更はありませんが、時間や資料などの詳細が決まりました。

開館時間は、午前10時00分〜午後4時30分(最終入館時間)
展示資料は、すべて今回の趣旨に合わせた特別公開で、普段は非公開です。
今回の目玉になる県指定文化財「絹本著色柳沢吉保像」のほか、
武田信玄公が家宝を模写したと記録される、県指定文化財「紙本著色渡唐天神像」、
吉里が描いたと伝わる羅漢図2幅、東山天皇勅額など、柳澤家にゆかりのある文化財を
中心に非公開の寺宝を期間限定で公開いたします。

一蓮寺は、武田氏の一族だった一条時信が創建した時宗寺院です。
時信の子供たちは、信州国境の武川筋(現在の韮崎市から北杜市域)の村々
に入って勢力を広げ、形成された武士団が武川衆と呼ばれました。
柳澤家もその一族ですので、始祖時信創建の一蓮寺は、重要な寺院とされてきました。
合わせて開催される11月3日(日)のご住職の講話ではそうした歴史について、
わかりやすくお話をいただけます。
武田家、そして柳澤家と一蓮寺との関係や歴史についての知見を深める
良い機会になると思います。

11月始めの三連休とその前後、甲府市の信玄ミュージアムと一蓮寺、
甲州市の信玄公宝物館を柳澤家つながりで、はしごしてみてはいかがでしょうか?


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甲府歴史講座~甲府を学ぶ~(前期)第4回を開催しました。

2024-10-04 15:02:41 | イベント
9月27日(金曜日)甲府歴史講座の第4回を開催しました。

「なぜ富士は美しいのか~世界文化遺産からの恩恵~」をテーマに
富士山科学研究所研究管理幹 吉本充宏さんが講演しました。



毎年9月は「防災月間」です。
1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生したことに由来しますが
今回の講座も、身近な活火山の富士山について、
歴史と防災の視点で講座をお願いしました。

出だしの「火山としての富士山」の紹介は
活動期は10万年で、若く
マグマ溜まりが、20kmで深い。
このようにスケールが大きく、圧倒されました。

富士山がどのようにしてできたのか、
位置やプレートの動き、マグマの成分など学びました。

避難対象エリアや気象警戒レベルについても知ることができ
富士山への防災対策を意識できました。

皆様、ご参加ありがとうございました。
次回は、10月28日(月曜日)です。
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重要文化財高室家住宅の見学会を開催しました。

2024-10-03 09:53:56 | イベント
9月28日㈯に
「私の地域・歴史探訪重要文化財高室家住宅見学会
~茶菓の出し方・いただき方教室と年に一度の放水銃~」
を開催しました。

高室家住宅について歴史文化財課職員が説明しました。
高室家は、江戸時代から医薬業を営んでいて
建物の中には薬を保管する棚や、外には薬草が植えてあったという
特徴があります。


離れでは、小笠原流礼法師範 西海真紀さんから
茶菓の出し方・いただき方を学びました。

もともと高室家は小笠原氏の一族であり、
この土地をもらい高室を名乗った経緯があるので
こうしてこの場所で小笠原流礼法を学べて感慨深かったです。


放水は3分ほどでした。
放射状に水が撒かれ、放水銃が無事機能しているのを
皆さんで確認しました。
大切な文化財が今後も
守り伝えられますように!

ご参加いただき、ありがとうございました。
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